1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:15:37.37 ID:sBiARLI4.net

穂乃果「……」

にこ「……」

穂乃果「……」

にこ「……」

穂乃果「……あれ?」

にこ「なによ」

穂乃果「くれないの?」

にこ「なにを?」

穂乃果「なにを……ってそりゃバレンタインだよ?チョコだよ!?」

にこ「チョコ?……そういえばおやつにチョコ買ってきたけど食べる?」

穂乃果「わーい!やっぱ板チョコなら明治だよね……って違うよ!バレンタインチョコだよ!」

にこ「さすが、鋭いノリツッコミね、穂乃果」

穂乃果「えへへー……ってだから違うよ!」



2: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:16:13.83 ID:sBiARLI4.net

にこ「なによー、お菓子ならことりとかいっぱい持ってるでしょ?」

穂乃果「なんでそーなるの!?」

にこ「……え、違うの?」

穂乃果「違うよ、バレンタイン!好きな人に!チョコを!渡す日だよ!!」

にこ「あー……そっちね」

穂乃果「どっちだと思ってたの!?」

にこ「なんでも良いじゃない」

穂乃果「まあいいや、にこちゃんチョコちょうだい!」

にこ「……ちょっと待って」

穂乃果「へ?」


3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:17:59.74 ID:sBiARLI4.net

にこ「まず確認するわ……バレンタインってなんの日?」

穂乃果「だからー、好きな人にチョコをあげる日だよ?」

にこ「私はあんたのことを好きって言った?」

穂乃果「ううん?」

にこ「じゃあ、あんたの事を好きだって根拠あったの?」

穂乃果「それはわからないけど……穂乃果はにこちゃんのこと好きだよ!」

にこ「オーケーオーケー……ってことはあんたが私にチョコを渡すのが正しいじゃないの!」

穂乃果「……あっ」

にこ「今気づいたのね……」

穂乃果「でもでも、そしたらにこちゃんは穂乃果の事を好きではない……!?」

にこ「……えっ」


4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:19:08.59 ID:sBiARLI4.net

穂乃果「そうとは知らずなんて勘違いを……!」

にこ「いや、まあ……嫌いじゃない……っていうか……好き……ではあるけど……てかチョコなら用意して……」

穂乃果「そうと決まったら、穂乃果が最高に美味しいチョコをプレゼントするよ!そして告白するよ!」

にこ「いや、だだ漏れ……ってええっ!?」

穂乃果「じゃあねにこちゃん!」


ガチャ、バタン


にこ「ちょっとま……人の話を聞きなさいよこのバカ!」

にこ「はあ……どうすんのよこれ……」


6: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:23:39.61 ID:sBiARLI4.net

穂乃果「そうと決まればみんなに聞いてみよう!と、いうわけで海未ちゃん、絵里ちゃん!」

海未「はい?」

絵里「どうしたの?」

穂乃果「二人ってバレンタインにどんなチョコをあげたい?」

絵里「……そうねえ、手作りが一番じゃない?もらった事しかないからわからないけど」

海未「私ももらったことしか無いですが……一番は手作りじゃないですか?」

穂乃果「ふむふむ……手作りね」

海未「穂乃果は誰かにあげるのですか?」

穂乃果「うん、にこちゃんに」

絵里「え?」

穂乃果「ん、どうしたの?」

絵里「や、なんでもないわ」

絵里(そういえば今朝ウキウキで穂乃果に渡すチョコ持ってきてたけど……なんか面白いし内緒にしとこ♪)

海未(絵里……なんか変なこと考えてますね……)

穂乃果「とりあえず分かった、ありがとう!」


7: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:28:37.94 ID:sBiARLI4.net

穂乃果「次は……花陽ちゃん、凛ちゃん!」

凛「にゃ?」

花陽「どうしたの?」

穂乃果「二人はバレンタインにどんなチョコをあげたい?」

凛「凛はかよちんにチョコあげたよー」

花陽「チロルチョコだけどね……」

穂乃果「花陽ちゃんは?」

花陽「私も買ったチョコをあげたよ、手作りも良いけど確実に美味しいものも渡したいし」

穂乃果「ふむふむ……」

凛「もしかするとにこちゃんにあげるのかにゃ?」

穂乃果「おー!よく分かったね凛ちゃん!」

凛「えれへ、それほどでも!」

凛(ていうか普段の言動でバレバレだよ穂乃果ちゃん……)

