2021年10月13日(11月号)
第25話 三角龍(サンジャオロン)

 異世界に来た烈海王は、この世界の鬼<オーガ>と闘うことになるッ!
 範馬勇次郎との疑似バトルかと思ったら、ピクルとの疑似バトルだぞ。
 これは烈海王のリベンジだッ!

 ピクルの突撃形態にも似たオーガの突撃形態だ!
 まるで三角龍(サンジャオロン)=トリケラトプスのような迫力がある!
 だがもちろん、烈海王は一向に構わん!
 かつてピクルを崩拳で迎撃して敗北した烈海王だが、今回こそは負けない気だ。

「南の集落(チーム)の仲間(ゴブリン)ヲ森ゴト全滅(ツブ)シタ…
 "戦鬼暴風突(オーガ・タックル)"…………ッッ」


 こっそり覗いているゴブリンも危険を感じているぞ!
 ゴブリンは「全滅(ツブ)シタ」とか「発動(ブッパ)シタ」と言っている。
 バキ世界だと「開始(はじ)まり」「変化(かわ)った」のように、略語にはならないのが作法だ。
 ここは異世界なので作法が違うのだろう。
 それかゴブリン方言か。
 どちらかと言うと『忍者と極道』(AA)に近い世界かもしれない。

 烈はオーガのタックルを正面から迎撃する。
 そして、逆にブッ飛ばしたッ!
 いったい、何が起きたのか!?


2021年10月13日(11月号)
第26話 4001年目

 オーガのタックルを逆に吹っ飛ばした!
 烈が参考にしたのは、またもや範馬刃牙である。
 ピクルのタックルをいなした刃牙の動きを参考にしたのだ。
 さらに烈がボクシング時代に経験したジョー・クレーザーのフックも応用する。

 烈は中国武術に他の格闘技の要素を取り入れて進化させているようだ。
 こりゃ、1000年前に通過しているとか言えなくなりましたな。
 中国武術は4000年たって進化の行き詰まりになってしまったのかも。
 これからは人が通過した道も通りますッ!

 緊急回避だけなら、消力(シャオリー)を使って防御と言う手段もあった。
 そこから攻めの消力(シャオリー)を使えるようになれば中国武術だけで勝てたかも。
 烈自身が、まだ中国武術を極めていないのかもしれない。

 ボクシングを学んで烈は中国武術4001年目を踏みだす。
 ピクルとの闘いで4001年目を踏みだしかけたんだけど、あれは勘違いだったようだ。(範馬刃牙13巻 99話)
 ここからが真の4001年目だぞ!

 そうは言っても、中国4000年ってのも割といい加減な数えかただ。
 中国4000年は日本で流行しているキャッチコピーである。
 しかし、中国の人は伝説の三皇五帝時代から数えて5000年の歴史などと、さらに盛っている。
 厳密にいえば、中国武術は少林寺ができてからの1500年の歴史と言うのが妥当だろう。

 もっとも記録に残っていないだけで、中国には何らかの武術があったはずだ。
 前に書きましたが、三国志の許チョ伝にも同郷の者は皆剣客(和訳は剣術家)であったと言う記述があり、系統だった武術を学んでいたように見える。
 ただ、烈の2000年前に通過している!って名台詞は、やっぱりちょっと盛りすぎだとは思います。

 足を踏み外して落ちかけたラウリーを領主の父が助ける。
 その時に杖を落としてしまう。
 この杖がオーガの探しているアイテムだったらしい。
 オーガは何者かに誘導されて、この土地に来たようだ。

 こうなると、黒幕がいるのだろう。
 縁がありそうなのは天草四郎だけど、どうだろう。
 再び異世界で偉人との対決になっていくのか?
 次回へつづくのだった。


月刊少年チャンピオン2021年11月号
月刊少年チャンピオン2021年11月号



・おまけ 新刊情報
バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 3巻 バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 3巻が発売だ!
ついに本格的な異世界バトルが開始される。
さらに現実世界を思い出させる強敵も出現だ!
2巻は17話から24話まで!

バキ道11巻 バキ道11巻が発売される!
範馬刃牙vs炎が決着する!
そして、大将戦の野見宿禰 vs 横綱・零鵬が始まるぞ!
さらに範馬勇次郎の壮絶な過去が明らかになる。
11巻は92話から100話までッ!

小説 ゆうえんち -バキ外伝-3 小説 ゆうえんち -バキ外伝-3巻が発売だ!
今宵の"ゆうえんち"には超級の怪物・変態が大量にいるぞ!
そして無門は予想していなかった因縁の相手と再会するのであった。
収録は、巻の九70回から