3: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:14:17.83 ID:NYhlSOnf0


~星空家~


凛「にゃっぷっしょん!!!」

花陽『うわわ、凛ちゃん大丈夫?』

凛「うん、熱はだいぶ下がったんだけどお母さんはもう1日休めーって」

花陽『そっか…』

凛「あーあ…凛もお菓子工場見学行きたかったなー」

花陽『もうー、ちゃんと寝てなきゃダメだよ?』

凛「えーだってこんなに元気…ニャプシュン!」

花陽『凛ちゃん!?』

凛「グズグズ…だってこんなに元気なんだよ!」

花陽『説得力がないよぉ…』

凛「こっそり抜け出しちゃおうかなー。
  お母さんたち、今日帰り遅くなるって言ってたし、それまでに帰れば…」



4: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:16:06.97 ID:NYhlSOnf0



花陽『ダメだよ!凛ちゃん!』

凛「うっ!…じょ、冗談だにゃー…」

花陽『もうっ………』

凛「でも早く皆に会いたいにゃー、一人だと何もすることなくて寂しいなー…」

花陽『凛ちゃん………あ、ご家族遅くなるって…じゃあ夜ご飯とかは…?』

凛「たしかお母さんがスープとか作ってくれたみたいだけど…」

花陽『もし良かったら、お邪魔しても…いいかな?』

凛「え!?かよちん来てくれるの!?…でも風邪うつっちゃうよ?」

花陽『いいの、そんなの気にしないよ!』

凛「か、かよちん!…」ジワ


5: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:17:28.77 ID:NYhlSOnf0

花陽『それに凛ちゃん、ご飯あってもカップラーメンとかで済ませそうだし…』

凛「ギクッ!…べ、別に凛、こっそり手に入れた黄金のカップラーメンを食べようなんて
  こ、これっぽっちも思ってなかったよ!」

花陽『やっぱり…こういう時はちゃんと栄養を取らないと―』

凛「かよちん今日はお母さんみたいだにゃー…」

花陽『うっ…ゴメンネ?…』

凛「ううん、かよちんに心配かけた凛がいけないんだにゃ、だから謝らないで?」

花陽『凛ちゃんっ…だけど、カップラーメンだけは絶対にダメだよ!?』

凛「分かったにゃ!かよちんとの約束は絶対だにゃ!」

花陽『そうだね!絶対だね!』

凛「にゃー!」

花陽『にゃん』クスクス


6: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:18:54.24 ID:NYhlSOnf0

凛「…ところでかよちん、時間は大丈夫なのかにゃ?」

花陽『時間?』

凛「うん。朝練、とっくに始まってる時間だよ?」

花陽『…………ピャァァァァァァー!!!!!!』

凛「かよちん!?」

花陽『うぅっ…まだ凛ちゃんが迎えに来ないから大丈夫だと思ってたよぉ…』

凛「かよちん…」

花陽『じゃあ行ってくるね!お土産持ってくからね!』

凛「わかったにゃ!ありがとうかよちん!」

花陽『うん!じゃあまた学校で連絡するね!』

凛「はーい!」ポチッ

凛「…かよちん、海未ちゃんとかに怒られないかにゃ」

凛「はぁー…暇だにゃー、そうだ!穂乃果ちゃんから借りたマンガ!
  もうちょっと残ってたんだった!今のうちに読んじゃおーっと!」


8: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:22:45.27 ID:NYhlSOnf0

――――――――――――――

~下駄箱~


【手紙でしか気持ちを伝えられない、こんな私だけど許して。
 単刀直入に言うわ、私はあなたが好き。ずっと好きだったの。
 …なんて、ビックリしちゃうかな?こんな先輩でゴメンね。
 返事、待ってるから。いつまでも、待ってるから。
                        矢澤にこ 】


