ムートピアは新弾が出る度に、使ってみたくなるようなカードがちょいちょい追加されるので組んでみました。

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「ムートピアで固めること、ムートピアで固めることに意味を持たせること」をコンセプトで組んでみました。ムートピアで固めるようとしたのですが肝心のフィニッシャーがムートピアでなくなる事態になってしまいました。そうなってしまった訳は、そこから明らかになったムートピアの問題点と併せて説明していきます。

まずデッキの解説から
◯一番隊 ザエッサ
◯貝獣 アンモ
◯貝獣 ホーラン
展開力を高める小型ムートピア。今回の新種族には一番隊サイクルが全部に配られていたり、サポート種族と被サポート種族に分かれていなかったりして、不死鳥編の失敗点上手く改善している。ホーランやアンモは軽いキャントリップクリーチャーでフィニッシャーのギュウジン丸のサポートとなる。

◯異端流しオニカマス
◯貝獣マジュガイ
◯甲殻鬼動隊 セビーチェン
○鬼動隊デメタイ
小〜中型アタッカー。カマスは言うまでも無い強力ヘイトベアーだがマジュガイやセビーチェンはムートピアと名乗る為に強引に入れた感が強い。というのもデメタイはセビーチェンのキズナプラスを強く使おうとして入れたいわばK前提のカードで単体のカードパワーは悪くはないもののあまりカードパワーがあるとは言えないカード、自身バウンスもアンモやホーランとKしたらいいな程度の感覚。そしてそのセビーチェンはワルスラSという競合相手がいるがムートピアということで入れているようなものである。ワルスラSと比較した場合、利点はキズナプラスという特殊な能力なので他のキズナプラスと併用すると効果が大きくなることと、アンモで拾えることの2点。ワルスラSに負けているところは、コスト・ドロー力・サイズである。特にフィニッシャーが不足しているムートピアにとって打点が結構きつい条件を満たさないと上がらないというのは痛い。しかし今回はムートピアで固める為、今後強いキズナ能力もちが出ることに期待を込めてセビーチェンを採用しました。

〇貝獣 ホッタテ
〇永遠の少女 ワカメチャ
小型ブロッカー。

〇崇高なる知略 オクトーパ
〇夜の南国別荘クジハウス
○革命の水瓶
防御札。クジハウスはキズナがセビーチェンとKすればいいかなと甘い考え。革命の水瓶は防御にも突破にも使える超汎用カード。

◯伝説の正体 ギュウジン丸
仕方なかった。決定力・除去・小型を並べることに意味を持たせること といった今ムートピアが必要としていることが一気にできてしまうので、ムートピアで固めたにも関わらずフィニッシャーという一番重要な部分が非ムートピアとなってしまいました。
他は少々強引にムートピアを優先しているのにもかかわらず、フィニッシャーという一番重要なポジションにムートピアが置けないというのは、ムートピアの深刻なフィニッシャー不足が現れています。ムートピアのフィニッシャー格のクリーチャーはシャコガイルやi amのような特殊なものかクルジマギカやコギリーザのような小型ムートピアとシナジーを形成しない呪文関連のフィニッシャーが多くギュウジン丸よりも大きなシナジーを形成できていないのが現状です。

そもそもフィニッシャーに求められる能力は決定力と制圧力で、ムートピアのフィニッシャー格のクリーチャーにはそれが不足しています。決定力は打点力や除去耐性から生まれます。ゲームを決定できる力か優勢を固定できる能力がフィニッシャーには欲しいところです。そして制圧力とはボードコントロール力であり、除去能力や後続の展開力であるとも言えます。 そしてこれらの二つを兼ね備えているフィニッシャーが煌龍サッヴァークとグレートグラスパーです。サッヴァークは除去と除去耐性を兼ね備え、マスタードラゴンダブルブレイカーにより優勢を固めることができ、グレートグラスパーは除去と展開力でボードコントロールしながらトリプルブレイカーで殴り込むことができます。ムートピアのフィニッシャー、iamとシャコガイルではそれができていません。iamはワールドブレイカーという打点はいいのですがボードコントロールができないどころか自分のボードを壊滅させるというデメリットを持っている為フィニッシャーとなり得ません。シャコガイルは特殊勝利というそれこそ無限大の打点を有していますが、シャコガイルの能力のサポートとなる能力をムートピアは有していません。
更に今回の新種族のフィニッシャー格にはその種族で固めて組むことに意味を持たせる様な能力も求められています。その種族の軽量小型クリーチャーを並べることに意味を持たせられているフィニッシャー格は罰怒ブランドと今度登場するデ・スザークです。罰怒ブランドは先の項で説明した打点力を持ちながらマスターBADにより小型クリーチャーでデッキを固めることに意味を持たせています。デ・スザークもボードコントロール力を持ちながら魔導具のマフィギャングで固める事に意味を持たせられています。以上のようにその種族で固める事に意味を持たせるには小型クリーチャーのサポートもしくは、小型クリーチャーがそのフィニッシャー格をサポートする形にならなければならないのですがムートピアのフィニッシャー格はなぜか呪文のサポートが多いです。戦国編のナイトの例から呪文をサポートする種族も成功しているのでナイトを比較対象としていくと、ナイトには呪文をサポートする小型クリーチャーとナイトである事を要求するナイトマジック呪文がありました、これらの存在がムートピアにはおらず何故かメタリカに存在しています。

そして新DMのフィニッシャーに求められる全てを持っているのがジョリーザジョニーです。特殊勝利条件による打点力・マスターWブレイカーによる除去・それらの発動条件であるジョーカーズ 指定全てが求められているものと合致しています。発動条件はカード能力的にはデメリットですが、カードデザイン的にはジョーカーズで固めることに意味を持たせつつ、構築制限でカードパワーの調整に成功している成功例だと思います。
ジョリーザジョニーを比較対象にするとムートピアにとってギュウジン丸はかなり理想的なフィニッシャーと思えます。ワールドブレイカーという単純なサイズに加え特殊勝利という打点力・相手の全体除去・天才シンパシーという小型獣を並べることの意味とかなり噛み合っています。iamがかなり良い線いっていたのですが惜しいところです。もう少しコスト軽減能力厳しくしてもいいから相手を含む全体バウンスにして欲しかったと思います。

今後のムートピアのフィニッシャー格に期待です。