2013年03月12日

〔GAME〕 「サド★部 ~S女に虐めヌかれ部♪~」 CLOCK UP





 サービスのSと、もてなしのMでSM。そんなSMの部活動ですよ。

 
 〈概要〉
 主人公の麻宋帆輝は学園内で、年上の学生からお茶しませんかと誘われます。不審に思いながらもついていった教室の中で主人公はいきなり縛られてしまいます。そして公開プレイ状態で快感に抗えず、茶道部への入部を承諾してしまいます。そこはSMをメインに活動している部活なのでした。


 〈エロの傾向〉
 SMがメインですが、ほとんどなんでもアリです。キャラごとに得意分野がある傾向です。ボリュームはかなりあります。
 彩羽:常に不機嫌な典型的ツンデレ。基本的には主人公に高圧的な態度のため、自然に言葉責めが出てきます。
 シチュは、拘束されてオナホール、目隠しで犬にされ鎖を引かれながらクンニ奉仕、目隠しで後ろ手に縛られ探して挿入本番、放尿後のウォシュレットがわりに舐めとり、手足を拘束されコックサックされパイズリ、カテーテル挿入電動オナホールでメスシリンダーがいっぱいになるまで射精、電動アナルプラグを入れられイラマ、ペニバンパイズリ、三角木馬など。
 小鳥:部長で3年生ですが、見た目や口調がかわいらしく、もっとも子供っぽいです。プレイにのめり込むと多少暴走する場合もありますが、自分が感じてしまい、どっちが責めているのかわからくなるような状況も。
 シチュは、目隠し足コキ、太ももコキムチ打ち、ムチ打ち手コキ、胸とボンデージの間にペニスを突っ込みスパンキングラケット、天井から吊るされながら駅弁破瓜、顔面騎乗乗馬ムチ打ち、全裸で馬にされ乗馬、フェラ、吊るされ顔面騎乗で人間ブランコ、ペニスを踏まれながらムチ打ち、ビンタされながら挿入など。
 言葉:落ち着いていてちょっとつかみどころがない感じのモデルをやっている2年生です。喋りにあまり抑揚がでません。実は最もマニアックです。
 シチュは、拘束されアナル舐め手コキ、四つん這いペニバン、アナルポンプ本番破瓜、磔台でアナル拡張棒フェラところてん、全裸でペニバン散歩、女装で双頭ディルド、スカ、主人とメイドプレイ、チングリ返しでアナルにシャワーヘッド、ペニバンフェラ、野外で前立腺マッサージ器を入れられてアナルセックス、お互いにアナルディルドを入れてデートなど。
 陶子:道部顧問で、比較的常識人ですが気弱です。かなり恐る恐るSMを始めます。一所懸命にプレイしてくれる感じですが、酒が入ると性格が変わって大胆で積極的になります。
 シチュは、コンドームつけてパイズリ、前立腺マッサージ機+フェラ、拘束目隠し本番、舌からアナルまで電流、前立腺マッサージ機+パイズリ、アナル責めフェラ、針でツボを刺激されて騎乗位、ストローをさされてパイズリフェラ、校内でオナホール、カップが満タンになるまで射精など。
 他にサブキャラのシーンも少しあります。

 オススメ度  ★★★★★★★☆☆☆
 誘われた茶道部が、実はSMをメインに行なっている部活で、部員たちが真のS女M男になるべく精進していく話です。部活そのものは「茶道部」で、SMから茶道に通じるおもてなしのこころを学ぼうというわけで、茶道部に見せかけて正式名称が「サド部」というわけではありません。SMもあくまで「茶道部」としての活動内容です。ほとんどそればっかりで、茶道そのものの所作の練習なんかはめったに出てきませんが。

 1:ライトな雰囲気でとっつきやすいMゲーム。
 SMを通して廃部の危機を乗り越え、やがては誰か一人をパートナーとして選んでいく、という形になります。ゲーム開始と同時にかなりハードなシチュがきてびっくりさせられますが、それ以降は比較的平穏です。部活→合宿→山場→その後、とある意味テンプレっぽく、サブキャラは多いものの悪役は皆無なので、山場が思ったよりあっさりしていて、全体としてはすっきりとした流れになっています。
 SMが部活になっているところが特徴で、次第に男女間の初々しい恋愛感情も絡んできます。明るい学園生活が舞台なので、日常シーンの掛け合いは軽く、SMがなければベタな恋愛ゲームに置き換えることもできるかもしれません。
 部活(SM)は、指南役の現役の女王様(サブキャラ)の元で行われていきます。主人公、ヒロインともに素人というところがミソで、責める方も責められる方もこれが女王様でこれがM奴隷だ、というイメージがはっきりしていません。そのため先に進むための儀式とヒロインが意を決して破瓜があったり、プレイの最中にヒロインの方が感じてしまったりと、本格的SM作品に出てくるような凛とした女王様とそれを心から崇拝するM奴隷のような関係にはなりません。一時的にプレイの最中がそうであっても、日常生活においては、厳しい従属関係はありません。ヒロイン達の方が歳上なので、主人公がですます調で話はしますが、普通の先輩後輩、あるいは恋人同士の間柄です。
 ゲーム画面の雰囲気や効果音もポップで、キャラの味付けもある程度性格や見た目がデフォルメされた可愛らしいキャラなので、全体としてとっつきやすいと思います。名前もマゾッホだとかマルキドだとかまあ、わかりやすいというか安直というか、そんな名前になっています。SMという一般的には多少敷居が高いシチュが題材なので、見た目が軽くライトユーザーにも訴えかけやすいつくりにしてあるのは、フルプライス作品の戦略としては正しいような気はしました。