真姫「」

真姫「…これ…」

絵里「ま、真姫!げ、下駄箱の前で固まって、ど、どうしたの?」

真姫「」ヒョイ

絵里「こ、これは!ら、ラブレター!?」

真姫「はぁ…こんなことだろうと思ったわよ」

絵里「な、なんのことかしら?」ダラダラ


9: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:24:16.88 ID:NYhlSOnf0

希「えりち…」

真姫「あら、そっちから出てくるのね」

希「みてられなくなったんよ」ハァ

真姫「…まぁ、それは正論かも?」チラッ

絵里「希っ、なんで出てきちゃうのよっ」コソコソ

希「えりちがこういう場面に弱いことを忘れてたウチの失敗やね」

真姫「完全に人選ミスよ?」ジトー

絵里「もうっ!だからこういうドッキリはやめようって言ったのに///」

希「いや、ノリノリやったやん。で、
 『ここは私に任せて!』って作戦無視して出て行って…」シラー

絵里「うぅ…」

希「にしても真姫ちゃん、すぐに偽物だって見破ったなー?」ニヤニヤ

真姫「あ、当たり前でしょ!?字の形が全然違うんだから!」

希「あれー?結構似せて書けたと思うんやけどなー」

絵里「やっぱり『単刀直入に言うわ。あなたが好き。』だけにすれば良かったわね」


10: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:25:58.73 ID:NYhlSOnf0

希「にこっち、なんだかんだ思いを綴っちゃうタイプだと思ったから
  ちょっと長めにしてみたんやけど裏目にでたかー」

絵里「でも実はちょっとドキッとしちゃったり?」ニヤ

真姫「ぜ、全然!」

希「真姫ちゃん可愛い…と」メモメモ

真姫「何メモしてんのよ!」

希「ま、たしかににこっちは手紙は使わないかも知れんねー」

絵里「使うとしても呼び出して…とかねー」


にこ「さっきから下駄箱で何してんのよ…」ハァ

真姫「に、にこちゃん!」

にこ「いつもより早く朝練切り上げて用事があるって3人で
   とっとと抜け出したと思ったら…」

海未「人を騙すようなことは感心しませんね」

希「う、海未ちゃん、早かったなーアハハハ」ダラダラ


11: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:29:09.57 ID:NYhlSOnf0

海未「まったく…どうせまた希が仕組んだでしょう」

希「だ、大正解ー、海未ちゃんさすが~…」

海未「リリホワの時に凛と一緒に色々やってくれましたからねぇ」

希「その節はもう色々と申し訳ございませんでした。
  だから、ウチだけメニューをキツくするのはどうか~…」ペコペコ

海未「さぁ、どうしましょうか、真姫?」ニコ

真姫「お任せするわ、もう付き合ってられない」ハァ

絵里「そういえば穂乃果とことりは一緒じゃないの?」

にこ「穂乃果はランチパック忘れたって買いに行ったわ」

海未「ことりもジュースを買うってついていきました」

絵里「相変わらずね」ハハハ

にこ「というわけで、これはにこが預かっておくわ」ヒョイ

真姫「ヴェェ」

海未「どうしてです?」

にこ「万が一誰かが落として学校中に変な噂が広まる前に、直々に処分するのよ」

真姫「ま、一番それが安全かも?」


12: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:30:34.86 ID:NYhlSOnf0

絵里「あ、そういえば海未、今日は下駄箱に何も入ってないの?」ニヤニヤ

海未「なっ!絵里!」カァァ

にこ「何の話よ?」

絵里「あれは月曜だったかしら、下駄箱でなにやら立ち尽くしてる海未が―」

海未「ど、どこから見てたんですか!」

絵里「私は普通に歩いてただけよ?で、海未はなにやら手紙を―」チラ

希「ふぅーん?さすがは海未ちゃんやねー」ニヤニヤ

にこ「ぐぬぬぬ…」

真姫「もう、私は先に行くわね?」ハァ

海未「え、絵里!///」

ガララ

穂乃果「やっと着いたー!!!…ってみんな、玄関で何してるの?」

ことり「途中で花陽ちゃんと一緒になったよ!」


13: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:32:23.90 ID:NYhlSOnf0

花陽「あ、あの!朝練出られなくて、すみませんでした!」

絵里「ああ、気にしないで?凛のことだろうなーってみんな分かってたわ」ウインク

ことり「ほらね、大丈夫だったでしょ?花陽ちゃん♪」

花陽「あ、ありがとうございます!」

穂乃果「で、何の話ー?」

絵里「海未がモテモテ、って話」ウインク

海未「絵里!」///

穂乃果「う、海未ちゃんが?…ふぅーん…」チラッ

ことり「…」

希「?」


14: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:34:46.65 ID:NYhlSOnf0

海未「もう……ところで、やはり凛は今日もおやすみ…ですか?」

花陽「う、うん。元気みたいなんだけど、やっぱり万全じゃないみたいで…」

希「あらら、凛ちゃんが2日連続おやすみってよっぽどやね」

絵里「たしか今日は1年生、お菓子工場見学よね?」

花陽「うん…」

ことり「凛ちゃん、前から楽しみにしてたのに、ちょっと可哀想だね…」

穂乃果「ホントだよ!あ、穂乃果が代わりに!―」

海未「穂乃果ぁ…」シラー

穂乃果「じょ、冗談だよ…」

花陽「あ、あの!それで、お願いが…」

希「ん?どうしたん?」

花陽「凛ちゃん、電話でちょっと寂しそうで…
   今日はご家族の帰りが遅くなるみたいで、私が夜ご飯を作りに行くんですけど…」

穂乃果「もちろんだよ!」


15: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:36:38.11 ID:NYhlSOnf0

花陽「…えっ?」

穂乃果「凛ちゃんのおうちに行ってほしいんだよね?もちろんOKだよ!」

にこ「さすがに私でも分かったわ」ハァ

絵里「今日は1年生が遅くなるからどっちみち自主練の予定だったしね」ウインク

希「なんでもお見通しやん?」ニコ

真姫「わ、私、今日の放課後、と、特に予定、ないんだけど?」チラチラ

花陽「あ…ありがとう!みんな!」グスッ

にこ「お礼を言うのは、あなたじゃなくて凛でしょ?」

穂乃果「よーし!そうと決まれば放課後、みんなで凛ちゃんのお見舞いに―」

海未「行きたいのはやまやまなんですが…」

穂乃果「え?海未ちゃん、お見舞い行きたくないの?」

海未「いや、行きたいんですけど…」


16: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:38:26.02 ID:NYhlSOnf0

ことり「穂乃果ちゃん、今日の放課後、生徒会の…」

穂乃果「…あ!」

絵里「なにか仕事?」

海未「今まで練習でなかなか生徒会の方に手が回せず…」

ことり「やらなきゃいけないことがだいぶ溜まっちゃってて…」

海未「自主練の今日、一気に片付けてしまおうと思っていたのです…」

穂乃果「しまった!…でも、凛ちゃんは大切なメンバーだよ!?」

海未「わ、わかってますよ!」

希「…でも後回しにもできないこともあるんよね?」

ことり「うん…」

花陽「や、やっぱり、私と真姫ちゃんだけで…」

穂乃果「花陽ちゃん…ううん、私行くよ!一度決めたことは、最後までやり抜かなきゃ!」

真姫「生徒会長だってそうでしょう…」

ことり「……あ、そうだ!こういうのはどうかな?」





17: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:49:11.54 ID:NYhlSOnf0


~星空家~

凛「黄金のカップラーメンの誘惑に打ち勝ち…お昼を食べたにゃ!」

凛「そういえば穂乃果ちゃんから借りた漫画感動だったなー」
  
 「凛もあんな恋愛したいにゃー…」

―――
―――――――
―――――――――――――

花陽『凛ちゃん!…あのね、花陽…ずっと凛ちゃんのこと…』

凛『かよちん…』ギュッ

花陽『り、凛ちゃん!…』///

凛『それ以上…言わなくても…凛知ってるよ』キリッ

花陽『う、うん!…私、幸―』

真姫『待ちなさい!』ズバッ

花陽『ま、真姫ちゃん!』

凛『なんで真姫ちゃんが凛とかよちんの話しに入ってくるの!』


18: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:56:50.36 ID:NYhlSOnf0

真姫『ナ、なんだっていいでしょ!ほら、花陽、離れなさい!』

花陽『ピヤァ!』

凛『にゃ!かよちんを返すにゃー!』

真姫『凛…』ダキッ

凛『!?』モギュ

真姫『凛…なんで花陽ばかり見てるの…?』

凛『…え?』

真姫『もっと…もっと私を見なさいよ!…こんなに……気づいてほしっ…』ボロボロ

凛『真姫ちゃん…』

花陽『真姫ちゃん!凛ちゃんから離れて!』グイグイ

真姫『は、離しなさい!…凛!私、凛じゃなきゃ嫌なの!私が嫌なのぉ!』

花陽『凛ちゃん!どっちが大切なの!選んで!』

―――――――――――――
―――――――
――

凛「な~んちゃってにゃ!」///


19: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 15:58:04.54 ID:NYhlSOnf0

凛「あ、メール…かよちんからだ!」ピッ


花陽『夜は真姫ちゃんとお邪魔することにしたけどいいかな?
   あと、穂乃果ちゃんとにこちゃんが夕方お見舞いにいく予定だけど
   もし体調が悪くなったらちゃんと連絡するんだよ?
   私たちがいくまで、2人にお世話になっててね!
   甘えすぎちゃダメだよ?
   これからお菓子工場に行ってきます!
   凛ちゃんがいないのは寂しいけど真姫ちゃんや皆で
   たくさん思い出持ち帰るね!楽しみにしててね!
   ちゃんとご飯食べて、ちゃんと寝てなきゃダメだよ?
   カップラーメンはもちろん禁止です!
   それから―』


