皆様、こんにちは~
今回の色々な足は、3月初めにご紹介したKちゃんに写真を撮らせて頂きましたので、ご紹介させていただきます
前回のブログはこちら
(222)「色々な足 46 (11歳のバレエダンサー)(O脚と偏平足)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51633447.html
12歳になったKちゃんは、足の痛みもほぼ無くなり、現在はコンクールに向けて週5~6回のレッスンに通っています
①②③④⑤⑥施術やエクササイズ前の写真です。
この日は、以下のトレーニングとエクササイズをやりました
(223)「関節弛緩のあるダンサーやスポーツ選手のための身体の使い方とエクササイズ(手関節、肘関節、肩関節)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51648811.html
(51)「肩こり改善体操 1 (背骨と肩のストレッチ)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/26423507.html
(53)「肩こり改善体操 3 (背骨と肩のストレッチ)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/26842470.html
(138)「背骨を伸ばすストレッチ 4 と、ハムストリングスのストレッチ 9」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/47563080.html
(101)「臀部のストレッチ」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/43623671.html
(232)「スクワットからルルベ(足関節捻挫回復期のダンサー・スポーツ選手にお勧めです!)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51783775.html
(233)「足指を使い過ぎずに、足裏で床を押すトレーニング 1 (足関節捻挫回復期のダンサー・スポーツ選手にお勧めです!)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51855207.html
(234)「足指を使い過ぎずに、足裏で床を押すトレーニング 2 (足関節捻挫回復期のダンサー・スポーツ選手にお勧めです!)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51734387.html
(143)「足のトレーニング 16 (バランスディスク、バランスキューブ)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/47826255.html
(177)「1番のルルべ 3 (足が痛いダンサーのために)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/50237248.html
(106)「5番が入りやすくなるトレーニング(バレエ)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/44058348.html
(93)「背中の作り方 1 (身体の柔らかい人用)(バレエ)と、色々な足17(有痛性外脛骨)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/42008418.html
(181)「背中の作り方 3 (適度な柔軟性と、筋力がある人用)(バレエ)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/50466941.html
その他・・・
その他というのは、ブログに載っていないトレーニングやエクササイズのことです。
⑦⑧⑨⑩⑪⑫施術やエクササイズ後の写真です。
足と背骨を上下に引っ張って、少しずつ身体を使えるようになってきました^^
Kちゃんの足は、O脚はそれほどひどくないのですが、偏平足で回内足があります。
O脚があると歩行が外側にぶれるのですが、偏平足や回内足があると荷重が内側に偏りやすいのです。つまり、「O脚+回内足」は、常に下腿部や足首周囲に捻じれが強要された状態なので、痛みなどの炎症症状が出やすいのです。
骨格的な要因で起こっている O脚は、基本的には治りません。しかし、身体の使い方などによってO脚は悪化することがありますので、生活習慣を改善したり、適切なトレーニングやエクササイズをすることによって、O脚の進行を予防し、改善する可能性があると考えられています。(特発性側弯症と同様です。)
O脚は、膝を寄せるのではなく、上下に引っ張り合うことで、改善されるケースが多いので、そのエクササイズを中心にやった結果です。つまり、足部で床を適切に押せることと、背骨を伸ばして上に引っ張ることです。
Kちゃんは、足部の筋力強化、体幹筋の筋力強化、骨盤を安定させて足と背骨を上下に引っ張っぱるためのエクササイズなどを中心にやり、少しずつできるようになってきました。
ところで、「色々な足 46 (11歳のバレエダンサー)(O脚と偏平足)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51633447.htmlのときから、Kちゃんの脚が細く長くなっています。 そう、Kちゃんは、身長が伸びているのです。
Kちゃんは、毎日のようにバレエレッスン、トレーニング、エクササイズをしています。3月に比べて、筋力も強くなり、エクササイズも上手になっています。
しかし、身長の伸び率に比べて、筋力が追いついていきません。
また、バレエレッスン中の課題克服につなげることが、中々難しくもありました。
肩が上がってしまう、トウシューズで膝が伸びない、しっかり立てない、体重が外に流れてしまうなどなど・・・
Kちゃんは成長期で身長や体重が少しずつ増加しています。そのことは、骨や筋肉の状態が、日々変わっているということでもあるのです。
成長期では、トウシューズの立ち方だけでなくバレエの技術や動きの全てを、変化していく自分の身体を微調整しながらやっていかなければいけません。
成長期には、色々なことがあるのです。
そこで、「成長期と運動スキル」について、書いていきたいと思います。
