・ ベルセルク「第24話 人間の都市」
 ガッツたちは法王庁教圏連合軍の集まるヴリタニスに到着する。
 ここで船をゲットして妖精郷に行くぞ!
 いや、どう考えても船は高価だし船員を雇わなくちゃいけないし、資金的にムリだよな。

 魔女の格好をしているシールケは問題を起こし、新生鷹の団のソーニャと出会う。
 う~む、今ここでガッツとグリフィスが出逢っちゃうと、また狂戦士の鎧が暴走しちゃいそうで心配だ。
 本気でグリフィスと戦う気だとしたら、新生鷹の団の人事を知らないのが痛い。
 シャルロット王女がいつの間にか居ることも割と重要な情報だし。

 いっぽうイシドロは新生鷹の団のミュールと出会う。
 のちに生涯のライバルとなるかもしれない二人であった。
 やっぱ、殺人経験の有無はこういう修羅場で効いてくるか。
 イシドロは怪物を殺したことはあるけど、人間がまだだし。
 あんまり殺人に慣れても困るけどな。

 今回もいつものようにBGMに合わせてガッツ登場かと思ったら、見守るだけだった。
 ガッツのポジションが、ますます頼れるお兄さんになっていくな。
 新たなチームというか疑似家族の結成にガッツもシールケも、ほっこりするのだった。
 この感じならガッツもブチ殺し復讐劇から離れられそう。
 でも、グリフィスが世界を狙う限りどこかで対決しないとダメなんだろうけど。
 ベルセルクはどこに着地するのだろうか。

 この辺の話は昔サイトの掲示板で書いたり書かれたりしていたあたりです。
 まさに、この24話のあたりから段々と連載が不定期になっていって、感想も無くなっていくんですけど。
 懐かしいと同時に今だから書ける感想とかもあって楽しかったです。

 『ベルセルク』という言葉は北欧神話が由来なんですが、そこの神オーディンは知恵を得るため片目をささげ、神テュールは巨狼フェンリルを封じるため片手を犠牲にした。
 これらの特徴はガッツに通じるのだが、なんかの伏線だろうか?
 ひとりに二つの特徴はちょっと過剰ですけど。
 オマケに北欧神話は基本的に全滅エンドだからあまり希望が無いかもしれない。

・ 正解するカド「第12話 ⊿Γ≡(ユキカ)」
 やっぱりコピーじゃイマイチというわがままなヤハクィザシュニナであった。
 真道はヤハクィザシュニナを驚かせて、処理しきれぬ情報量を与えたい。
 でも、フレゴニクスの無効化だけじゃ、情報量は少ない気がするんだけど。

 という不安があったんですが、そこはちゃんと奥の手が用意されていた!
 ヤハクィザシュニナも驚きまくっている!
 花森の仕事も相当大変だったろうな。
 正解するカドというか、正解できなかったカドって感じだった。