凛「そ、想像以上の長文…もう、かよちん心配しすぎだよ」

凛「って穂乃果ちゃんたちくるの!?
  ううぅーー!テンション、上っがるゴホゴホゴホゴホッ…」

・・・・・・

凛「ちょっとお昼寝しようかにゃ…」


20: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:01:20.49 ID:NYhlSOnf0



~放課後~


店員「ありがとうございましたー」

ウィーン

にこ「水分とゼリー飲料と…ちゃんと買ったわよね?」

穂乃果「凛ちゃんのお家は…こっちのほうだよね」テクテク

にこ「にしても今日暑いわね…秋だってのに。自分のジュース買って正解ね」gkgk

穂乃果「なんとか現象ってやつだよね?ジメジメは穂乃果もキライだなー」パタパタ

にこ「あとあんたは絵里と希に感謝しときなさいよ?」テクテク

穂乃果「は、はい…それはもうほんとに」

にこ「あの2人や海未とことりだって凛のお見舞いに―」

穂乃果「わ、わかってるよ!そのためのメッセージカードだよね!」

にこ「まったく。でもこれなら凛も喜びそうね…ってちゃんと持ってきたっけ…」ガサゴソ

穂乃果「ちょっとにこちゃん!?今日一番大切なものを忘れたとか…」

にこ「たしかバックの中のファイルに…あったわ、これよこれ」ポロ

穂乃果「ん?にこちゃん、何か落ちたよ?」ヒョイ

にこ「へ?…あ!ちょ、返しなさい!」バシッ


21: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:03:03.21 ID:NYhlSOnf0

穂乃果「うわ!ビックリしたー…なんなの?それ」

にこ「希のイタズラアイテムよ。捨てるの結局忘れてたわ…」ハァ

穂乃果「なんかよくわかんないけど、大変そうだね…」アハハ

にこ「あんたに同情されるとはねー。ってか凛の家このあたりじゃない?」

穂乃果「あ、そうそう…たしか…ほら、あの家だよ!」ダッシュ

にこ「ちょっと!なんで走るのよ!」

穂乃果「星空家!星空家だよ!」ビシッ

にこ「ぜぇ…分かったから…表札を指差すのやめなさい…」グッタリ

穂乃果「はい!」ビシッ

にこ「まったく…汗かっちゃったじゃない!」

穂乃果「冷たいお水です、どうぞどうぞ!」スッ

にこ「それ凛に渡すやつだから!自分のジュース飲むわよ!」gkgkgkgkgk

穂乃果「おー!さすが自称宇宙ナンバー1アイドル、すごい飲みっぷり…」


22: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:03:45.56 ID:NYhlSOnf0

にこ「自称てつけるのやめなさい……あれ?」ガサゴソ

穂乃果「うん?」

にこ「今見てみたらカード7枚しかないけど、あんたってカード自分で持ってたっけ?」

穂乃果「それなら持ってるよ!やっぱり直接手渡しかなーって…あれ?」ガサゴソ

にこ「…まさか?」


穂乃果「財布がない!」

にこ「あんたバカじゃないの!?」

穂乃果「あれ~!?カバンにないよ!?どーしよー!?」ウルウル

にこ「なんでそんな大事なものなくしてんのよ!」

穂乃果「ちなみにメッセージカードはあります…」スッ

にこ「なら問題ないわね!…じゃないわよ!別の問題が生じてるから!」

穂乃果「うぅ…きっと悪い人に拾われるんだ…そして穂乃果のお金で遊んで暮らすんだ‥」

にこ「そんな大金!?いいから落ち着きなさい!」ビシッ

穂乃果「痛っ!」


23: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:04:44.73 ID:NYhlSOnf0

にこ「落ち着いて考えましょ?まず学校から……」

穂乃果「ど、どうしたの?…」グズグズ

にこ「あんたさっきコンビニで買い物したわよね?」

穂乃果「うん…」

にこ「ならとっとと道を引き返して財布確保よ!行くわよ!」

穂乃果「待って!1人で大丈夫だよ!」ガシッ

にこ「きゅ、急に勇ましくなったわね」

穂乃果「にこちゃんは先に凛ちゃんに会ってて!
    財布見つけてすぐ戻ってくるから!」ダダダダ

にこ「ちょっと!…」

にこ「もー、なんなのよ!」


24: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:06:10.30 ID:NYhlSOnf0

~星空家~

凛「zzz...ん…」

むくり

凛「…うぅーん!あー…よく寝たにゃ~…」

凛「いっぱい汗かいちゃった…」ベットリ


凛「でも目覚めスッキリ!身体が軽いにゃ!」



凛「…もうこんな時間かー穂乃果ちゃんたち来るって言ってたし…顔洗ってこよーと」


ジャバジャバ


凛「ふぅーとりあえずサッパリ!今のうちに身体も拭いちゃおうか―」


ピンポーン

凛「?はーい」ダダダダ


25: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:07:11.08 ID:NYhlSOnf0

ガチャ

凛「あ!にこちゃんだにゃ~!」

にこ「にこちゃんだにゃ~じゃないわよ!簡単にドア開けちゃだめじゃない!」

凛「うっ…」

にこ「…まぁお説教は今度にして、元気そうね、良かったわ」

凛「うん!もうすっかり元気だよ!さ、上がって上がって!」グイグイ

にこ「ちょ!大丈夫なの!?」

凛「いいのいいの!どうぞどうぞ!」グイグイ

にこ「お、おじゃましまーす…」


26: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:10:52.58 ID:NYhlSOnf0

ガチャ

凛「さぁ、どうぞ!」

にこ「へぇ~、なかなか可愛い部屋じゃない」

凛「え、そ、そんなことないよ~」///

にこ「何今更謙遜してんのよ、綺麗だし、いい部屋じゃない」

凛「えへへ…にこちゃん、ありがとうー!」ダキッ

にこ「ちょ!わ、分かったから!離れなさい!」グイグイ

凛「えへへー!さ、座って、どうぞ!」

にこ「ありがとね。あ、これ、買ってきたわ」スッ

凛「?」

にこ「ゼリー飲料とスポーツドリンクよ。
   でも、こんなに元気だったら必要なかったみたいね」


27: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:11:49.91 ID:NYhlSOnf0

凛「わ、ありがとー!…じゃあお金を…」

にこ「何言ってんの、そんなのいらないわ、気持ちよ、気持ち」

凛「ほんとにありがとう、にこちゃん」ニコッ

にこ「私だけじゃないわ、花陽が提案しなきゃこのお見舞いもなかったし、
   それに、みんな協力してくれたのよ?」

凛「ぐすっ…みんなの気持ちが…あったかいにゃー…」グスッ

にこ「何湿っぽくなっちゃってんのよ、似合わないわよ―?」ナデナデ

凛「にこちゃん…」

にこ「次に皆に会った時に、ちゃんとお礼言うのよ?」

凛「うん!あとでみんなにメールするにゃ!」

にこ「やっぱり元気な凛が一番ね、早く練習顔出しなさいよ?」


28: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:13:03.60 ID:NYhlSOnf0

凛「うん!……そういえば、穂乃果ちゃんは?もしかして生徒会?」

にこ「あー、あの子はちょっとあってねー、もうすぐ来るわよ」

凛「穂乃果ちゃんに会うのも楽しみだにゃ!」

にこ「そうだ、穂乃果が来る前に渡しとくわ」ヨイショ

凛「?まだなにかあるのかにゃ?」

にこ「みんなの気持ちがこもったものよ。まぁ渡したほうが早いうぐっ!!!!」

凛「にこちゃん!?」

にこ「なななななな、なんでもないわよ…こ、これが皆からの…」ダラダラ


29: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:14:42.63 ID:NYhlSOnf0

にこ(ああああーーー…お腹が…お腹が痛い!…
   さっきジュースがぶ飲みしたから!?うっ…こらえて、堪えるのよ!…)ギギギ

凛「に、にこちゃん、顔が怖いよ!?」

にこ「え、ええ?も、問題ないわ!にっこにっこぐぉぉぉぉ!!!!」ウグググ

にこ(あー限界!…でも、お見舞いに来た後輩の家でお腹痛くなるって最低でしょ!…
   
   しかもメンバーの家とは言えトイレ借りて下痢とかもっての他あああああああ!)

凛「にこちゃん!?お腹痛いの!?おトイレならあっち―」

にこ「スーパーアイドルが人の家でできるわけないでしょ!!!」クワッ

凛「顔がアイドルじゃないよ!もう!ここでされたらもっとまずいにゃ!」

にこ「うぐぅぅぅ…それもそうね!…凛!申し訳ないけど…」

凛「あっちに出てこっちにゃ!急ぐにゃあ!」

にこ「行ってくるわ!絶対に誰にも言うんじゃないわよ!!!!」ダダダダダダ

凛「頑張ってー…にこちゃん…大丈夫かにゃ?」


30: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:18:48.36 ID:NYhlSOnf0

凛「そういえばにこちゃんが取り出しかけたこれ、なんなんだろ?」

ヒョイ

凛「メッセージカード?…みんなの分があるにゃ!…」

凛「かよちん、真姫ちゃん、絵里ちゃん、希ちゃん、海未ちゃん、ことりちゃん…
  
  にこちゃんの分もある!…穂乃果ちゃんのは…穂乃果ちゃんが持ってるのかな?」

凛「…でもこの真姫ちゃんが作ってくれた特製ノートはいらないにゃー」アハハ

凛「みんな…ありがとう…優しすぎるにゃー…」グスッ

凛「大好きだよ!」


ポロッ


凛「ん?まだ手紙が…でもメッセージカードとちょっと違う…」ヒョイ

凛「あ、もしかして穂乃果ちゃんのかにゃ!そうだ、そうだよ!」アハハ

凛「穂乃果ちゃん気合入ってるにゃ!すごい大事なお手紙じゃないんだか―」ペラッ


31: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:19:46.82 ID:NYhlSOnf0

【手紙でしか気持ちを伝えられない、こんな私だけど許して。
 単刀直入に言うわ、私はあなたが好き。ずっと好きだったの。
 …なんて、ビックリしちゃうかな?こんな先輩でゴメンね。
 返事、待ってるから。いつまでも、待ってるから。
                        矢澤にこ 】

凛「」

凛(どどどどどどどど、どうしようー!これ絶対開けちゃいけなかったやつだにゃ!)

凛「にこちゃん、か、返すにゃ…」

凛(あれ?これ…もしかして…凛に…?)


