数日前まで刀剣すら見たことも触ったこともなかった平和な泥クジラの民が戦闘訓練をしている。
 本当に頼りないな。
 とりあえず飛び道具を使うと殺人への抵抗感が減るらしいですよ。(ヒューマン

 弓矢の引きかたがピンチ式(矢をつまんで引く)だな。
 その引きかただと力が弱いのであまり実戦向きじゃない。(弓道 その歴史と技法)
 やっぱり平和な泥クジラの民に戦闘は無理っぽいな。

6 明日、人を殺してしまうかもしれない

 それでも、この動機は強い。
 自分たちの生存だけでなく友達の仇討ちという動機も加われば殺人も辞さない覚悟になる。

 逆に帝国は中途半端に攻めたことで戦意を焚きつけた。
 これは結果論でなく、あきらかに作戦がおかしい。
 リコスの回収が第一目標というのはわかるが、そのついでに泥クジラを攻める必要が無いハズだ。
 戦闘ってのは第一撃でどれだけ損害を与えることができるかが重要になる。
 最初の一撃で大ダメージを与えたら、反撃も弱くなり味方の被害も少ない。
 泥クジラの民を焚きつけて、帝国はなにをさせようと言うのだろう。

 『サイボーグ009』に、戦いを知らない平和な宇宙人に、戦って敵を殺せと焚きつけて生存させるんだけど、本当にそれで良かったんだろうかと言うエピソードがある。
 泥クジラの民もそんな感じだよな。
 殺人を犯してなお、泥クジラの民は平和に暮らせるのだろうか。

kujira10b

 と長老会のラシャも言っているが、集団自決よりはすっとマシだと思う。
 怒るクチバさんに賛成です。
 長老会はなんで、こんな後ろ向きな人ばっかりなんだか。

 オウニとニビの問題児グループ体内モグラたちも友達の死に怒りをもっている。
 で、オウニは出自が謎らしい。
 人間が500人もいると、よく知らない人のほうが多いはずなので、こういう事もあるだろうけど。
 泥クジラって戸籍があるのか良くわからん。

 人数や職業分担があるので都市といえる行政があるハズだ。
 でも、お金を使っているところをみた事が無い。
 税金の回収も無いとすれば、戸籍はそれほど必要でないだろうけど。
 印が短命すぎるから人の出入りが激しすぎて戸籍管理が労働に見合わないのかも。

 決戦の前日だけど、泥クジラの民はスナモドリのお祭りをしてしまう。
 やっぱり、根本的にこの人たちは戦闘に向いていない。
 それは平和であれば良い事なんだけど、この局面をのりきれるのかどうか。
 なんか、地獄の前にせめて幸せな思い出を残してあげようみたいなイメージで不吉だ。

 感情を持ちはじめたリコスは赤面したりと可愛くなっている。
 でも公式ファンブックによれば、チャクロのサミへの想いは死後も揺らいでいないので、簡単にリコスになびかないらしい。
 そりゃ、サミは可愛かったもんな。

 いっぽうチャクロの前にネリそっくりのエマという少女があらわれる。
 どう考えても泥クジラの分身なんだろうけど、なぜ二人いるのか。
 思わせぶりな事ばかり言わないで、もう少しワカるように手助けして欲しい。

 砂嵐の日、敵艦スキロスへの突撃隊にチャクロの姿もあった。
 チャクロは敵の魂形(ヌース)を見たことがある貴重な存在なのだ。
 写真の無い時代は、攻撃目標の人や物を知っていることが重要である。
 チャクロの役割は重要だ。

 砂嵐で視界が悪いなか敵艦スキロスが迫ってくる。
 ついに泥クジラの民にとって運命の日がやって来た。
 次回予告でリョダリがあいかわらず狂気の笑みを浮かべていて、悲惨な状況を思わずにいられない。
 泥クジラの民は今日を生きのびることができるのか?


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