運動形態の獲得・習得・習熟について、年齢別にみてみましょう。
★1歳~就学前は、走る・跳ぶ・投げる・捕まる・転がる・ぶらさがるなどの、基本的な運動形態を獲得する時期です。
★6~9歳は、基礎体力と動作の組み合わせを獲得する時期です。またこの時期は、幼児期での運動形態の遅れを取り戻す時期でもあります。
★10~15歳は、体力向上と専門的な運動スキルを獲得する時期で、運動習得のクライマックスは10~12歳と言われています。
★15歳~20代前半は、体力向上と本格的な運動スキルを獲得する時期で、運動の習熟・運動の完成をしていく時期です。
また、身長促進現象が始まり身長最大発育期まで(男子9.89歳~12.46歳、女子8.23歳~10.42歳)と、身長最大発育期から身長増加が年間1㎝未満になるまで(男子12.46歳~16.45歳、女子10.42歳~14.46歳)は、身長が伸びることによって、自分の運動感覚と身体の狂い(ズレ)が生じます。
この「自分の運動感覚と身体の狂い(ズレ)」は、体重が増えることや、女子の初潮が始まることによっても起こります。
この年齢は一般的な数字で、男女差や個人差が約2年あると報告されています。
詳しくは、こちらを参考にしてください
(90)「ストレッチング 6 (身長や年齢と柔軟性との関係)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/41325042.html
成長期のKちゃんは、筋力強化をしつつ「自分の運動感覚と身体の狂い(ズレ)」とも向き合っていかなければなりません。
ですから、Kちゃん、焦らないで、少しずつレッスンやトレーニングを続けていきましょう^^
私は、そんな成長期の皆さんを、心から応援しています
目次(過去記事をお探しの方のために)
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/46271926.html
ストレッチ総集編
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/39591859.html
色々な足総集編
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/48241232.html
足のトレーニング総集編(三角骨、長母趾屈筋腱炎・腱鞘炎)
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/47792766.html
足関節捻挫後のトレーニング(リハビリ)
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/49979025.html
テーピング総集編
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/50408725.html
足底板と靴の総集編
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/52301213.html
いけちゃん
池島接骨院
http://ikejimasekkotuin.a.la9.jp/
今回の色々な足は、3月初めにご紹介したKちゃんに写真を撮らせて頂きましたので、ご紹介させていただきます
前回のブログはこちら
(222)「色々な足 46 (11歳のバレエダンサー)(O脚と偏平足)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51633447.html
12歳になったKちゃんは、足の痛みもほぼ無くなり、現在はコンクールに向けて週5~6回のレッスンに通っています
①②③④⑤⑥施術やエクササイズ前の写真です。
この日は、以下のトレーニングとエクササイズをやりました
(223)「関節弛緩のあるダンサーやスポーツ選手のための身体の使い方とエクササイズ(手関節、肘関節、肩関節)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51648811.html
(51)「肩こり改善体操 1 (背骨と肩のストレッチ)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/26423507.html
(53)「肩こり改善体操 3 (背骨と肩のストレッチ)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/26842470.html
(138)「背骨を伸ばすストレッチ 4 と、ハムストリングスのストレッチ 9」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/47563080.html
(101)「臀部のストレッチ」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/43623671.html
(232)「スクワットからルルベ(足関節捻挫回復期のダンサー・スポーツ選手にお勧めです!)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51783775.html
(233)「足指を使い過ぎずに、足裏で床を押すトレーニング 1 (足関節捻挫回復期のダンサー・スポーツ選手にお勧めです!)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51855207.html
(234)「足指を使い過ぎずに、足裏で床を押すトレーニング 2 (足関節捻挫回復期のダンサー・スポーツ選手にお勧めです!)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51734387.html
(143)「足のトレーニング 16 (バランスディスク、バランスキューブ)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/47826255.html
(177)「1番のルルべ 3 (足が痛いダンサーのために)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/50237248.html