32: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:21:17.25 ID:NYhlSOnf0


凛「やばいにゃ!凛、にこちゃんからラブレター貰っちゃった!…」

凛「」

凛「…こういうときは誰かに相談する…んだよね!?」

凛「さっき読んだマンガでも相談してにゃ!」

凛「えーと、えーと…ここは海未ちゃん!正直誰でもいいけど海未ちゃんだにゃ!」

凛「『どうしよう!凛、ラブレター貰っちゃった!』……送信っと」ポチポチ

凛「…」///


33: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:22:36.69 ID:NYhlSOnf0

~学校~

海未「絵里、ほんとうにありがとうございます。生徒会の仕事手伝っていただいて…」

絵里「ふふっ、穂乃果とやるよりはかどるんじゃない?」

海未「それはもう…でも押し付けるような形になってしまって…」

絵里「いいのいいの、好きでやってるんだから」

海未「絵里…ありがとうございます!」

絵里「さっさと片付けて、早めに終わったらみんなで凛の復活祝いで渡す

   お菓子でも買いに行きましょう?」ウインク

ガチャ

希「海未ちゃん、えりち、ちょっといい?」

ことり「ちょっと手伝って欲しいんだけど…」


34: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:27:27.60 ID:NYhlSOnf0

海未「どうしました?」

ことり「それがね、備品整理がなかなか終わらなくて…」

希「それに加えて先生からも頼みごとされな~」

ことり「ヒデコちゃんたちも忙しいみたいで…それで」

絵里「断りきれなかったのね」

ことり「ゴメンね!私、必死に頼まれると弱くって…」

海未「いいんですよ、ことり。さぁ、行きますよ」

絵里「いや、海未は自分の仕事をしてなさい、私だけでいいかしら?」

希「もちろん!えりちだけでも十分やで」ニコッ

絵里「海未、じゃあこっちの仕事、お願いできるかしら?」

ことり「海未ちゃん、ゴメンね!すぐに終わらせて手伝うから!」

海未「わかりました、でも気にしないでください。ほら、みんなが待ってますよ?」

ことり「うん!じゃあ行ってくるね!」

バタン


35: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 16:28:37.43 ID:NYhlSOnf0

海未「…とは、言いましたが…」

たんまり

海未「まだまだ時間はかかりそうですね…」

海未「気合を入れ直して頑張りましょう!」

ビービー

海未「ん?メールですね。」


凛『どうしよう!凛、ラブレター貰っちゃった!』


海未「ふふっ、凛、今日はお休みでしたよね。どうやって貰うんです?」

海未「さては穂乃果やにこと3人で私をからかってますね?」フフフ

海未「その手には乗りませんよ」ポチポチ

海未「送信…完了です。さて、仕事を片付けますか」


37: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:25:29.70 ID:NYhlSOnf0


~星空家~

ブーブー

凛「あ、返ってきた!」


海未『ふふっ、元気そうで何よりです。
   でも冗談のキレはまだまだみたいですね(笑)』


凛「し、信じてもらえてない!」

凛「そしてこの(笑)が微妙にムカつくにゃ!」

凛「もー、本気だって伝わってない!絶対に信じさせなきゃ!」


凛「えーと…『もう海未ちゃん!ラブレターのこと真剣に考えた!?凛は本気なんだよ―」

ガチャ

にこ「はー…スッキリしたー」

凛「にゃーーーーーーーー!!!!!!!!」ポイッ


38: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:36:24.69 ID:NYhlSOnf0

にこ「うわぁ!ビックリした!そんな驚かなくてもいいじゃない!」

凛「に、にこちゃんが急に入ってくるから!」///

にこ「あ、ごめんなさい、声くらいかけるべきだったわね」

凛「う、うん…」

にこ「トイレありがとねー。…あと、絶対に誰にも言うんじゃないわよ」グイ

凛「は、はい、分かり、ました…」ウツムキ

にこ「どうしたの急に?」

凛「え、いやー、気にしないで!ハハハハハ!」

にこ「ほんとに大丈夫?…あ、そうそう、読んだかしら?」

凛「え?…」


39: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:40:14.85 ID:NYhlSOnf0


にこ「さっき渡そうとしたやつよ。読んだ?」

凛「え、え、あ、はい…」

にこ「みんな心配してたわよーて、なんでさっきから敬語なの?」

凛「あ、いえ、お気遣いなくぅ!…」フリフリ

にこ「また人のことからかってるんじゃないでしょうねぇ?」ジトー

凛「だ、大丈夫だってっ…ハハハ」ダラダラ

凛(ダ、ダメだぁ…なんか意識しちゃうよぉ…)チラッ

にこ「」ジトー

凛(すっごい見つめてるにゃ!ど、どうしよう!…)

にこ「凛、ちょっとこっち向いて」

凛「えっ?えっ?」///


40: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:41:04.66 ID:NYhlSOnf0

にこ「いやいや、なんでうつむくのよ。こっち向きなさい」グイ

凛「にゃぁ!(強引に正面向かせられたよぉ!なに、なんなの!?)」///

にこ「…なんか顔赤いわよ?熱上がってるんじゃない?」

凛「え?い、いや、ぜっんぜん大丈夫!ほら、凛元気ゴホゴホゴホ!」

にこ「ほらぁ!咳でちゃってるじゃない!やっぱり熱あるんじゃない?」ピト

凛「!?」///

にこ「う~ん、ちょっとあるかも…」

凛(に、にこちゃんが…ボ、ボボボボ、ボディータッチ!)///

凛「………にこちゃんの手…小さいにゃぁ…」ポケー

にこ「…きゅ、急になによ?」

凛(声に出てたああああああにゃあああああ!!!)///


41: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:41:57.89 ID:NYhlSOnf0

にこ「とりあえず大人しくしてなさい、で、水分とって寝てなさい、分かった?」

凛「は、はい…」

凛(な、なんか…意識し始めたからかな…なんだか積極的に感じる…ん?)


にこ『へぇ~、なかなか可愛い部屋じゃない』

凛『え、そ、そんなことないよ~』///

にこ『何今更謙遜してんのよ、綺麗だし、いい部屋じゃない』

凛『えへへ…にこちゃん、ありがとうー!』ダキッ


凛(思い返せば…にこちゃん、今日はどことなくイケメンモードだったにゃ!)


42: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:46:34.55 ID:NYhlSOnf0

凛『わ、ありがとー!…じゃあお金を…』

にこ『何言ってんの、そんなのいらないわ、気持ちよ、気持ち』


にこ『何湿っぽくなっちゃってんのよ、似合わないわよ―?』ナデナデ

凛『にこちゃん…』



凛「にこちゃん…」///

にこ「凛?」トン

凛「にゃぁ!に、にこちゃん!」


43: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:47:32.59 ID:NYhlSOnf0

にこ「ほんとに大丈夫!?ボーっとしてたわよ?…って」クンクン

凛「な、なに…?」

にこ「あんた、汗かいてそのままでしょ?ちょっと臭うわよ?」クンクン

凛「な、なんでニオイ嗅ぐの!?にこちゃんの変態!そんな趣味があったの!?」

にこ「ちょ、落ち着きなさい!」

にこ「汗かくのはいいけど、ちゃんと体拭いて着替えなきゃダメってことよ」

凛「あ、そ、そうだよね…わ、忘れてたにゃぁ…」ハハハ

にこ「仕方ないわねー、脱ぎなさい」

凛「へ?」

にこ「だからー、脱ぎなさいって」

凛「はい?」

にこ「たしか練習の時に使うシートがあったから…」ガサゴソ

凛「え、いやいやいやいやいやいやいや」ブルブル


44: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:53:12.50 ID:NYhlSOnf0

にこ「何遠慮してんのよ、背中とか拭きにくいところ、拭いたげるわ」

凛「だ、大丈夫だよ、ほんと!うん!」///

にこ「あ~、もしかして恥ずかしいのぉ~?ニコのこと~意識しちゃうとか~」ニコニーモード

凛「は、はい…」///

にこ「いやいや、そんなマジに返さなくても…」

にこ「ほら、上だけよ、今さら恥ずかしがることないでしょ?」グイグイ

凛「にゃ、にゃぁ!分かった、分かったにゃ!」

にこ「もう、早くしなさいよ?」

凛「はい…」

にこ「もう…」

凛「…ぬ、脱ぎますよ…?」///

にこ「う、うん、言わなくていいわよ?」


45: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:56:13.71 ID:NYhlSOnf0

凛(にこちゃん…凛をこのまま押し倒すんだ…きっとそうなんだ…)