 2:シチュは予想を超えてマニアック。
 メインヒロインは4人で、それぞれにシチュの傾向はある程度決まっています。
 ツンデレ毒舌副部長 → ベーシック
 ロリ系部長 → ムチ打ち、スパンキング
 抑揚の控えめなモデル → アナル責め、スカ
 気弱な先生 → パイズリ、精飲
といった感じです。
 SMが中心のため、拘束されたり目隠しされたりすることが多くなります。基本のオナホールのようなシチュから電気責めのようなマニアックなシチュまで網羅され、チン切りや再起不能になるようなシチュ以外は殆どもうなんでもありです。また、毎回連続して射精させられ、1度で終わることはありません。はじめは控えめだったヒロインたちも、SMプレイの回数を重ねるうちにどんどん慣れてきて、ハードなプレイを行うようになります。同時に主人公の方もMの快感に目覚め、調教が進んでいきます。Hシーンのボリュームはかなりのものです。傾向としては多少苦しむようなシチュや射精を我慢させられるシチュが多めですが、全体がライトなのでそこまでキツくは感じられませんでした。途中にごほうびや快楽系のシチュもあります。シチュのバリエーションが豊富なので、自分好みのシチュも入ってるじゃないかなと思います。
 ただ、中にはとんでもないシチュもあり、特に抑揚の乏しいモデルキャラは、絶頂すると母乳が出るというだけでもすごいのに、途中からスカに目覚めてしまい、しかも出されたモノにはモザイクがかかっていないという大変な状況になっていました。

 3:部活としてのSM。
 ライトな作りで間口が広く、ディープなシチュまで揃っているということは、万人受けして良い事だらけのようにも思えますが、個人的にはどこかしっくりきませんでした。
 まず、そんなにMじゃない人が、軽めの雰囲気に興味を持ってプレイした場合、破瓜があったりヒロインの方も感じることが多いのはプレイしやすい点かもしれませんが、ここまでマニアックなシチュが揃うと後半にはついてこれなくなる可能性は高いです。
 反対に僕のようなMゲーム好きがプレイした場合、ヒロインが感じすぎるのは不満点になってきます。例えばせっかくペニバンで責めてくれているのに、ヒロインの方でもクリを刺激する仕組みになっていて同時に感じちゃうとか、全裸で馬にされているのに、ヒロインはディルドがついた鞍にまたがっているとか、そういうのはあまり望まないわけです。「サド」という言葉に、自らも同時に感じる、というイメージが僕はありません。
 それどころか、ヒロインによっては精液を酒に混ぜて飲むのが大好きだったり、お互いが大の方を漏らすのを楽しむだとかいう展開になりますが、そういうのも僕の個人的な意見としては、「サド」と言っていいのかどうか悩ましいところでした。
 バランスのとれたツンデレ副部長はまあまあ良かったんですが、モデルの先輩はキャラは魅力的なのにシチュが極度にマニアック、残りの二人は女王様としてのオーラが足りず、官能が湧き立つような責めはあまり感じませんでした。 
 精神的な部分もおそらくは大きくて、SMが部活動になっているという設定はとても面白いのですが、それは自然発生したSとMの欲求というよりは、何かを作り上げる共同作業のように思えました。目標が身体と身体だけではなく、心と心の繋がり、と作中にありますが、素人の状態からお互いがお互いの成長を認め合いながら女王様とM奴隷の関係になっていくという流れは、あまり心に染みこんできませんでした。S女の方が真性というのであればわかりやすいですけど、恋愛感情も絡みつつMのはずの主人公に励まされたりおだてられたりして女王様になっていくというのはなんか違うような気がしました。同時に成長していくというのはなかなか難しいです。
  
 4:まとめ
 作品としてはまとまっているのですが、どのあたりの層がメインターゲットだったのかわかりにくい作品でした。全方向を網羅するつもりだったのかもしれませんが、SMを部活にするというアイデアをいかすなら、いっそのこともっとライトにしちゃったほうが良かったのかもしれません。ディープでマニアックなシチュもいいですけど、それがそのまま満足感に直結しないのがMの難しいところです。M的な充足感をもっと味わいたかったなと思いました。
 とはいえ全体的にきちんとしたつくりですし、「フィニッシュシンクロ」として射精までのカウントダウンがあるなど、十分夜のお供にはなる作品だと思います。
 まあ、僕もいろいろ考えながらゲームをするタイプなので、あまり難しいことを考えずにプレイしたほうが楽しめるかもしれません。キャラデザインや明るい雰囲気自体もけっこう好きでした。貴重なフルプライスMゲームとして肩の力を抜いて楽しむのが良いかな。


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