2021年12月23日(4+5号)
第5部 第114話「技術体系」 (1291回)

 嚙道(ごうどう) ジャック・ハンマー(243cm 201kg)vs古代相撲 二代目 野見宿禰(210cm強 250kg強)
 超重量級の二人が試合をする!
 刃牙シリーズでも屈指の巨漢対決だ。
 ところで、宿禰の数値がはっきりしないのは、なぜだろう。
 古代相撲の神秘パワーで巨大化する余地を残しているって事か?

 観客はジャックの巨体にどよめく。
 ジャックが観客の前で最後に闘ったのは、シコルスキー戦が最後だ。
 あの頃の身長は213cmぐらいだったので、さらに約30cmも背が伸びている。
 そりゃあ、お客さんも迫力に衝撃を受けるって訳だ。
 試合前のパフォーマンス合戦ではジャックの勝利だな。

 逆に宿禰は、いつもの四股をやらず地味になっている。
 なにか狙っているのだろうか?
 迫力で負けても、試合で勝つ気だな。
 勝利への執念を持ちはじめたか?

 この試合を本部とガイアが見守っていた。
 なんで、お前らが!
 地下戦士vs大相撲力士の団体戦には呼ばれなかったのに!

 ガイアはジャックと一緒にシコルスキーを半殺しコルスキーにした仲だ。
 友情見学かもしれない。
 でも、なんでジャックとガイアに接点があったのか、いまだに謎だな。
 おそらく猪狩が二人を呼んだのでしょうが。

 本部以蔵はジャックに勝った数少ない生物だ。
 ジャックに勝ったのは範馬刃牙、範馬勇次郎、ピクル、本部以蔵の4人しかいない。
 範馬刃牙、範馬勇次郎、ピクルは、たぶん人間に似ているけど別の生物なので、人間でジャックに勝ったのは本部だけという事になる。
 地球人で一番強いのはクリリン、みたいな感じだ。
 そういう意味で本部に敬意を払ってジャックが招待したのだろうか。

 それとも、本部の武器術に敗北したジャックが本部門下となったのかも。
 勇次郎が言うには戦場格闘技では噛みつきは基本なので、本部流でも研究していそうだ。
 そこで本部流の噛みつき技を学び、分派して噛道を作ったのかもしれない。

 どちらにしても、本部とガイアも見守っている。
 否、見守護(みまも)っているッ!
 この試合、負けたくない!

「大男が前提の大相撲」
「その歴史を見渡しても」
「これほどのサイズは見つからない」
「大いに頼もしいぞ」
「ジャック範馬

 宿禰がジャックの体格をほめた!
 でも、歴代最大と言われる大関「巨鯨(きょげい)」231cm 290kgがいますよね。
 身長はジャックのほうが12cm大きいけど、体重は巨鯨のほうが重い。
 巨漢力士と闘いたいだけなら、巨鯨と闘っても良いのに。
 宿禰にとって巨鯨では相手にならないと言うのだろうか?

 そして、宿禰は"ジャック範馬"と言う。
 かなり"範馬"を意識している。
 やっぱり宿禰は範馬勇次郎に完敗したことを引きずっているようだ。

 ジャックを踏み台にして、範馬勇次郎にリベンジする!
 それが宿禰の目的だろう。
 範馬勇次郎に挑戦したがる人を久しぶりに見たな。
 宿禰はあれだけの実力差というかパワー差を見せつけられても心折れなかった。
 身体だけでなく精神もタフだ。

 観客の中に愚地独歩と渋川剛気の姿もある。
 二人は宿禰とチームを組んで、大相撲チームと闘った仲だ。
 でも、宿禰は控室には来なかったし、かなり疎遠だった。
 宿禰は好人物っぽくふるまっているが、本当のところ人づきあいが苦手なのかもしれない。
 まあ、ずっと山奥に住んでいたからコミュニケーション下手なのだろう。

 大擂台賽での中国海皇軍団 vs 外国人ゲスト軍では、日米混合チームが仲良かった。 (アニメ バキ大擂台賽編 6話)
 どちらにも共通する人間は刃牙だけだ。
 つまり、刃牙以外の人物の影響が大きかったって事だろう。
 大擂台賽では寂海王とオリバの人柄に助けられたのだろうか?
 独歩と渋川さんは人柄に問題ないけど、ちょっと年齢差が大きかったかも。

「噛みつけたらのハナシだ」

 宿禰はジャックに言う。
 これは組まないという宣言だろうか?
 それと、口の周辺を攻撃しない。
 噛道の技術を試合前に見たので対策バッチリという自信を感じる。

 噛みつきしだい、投げまくってやる!!
 噛みつき対策は完璧だ!!
 噛みつきの有るケンカがしたいから地下闘技場に来たのだ!!
 噛みつくやつは思いきり殴り思いきり蹴るだけ!!
 今の自分に噛みつかれる死角はないッッ!!
 超一流力士の超一流の喧嘩だ!! 生で噛んでオドロキやがれッ
 そんなキャッチフレーズが聞こえてくるぞ!