――
―――――――
―――――――――――――


凛『にゃっ…』バタッ

にこ『ふふっ、やっと従ってくれた』ナデナデ

凛『にこちゃん…』

にこ『初めから素直に従ってくれればいいのに…私の子猫ちゃん』ナデナデ

凛『にゃぁ…』

にこ『今度はやけに素直じゃない。もっと凛…』クンクン

凛『にこちゃん!?凛、まだ汗ふてないからっ…』

にこ『もうー、だから良いんじゃない』

凛『え?…』


46: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:57:27.82 ID:NYhlSOnf0

にこ『好きな人の匂いを嗅ぐと、幸せになれるって言うでしょ?』言いません

凛『に、にこちゃん!…』

にこ『ほら、もっと私に凛を感じさせなさい?…もっと―』

―――――――――――――
―――――――
――

凛「……やっぱり無理だにゃぁ!」

にこ「ぎゃぶ!」ズボ

凛「あ、ご、ゴメン…」

にこ「もう!いきなり顔押さえつけなくてもいいじゃない!」


47: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 17:58:52.93 ID:NYhlSOnf0

ピンポーン

凛「あ!だだだだ誰か来たにゃ!」

にこ「穂乃果かしら、そろそろ来てもおかしくないころだしね」

凛「穂乃果ちゃん!?り、凛、出てくるね!」スタタ

ガチャバン


にこ「ちょっと!…元気なのかそうじゃないのか分からないわねー…」

にこ「ん?」

スマホ

にこ「そういえばあの子、さっき携帯ぶん投げてそのままじゃない」ヒョイ

にこ「もう、踏んじゃったらどうするのよ…」パッ

にこ「…あれ、電源触ったかしら?画面付いちゃった―」


48: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:00:14.05 ID:NYhlSOnf0


『もう海未ちゃん!ラブレターのこと真剣に考えた!?凛は本気なんだよ』


にこ「」

にこ(どどどどどどどど、どうしよう!これ絶対見ちゃいけないやつだわ!)

  (編集途中…これを打ってる途中で私が来たから慌てたのね…)

  (だから急にしおらしくなってたのかー…分かったわ、なるほど…)

にこ「」

にこ(海未って…海未よね?…そういえばラブレターがどうのって朝言ってたわ…)


49: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:01:43.47 ID:NYhlSOnf0

にこ(まさかこんな身内に…しかも凛のこのメールから察するに軽くあしらわれた?…)

――
―――――――
―――――――――――――


凛『海未ちゃん!凛と…お付き合いしてください!』

海未『…凛、顔を上げてください』

凛『海未ちゃん…』

海未『申し訳ありませんが、その気持ち、受け取ることはできません…』

凛『う、うん、分かってたよ』エヘヘ

海未『…どうしてです?』

凛『凛知ってるよ、海未ちゃんは穂乃果ちゃんとことりちゃんが大好きなんだよね?』

海未『!…』

凛『大好きってより…大切な存在なんだよね?だから、知ってたよ』

 『凛が海未ちゃんの1番になれないことくらい』

海未『凛…』


50: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:04:23.37 ID:NYhlSOnf0

凛『それでも…それでもいい。凛、2番でも3番でも何番でもいいの!』

凛『海未ちゃんの特別な存在になりたい!もっと大事な存在になりたいの!』

海未『…』

凛『…な、なーんて…迷惑だよね…』ポリポリ

海未『…分かりました…でもすみません、しばらく時間をください』

凛『うん、待ってる。…いつまでも、待ってるよ…』


―――――――――――――
―――――――
―――


にこ(凛!あんたってどうしてこう―)ボロボロ

ガチャ

穂乃果「おっじゃましまーす!」

にこ「ひゃああああああああ!!!!!」ポイ


51: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:08:05.25 ID:NYhlSOnf0

穂乃果「うわぁビックリした!」

にこ「穂乃果!いきなり大声出さないでよ!」

穂乃果「ご、ごめん、まさかそんなにビックリするなんて…」

にこ「あーもうー…で、凛は?」

穂乃果「なんか体拭いてから来るってー。おー、ここが凛ちゃんのお部屋かー」キョロキョロ

にこ「あんまり見て回るんじゃないわよー?座ってなさい」

穂乃果「はーい」ストン


52: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:10:13.67 ID:NYhlSOnf0

ガチャ

凛「お、お待たせしましたー…」

穂乃果「おかえり!凛ちゃん、お部屋可愛いね!」ブイ

凛「そうかにゃー!えへへ、ありがとー!」

にこ「ふふっ、今度はやけに素直じゃない」

凛「え!?」

にこ「は?」

穂乃果「ん?」

凛「も、もう、穂乃果ちゃん、冗談はよしてよぉ」///

にこ(なんなのこの子)

穂乃果「よく分かんないけど、ファイトだよっ!」

にこ「言えば良いってもんじゃないわよ」


53: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:12:32.36 ID:NYhlSOnf0

凛「…あ、そうだ、穂乃果ちゃん、マンガ返すね!」

穂乃果「え?もう大丈夫なの?」

凛「うん!今日のうちに全部読んじゃった!面白かったよ!」

穂乃果「でしょー?特に4巻のあのシーンとか良かったよね!」

凛「凛はやっぱりあそこのシーンだにゃ!」

穂乃果「おー!分かってるぅ!」

穂乃果「そうそう、このマンガを昔海未ちゃんに見せたらさー」

凛「うんうん!」

にこ「」


54: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:14:00.27 ID:NYhlSOnf0

穂乃果「海未ちゃんってば、恥ずかしいです!って顔真っ赤にしちゃってさ!」

凛「えー!」

穂乃果「でも最後は、素敵でしたっ、って泣き出しちゃってね」

にこ「」

穂乃果「そこを遅れてやってきたことりちゃんに見られて、

    『穂乃果ちゃん?…海未ちゃん…なんで泣いてるの…?』って本気で
    
    怒られかけたことがあったなー」シミジミ

にこ(怖!)

凛「へー!それは面白いにゃ!」ハハハハ


55: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:15:39.28 ID:NYhlSOnf0

穂乃果「でもことりちゃんもことりちゃんでね!

    3人でアイドル始めたばかりときは『衣装の採寸だよ♪』とか言って

    海未ちゃんにベタベタしたりしてたんだよ!ずるいよ!」

凛「ほんとに2年生はみんな仲良しだにゃー」

にこ(いやいやいや!)

穂乃果「この間も授業中居眠りしてたら、海未ちゃんが―」

にこ(…さっきからなんか、海未の話しばっかじゃない!)

穂乃果「で、そのあとに、ビシッとしてください!て海未ちゃんに―」

にこ(ちょ、ちょっと!凛の気持ちも考えて…)


56: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:16:28.33 ID:NYhlSOnf0

穂乃果「だから海未ちゃんに言ってやったんだ!パンは正義だよ!って―」

凛「へ、へぇー…」ハハ

にこ(ほら!凛があからさまに気まずそうじゃない!)

にこ(そりゃそうよ!自分の好きな人の話を実質勝者から聞かされてるわけよ!?)

にこ(もうー!見てられないわ!)

凛(穂乃果ちゃん…話し長いにゃー…)

穂乃果「でねでね!この間海未ちゃんと一緒に―」

にこ「…っこの、アホのか!」グワッ

凛「!?」

穂乃果「ひどい!」


57: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:18:11.61 ID:NYhlSOnf0

にこ「あ、あぁ~、り、凛は病み上がりなのよ?長々話しちゃ迷惑じゃない!」

にこ(あっぶなーつい衝動的に…)

穂乃果「だからっていきなりアホって言わなくても!」ウルウル

凛「穂乃果ちゃん、り、凛は大丈夫だよ?」

穂乃果「凛ちゃ~ん、ゴメンね!最近話してなかったからつい話しすぎちゃったよー!」モギュ

凛「穂乃果ちゃんは元気が一番だにゃ!」

にこ「ちょ、ちょっと!ほら、離れなさい!」グググ

穂乃果「ブー」


58: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:22:20.56 ID:NYhlSOnf0

にこ(このまま穂乃果のペースにさせてたらまた海未の話に持ってかれるわ!)