花陽(特に最近はにこちゃんにこちゃんって付いてってたもんね……)

穂乃果「ありがとう二人とも!じゃあね!」


ダダダダ……


凛「行っちゃったにゃ」

花陽「相変わらずだねえ……」


8: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:32:13.91 ID:sBiARLI4.net

穂乃果「続いては~……真姫ちゃん!」

真姫「せっかく気持ちよくピアノ弾いてたのに……」

穂乃果「あはは、ごめんごめん……と、いうわけで真姫ちゃんがバレンタインにあげたいチョコは?」

真姫「えぇ……特にないわよ、あげないしあげる気もない」

穂乃果「さすがに冷たいよー!」

真姫「でも……そうねえ……せっかくだし少し高いものをあげたいわね」

穂乃果「高いもの?」

真姫「一年に一回でしょ?どうせなら良いものが良いんじゃない?」

穂乃果「なるほどぉ~……さすが真姫ちゃんありがとう!じゃあね!」

真姫「あっ、ちょ……せっかくだからゆっくりしてけば良いのに……」


10: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:37:53.18 ID:sBiARLI4.net

穂乃果「最後は希ちゃん、ことりちゃん!」

希「チョコなぁ~……やっぱり、アレやね」

ことり「アレだね」

穂乃果「?」

希「アレやよ、私が」

ことり「チョコレート♡みたいな?」

穂乃果「えっ……ええええええ!?」

希「あはは、じょーだんじょーだん」

ことり「どんなものでも、気持ちがこもってれば良いんじゃないかなあ?」

穂乃果「気持ち……」

希「そうそう、『好き』って気持ちがこもってるんなら、なんでも良いと思うよ?」

ことり「やっぱり、そこだよね」

穂乃果「気持ち……気持ちかぁ……」

希「まあ、にこっちのことやからなんでも喜ぶんと違う?」

ことり「にこちゃんだしねえ……」

穂乃果「?どういうこと?」

ことり「なーいしょっ」

ことり(両方ともわかりやすいからね)

希(本人が気づいてないだけやね)

穂乃果「とりあえず……みんなの意見を参考ににこちゃんにチョコあげてみる!ありがとう!」


11: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:41:50.76 ID:sBiARLI4.net

穂乃果「手作りで、ちょっと高い良いもので……気持ちがこもってて……」

穂乃果「やっぱりアレかな、アレしかないかな……」

穂乃果「……よし、決めた!」


……………


穂乃果「戻ってきたよにこちゃん!」

にこ「うひゃあっ!?ちょっと、そんなうるさく入ってくるんじゃないわよ!」

穂乃果「あはは、ごめんごめん」

にこ「……で、チョコ用意できたの?」

穂乃果「うん、これ」

にこ「これ、まんじゅうじゃない……しかも穂むらの」

穂乃果「つまらないものですが……付き合ってください!」

にこ「そういう風に告白しないでしょ普通!?」

穂乃果「……あれ?」


12: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:44:41.52 ID:sBiARLI4.net

にこ「第一なんでまんじゅう!?チョコでなく!?」

穂乃果「いや、チョコだよ?」

にこ「え?」

穂乃果「ほら、よく見て?」

にこ「なになに……『バレンタイン限定チョコまんじゅう、餡が二層チョコになってます!』……本当だチョコだ」

穂乃果「でしょ?ちょっと高くて、しかもこれは穂乃果が作りました!」

にこ「そこでまんじゅうって発想があんたらしいわね……」

穂乃果「と、いうわけでにこちゃん、穂乃果と……」

にこ「ちょっと待って」

穂乃果「へ?」


13: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:47:49.51 ID:sBiARLI4.net