 宿禰はジャックの噛みつきに膨大な技術体系を感じていた。
 そんな強いジャック範馬と闘えることが嬉しい。
 強敵を前にして、宿禰の闘志が燃えあがる。
 やっぱり、宿禰は精神的にタフだ。

 蹲踞で待ち受ける宿禰に対して、ジャックが歩いて近づく。
 リーチで勝るジャックが先に拳を動かしたとき、宿禰が踏みこむ!
 激突、そして鮮血だ!
 両者のぶつかり合いは、いきなり流血となった。
 これは、どちらの血なのだろうか?

 そして、範馬刃牙と愚地克巳も並んで観戦していた!
 バキ世界の若手二人だ!
 もう一人の若手である花山薫はどうした!?
 なんか、みんなバラバラに観戦していますね。

 刃牙と克巳は古代相撲と"嚙道(ごうどう)"を見ることができると期待している。
 横綱・零鵬では古代相撲を引き出せなかったという事なのか?
 刃牙は宿禰と闘っているんだけど、そこでも本気を見ることができなかったと思っているのかも。
 つまり、この試合で やっと第二代野見宿禰の本気を見ることができる、と。

 それはそうと、克巳の私服センスが良くなっていないか?
 克巳と言えば私服のセンスを終わらせた男として有名だ。
 推しの私服が酷すぎて精神ダメージを受けたとも言われている。(ドラマ『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ』

愚地克巳の私服が、ダサくない!?

 だが、今回はかなりシュッとした良い服装だぞ。
 あれ、克巳ってこんなにイケメンだったの?と惚れ直すところだ。
 そう思って私の妻に見てもらったんですが「普通じゃない?」と言われました。
 ……今までが酷すぎたから、普通でも超ファッショナブルでスタイリッシュなファッションリーダーに見えてしまったのか。
 これもツンデレ効果ですね。

 まあ、克巳の私服偏差値が平均になりましたと。
 おそらく、なにか劇的なイベントがあったのだろう。
 烈海王の右腕が影響を与えているとしたらファッション的には悪い方向に行くだろうし、関係ない。 (断言)
 影響を受けたらチャイナ服とか着だして、なぜかガングロになりそうだ。
 もしかしたら、『外伝ゆうえんち』の主人公であり克巳の実兄でもある葛城無門と再会して服を買ってもらったのかも。
 天才・愚地克己が、ついに覚醒したか!?


週刊少年チャンピオン2022年4+5号
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・おまけ感想
『RIZIN』朝倉カンナvs『バキ道』板垣恵介 格闘技対談!(2019/4/17)
板垣恵介 × 堀口恭司 頂上対談!(2019/6/12)
座談会『高橋ヒロシ×板垣恵介×浜岡賢次』(2019/7/25)
板垣恵介×板垣巴留 親娘 異種格闘対談(2019/9/26)
『激レアさんを連れてきた。』に板垣先生が出演(2019/10/30)
板垣恵介 堀口恭司 対談FIGHT!(2021/3/25)

新装版バキ13巻 その後のドリアン感想2回目
新装版バキ14巻 その後のスペック感想2回目
新装版バキ15巻 その後のドイル感想2回目
新装版バキ16巻 その後のシコルスキー感想2回目
新装版バキ17巻 その後の柳龍光感想2回目

『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ』感想を、まとめ中です。

・おまけ 新刊情報
バキ道11巻 バキ道11巻が発売される!
範馬刃牙vs炎が決着する!
そして、大将戦の野見宿禰 vs 横綱・零鵬が始まるぞ!
さらに範馬勇次郎の壮絶な過去が明らかになる。
11巻は92話から100話までッ!

バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 2巻 バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 2巻が発売だ!
烈海王は異世界で巨悪と遭遇する!
そして、ついに烈海王が闘いはじめるのだ。
2巻は9話から16話まで+出張版

小説 ゆうえんち -バキ外伝-3 小説 ゆうえんち -バキ外伝-3巻が発売だ!
今宵の"ゆうえんち"には超級の怪物・変態が大量にいるぞ!
そして無門は予想していなかった因縁の相手と再会するのであった。
収録は、巻の九70回から102回まで!

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