子供に本を読んでもらいたい。

 そういうお父さんやお母さんは多いと思います。


 「本を読みなさい!」

 と言ったら、子供が本を読むようになるかというと、
 そんなことはありませんね。

 むしろ

 「本よりもPSP買って」

 とか言い出すかもしれません。




 私の両親は本を読めとは言いませんでした。

 むしろ年間500冊読むと言うと、

 「そんなに本を読まなくてもいいんじゃない?
  ちゃんと食べてるの?」

 と心配(?)してくれます。
 (食費より本代のほうが明らかに高いため)
 


 よく、子供には好きなものを選ぶようにと
 聞きますが、そんなこと言ってたらその場その場で
 興味をもったものに飛びつくだけです。
 (いや、それもいいと思うんですよ)




 じゃあ、どうやったら子供が本を読むのよ!という
 答えに対しては、

 
 「子供が興味をもつときの様子をよく観察して、
  質問してください」

 と提案します。


   観察

   子供はどんなものに対しても興味をもちますが、
   やはり特に興味をもったことがあるでしょう。
   どういうところにウキウキしているのか、ワクワク 
   しているのか、じ〜っと観察してみるのです。


   質問

   「どこが面白いの?」と聞いてみることです。
   そして、「そうだよね、面白いよね」と承認してあげる
   ことです。




 子供に本を読んでもらいたい。

 それは、子供にとってしてみれば、
 「どうでもいいこと」なんです。
 あくまでも親の願望ですから。

 子供の願望はなんでしょうか。


 そうですね。
 子供をちゃんと見て、聴くことから始めようということです。


 その上で、本を読んでもらいたいのであれば
 どう言えばいいのか。

 あるいは、別のことでもいいかもしれませんね。


 大事なのは、「子供」の存在をきちんと
 認めるということです。



 足りないのは本当に本を読むことですか?


 ビタミンAが足りないのに、
 健康にいいからといって、ビタミンCが含まれている
 食材ばかり選んでもあまり意味はないわけです。



 本を読むだけがすべてではありません。

 でも、もし子供に本を読んでもらいたかったら、
 こう言いましょう。


 「お母さん、それな〜に〜」

 「これは○○くんには秘密だよ」


 子供に限らず、人間というのは、
 手が届きそうなところにある秘密が、1番気になります。



 P.S.
 親は口で語るのではなく、
 背中で語るのです。子供に勧める前に、まずあなたから。