2017年6月15日(29号)
第4部 第161話「拳豪vs剣豪」 (1140回)

 拳に絶対の自信をもつ喧嘩師・花山薫と 現代によみがえった剣豪・宮本武蔵が激突したッ!
 と言うのが前回と前々回のあらすじだ。
 では激突プロセスをもう一度見てみよう。

 人類にとって光は癒しだ。
 進化のどこかで人類は昼行性になったので、明るいほうが安心するのだろう。
 だがッ!

『「影」を容赦なく』
『照らし尽くすとき光は……』
『「狂気」を帯びる』


 過ぎたるは及ばざるがごとしってヤツですかね。
 というか、眩しすぎたら見えなくなる。
 光も闇も視力を奪うのだ。

 個人的な話ですが、少し前に目の検査で瞳孔を開きっぱなしにする目薬を使いました。
 検査後に建物の外にでたら11時の太陽が眩しいのなんのって。
 もう、眩しいを通りこして痛い。
 光も立派な凶器だと感じた。

 チャンピオン連載の『虚ろう君と』でもタクティカルライトを目潰しに使用していた。(17年26号
 強烈な光は凶器だ。
 いや、この場合は「狂気」らしい。
 でも光っているのは花山だから侠気なんじゃね?

(眩しいな…… この者は……
 帯刀するこの「武蔵」に寸鉄を帯びず身を晒す…………)
(その無防備に……)
(その無垢に……)
(目が眩む)

 日本刀を装備している、あの宮本武蔵を相手にフンドシ一丁の素手で殴りかかる。
 しかも、防御を全く考えない捨て身・渾身の一撃だ。
 この戦闘スタイルが狂気なのかも。

 単に無防備で無垢が眩しいのなら、赤ん坊とか直視できない。
 この状況での無垢だからこそ光るんだろうな。
 となると、この場で刃牙が無防備に無気力な態度をとれば、スゴく光りそうだ。
 なんか逆転の発想で刃牙の優位性が浮かんできたぞ。

 アスファルトを踏み砕く勢いで、全筋力を総動員し、全体重をのせた必殺の花山パンチだッ!
 鎧武者であっても、ここまで捨て身の攻撃はできまい。
 油断や敗北が死に直結する いにしえの剣豪・宮本武蔵だが、現代日本の雰囲気に合わせて、つい喰らってしまう。
 というか、ムチャな方法でよみがえったから頭がボケているのかも。
 亡くなったときは当時としては高齢な60過ぎの老人だったんだし、たしょうボケていても仕方がないか。

 と、花山の拳が武蔵に当たるまでが前回の復習である。
 前回を見逃した人も、これで問題なく話に入っていけるというものだ。
 そして、ここからが今週の新作パートになるぞッ!

 花山のパンチを喰らって、武蔵が飛んだッ!
 鼻血を飛ばしながら飛ぶ。
 そして、着地して 転がる。
 武蔵、大回転だ!

 花山の腹心である木崎は飛ぶ武蔵を見て、なぜか目を閉じ汗を流す。
 殴られた武蔵に同情したのだろうか?
 それとも、あの宮本武蔵と闘いを始めてしまったことに不安を感じているのかも。
 どちらにしても、最初の一撃なんだから、心配するのが早すぎるぞ。

(変わらん…)
(思いを乗せた拳…)
(剣になんら遜色なし…)
(予測を遥かに凌駕する拳骨)
(食らっておいて良かった……)


 きっちりダウンして寝たままの武蔵は花山の拳を食らって良かったと感じている。
 死ぬことのない現代では何事もくらって勉強なんだろうか。
 武蔵が現代に馴染んでいるぞ。

 ダメージが大きいのか、油断しているのか、武蔵は寝たままだ。
 これが戦場なら、槍で刺すとか、刀を投げつけるとかで追撃を受けているところだろう。
 なお、寝ている人間を斬るのは意外と難しいらしい。
 猪木アリ状態の膠着は、素手の試合に限らないのだ。

