追記2 (22/6/16)
月に3回休載するなんて!
「月に3回休載するなんて!」

 来週も安定の休載なので、連載再開は次々号になります。
 う~ん、ほぼ月刊連載か。
 今週は対談もあるし、休むことは無いだろうと思っていた所に休載だ!
 でも、対談は載っているぞ!

● 板垣恵介 先生×武尊 選手 対談

 板垣先生とK-1王者武尊の対談だ!  那須川天心選手との試合が決まった武尊選手である。
 まさに日本キック界の頂上決戦だ!

武尊:最初に(天心に)対戦表明をされてから7年くらいかかりましたね。

 7年越しの実現と言っていますが、もうそんなに時間がたったのか。
 異なる団体の王者同士ってのは負けた時に団体が受けるダメージがデカいので、なかなか実現しないんですよね。

 那須川選手と武尊選手は共にバキファンなので、バキファン立ち技最強決戦でもあるのだ。
 なんと贅沢な試合だ。


武尊:最後はメンタルの勝負かなと。なので、僕は「刃牙」シリーズのキャラでは柴千春が好きなんです(嬉しそうに)。

板垣:こんなヤツが出てきたら絶対にウケるっていう、存在し得ないメンタルね。「フルマラソンを当日まで一切トレーニングせずに、根性だけで勝ってみせる」

 根性だけで闘う柴千春が推しキャラらしい。
 確かに身体能力では格闘士の平均に届いているのかも怪しい柴千春だけに、根性が凄いぞ。
 肉体が優れている花山よりも、根性だけで闘っている感じがする。
 そして、武尊選手も根性で闘う時があったそうだ。
 K-1ワンデートーナメントで――――

武尊:そのまま決勝に上がって、折れた手と折れた足で勝って優勝したんです。

武尊:グニャグニャの拳で殴って優勝しました。その時はちょっと柴千春をイメージしながら(またしても嬉しそうに)。

 拳と足を骨折しながら闘って優勝した!
 漫画みたいな事を現実にやっているッ!
 むしろ、漫画でやったらリアリティーが無いと言われそうな無茶な事だぞ。
 柴千春の根性をリスペクトして乗りきったと。
 リアルグラップラーだ。

 柴千春は今後も出てくる予定らしい。
 出てくるのは良いんだけど、誰と闘うんだろう。
 宿禰みたいな筋肉の怪物は根性だけじゃどうにもならない相手と言う気がする。
 根性でマラソンは走り抜けるかもしれないけど、根性で300kgを持ち上げる事って無理だよね。
 相性の良い相手が欲しいところだ。


板垣:俺はあのフォームを描くために、何度もあのポーズを撮影しながらやったけど、ものの10秒ぐらいしかできないもんな。キツいよ、あれは。だからあれを試合の最中にやることは、ホントにマイナスでしかない。

 トリケラトプス拳の構えについて。
 板垣先生、自分でやっててきつかったのかよ!
 まさに特殊な訓練をしたプロの行う構えなので一般人はマネしないでくださいだ。

 天心選手と言えば、試合中にトリケラトプス拳をやった事で有名(?)だ。
 武尊選手は、天心選手の真似と言われそうだからやらないと言っている。
 だが、もしかしたら、両者トリケラトプス拳の構えをとるシーンがあるかもしれない。

 いや、無いか。
 マイナスでしか無いと作者に言われているもんな。


武尊:あのー、僕、夢がありまして。「刃牙」のなかに出たいっていう夢があるんですけど

板垣:あのね、総理大臣になったら間違いなく描くよ。アメリカ大統領とかな。

 おぉい!? 板垣!?
 どういう無茶振りだよ!
 総理大臣はもちろん、アメリカ大統領とか無理すぎ。

 バキに出たいとの事ですが、噛ませ犬になる可能性が高いので、ちょっと怖いな。
 だが、今後の展開で出てくるかもしれないのでちょっと期待だ。
 バキ世界は若い選手が少ないので、出てきてくれれば大歓迎ですよ。
 2022年6月19日に行われる武尊選手と天心選手の試合も大期待だ!



週刊少年チャンピオン2022年29号
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