にこ「はいこれ」

穂乃果「……なにこれ」

にこ「なにって……バレンタインでしょ?チョコよ」

穂乃果「あー、さっきチョコ欲しいって言ったから……ありがたくいただきます!」

にこ「なんでそうなるのよ!バレンタインよ、チョコよ!?」

穂乃果「……つまり?」

にこ「私が!あんたに!チョコをあげるって言ってるのよ!?」

穂乃果「あ、なるほど……ってええええ!?」

にこ「気づくの遅いわよ……」

穂乃果「さっき買ってきて?」

にこ「朝から持ってきてたわよ」

穂乃果「友チョコとか……?」

にこ「……ほ、本命よ」

穂乃果「なるほどー本命かー……えええええ!?」

にこ「何回驚けば気がすむのよあんた……」


14: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:52:42.00 ID:sBiARLI4.net

穂乃果「いやでも、さっきは……」

にこ「あれはウソ」

穂乃果「もー、にこちゃんの嘘つきー!」

にこ「悪かったって……それじゃ」

穂乃果「ちょっと待った!」

にこ「げ」

穂乃果「……なんで帰ろうとしてるの?」

にこ「え、渡すもの渡したし……返事はホワイトデーにでも……」

穂乃果「今じゃダメかな……というか穂乃果告白したよね?返事、まだだよね?」

にこ「いや……こっちも本命……」

穂乃果「もう答えが決まってるのに、帰るのはどうかと思う……ん、だけど……」

にこ「は、恥ずかしがってるんじゃないわよばか!」

穂乃果「に、にこちゃんだってすっごく照れてるじゃん!」

にこ「い、いいのよ私は!」

穂乃果「なにそれ酷い!」


15: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:55:28.16 ID:sBiARLI4.net

にこ「はー……もう分かった、腹くくるわ」

穂乃果「……う、うん」

にこ「頼むから構えないで、逃げたくなるから」

穂乃果「は、はい!」

にこ「いやだから……まあいいわ……えっと……その……私は」

穂乃果「……どきどき」

にこ「ああもううるさい!……その……穂乃果が……好き、なんだけど……」

穂乃果「……うん」

にこ「良かったら……その……つ、付き……合わない?」

穂乃果「……はい」

にこ「頼むからうつむかないで恥ずかしくて死にそう!」

穂乃果「ご、ごめん恥ずかしくて!」


16: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 22:57:49.16 ID:sBiARLI4.net

にこ「えっと……じゃあ……よろしく、お願いしま、す?」

穂乃果「こ、こちらこそ……ふつつか者ですが……」

にこ「……ぷっ」

穂乃果「ど、どうしたの?」

にこ「いや、さすがにそこまでかしこまられると却って面白いというか……」

穂乃果「もー!」

にこ「ま、とりあえず行きましょ?暗くなってきたし……その、一緒に帰りたいし……?」

穂乃果「そ、そう……だね」


17: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 23:01:13.03 ID:sBiARLI4.net

にこ「……手、暖かいわね」

穂乃果「にこちゃんこそ」

にこ「……悪くないわね、こういうの」

穂乃果「……うん」

にこ「はー……でも、もうすぐ卒業なのよね……私たち」

穂乃果「卒業しても、みんなとの仲が終わるわけじゃないよ?」

にこ「そうね……バカなこと言ったわ。忘れて」

穂乃果「良いよ、別に」

にこ「……そろそろ別れないと」

穂乃果「手、離れてくれないんだけど……」

にこ「奇遇ね、私も」

穂乃果「……えへへ」


18: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 23:03:26.58 ID:sBiARLI4.net

穂乃果「あ、そうだ忘れてた!」

にこ「え、なに……」


ちゅ


穂乃果「……よし、じゃあ穂乃果行く!」

にこ「……」

穂乃果「じゃ、また明日!」


タッタッタッ……


にこ「……へ?は?」

にこ「……あーもー、なんなのよあほのかー!!!」



19: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 23:04:10.31 ID:sBiARLI4.net

短いですがおしまい

テーマは
飾ったチョコより飾らない気持ちが欲しい
です




20: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 23:07:15.17 ID:nQ/rYl1E.net

乙にこっ☆


21: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 23:08:38.86 ID:Nr7AxXv0.net

乙乙


22: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/14(日) 23:13:02.19 ID:TbNk26ns.net

ほのにこいいぞ~











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