にこ(ここは引き剥がして適当に話題変えるべきね!)


凛(…にこちゃん、あんなに大声出してまで凛のこと…)

凛(きっと穂乃果ちゃんにヤキモチ妬いたんだ!きっとそうだにゃ!…)


穂乃果(たしかに凛ちゃんのこと考えてなかったよね…ちょっと反省…)

穂乃果(でもにこちゃん、あそこまで怒らなくてもいいじゃん!)

穂乃果(…もしかして……………ちょっとだけ実験…)



59: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:23:28.42 ID:NYhlSOnf0

にこ「…さあて、じゃあなにか話題を―」

穂乃果「にこちゃん、そんなに怒って海未ちゃんみたい」チラッ

にこ「!?」

凛「?」


にこ(なんでここでまた!?しかもこっち伺ってる!?)

にこ(もしかして気づいてる!?凛が海未のこと好きなのに気づいてるの!?)

にこ(そして私が凛に対して気をつかってる事も?…)

にこ(…まさか、今日穂乃果がここに来たのって、凛を潰すため!?)


60: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:25:07.62 ID:NYhlSOnf0

――
―――――――
―――――――――――――

凛『ううぅ…やっぱり穂乃果ちゃんたちには敵わないや…』

穂乃果『これで分かった?海未ちゃんにはね、穂乃果がいればいいんだよ』

凛『…でも!そんなの海未ちゃんの気持ちを全然!―』

穂乃果『分かるよ』

凛『…え?…』

穂乃果『海未ちゃんのことは全部分かる。だってずっと一緒だったんだから…』

凛『うっ…』

穂乃果『リリホワ三姉妹!とか師弟関係!とか言われて調子乗っちゃった?』

凛『うっ…うぐぅぅ…』ポロ

穂乃果『あれ?泣いちゃった?まぁ、仕方ないよね?これが現実だもん』

凛『うぅぅぅ…うわぁぁぁぁん!』ボロボロ

穂乃果『ふふっ、凛ちゃんは笑顔が一番。…でもね、涙もとってもお似合いだよ』ニコッ


61: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:27:00.76 ID:NYhlSOnf0

―――――――――――――
―――――――
――


にこ(させない…させないわ!)

にこ(凛の笑顔はこの私が守る!穂乃果、あなたの思うようにはさせない!)ギロッ


凛(にこちゃんが穂乃果ちゃんをものすごい形相で睨んでる!…)

凛(やっぱりすごい嫉妬してたんだ…)


穂乃果(うわぁ睨まれたぁ!…でもこれで分かったよ…にこちゃん…)


穂乃果(にこちゃんは…海未ちゃんに気があるんだよね!)

穂乃果(だからさっき海未ちゃんの話をしたときに怒ったんだ…)


62: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:28:05.53 ID:NYhlSOnf0

穂乃果「」

――
―――――――
―――――――――――――


海未『ラブアローシュートーーーーー!!!!バンバンバンバン!!!!』

海未『ど、どうでした?が、頑張って練習したんですが…』

にこ『すっご~い!海未ちゃん、可愛い!さすが学校一のモテモテちゃぁん!』

海未『そ、そんなことないです!私なんかより穂乃果やことりのほうがずっと…』

にこ『もぉ~、そんなに謙遜しちゃドァメドァメ~』

にこ『海未ちゃんは~ほんとに可愛いんだから~自身持つニコ!』

海未『にこ…て、照れてしまいますっ…』///

にこ『照れた顔も可愛いわよ』キリッ


63: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:29:23.64 ID:NYhlSOnf0


海未『に、にこ?…』

にこ『他の女の子が知らない表情…にこにだけもっと見せてほしいなぁ?』

海未『…にこ…愛してます』ギュ

にこ『海未…』ギュー


―――――――――――――
―――――――
――


穂乃果(…渡さない…海未ちゃんは絶対に!…)

穂乃果(ことりちゃんと2人で決めた海未ちゃん同盟…)

穂乃果(これからも海未ちゃんはことりちゃんと私、2人のもの…)

穂乃果(そして私とことりちゃんは海未ちゃんのもの)

穂乃果(いくら大好きなメンバーだからって…それは絶対に譲れない!)キリッ


64: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:30:17.96 ID:NYhlSOnf0

にこ(な、なによ?…徹底して対抗しようっての!?)

にこ(私も負けないわ…凛を守るために戦うわよ!)ギロッ

凛(なんか殺気を感じるにゃぁ…お見舞いにきたはずにゃぁ…)


穂乃果「ねぇ凛ちゃん、海未ちゃんってどんな人がタイプか知ってる?」チラッ

凛「にゃ?」

にこ「くっ!…」

にこ(なんという直接攻撃!?ここで私みたいな人って言って凛の自信を奪う気ね!)

穂乃果(凛ちゃんには悪いけど、間接的ににこちゃんを遠ざけるにはこれしかない!)

穂乃果(私みたいな人って言ってにこちゃんの自信を奪っちゃおう!)


66: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 18:32:34.18 ID:NYhlSOnf0

凛「え~と…穂乃果ちゃんみたく明るい人?」

凛「あ!それともことりちゃんみたく優しい人とか!?」

にこ(律儀に答えてあげなくても!凛!)
   
にこ(しかも敵わないと知ってる2人を上げるなんて…凛!私は泣きそうよ!?)

穂乃果「おお!さすが凛ちゃん大正解!」

穂乃果「やっぱりずっと一緒にいるからかな?そういうタイプが気になるみたいなんだー」チラッ

にこ(くっ!確実に潰しにきてるわね!この子鬼畜すぎでしょ!)ギロ

穂乃果(あ、また睨まれた…てことは効いてるのかな~もっといっちゃお―)

凛「でもでも!海未ちゃんは絵里ちゃんみたいな人とも釣り合いそうだよね!」

穂乃果「…は?」


73: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:37:54.69 ID:NYhlSOnf0

凛「なんていうんだろ…分からないけど、なんかお似合いな気がするにゃ!」

穂乃果「そ、そうだよね!たしかにピッタリかも!」

穂乃果(あービックリしたー…こっちがちょっとダメージ負ったよ…)チラッ

穂乃果(でも、思いがけずにこちゃんにダメージは与えられたかな?)

にこ(凛!なんで第3の敵勢力自分で上げちゃうのよ!自分を下に見すぎ!)ガクガク

にこ(…黙ってたら何も解決しないわね…対抗するわ穂乃果!)

にこ「凛、ちょっとこっち来なさい」

凛「は、はい!…」

穂乃果「…?」


74: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:38:36.83 ID:NYhlSOnf0

にこ「耳貸して」

凛「にゃっ!?」///

にこ「いいから早く!」

凛「…わ、分かったにゃ」

にこ「いい?穂乃果にリリホワの時の海未の話を―」コソコソ

凛「ひぁん!」///

にこ「えぇ!?」

凛「あ、ご、ごめん、でも、なんで?…」

にこ(さすがに凛の気持ちに気付いてるなんて言えないわね…)

にこ「いーから、従いなさい」キリッ

凛「は、はい!…」キュン


75: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:39:46.59 ID:NYhlSOnf0

穂乃果「…?」

凛「あ、穂乃果ちゃん!海未ちゃんがね、あのー…リリホワのときにね!…」

凛(なにもないよー!…どうしようー!…)

凛「厳しくて…えーと、でもそれも海未ちゃんの優しさだよね!」

穂乃果「う、うん!厳しさは優しさの裏返しって、さすがよく分かってるね!」

凛「う、うん!」


凛(な、なんでにこちゃんは海未ちゃんの話しをさせたのー!?)

にこ(なにしてるのよ!もっと穂乃果の知らない海未をみせるくらいのことしないと!)

穂乃果(な、なんで凛ちゃんに海未ちゃんのことを!?)


76: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:41:55.48 ID:NYhlSOnf0

穂乃果(…分からない、何が狙いなの?にこちゃん!)

