きのう配信の「JCJふらっしゅ」に転載されていた隅井孝雄のMedia Watch」で、きのうの記事に書いた疑問が氷解しました。

要するに、鳩山さん側はアメリカのニュース配信会社に、論文の外交の部分を配信することを承諾した、この会社は傘下にロサンゼルスタイムズをもっていて、それを承知していた鳩山さん側は、同紙にのみ転載されると思った、けれど、じつはニューヨークタイムズ電子版など他紙にも配信される契約だった、ということのようです。それで鳩山さんは、「ニューヨークタイムズには寄稿していない」と断言してしまった。

アメリカの契約書って、長たらしくて難しくて、わたしには理解するなんてぜったい無理です。出版社の法務部とか、しかるべき方がたにお任せしっぱなしです。お恥ずかしいことですが、中身をめくって見ても、ちゃんと読むことはありません。

鳩山さんの理解力は、そんなおそまつなレベルではないでしょう。とはいえ、出版社や新聞社とのやりとりは、当然、事務所などにお任せなさっているでしょう。今回は、その担当セクションが契約内容を誤解してしまった。

早くそのいきさつをさらりと、でも誠意をもって認めるべきだと、わたしは思います。脇の甘さには変わりないのですから。
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