November 27, 2010

宮下規久朗 『裏側からみた美術史』

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怒涛のように本を書いている宮下さんが、またまたおっもしろい本を出してます。

 

これは連載エッセイをまとめたものなので、軽めの語り口で文章量も短めなのですが、内容は実に濃いです。

彼の専門でもあるカラヴァッジョやウォーホルがらみのエピソード、ヌードや刺青の芸術などはもちろんのこと、権力者の称揚画や死刑囚の懺悔に使っていたタヴォレットなど、おもしろいテーマばかり。

「ムカサリ絵馬」なんて、恥ずかしながらよく知りませんでした。

 

美術史の面白さがわかる一冊です。自信を持っておすすめできます。

 

 → 宮下規久朗 『裏側からみた美術史』 日本経済新聞出版社 850



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日本経済新聞出版社より刊行された『裏側からみた美術史』をご紹介します。 宮下規久朗著『裏側からみた美術史』(日経プレミアシリーズ) イタリア17世紀バロック美術とりわけ、カラヴァッジョ研究者としての第一人者である宮下規久朗先生の新書本です。発売にな...
『裏側からみた美術史』【弐代目・青い日記帳 】at February 14, 2011 23:57
この記事へのコメント
池上先生、お久しぶりです。
興味深い内容ですね。歴史的な場面を描いた作品でも後世の解釈等により、史実異なった描き方がされていたり、何気なく描き込まれている物が、とても重要なキー・アイテムである場合があると聞いた事があります。紹介された本を読んでみようと思います。
Posted by merion at November 28, 2010 21:59
> merionさん

おすすめです。

いろいろと思い返してみると、中高の美術の教科書などがもっと面白い内容だったら、美術に興味をもつひとももっと増えるのでは、という気がします。
Posted by ike at November 30, 2010 09:21