2022年1月13日(7号)
第5部 第115話「不可解な立ち合い」 (1292回)

 2022年は嚙道(ごうどう)のジャック・ハンマー(243cm 201kg)vs古代相撲の二代目 野見宿禰(210cm強 250kg強)から始まる!
 まずは前回のリプレイから。
 って、またかよ!
 正月休みと休載までしてリプレイかよ!
 と、言ってもリプレイなので仕方がない。

 ジャックは緩慢な動きの右パンチを出す。
 これは誘っている攻撃だな。
 当てる気がないから、ゆっくりなのだろう。

 パワー系戦士が苦手としている渋川剛気の合気技への対抗策みたいだ。
 いや、相手が掴んだら合気をかけるという意識かも。
 どちらにしても、ゆっくりなのが罠っぽい。
 罠のように思わせて警戒させる事が罠かもしれないけど。

 ジャックのゆるい攻撃に対して、宿禰は全力で突進する。
 相撲最大の打撃技・ブチカマシだ!
 重量級の体重を活かした体当たりである。シンプルに重くて強い。
 ジャックと宿禰が交錯し、流血だ!
 という所までが前回のリプレイでした。

 ここから新展開だ!
 ジャックと宿禰はすれ違っていた。
 そして、宿禰の左僧帽筋のあたりが噛みちぎられている。
 これが流血の正体か!
 すれ違いざまに噛みちぎった!

噛道が炸裂!

 恐るべきジャックの噛道だ!
 右パンチが空振りに終わったとしても、その後に噛みつきが控えている。
 二段構えの攻撃だった。
 やっぱりパンチは罠だったのか。

 宿禰はジャックのパンチをよけてカウンターのぶちかましを当てる気だった。
 だが、カウンターのカウンターをとられてしまったようだ。
 ジャックが緩慢に右拳を出したのは、反撃をよける動きを出す余裕を持たせるためだったのか。
 宿禰のぶちかましはスピードもあっただろうが、来るとわかっている攻撃だったので予想しやすかったようだ。

 噛みついた場所が、僧帽筋だったのは惜しかった。
 父・範馬勇次郎がジャックに与えた数少ないアドバイスが、噛む時は頸動脈を狙えだったもんな。
 ジャックが外してしまったのか?
 それとも宿禰が急所をさけたのかも。

 だが、それでも肉をえぐり取る大ダメージだ。
 出血も多いぞ。
 このまま時間がたてば出血多量で決着だ。
 だが、宿禰は力士タイプなので短期決戦が得意なのだろう。
 ならば出血により体力低下するまえに決着つけるのは望むところかもしれない。

 ジャックは噛み取った肉片を吐きだす。
 徳川邸で宿禰の左小指を噛み切って、咀嚼して、飲み込んだ時と違う行動だ。
 小指の時に宿禰が動揺しなかったので、今回は飲み込まないのだろうか?
 ならば、ジャックはけっこう無理して小指を飲んでいたのかも。
 あとで、オェェっとなっていたかもしれない。

 ジャックが『ギワッ』と歯をむき出しにする。
 この音は3回目だと思いますが、『ギラッ』じゃなくて『ギワッ』なんですね。
 ギラッよりも鋭くない鈍い光って感じだろうか。
 チタン義歯の感じが良く出ている音です。
 いや、チタン義歯の音って知らんけど。

 ジャックは腰を落として、低い構えをとる。
 レスリングよりも低い構えだ。
 噛みつきを中心に据えた肉食獣の構えだな。
 最大トーナメントで見せていた構えだ。

 せっかく身長を伸ばしたのに顔面を攻撃しやすい高さにもってきちゃう。
 このあたりが明日見ぬファイターって感じですね。
 骨延長手術は噛道完成のために必要な回り道だったんだろうか?
 伸ばした意味が薄いのが悲しい。

 口を開けてジャックが宿禰に迫る。
 噛道だけに顔から行く!
 危険な攻撃だけど、それもジャックの生きる道だ。

 だが、宿禰は右前蹴り上げでジャックの顎を蹴り上げる!
 これは猛剣を倒した独歩の蹴りを真似たのか? (バキ道8巻 66話)
 蹴った時の『ガチョッ』という音が同じだ。
 四股の構えから横蹴りだけが宿禰の蹴り技じゃない。
 こんな蹴りも持っていたのか。
 そして、やっぱり頭を安易に下げすぎたな、ジャック兄さんよ。

 現代相撲では蹴りは反則だけど、古代相撲だと蹴りもありだ。
 恐るべし、古代相撲!
 と持ち上げていたら、蹴った宿禰の右足は踵に裂傷を負って出血していた。
 カウンターで噛んだ!
 人体のなかで最も急所が集中する頭をあえて攻撃させることで、反撃の噛みつきだ。
 肉を切らせて骨を断つならぬ、頭を攻撃させて相手を噛む、それが噛道なのか!

 護身術としてはかなり危なっかしい技術だ。
 万人にお勧めできない刹那的な戦闘方法だ。
 まさに明日見ぬファイターにふさわしい戦闘スタイルだ。

 ジャックは顎を蹴られたが、宿禰の左肩と右踵を噛んで出血させた。
 ダメージは宿禰のほうが上か?
 序盤で調子に乗ると失速しそうで心配だけど、とりあえずジャック優勢のようだ。
 とりあえず、恐るべし噛道と言うところで次回へつづく。


 ジャックはグラップラー刃牙の頃から活躍している戦士だ。
 馴染みもあるし、その強烈な人生に心動かされた。
 目的のために、ここまで苛烈に生きることができるのか!
 自分には無理だし、なんか方法間違っているみたいだからやらないけど、応援したくなる!

 売り出し中の新人に負けないで欲しい!
 弱小事務所のベテランアイドルを応援する気分だ。
 もう、噛ませ犬とは呼ばせない。
 噛むのはジャックのほうだッ!


週刊少年チャンピオン2022年7号
週刊少年チャンピオン2022年7号



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