 花山は不用意に近づき、武蔵の奥襟をつかんで持ちあげる。
 刀をもった相手に無防備すぎなんじゃないかと心配だ。
 だが、武蔵はまだ動かない。
 死んだフリして油断させ、不意打ちで斬りつけるのかも。
 武蔵は抜くか、抜かざるか!?
 次回へつづく。


 最近は、どうも遅延行為が多いので、また回想に入るんじゃないかと心配していた。
 実際はド直球に前回の話をリピート再生している。
 こりゃ、次回も武蔵に拳が当たるところからリピート再生しそうだな。

 一度見た話をスローでもう一度、という展開で話が進まない。
 時間の流れが極端に遅くなっているのは、戦闘速度が光速に近づいてきたせいだろうか。
 このままだと花山vs武蔵の周辺だけ時間から取り残されるぞ。

 刃牙は、寒い季節なので半袖にマフラーとい奇抜というか奇妙と言うか前衛的なファッションをしていた。(17巻 148話
 だが、花山と武蔵が戦ううちに半袖でも不自然でない季節になったぞ。
 今度はマフラーが謎と言うかアバンギャルドなファッションアイテムになっていますが。

 半袖とマフラーを組み合わせれば、いかなる季節にも対応でるって事ですかね。
 トータルファイティングの刃牙は服装もトータルファイティングだ!

 しかし、何度もリピート再生しているので、なんか話がループしているような気がしてきた。
 次回は、また花山が武蔵の背後に闇を感じ始めるかも。
 それでも、ちょっとずつ話が進んでいる。
 堂々巡りのようで、一週まわるごとに少し進むってことは、螺旋の動きか?

 花山のパンチは砲丸投げのフォームに近い。
 全体重を拳にのせて、全身で突っこむ。
 防御無視で、攻撃特化のフォームだ。

 ならば、ハンマー投げや砲丸投げの回転投法も取り入れたら、より強力になるかもしれない。
 回転・螺旋の力でパワーアップだ。
 むしろ野茂英雄がやっていた、バッターに背中を見せるほどのヒネリをくわえたトルネード投法にも似たフォームでトルネードパンチの完成かもしれない。
 花山の場合は、背中の「侠客立ち」を見せることができるので、トルネード投法だと二度美味しいのだ。




週刊少年チャンピオン2017年29号 [雑誌]
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・おまけ 新刊情報
刃牙道 17 (少年チャンピオン・コミックス) 刃牙道17巻が発売だ!
ついに宮本武蔵が本気で斬りまくる。
目指せ100人斬のペースだぞ。
そして、刃牙はすでに守護りモードに入っていた!
17巻は144話から152話までッ!

新・餓狼伝 巻ノ三 武神伝説編 (FUTABA NOVELS) 『新・餓狼伝 巻ノ三 武神伝説編』で、ついに松尾象山と磯村露風の出会いが語られる。
丹波文七も、梶原も、そして姫川も動きだす。
この風呂敷は、どこまで広がるのか?
感想書きました。「新・餓狼伝 巻ノ三 武神伝説編」感想

バキ外伝疵面 7 (チャンピオンREDコミックス) バキ外伝疵面7巻が発売だ!
ついにグランドマスター編も決着するぞ!
そして非日常な日常にもどる。
46話から53話まで!

真・餓狼伝 6 (少年チャンピオン・コミックス) 真・餓狼伝6巻が発売された!
真なる餓狼の伝記もこれで最後だ。せまる丹水流の闇に、丹波親子は対抗できるのかッ!?
最終巻は47話から!

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ついに完結!
羽柴彦六と久我重明の死闘があるらしいぞ!
なんか主人公の少年たちの名前があまり出てないけど、完結なのにそれでイイのか?

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土下座の男・拝にたいし、謝らない女が登場する! この勝負、どこに転がる!?
3巻は11話から。