穂乃果(こうなったら…一気に畳み掛ける!)

穂乃果「海未ちゃんは優しいからねー実は学校の子からも人気あるんだよー」

凛「そういえばモテモテだにゃ!」

にこ「凛!」

凛「はい!?」ビクッ

にこ「…なんでもないわ」

にこ(あー…もう、また自分のことは棚に上げて…)イライラ

凛(にこちゃん怖いにゃー…やっぱりまだ嫉妬してるんだにゃあ…)ガクガク

穂乃果(動揺してるみたいだね!よーし)ニヤリ


77: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:43:20.46 ID:NYhlSOnf0

穂乃果「凛ちゃん、海未ちゃんが今年何人からラブレターもらったか、分かる?」

にこ「ちょっと!…」ガタン

凛「え~と…4人くらい?」

穂乃果「あー惜しい!正解は14人です!」

凛「全然惜しくないにゃ~」アハハハ

穂乃果「でもね、全部断っちゃってるんだよ?どうしてだろう?」

凛「えー、やっぱりもう大事な人がいたりするんですか~?」ニヤニヤ

穂乃果(凛ちゃんが食いついた!ここで一気ににこちゃんを引き離す!)

穂乃果「うん、海未ちゃんには、実は心に決めた―」


パァァン


穂乃果「っ……」


78: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:44:35.58 ID:NYhlSOnf0

にこ「はぁ…はぁ…」ゴクリ

凛「に、にこちゃん!何してるの!?」

にこ「あんた…さっきから聞いてれば…」ギロッ

穂乃果「…ふふっ…ようやく化けの皮を剥がしたね?」ニヤリ

にこ「ふんっ、あんたこそ…」

凛「あ、あわわわ…」


79: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:46:02.29 ID:NYhlSOnf0

穂乃果「そういえば海未ちゃんにも前にホッペぶたれたっけ」

にこ「っ…まだ言うの…」

穂乃果「あの時の痛さはまだ覚えてるなー…あー痛い…」チラッ

にこ「…あんたねぇ……」

穂乃果「海未ちゃんには私が、私たちがいるってこと、分かってもらえた?」

にこ「ふん、十分分かったわ」

穂乃果「良かった、ならこれで手を引く―」

にこ「―わけないじゃない」ギロッ

穂乃果「!?」


80: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:50:32.49 ID:NYhlSOnf0

にこ「戦うわよ、戦えるわよ!」

にこ「幼馴染じゃなくたって…同い年じゃなくたって…」

にこ「そんなの……そんなの関係ないって、アンタに教えたげるわ!」

穂乃果「まだ分からないの!?海未ちゃんには―」


凛「やめて!なんでにこちゃんと穂乃果ちゃんが喧嘩するの!?」

穂乃果「凛ちゃん……」

にこ「凛…」


81: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:55:58.54 ID:NYhlSOnf0

穂乃果「…あの、ゴメ―」

にこ「凛!あんた悔しくないの!?ここまで言われたのよ!?」

凛「にこちゃん?」

にこ「海未に気持ちを伝えたんでしょ!海未のことが好きなんでしょ!?」

凛「…え?」

にこ「何番目でもいいんでしょ!?ずっと待ってるんでしょ!?」

穂乃果「…」チラッ


穂乃果「凛ちゃん?…それ、ほんと?…」


82: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:57:48.27 ID:NYhlSOnf0

凛「え、えっと……なんのこと…?」

にこ「え?だって、凛は海未にラブレターを…」

穂乃果「…え?海未ちゃんのこと好きなのはにこちゃんじゃないの?」

にこ「はぁ!?」

凛「ち、違うよ!?凛は海未ちゃんにラブレターなんて渡してないよ!?」

凛「ていうか、ラブレターって、にこちゃんが凛に渡したんじゃないの!?」ヒョイ

にこ「そ、それ違うわよ!それは希が真姫ちゃん引っ掛けるために作った道具!」

穂乃果「もしかして来る途中に言ってたやつ?…」

にこ「そうよ!」


83: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 21:58:44.19 ID:NYhlSOnf0

凛「え!?じゃあにこちゃん、凛のこと好きじゃなかったの!?」

にこ「いや、大切な後輩だけどそういうことでいうなら違うわよ!?」

凛「じゃあやたらイケメンモードだったのは?…」

にこ「よくわかんないけど、お見舞いに来てるのよ!?気をつかってたの!」

穂乃果「…えっと…にこちゃんは海未ちゃんのこと…好きなんだよね?」

にこ「それも違うわよ!あんたはどこでそう思ったのよ!」

凛「えーと…つまり…」


87: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:04:49.45 ID:NYhlSOnf0

~~~~~~~


花陽「お菓子工場見学、楽しかったね!」テクテク

真姫「お土産も持ったし…でもやっぱり凛がいないと寂しいわね」テクテク

花陽「え?なーに真姫ちゃん、もう一回言って?」ニコニコ

真姫「べ、ベツニ!凛がいないと静かでいいなーって言っただけよ!」///

花陽「ふふっ、真姫ちゃん顔真っ赤だよ?」ニコ

真姫「こ、これは…ゆ、夕日が反射して!…」

花陽「うん、そうだね……凛ちゃん、元気になったかなー?」

真姫「大丈夫よ花陽。あの2人がついてるじゃない」


88: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:05:37.29 ID:NYhlSOnf0

花陽「でも…やっぱり心配…」

真姫「まったくー、穂乃果もにこちゃんも普段はあれだけど立派なお姉ちゃんなのよ?」

真姫「2人を信じて大丈夫、てか信じなきゃダメじゃない」

花陽「真姫ちゃん…うん!ありがとう!」

真姫「ベ、ベツニイイケド!」///

花陽「ふふっ、あ、着いたよ」

真姫「インターホン鳴らすわね」

ピンポーン


89: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:06:47.45 ID:NYhlSOnf0

花陽「………あれ?出てこない?」

真姫「もしかして体調悪くて寝てるんじゃない?」

花陽「え?でも電気はついてたよ?…心配…連絡入れてみる?」

真姫「いま電話したんだけど出ないわ」

花陽「凛ちゃん!…」ウルウル

ガチャ

真姫「開いてる!行くわよ、花陽!」

花陽「うん!」


90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/07/31(木) 22:16:13.77 ID:NYhlSOnf0

