2024年2月29日(13号)
第6部 第15話「噛み合い」 (1343回)

 噛みつきファイター ジャック・ハンマーvs斬撃空手 鎬昂昇 だッ!
 大出血の死闘もクライマックスが近いッ!
 ジャックの攻撃で鎬昂昇は首を噛み切られ、さらに首の骨を折られた。
 普通なら即死だし再起不能コースだ。

 しかし、鎬昂昇は生きている!
 どんなトリックで死を回避しているのだろう。
 理屈じゃあ説明できない事も、世の中にはあるのだ。
 だが、ジャックはさらに鎬昂昇の腕に深く噛みつき、喰いちぎるゥッ!

 再びの大出血だ!
 観客席の徳川光成、花山薫、範馬刃牙、愚地独歩、愚地克巳、渋川剛気もショックを受けているぞ。
 でも、みんな汗はかいていないから、意外と大丈夫そうだ。

「「ナイフ戦闘術(ファイティング)」では」
「四肢の付け根は重要な"アタックポイント"だ」

 ここで愚地克巳が負傷か所の危険性について解説してくれる。
 四肢の付け根――股間や脇の下は太い動脈があるので致命的急所だ。
 最大トーナメントでも本部以蔵が解説していたぞ。
 そして、腋窩や鼠径部は急所でありフェチズムの場所でもある。(例えば『頂のリヴィーツァ』とか)
 男の腋は、あまり要らんですが。

 本部は武器術のスペシャリストだから詳しいのも納得である。
 しかし克巳も刃物に詳しいんですね。
 そのうち刃物と闘うつもりなのかも。
 克巳の知識を試すため、独歩が言わせた感じか?

 実は深刻なダメージであると解説された鎬昂昇である。
 驚愕・解説による追加ダメージが入ってしまった。
 だが鎬昂昇は頸動脈(?)へのダメージを、ろくに止血しないで乗り切ったのだ。
 出血など、帯かゴムチューブでちょちょいと縛れば問題無いッ!

 っと、顔から倒れたッッ!
 ダメージうけてんじゃねェか!
 気絶したッ!
 勝負ありだよッッッ!
 今頃になって、刃牙も一筋の汗を流す。

 前回ラストから普通に予想すれば、なすすべなく鎬昂昇が戦闘不能になる、だ。
 予想以上に予想通りの展開になってしまった。
 いわば予想外の予想通りだ!
 柔軟性とかバランスとか、何だったんだろう。

 鎬昂昇は担架にのせられる。
 それより、早く止血して!
 ゴムチューブを巻けば、だいたいOKだから!

 だが、鎬昂昇はとくに治療を受けている様子もなく意識を取り戻す。
 このタフネスは異常だ。
 鎬紅葉がなにか仕込んだのだろうか?

「嚙道(ごうどう)…」

「史上最高の武術だ……」

 鎬昂昇はジャックの噛道を褒めたたえた。
 噛みつきの有効性を認めたという事なのだろうか?
 たしかに噛みつきは子供の喧嘩術のようだが威力が高い。
 両手両足、噛みつきと第5の武器になるので攻撃の幅も増える。

 でも、頭部を相手に近づける必要があるなど弱点もあるのだ。
 鎬昂昇は大量出血と敗北感で判断力が鈍っているのかも。
 最高の武術が何かというのは簡単には言えないと思うのだが、断言しちゃった。
 やっぱり錯乱状態ですね。
 賢者タイムに近いのかも。

 鎬昂昇はジャックに耳を貸せとささやく。
 試合中は動じていなかったジャックが、ここで汗をながす。
 なんか不穏な空気を感じだたのだろう。
 きっとOVAで鎬昂昇を演じた塩沢兼人を意識した、バキ以降で鎬昂昇を演じている山崎たくみの声で、ねちっこ囁いているのだろう。

 近づいたジャックの耳に噛みついた!
 思わずジャックが悲鳴をあげて、飛びのく。
 噛みつきに、一矢報いる、噛みつき返しだ!
 試合後に、はじめて悲鳴をあげさせたぞ!

「お返しだ」 「グム……」

「お返しだ」
「グム……」

 ジャックが可愛く反応した!
 なんか、じつは耳が弱点なんですかね?
 耳を攻めたら、ジャックは借りてきた子猫ちゃんになるのかも。
 鎬昂昇は、いい所なく敗北した。
 だが、最後に意外な弱点を発見している。
 ……のかもしれない。

 鎬昂昇の後を継ぐ人間は誰だろう。
 姿は見えないが、花田純一もこの場にいるはずだ。
 組技系戦士(グラップラー)として、ジャックに絡みつき、耳を攻めれば勝てるかも。
 この展開は、すべて本部以蔵の狙い通りだったりするのか?


週刊少年チャンピオン2024年13号
週刊少年チャンピオン2024年13号


刃牙らへん1巻 漫画 ゆうえんち -バキ外伝-4 バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 9巻 バキ外伝 ガイアとシコルスキー ~ときどきノムラ 二人だけど三人暮らし~ 3巻 バキ外伝 花のチハル 1巻