2024年4月18日(20号)
第6部 第18話「初めてのこと」 (1346回)

 ジャック・ハンマーが父・範馬勇次郎と初会食だァッッ!!
 以前、ならんで街歩きをしていたときは、結局どこにも行かなかったようだ。
 気まぐれで勇次郎があらわれて、数分だけ並んで歩いたのだろうか?
 接点の少ない親子だったから、関係を築くのも大変だ。

 初の会食で、ジャックは動揺している。
 試合では堂々たる態度のジャックだが、テーブルの前では汗ダラダラですよ。
 こんなジャックも居たのか。

 飲み物を問われ、ジャックは水を所望する。
 声、小っさッ!
 しかも、ミネラルウォーターと返事をされただけで動揺してしまう。
 ミネラルウォーターを飲んだこと無いのか?

 海外では水道事情が良くないので、ミネラルウォーターを飲料水にしていると言う話もある。
 ジャックの住んでいたカナダは、水道事情が良いのだろうか?

 戦闘サイボーグと言われるジャック・ハンマーも日常ではポンコツらしい。
 スターバックスに初めて入った人みたいになってる。
 私も ぜんぜんスタバになじめません。
 サイズはS・M・Lで表記してよ。

 水道水しか飲んでいないジャックにガスの有り無しを問うなと勇次郎がたしなめる。
 正論だ!
 天内悠なみの愛があればフォローできる気遣いだぞ。
 うん、ちょっとハードルが高い。

 これは勇次郎がジャックを気づかっているとも言える。
 勇次郎、優しくなりましたな。
 ジャックは勇次郎が選んだドライシェリーを呑む。
 旨すぎて、かえって動揺してしまう!
 汗ダラが止まらないッッ!

「乾杯ガ初メテデス」

「乾杯ガ初メテデス」


 ジャックは乾杯すら初めてだった!
 たぶん酒を呑むのも初めてだろうな。
 闘争しか考えていなかった人生を歩んでいる。
 そんなジャックを美食と美酒でもてなす。
 堕落しないか 心配だ。

 つづけて鮮魚のカルパッチョ、白ワイン、海亀のスープ、オマールのシャンパン蒸しなどをいただく。
 どれも美味くい。
 やはり動揺して汗をかいている。
 下手したら鎬昂昇の攻撃よりも効いているぞ。

 ジャックは強くなるためだけに生きてきたから、美食に弱い。
 このままでは、ジャックが再起不能になってしまう!?
 美食におぼれて戦士の心を失ってしまうかも。

 なお、ナイフとフォークの使い方は刃牙より上らしい。
 これでもカナダ生まれですから。
 ジャックは刃牙より優れていると言われて、汗ダラの喜びだ。
 ガイアに早起き勝負で勝った気になっているシコルスキーなみに喜んでいる!

 小さな達成感を堪能している人生は悪くない。
 悪く無いのだが、今日の勝利だけを求めてきたジャックの生き方がブレそう。
 弱くなりそうで心配だ。

 美味い料理に感動したジャックはエビを手づかみで喰う。
 個室だからこそ許される自由さだ。
 まあ、フランスでもカトリーヌ・ド・メディシスがフォークを持ちこむまで手づかみで食べていたと言われている。
 手づかみこそ、本場の食べかただ。
 そんなこんなんで、酒と美食に酔うジャックであった。


 で、前回ラストの「たまには柔らかい物も食え」という台詞は、とくに拾わないの?
 柔らかい物を食えと言うのは、深い意味が無かったのだろうか。
 たまには美味いもんでも食えって事だろうか。

 ジャックは酒も煙草もやらず、ドラッグばかりやっている。
 たまには違う物もやってみろ、……なのか?
 勇次郎は安易なドーピングよりもパーフェクトナチュラルパワー肯定派だろうな。
 背中の鬼はバーべリングではなく実戦の中で生まれた格闘の結晶だし。

 不自然主義を貫いているジャックには鬼が宿らないかも。
 まあ、刃牙も器具を使ってトレーニングやっているんですけどね。

 刃牙とジャックは似ているようでもちょっと違う。
 勇次郎と食事をした時の刃牙は食事を楽しみつつ、勇次郎を観察していた。
 ジャックは美食に驚き、この場に居ない刃牙と競っている。
 刃牙の方が余裕があるように感じる。
 この余裕が、柔らかい物を食って生まれたのかも。

 ジャックはもっと柔らかい物を食べた方が良いのかも。
 究極の柔らかさ、それは女体だッ!
 すなわち、梢江とSAGAって強くなれと言うメッセージなのかも。
 梢江の涙でドーピングを裏返せば背中に鬼がやってくる!
 これは梢江戦争が勃発するぞ。


週刊少年チャンピオン2024年20号
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