自分の仕事の話ですが、毎月お客様に対して
 試算表をお渡しします。

 試算表というのは、簡単にいうと毎月の経営成績を
 あらわした表なのですが、これが・・・まったく読まれて
 いないというか、まったく理解されてないなと半年以上
 仕事をしていて感じました。


 そして、しまいには利益が出すぎて税金が増えたり、
 赤字が続いて借入ができなくなりかけたときに、
 「税理士さん何とかしてよ」といわれるわけです。

 
 そのときにはたいていどうしようもなかったりします。


 あるいは対策を立てたとしても、根拠が曖昧なので
 実際には行動に移らなかったりで、結局そのままに
 なって、「税理士さんの技で何とかしてよ」といわれる
 わけです。

 ・・・技なんてないですよ。ないない。



 というわけで、唯一あるとすれば、それは毎月しっかりと
 お金の動きを把握するということです。

 そして、お金の出入りをコントロールするということです。


 壁になるのは最初に出てきた試算表。

 この意味がなかなかわかりづらいのです。


 何で分かりづらいのかというと、
 売上、仕入、給与、地代家賃などの勘定科目が、
 ピンと来ないからだと最近は考えています。


 たとえば、美容院の場合、

  売上=カット、パーマ、カラーなどの売上
     シャンプーなど商品の販売

  仕入=シャンプー、カラーなど

  給与=○○さんに対する給与

  広告宣伝費=ホットペッパー

  地代家賃=○○店の建物家賃


 などなど、摘要、つまり内容を使って説明すれば
 いいのかなと考えています。



 この場合重要なのは、相手の言葉で話すということです。

 
 相手の言葉ってなんですか?


 それは、相手が使っている言葉のことです。


 広告宣伝費といわれてピンとこないのは、
 お客様には広告宣伝費という支払なんてないからです。

 ホットペッパー、つまりリクルートに毎月支払ってならいる
 けど、試算表に載っている広告宣伝費がすぐにつながるかというと
 なかなかピンとこないわけです。



 日常生活でも、同じようなことはあると思います。

 そのときあなたは、共通の言語を使っていますか?

 みんな知っているか、ではなくて、
 相手が使っているか、ということなのです。

 たぶん。