September 26, 2008

『レオナルド・ダ・ヴィンチ 藝術と発明』 刊行のおしらせ

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このたび、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 藝術と発明』が刊行されました。

 

 『レオナルド・ダ・ヴィンチ 藝術と発明』

 

  「機械篇」 著: カルロ・ペドレッティ

  訳: 田中久美子・小倉康之・森田学

 「飛翔篇」 著: ドメニコ・ラウレンツァ

  訳: 加藤磨珠枝・長友瑞枝 訳・解説:池上英洋

 

 東洋書林社、6,800円+税

 

レオナルドの手稿解読の第一人者ペドレッティと、飛翔関係の研究で知られるラウレンツァによる書の翻訳です。

とてもおもしろい本です。レオナルドの手稿のみを手掛かりに、実に緻密にレオナルドの「機械」と「飛翔」について掘り下げられています。単なるレオナルド称賛ものではなく、同時代の工学の状況を考慮しながら、その真の姿を冷静に浮かびあがらせています。とくに、レオナルドの飛翔への情熱とその一連の挑戦の物語は、感動的ですらあります。

 

長い時間をかけてようやく形になりました。400点もの手稿などの図版が使われていますが、とても美しい本になりました。それと、工学分野の話が多いので、田畑伸悟さんのご協力をあおぎました。ご高覧いただければ幸いです。



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理論を知ることなしに実践に夢中になる者は、舵もコンパスもないままに航海する船乗りのようなものであり、自らが向かう場所さえ知らないのである。                           (レオナルド・ダ・ヴィンチ『パリ手稿G』) 『レオナルド・ダ・ヴ...
『レオナルド・ダ・ヴィンチ 藝術と発明』【カイエ】at October 22, 2008 00:34
この記事へのコメント
アマゾンで注文をしようとしたらまだ在庫がないそうです。
数日したらまた注文をしてみようと思います。
読ませていただくのを楽しみにしています。
Posted by mari at September 28, 2008 21:20
> mariさん

ありがとうございます。

お読みになられたら、ご意見でもご批判でも、おしらせいただければ幸いです。
Posted by ike at October 01, 2008 16:48
池上先生、こんばんは
先日は、Juliaさん経由でサインをいただき、ありがとうございました。
お礼が遅くなり、失礼いたしました。
ようやく、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 藝術と発明』を読み終えました。
美しい図版が多かったので、意識が本文を離れ、ついつい空想の世界をさまよってしまいました。(笑)
僕は、良い読者ではないので、本筋以外のところに惹かれたようです。(苦笑)
TBさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
Posted by lapis at October 22, 2008 00:43
> lapisさん

記事にとりあげていただいて、ありがとうございました。

飛翔への模索は、最初読んだ時に感動しました。突飛で、執拗で、勇敢で、悲劇的で。
少しでもそのドラマ性をお伝えすることができているなら良いのですが。
Posted by ike at October 23, 2008 01:05