~~~

にこ「アハハハハハハ!それで私が凛に気があるって勘違いしたのね!」

凛「もう、笑い事じゃないよ!本気でビックリしたんだから!…」///

穂乃果「ほんとだよ!てっきりにこちゃんが海未ちゃんを狙ってると思ったじゃん!」

にこ「あんたのそれはだからどうやって勘違いしたのよ!」

穂乃果「だって海未ちゃんのこと話すと邪魔するんだもん!」

凛「凛は穂乃果ちゃんと話す凛をみてヤキモチ妬いたと思ったにゃー」

にこ「なによ!私は凛が傷つかないようにと思って!」

凛「気持ちはありがたいけどお顔を叩いちゃダメだよ?」

にこ「うっ、それはほんとに…」

穂乃果「いいよいいよ!ほのかだって散々酷いこと言っちゃったもんね」


91: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:19:36.87 ID:NYhlSOnf0

にこ「あんたを敵に回しちゃダメだって思い知ったわ」

穂乃果「それはお互い様だよ!にこちゃんの執念にはビックリだよ!」

凛「さあさあ!仲直りの握手して!」

にこ「これからもよろしくね、リーダー!」ガシッ

穂乃果「もちろん!こちらこそ!にこ先輩!」ガシッ

凛「本気でぶつかりあって友情を深め合うなんて素敵だにゃー」

穂乃果(今度からにこちゃんは絶対に怒らせないようにしよ…)ヒキツリ

にこ(なんか2年生組の闇を見た気がするわ…あまり関わらないようにしよ…)ガクブル


92: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:23:51.59 ID:NYhlSOnf0

凛「…ふぅー、なんかいっぱい笑ったらお腹すいちゃった!」

穂乃果「そういえばもうすぐ夕御飯の時間だね!」

凛「そうだ2人とも!こんなものがあるんだ!」トン

にこ「黄金のカップラーメン?」

穂乃果「これ知ってる!すっごい美味しいって評判なんだよ!」

にこ「でもたしか人気過ぎてどこも売り切れなんでしょ?どうやって手に入れたのよ」

凛「へっへーん!凛はラーメンのことなら何でもするにゃ!」


93: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:24:43.46 ID:NYhlSOnf0

凛「なんかおかしなことになった記念に、3人で分けて食べようよ!」

穂乃果「え!?いいの!?」

にこ「ちゃんと栄養あるもの食べなきゃダメでしょ!」

にこ「て、言いたいけど今更ね。いいわ、少し付き合ってあげる」

凛「やったー!」

ガチャ

花陽「りn―

凛「じゃあ、パッケージーオープーン!」


花陽「凛ちゃん…」

にこほのりん「!?」


94: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:25:53.35 ID:NYhlSOnf0

真姫「はぁ…なによ、元気そうじゃない。良かったわね花ヴぇ!?」

花陽「…なんで、カップラーメン、開けようとしてるの…?」ゴゴゴゴゴ

凛「え!?こ、これは…」

花陽「2人だけの約束…忘れたの?…」

凛「え、えーと!…凛はかよちんとの約束、忘れるわけないにゃぁ!…」

花陽「その手に持ってるのは…?」

凛「こ、これは!…穂乃果ちゃんとにこちゃんが食べたいって…」ダラダラ

にこ「ちょ、凛!?」

穂乃果「ち、違うんだよ!?花陽ちゃん!えーと…違うんだよ!」

にこ「ちゃんと考えてから言いなさいよ!」

花陽「にこちゃん…穂乃果ちゃん…」ゴゴゴゴ

ほのにこ「はい!」ビクッ


95: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:26:41.95 ID:NYhlSOnf0

花陽「今日は凛ちゃんのお見舞い、ありがとう」ニコッ

穂乃果「え、う、うん!どういたしまして!」

にこ「お、お安い御用よ!」

穂乃果(よし、逃げよう!)

にこ(分かったわ!)

穂乃果「じゃ、じゃあね凛ちゃん、明日、練習でね!」

にこ「体調管理には気をつけなさいよ?」

凛「穂乃果ちゃん!?にこちゃん!?ちょっと待っ―」

花陽「ありがとうね2人とも!あ、そうだ!新しいご飯屋さんができたんだって」

穂乃果「へ、へぇ~」


96: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:27:25.26 ID:NYhlSOnf0

花陽「それでね、とても美味しいって噂なんだ!…ねぇ、にこちゃん、穂乃果ちゃん?」ニコッ

にこ「あ、そうね!今度連れてってあげるわ!…」ダラダラ

穂乃果「も、もう思う存分食べていいよ!ね!」ダラダラ

花陽「嬉しいなっ!……あ、ゴメンね真姫ちゃん」

真姫「ヴェ!?」

花陽「今日はちょっと久しぶりに凛ちゃんと2人だけで話したいなー」チラッ
  
凛「ひぃっ!…」

花陽「せっかく来てくれて申し訳ないんだけど…」

真姫「え、ええ、もちろん!凛の元気そうな顔みれただけで満足よっ!」ダラダラ

凛「ま、真姫ちゃあん!…」

真姫(ゴメン凛…)


97: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:28:14.43 ID:NYhlSOnf0

にこ「じゃ、じゃあね、凛!明日来なさいよ!」

真姫「み、みんなにありがとうっていうのよ?」

穂乃果「ふぁ、ファイトだよ!」

バタン

ナニガアッタノヨ!?

ハナセバナガクナルワ…

トリアエズニゲヨウ!


凛「………」

花陽「………」



98: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 22:30:52.16 ID:NYhlSOnf0

凛「あ、あの、かよちん…ご、ごめんなさい…」

花陽「凛ちゃん!」モギュ

凛「か、かよちん!?」///

花陽「良かった!…メールはこないし電話もでないんだもん!心配しちゃったよ!」

凛「え?…あ、そういえば投げっぱなしだった!」ガバッ

ヒョイ

ポチッ

凛「あ、なんかメール送ちゃった、なんだったっけ?…まぁいいか!」

花陽「…」

凛「うわ…ほんとだ、いっぱい来てる…ゴメンね、ほんと…」

花陽「ううん、凛ちゃんが元気なら、それでいいの」ニコッ

凛「かよちん…ほんとうにありがとう!」ギュー


99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 22:32:32.03 ID:NYhlSOnf0


花陽「でもこのカップラーメンは没収します」

凛「え!?いい感じでまとまりそうだったのに!?」

花陽「凛ちゃん…反省してる…?」ジトー

凛「ご、ごめんなさい…」

花陽「今日は凛ちゃんのおうちにお泊りします!」

凛「え?ど、どうしてかよちん…」

花陽「ご飯、作るね」ニコッ

凛「かよちん!…」///

花陽「そのあとはお説教です!」

凛「かよちーん!…ほんとにほんとにごめんなさーい!」



101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/07/31(木) 22:57:26.48 ID:WaC4V4+b0

かよちん良い子だなほんと



102: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 23:01:22.21 ID:NYhlSOnf0


~校門~

海未「すっかり遅くなってしまいましたね…」テクテク

ことり「穂乃果ちゃんたち、今凛ちゃんの家を出たって」ポチポチ

絵里「私のところにもきたわ。凛、元気になったらしいわね」

希「良かったやん!明日はこれで9人そろうかな?」

絵里「揃いそうね、賑やかになりそうだわー」

希「じゃあ明日凛ちゃんに渡す復活記念品でも買いに行こーか!」

絵里「そうね、ならそのついでにこの4人でご飯食べて帰りましょう?」ウインク

ことり「わぁ!この4人だけでご飯って初めて?」

海未「いつもは少なくとも穂乃果がいますもんね…あれ?」


103: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 23:02:52.90 ID:NYhlSOnf0

希「どうしたん?」

海未「携帯が…生徒会室に置いてきたみたいです!」ガサゴソ

絵里「ええ!?」

ことり「あ、じゃあ私がとってくるよ!」

海未「いや、大丈夫ですよ」

絵里「そうよ、それに暗いし危ないわ。ここはみんなで―」

ことり「大丈夫!じゃあ取ってくるね!」ダダダダ

海未「ことり!」

希「すごい勢いやったね…」

絵里「ことりも芯の強い子よね~…」


104: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 23:05:01.72 ID:NYhlSOnf0

~生徒会室~

ガチャ

ことり「ふ~、回収完了♪」

ことり「穂乃果ちゃんと一緒に仕掛けた海未ちゃん専用隠しカメラ…」

ことり「コピーとって明日穂乃果ちゃんに渡さなきゃ!」

ことり「海未ちゃん同盟は絶対!忘れてないよ穂乃果ちゃん!」

ことり「でも、今夜だけはこの映像、独り占めさせてね♪」


ことり「……あ、えっと、携帯携帯…」

ことり「あ、見つけ―」


105: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 23:08:12.94 ID:NYhlSOnf0

ブーブー


ことり「チュン!びっくりした~…メール?」

ことり「しかも凛ちゃんから?…」

ことり「………なんだろう……ちょっとだけ…」ポチ



『もう海未ちゃん!ラブレターのこと真剣に考えた!?凛は本気なんだよ』


ことり「…は?」


おわり




107: ◆OKOjIaH3qk 2014/07/31(木) 23:13:00.03 ID:NYhlSOnf0

終わりです。
ネタがあればソルゲ組やピュア組とかでも書きたいですね。

レスくれた方々、色々ありがとうございました。






108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/31(木) 23:15:29.57 ID:OyThMDUw0

乙、すごい面白かった
クール組ピュア組も気が向いたら書いてくれると嬉しい


110: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/08/01(金) 00:24:41.15 ID:TUw6pK0Y0

久しぶりにニヤニヤした


111: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/08/01(金) 00:28:37.05 ID:HLhu+xfAO

いいやん!
乙やん!


113: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/08/01(金) 01:55:43.10 ID:lDGo1InwO

乙!3バカホント好き
ことりちゃんの最後のは?がすごく怖い












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