経済専門家の書いた本、と言っても一般向けの本ですが、読んでいくうちに胸がいっぱいになる、そんなことはあまりありません。でも、内橋克人さんの本には、私は時には涙ぐむことすらあります。内橋さんの言葉は、経済とは経世済民、社会を安定させ人びとがちゃんと生活できるようにすることだという、本来の意味を思い出させてくれます。「道徳なき経済は犯罪、経済なき道徳は寝言」という、二宮尊徳の言葉を思い起こさせてくれます。
その内橋さんが、12月21日にラジオで、「日本経済この1年」と題して、今年来年の経済を展望されたお話が、ウェブでも聞けます(こちら)。暮れのお忙しい最中でしょうが、10分だけ、内橋さんの声に耳をすませてください。以下は、私の雑ぱくなメモです。
・景気が持ち直してきたように見えるのは、アジア向けの輸出が好調だったためで、内需(賃金・家計)は7兆円も落ち込んだ。
・政権が代わっても経済は変わらなかった。
・日本企業の法人負担(法人税と社会保険)は7,7%。ドイツは8,9%、イタリアは
11,8%、フランスは13,6%。日本は企業負担が重いからと法人税を下げることにしたが、じつは最低水準。
・企業の保有資産は165兆円増え、個人の預貯金は188兆円減った。民間企業の現金預金は260兆円に積み上がり、企業と家計の格差がさらに広がった。
・鳩山前首相は、「国民の暮らしを犠牲にした経済合理性の追求はもはや成り立たない」と言ったが、菅首相は、「規制緩和、民間活力の活用、経済大国日本」を掲げ、自公政権と変わりない。
・不均衡経済(格差が大きい、企業と家計のインバランス)がリーマンショックの衝撃を大きくした。
・中間層の崩壊という不安要因に拍車がかかるのが、来年の最大の懸念材料。
NHKラジオ第1「ラジオあさいちばん ビジネス展望」のサイトでは、いろんな方のお話が聞けます。たとえば、TPPについて、金子勝さんは懸念を表明し、田中直毅さんはどちらかというとプラス面を解説しています。聞きくらべると、ご参考になるのではないかと思います。
このブログ、これで3日続けてお金の話になりました。
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その内橋さんが、12月21日にラジオで、「日本経済この1年」と題して、今年来年の経済を展望されたお話が、ウェブでも聞けます(こちら)。暮れのお忙しい最中でしょうが、10分だけ、内橋さんの声に耳をすませてください。以下は、私の雑ぱくなメモです。
・景気が持ち直してきたように見えるのは、アジア向けの輸出が好調だったためで、内需(賃金・家計)は7兆円も落ち込んだ。
・政権が代わっても経済は変わらなかった。
・日本企業の法人負担(法人税と社会保険)は7,7%。ドイツは8,9%、イタリアは
11,8%、フランスは13,6%。日本は企業負担が重いからと法人税を下げることにしたが、じつは最低水準。
・企業の保有資産は165兆円増え、個人の預貯金は188兆円減った。民間企業の現金預金は260兆円に積み上がり、企業と家計の格差がさらに広がった。
・鳩山前首相は、「国民の暮らしを犠牲にした経済合理性の追求はもはや成り立たない」と言ったが、菅首相は、「規制緩和、民間活力の活用、経済大国日本」を掲げ、自公政権と変わりない。
・不均衡経済(格差が大きい、企業と家計のインバランス)がリーマンショックの衝撃を大きくした。
・中間層の崩壊という不安要因に拍車がかかるのが、来年の最大の懸念材料。
NHKラジオ第1「ラジオあさいちばん ビジネス展望」のサイトでは、いろんな方のお話が聞けます。たとえば、TPPについて、金子勝さんは懸念を表明し、田中直毅さんはどちらかというとプラス面を解説しています。聞きくらべると、ご参考になるのではないかと思います。
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