というわけでAudiophile Linux導入編。
何分ガチガチのカスタム機みたいなものなので、導入手順から設定から普通とはいろいろ違うのでちょっとばかり大変。
まあLinuxいじり慣れてるバリバリの自作erなら何ということはないでしょうが…。

オーディオのためならえんやーこーらー!と頑張りましょう。
以下解説。



…ま、解説といっても基本的にAP LinuxのHP(英語)の翻訳+α程度ですが(^^;
元のドキュメント(AP Linux Install Instructions)はこちら


基本的な手順としては以下のとおり。
なおAP Linuxのインストールは、通常のOSと違ってAP Linuxの初期状態のバックアップイメージをPCにレストアする形で行いますのでそれを念頭に置いてください。

①各種ファイル(AP Linuxのイメージと、そのレストア用ソフト)のダウンロード
②レストア用ソフト(RedoBackup)をDVDに焼いてレストア用ディスクを作製
③DVDからRedoBackupを起動して、USBメモリに入れたAP Linux本体をインストールするPCにレストア
④起動後の諸設定



という感じです。
よくわからない用語だらけかもしれませんが、案外手順に従えばできるます(英語読める方は本家ドキュメント呼んだ方が分かりやすいかも…)

2015-07-05_081751


まず
これは言うまでもないですが、AP Linuxのダウンロードページから。
適当なミラーからAP Linuxの本体と、Redobackup CD imageをダウンロード。
AP Linux本体はzipで圧縮されてますので、解凍してUSBメモリに入れておきます。


ダウンロードしたRedobackupのCDイメージをDVDに焼きます。当然ながら空のDVDが必要です。
イメージの書き込みは、Windowsのデフォで「ファイル右クリック→イメージの書き込み」でできるようです。
ちなみにこれは普通にPCのバックアップにも使えるソフトですんで、取っておいて損はありません。


さて、こうして作成したRedobackupのDVDをインストール用のPCに挿入して起動(一度起動させて、ドライブ内に入れて再起動という流れでOK)。
私の1015PEMはドライブが付いてないので、USBの外付けDVDドライブを使いました。
普通のPCだとドライブは起動優先順位が上なので、勝手にDVDから起動してくれる…ハズ。
BIOSで起動順いじってるような方は自分で直すかブート先選んでどうぞ。
press key to boot DVDとかなんとか出る場合が多いと思うので、適当にキーを押してやってください。

無事Redobackupが起動したら↓のような画面がでるはず(画像は本家ドキュメントからお借りしています)

1-boot
出ない人は…頑張ってください(汗
DVDにイメージを焼けてないか、BIOSの起動順位(ブートオーダー)の問題と思いますのでその辺を調べてみてください。
こーいうモノを扱う上でネットで検索して問題解決するのは必須ですし…。

Start Redo Backupを選択すると、RedoBackupの画面になります。
この辺から本家のドキュメント丸パクリになりますがご了承を。

redo1
スタートメニューのあたりから、Disk Tools > Disk Utilityを選択

redo2
でもって、インストールするPCのHDD(or SSD)を選んで初期化(Format Drive)します
当然ですがインストール先PCの全データは消えますので注意してください今さら

redo3
SchemeはDont' pertitionを選択

redo4
成功するとこんな具合にまっさらなディスクになります。
パーティションが残らないようにしてください。AP Linuxはパーティションにインストールってのはできません。
(よしんばやるとしてもインストールして起動後の設定が終わってから)


で、ここで最初の画面(Backup/Restoreのところ)に戻ります(スタートメニューの一番上から戻れるハズ)。
ようやくですがAP Linuxnのインストール(レストア)にかかります。

3-Choose-source-disk
Restoreを選ぶと、レストアするデータを聞いてきますので、AP Linux本体のファイル(解凍した中身)を入れたUSBメモリを選択。
なお私はなぜかUSBメモリをRedobackupが認識してくれなかったため、試行錯誤した挙句USB-HDDに入れたら認識しました(なお挿してから再認識させるためには一旦この画面から戻らないとダメ)

4-Navigate-to-backup-image
レストアするイメージを聞かれるので、画像のファイルを選択

続いてレストア先を聞かれます(Select Destination Drive)
ここで間違えずにインストール先PCのHDDを選んでください(さっきフォーマットしたストレージです)

ここまでちゃんとやってやれば、最終的にさっき使ったDisk Utilityで見てやると、↓のようになってるはず。
AP Linux本体が先頭の21GBのパーティションですね。
(ちなみに青くなってるのは選択してるからで、本来はFreeの部分も白い)
redo5-create-part


ここから、残りの内蔵ストレージを音楽ファイルを置く用に設定します。
言ってみればここからは必須ではないんですが(後述のMPDの設定で音楽ファイルのディレクトリを変更すればいい)、デフォルトの設定ということでよく分からない人は従ったほうがいいかなと。

このFreeを選択して、パーティションを作成します(Create Partition)。ファイルシステムはext4。
で、こんな感じに。
redo7-mount

つづけて、AP Linux本体の21GBのパーティションを選択。下のメニューからマウント(Redobackupからいじれるように)します。
これはさっき作ったパーティションを、デフォのストレージとして認識するよう設定ファイルをいじるためです。

スタートメニューの中(たしかAccessoriesあたり)の中にファイラー(Explorerみたいなの)がありますのでそれを開いて、マウントした21GBのボリュームの中身を見ます。

redo9-fstab
こんな感じのが見えますんで、etcフォルダを開いて、中のfstabってファイルを探してください。
これを開いて中身を書き換えます。具体的には、「/dev/sdb1  /storage」ってところをさっきのパーティションの認識名に書き換えます(Disk Utilityで選択してやればおそらく/dev/sda○○みたいな感じで名前がわかります)

書き換えるのはここだけ。最終的にこの行は「/dev/sda○○ /storage ext4(以下略」みたいになります。
こうすることで、さっきのパーティションがAP Linux内でデフォルトで/storageにマウントされるようになります。
…さっきから分かる人には必要ないし分からない人にはチンプンカンプンな説明してる気がする…。

あとは保存しておしまい!
本家では標準時をローカル時間(デフォではヨーロッパのザグレブ)に変更する手順を書いてるけどめんどいので省略!必要な人は英語頑張って!


というわけでDVDを取り出して再起動すれば、インストールしたPCでAP Linuxが立ち上がるはずです。
(ちなみにまたもや私のPCでは初回で起動せず…再起動かけたら二度目でちゃんと起動した。はて?)
あとは音楽ファイルを、/storage内のMusicフォルダに放り込めばOK。

USB-DACとかもだいたい繋げばちゃんと動きます。動かない時はDAC setupから設定をいじりましょう。
この辺の設定は本家ドキュメントのPlaying Audio in AP-Linux with deafbeefに書いてます。
なおver3.1からデフォのプレイヤーはDeadbeefからCantataというのに変わったみたいです(蜘蛛の糸?)が特に変わりはなし。


というわけでかなりヤッツケでしたがAP Linuxのインストール手順解説でした。
分からない方は本家ドキュメントInstall Instructionsと合わせて読むといいんじゃないかな。

どうしても無理なら…Linux MintにLow-latency Kernel入れて使ってもええんではないでしょうか。
これでもWindowsよりかは大分良くなりますよ、普段使いも便利ですし。
しばらくいじってLinuxに慣れてからAP Linuxにチャレンジってのも悪くない。かな。

03deadbeef



以上!