2024年2月15日(11号)
第24話 最終関門

 葛城無門の師・松本太山が猛毒・柳龍光に致命傷を負わされた"ゆうえんち"での裏ビデオ鑑賞会だ。
 松本太山は柳龍光が太山の娘・梢江の名前を出したことで一瞬すきを作ってしまう。
 そこに柳龍光の必殺技・空掌が決まり、肋骨が見えるほど肉をえぐられた。
 事前に情報を集めていた柳龍光の策が決まった形である。

 でも、松本太山は空掌を喰らっても筋肉で耐えたッ!
 筋肉万歳ッ!
 ウラー、マッスルッ!
 ロシア語と英語を混ぜると劉鳳に怒られそうだが、筋肉だから仕方がないッッ!
 松本太山の筋肉は、ここまで奇跡を起こせるのか。

 さらに、そこから反撃と家族愛のマッスルパンチだッ!
 柳の あごが砕けた!?
 でも、作中現在の柳は回復しているからたいしたもんだ。
 あとで勇次郎にも あごを砕かれるんですけど、すでにダメージを負っていたのか?

 柳のダメージは大きい。
 あと少しで敗北を教えてやることができた。
 だが、ここで時間切れで"ゆうえんち"が終了してしまう。
 太山は柳に止めを刺さずに去っていく。
 過剰な暴力を振るわないのが、松本太山の美学だ。

 太山は致命傷を負う。
 柳は敗北しきれなかった。
 なんとなく、両者痛み分けだ。
 これが闇の記録の全貌であった。

 原作小説と違い、松本太山が やや勝っている!
 松本太山への愛ですね。
 愛だけじゃあ勝てないのが夢枕ワールドなのかもしれないが。

 純粋な戦闘力では松本太山がまさっていた。
 だが、柳龍光は言葉で太山を惑わし逆転する。
 卑怯と言えば、卑怯だ。
 だが、卑怯な技ほど効果があるのも事実である。

 久我重明や蛟黄金丸は卑怯な技も肯定派だ。
 仲良く話をしているが、いつか闘う宿命なのかもしれない。
 今のところは仲良しに見えるけど。

久我重明と蛟黄金丸

 って、なんかBLだ!
 でも、久我重明と黄金丸だから、血なまぐさそう。
 ボーイズラブじゃあなくて、暴力Loveだ。
 あるいは武術Loveですね。
 久我重明のBLはブラックラブだけど。

 葛城無門は、これで"ゆうえんち"への入園資格を得る。
 だが、参加料500万円というハードルが高すぎた!
 貧乏そうな10代少年に大金を求めんなよ。
 そりゃあ変顔にもなる。
 こういう抜けたところは、愚地克巳の実兄なんだなと納得です。

 金のない無門は、闇試合――――闘人市場に行く。
 相手は餓狼伝の主人公・丹波文七だッ!
 無門は金を得ているから、丹波に勝ったのか!?
 恐るべき少年だな。
 というか、伝説級の試合になりそうなんだから、見たかった。

 さらにオリジナル展開で愚地独歩も登場したッ!
 徳川光成が独歩たちが現役戦士だった頃を懐かしむのは『グラップラー刃牙』へのオマージュですね。
 独歩は克巳の兄である無門を探していた。
 だが、松本太山が先に無門と出会っている。
 独歩は、こっそりと身を引いていたらしい。
 この無念が神心会の人捜し情報網構築につながっていたりして。

 無門が金に困っていると聞いた独歩は、ボクシングのフラッシュ早田を通して無門の手に金が渡るようにする。
 おそるべき情報網だ。
 さすが警察を上回る情報網をもつ神心会ですな。

 ポンと500万円を出してくれるあたりが、さすが神心会100万人の長よ。
 門下生の月謝が平均3000円/月としたら、年間360億円ですよ。
 札束の試し割りだってできそうだ!

 幸運と実力と、細くつながった縁によって葛城無門は"ゆうえんち"へと向かうことになる。
 暴力と変態の渦巻く夜の暗黒遊技場"ゆうえんち"だ!
 ついに次回からゆうえんち編が始まりそうだぞ。
 ゲストで、丹波文七も参加していたりして。


週刊少年チャンピオン2024年11号
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