(106)「5番が入りやすくなるトレーニング(バレエ)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/44058348.html
(93)「背中の作り方 1 (身体の柔らかい人用)(バレエ)と、色々な足17(有痛性外脛骨)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/42008418.html
(181)「背中の作り方 3 (適度な柔軟性と、筋力がある人用)(バレエ)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/50466941.html
その他・・・
その他というのは、ブログに載っていないトレーニングやエクササイズのことです。
⑦⑧⑨⑩⑪⑫施術やエクササイズ後の写真です。
足と背骨を上下に引っ張って、少しずつ身体を使えるようになってきました^^
Kちゃんの足は、O脚はそれほどひどくないのですが、偏平足で回内足があります。
O脚があると歩行が外側にぶれるのですが、偏平足や回内足があると荷重が内側に偏りやすいのです。つまり、「O脚+回内足」は、常に下腿部や足首周囲に捻じれが強要された状態なので、痛みなどの炎症症状が出やすいのです。
骨格的な要因で起こっている O脚は、基本的には治りません。しかし、身体の使い方などによってO脚は悪化することがありますので、生活習慣を改善したり、適切なトレーニングやエクササイズをすることによって、O脚の進行を予防し、改善する可能性があると考えられています。(特発性側弯症と同様です。)
O脚は、膝を寄せるのではなく、上下に引っ張り合うことで、改善されるケースが多いので、そのエクササイズを中心にやった結果です。つまり、足部で床を適切に押せることと、背骨を伸ばして上に引っ張ることです。
Kちゃんは、足部の筋力強化、体幹筋の筋力強化、骨盤を安定させて足と背骨を上下に引っ張っぱるためのエクササイズなどを中心にやり、少しずつできるようになってきました。
ところで、「色々な足 46 (11歳のバレエダンサー)(O脚と偏平足)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/51633447.htmlのときから、Kちゃんの脚が細く長くなっています。 そう、Kちゃんは、身長が伸びているのです。
Kちゃんは、毎日のようにバレエレッスン、トレーニング、エクササイズをしています。3月に比べて、筋力も強くなり、エクササイズも上手になっています。
しかし、身長の伸び率に比べて、筋力が追いついていきません。
また、バレエレッスン中の課題克服につなげることが、中々難しくもありました。
肩が上がってしまう、トウシューズで膝が伸びない、しっかり立てない、体重が外に流れてしまうなどなど・・・
Kちゃんは成長期で身長や体重が少しずつ増加しています。そのことは、骨や筋肉の状態が、日々変わっているということでもあるのです。
成長期では、トウシューズの立ち方だけでなくバレエの技術や動きの全てを、変化していく自分の身体を微調整しながらやっていかなければいけません。
成長期には、色々なことがあるのです。
そこで、「成長期と運動スキル」について、書いていきたいと思います。
運動形態の獲得・習得・習熟について、年齢別にみてみましょう。
★1歳~就学前は、走る・跳ぶ・投げる・捕まる・転がる・ぶらさがるなどの、基本的な運動形態を獲得する時期です。
★6~9歳は、基礎体力と動作の組み合わせを獲得する時期です。またこの時期は、幼児期での運動形態の遅れを取り戻す時期でもあります。
★10~15歳は、体力向上と専門的な運動スキルを獲得する時期で、運動習得のクライマックスは10~12歳と言われています。
★15歳~20代前半は、体力向上と本格的な運動スキルを獲得する時期で、運動の習熟・運動の完成をしていく時期です。
また、身長促進現象が始まり身長最大発育期まで(男子9.89歳~12.46歳、女子8.23歳~10.42歳)と、身長最大発育期から身長増加が年間1㎝未満になるまで(男子12.46歳~16.45歳、女子10.42歳~14.46歳)は、身長が伸びることによって、自分の運動感覚と身体の狂い(ズレ)が生じます。
この「自分の運動感覚と身体の狂い(ズレ)」は、体重が増えることや、女子の初潮が始まることによっても起こります。
この年齢は一般的な数字で、男女差や個人差が約2年あると報告されています。
詳しくは、こちらを参考にしてください
(90)「ストレッチング 6 (身長や年齢と柔軟性との関係)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/41325042.html
成長期のKちゃんは、筋力強化をしつつ「自分の運動感覚と身体の狂い(ズレ)」とも向き合っていかなければなりません。
ですから、Kちゃん、焦らないで、少しずつレッスンやトレーニングを続けていきましょう^^
私は、そんな成長期の皆さんを、心から応援しています
目次(過去記事をお探しの方のために)
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/46271926.html
ストレッチ総集編
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/39591859.html
色々な足総集編
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/48241232.html
足のトレーニング総集編(三角骨、長母趾屈筋腱炎・腱鞘炎)
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/47792766.html
足関節捻挫後のトレーニング(リハビリ)
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/49979025.html
テーピング総集編
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/50408725.html
足底板と靴の総集編
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/52301213.html
いけちゃん
池島接骨院
http://ikejimasekkotuin.a.la9.jp/