2019年9月26日(43号)
今週は『バキ道』が休載なので、先週号にのっていた『板垣恵介×板垣巴留 親娘対談』の感想を書きます。
『バキ道』の板垣恵介先生と、『BEASTARS』の板垣巴留先生は、親子だったッ!
現在では削除されているのですが、松原隆一郎氏のTwitterで暴露されており、実は知っていましたけど。
松原氏はバキ86話にも名前が出てくる人ですね。
とにかく、これで完全情報公開となったワケだ。
でも、それほどディープに漫画の話をする親娘ではないらしい。
巴留が初めて描いた同人誌がレベル高くて、父親ビックリだったそうで。
ちゃんとキャラが立っていたのが良いと。
恵介『だから、レゴシが登場したときに、俺 本人に、お前多分このオオカミに一生食わせてもらえるぞって言ったもん』
スゴい、ホメっぷりだ!
範馬勇次郎クラスの完成度かよ!
というか、レゴシだけでなく『BEASTARS』は濃いキャラが多いのが、スゴい。
最近出てきたメロンとか、悪の魅力がスゴいもんな。
巴留『私は『刃牙』と『ちゃお』を読んで育ってきたんです』
緊張と弛緩の振り幅が打撃の要ですね。
少女漫画的な部分と格闘漫画的な部分が融合して、動物漫画が生まれたのだ!
いや、なにがなんだかワカらん!
とりあえず、なんでも食ってみようよって事ですよね。
恵介『もう、娘というよりはやばい新人が来たなっていう感覚が俺の中では芽生えてたから。』
板垣先生を脅かす新人登場だ。
それぐらいの危機感を常に持っていただきたいと思うのがファン心ですが。
『覚悟のススメ』の山口貴由先生が出てきたときは、ちょっと対抗心を見せていた記憶があるんですけど。
たぶん、板垣先生忘れているな。
そう、板垣恵介は大切なことを忘れる!
巴留先生に大切なことを教えたらしいのだが、それを忘れているのだ。
電話で、さらっと言ったらしい。
大切なことなのに、電話で言って、しかも忘れる!
巴留『1話のネームの中で、伝えたいことは三つまで』『見せ場までのクオリティを保つこと』
恵介『憶えてないけど、それは正しい(笑)。』
大事なことなら憶えておいて!
でも、大事なことほど簡単に言っちゃうモンかもしれない。
テーマを絞ってってのは、ワカる。
1話分の感想を書くときは、とくに何も考えないでも何とかなるんですが、コミックス1巻分だと構成がゴチャゴチャになってしまう。
ちゃんと考えてやらねばと思うのだが、なかなか実行が難しい。
なお、面白いネタとして巴留先生のペンネームは板垣先生が考えたそうだ。
姓名判断をやっているので、絶対に売れる名前にしたらしい。
では、「巴留(ぱる)」という変わった名前はどこからきたのか?
恵介『うん。あの……もう思い出せない(笑)。』
やっぱり、憶えてねェッ!
なんか、後退のネジを無くちゃったみたいな感じですね。
前しか見ない。
過去は忘れる。
ある意味、前向きな姿勢なのかも。
そして、誌面で語りつくせなかった部分も近日公開らしいぞ!
10月のバキ休載に合わせて載ったりするんでしょうか?
続報を待ちつつ、来週の『バキ道』『BEASTARS』を待ちましょう。
あ、あと『バキ外伝 ゆうえんち』もね。
週刊少年チャンピオン2019年42号
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