「フォースの覚醒」を見たのでせっかくだし、感想書くぞ!
 容赦なくネタバレするので、未見の人はこの辺で帰った方が無難です。
 わりと驚ける展開だったし、事前情報は仕入れずに見に行くことをお勧めしますぞ。


 エピソード1~3は感想書いていたんだけど、もう15年以上前なのか。
  「エピソード1 ファントムメナス」感想「エピソード2 クローンの攻撃」感想「エピソード3 シスの復讐」感想



 と、いうワケでネタバレ感想開始です。


 スター・ウォーズ エピソード1~3と4~6では、似たシチュエーションが登場する。
 それは焼き直しではなく、選択の違いで結末が違うという神話的なエピソードの積み重ねだ。
 エピソード1~3では、アナキンが選択をあやまりBADエンドをむかえた。
 エピソード4~6では、ルークが正しい選択をしてGOODエンドとなる。
 となると、エピソード7~9はどんな選択をすればいいのか悩む三週目というわけだ。

 ただ、この三週目は今までとは趣向がちがう。
 ダブル主人公なのだ。

 最初のエピソードでは、主人公の若者が仲間と出会い、故郷から旅立ち、師匠筋の死をのりこえて英雄の卵となる。
 これは、そのままレイに当てはまる。

 いっぽう、今回の敵役であるカイロ・レンはエピソード3や6での選択をしている。
 エピソード4~6のGOODエンドでは、アナキンが改心するものの時おそく死をむかえてしまう。
 今回のカイロ・レンには、暗黒面におちた後に改心して罪を償えるのかと言う展開が待ちかまえているようだ。

 エピソード1~3では、アナキン、パドメ、オビ=ワンが三角関係となっている。
 エピソード4~6では、ルーク、レイア、ハン=ソロが三角関係だ。
 今回はレイ、カイロ・レン、フィンが三角関係になりそうだ。
 ポー・ダメロンの線もあるが、あの人はBB-8より目立ってないしな。

 と言うワケで、二話目の定番になっている主人公が腕を斬り落とされるは、カイロ・レンの担当になりそうだ。
 アナキンにできなかった、暗黒面からの帰還を果たすことができるのか?
 ルークとアナキンの違いは支援者の有無と、肉親の死をむかえた時の反応の差だ。
 養父母が殺されたとき、ルークはアナキンと同じく一人で飛びだしたが、復讐に走ることはなかった。
 相手が近くにいなかったし、復讐できるだけの強さを持っていなかった点で運が良かったと言える。

 逆説的だが、カイロ・レンは父親の死で誰かを恨むことがないだろう。
 復讐心が生まれなかったのは、逆に暗黒面の克服につながるかもしれない。

 しかし、似たシチュエーションと言っても、デス・スターの進化型スターキラー基地が、また爆発かよ。
 またエピソードを越えることができなかった。
 作ったら恐竜が逃げだすジュラシックパーク並みの施設だ。
 大量の資材と年月をかけて作って、すぐに大爆発だよ。
 デス・スター系は一撃で暴発する弱点を作らなきゃいけないという強迫観念でもあるんだろうか?
 この大爆発が好きなところが、暗黒面のもつ闇なのかもしれない。