ほぼ詰み状態にある鉄華団であった。
 こうなると地の利とか、オレの庭とか関係ない感じだ。
 でも、マクギリスが妙に落ち着いているから、なんか策を持っていそうな期待をしてしまう。

 とりあえず鉄華団は地球に逃げて蒔苗さんに頼る計画だ。
 かなり難しそうだし、また地球に行くのに半年ぐらいかかりそうだぞ。
 半年間、大人数が移動する宇宙船を手配するのはどうするんだろう。

 マクギリスは包囲を突破し逃げるつもりなので、数人が便乗して脱出する作戦だ。
 ガンダム・バエルでも、包囲を突破するのってムリじゃね?
 と、思っていたが、わりとすんなり脱出したぞ。
 マクギリスは、逃げた先に何か策があるのだろうか?

 逃げられたのはラスタルの失策だ。
 まあ、時間の問題でしかないだろうし、源頼朝源義経を逮捕する名目で守護地頭を置いて支配力を高めたように、うまく利用される可能性もあるし。
 ラスタルが何をどこまで考えているかワカらんので、未来が暗いのか明るいのかもワカらん。

 今回はアホのイオク様が捨て身で戦端を開いた。
 でも、それって匹夫の勇だよな。
 死んでいった部下たちはイオクが死なないことを望んでいたのに、死にそうな行為をすることが手向けになるのかと。
 でも、クジャン家では当主にも部下にもそう言う困った教育しているのかも。

 とりあえず包囲からぬけだしたオルガたちは蒔苗さんと連絡を取り、アジーに協力してもらえると知る。
 アジーさん、名瀬スタイルで男前っぷりがあがった!
 蒔苗さんもそうだけど、鉄華団の今までの行為が返ってきている。
 功徳はつんどくもんですね。
 となると、今の逆境はマクギリスの宿業に引きずられているのか?
 たぶん、「火星の王」の話を受けたあたりが分岐点だ。

 オルガは三日月の拳銃を借りて行く。
 やめて、死亡フラグっぽいことするの!
 ライドたちが「静かだ」とか言い出すのも本気でやめて欲しかった。
 「静かだ」発言の後、もう不吉な予感で胸苦しかったよ。

 そして、予感どおりにマシンガンだッ!
 まさにギャングらしい死に様だよな。
 一話の時からオルガはいつか死にそうと思っていたけど、ここで死ぬのか。

 ただ、いまの三日月たちは為すべきことを知っている。
 大きな野望ではなく、よりよく生きるために勉強して、作物を植えて、子供を作っていけばいいのだ。  マクギリスは三日月を中身の無い純粋な戦闘力として欲していたような感じだった。
 でも、いまの三日月たちはちゃんと自分たちで生きていける。
 決して散ることのない鉄の華だ!