漫画

『僕ヤバ 76、77』『海喰い 17後、18前』感想

『僕ヤバ』と『海喰い』の感想が遅れていたので、独立更新です。

僕の心のヤバイやつ(5)
7月新刊!
僕の心のヤバイやつ(5)特装版
特装版!
・ 僕の心のヤバイやつ
 76話が掲載だ!
 一緒に映画を見に行きたいけど積極的になりきれない山田であった。
 だが、最近の市川は違うぞ!
 ちゃんと誘う。
 成長したな。

 で、ちょっと動きだすと調子に乗っちゃうのが山田だ。
 ちょっと服装も変えてノリノリだな。
 無事に市川を誘いだせて安心したのか腹がへってしまう。
 そして、おねえと遭遇してしまうのだった。

 77話が掲載だ!
 制服放課後デートはアラブの石油王でも不可能ッ!
 おねえの言葉には迫力と説得力がある。
 たしかに皇帝だろうとマハラジャだろうと時をまき戻して制服放課後デートは不可能なのだ。
 せいぜい制服コスプレデートだな。

 そんな貴重な時間なのだが、おねえのパロネタは試合を止める遅延行為のネタだッ!
 下着姿で布団に入っている息子と彼女に対する勇次郎の説教パロだぞ。
 デート中の弟に対するツッコミとして適格すぎる選択だったかもしれない。

 つうか、おねえもバキ読んでるんだね。
 いや、最近アニメ化したから見たの?
 市川はチャンピオン読者だから『バキ道』を知っているのは不思議ではない。
 がッ! 『バキ』を読んでいるには中学生のお小遣いでは厳しそうだ。
 シリーズ全部で100巻以上あるんだぞ。父の持ち物か!?

 市川は、後で山田に元ネタを問われ、バキと答えて、後で読ませてと言われそう。
 読ませるのか、あのシーンを!?
 見せるのかSAGAをッ!?
 危うく映画館に行くのを忘れるほどのインパクトだ。
 次回はちゃんと映画館に行くらしいぞ。


海喰い(2)
6月新刊!
・ 海喰い
 マンガクロスで17話後半が更新だ!
 ついに無線が通じた!
 でも、この状況を信じてもらうのは難しいよね。
 銃があれば怪物にも勝てそうな気もするけど、怪物向けの装備じゃないから意外と苦戦しそう。

 マンガクロスで18話前半が更新だ!
 隠れ家が不良共に見つかってしまった。
 自分が逃げつつも女子を逃がすあたり、おっさん、本当にツンデレだな。

 で、おっさん命がけ最後のアタックか。
 どうせなら直接相手に電流を流せば倒せたかもしれない。
 本心では人を殺したくないと思っていたのだろうか?

 おっさん死亡で、ますます危険な状況になっている。
 最近、怪物の動きが静かだ。
 そろそろ反動で大騒乱が起きそう。

僕の心のヤバイやつ1巻感想「ふたりは幸せになれるのか?」

僕の心のヤバイやつ1巻

 『みつどもえ』の桜井のりおの新作『僕の心のヤバイやつ』が発売された!
 今頃感想書くのかよとか、連載時に感想書いていたじゃないかとかあるんですが、1エピソードではなく1作品への感想なんで、ご容赦ください。

 主人公・市川京太郎は中二病を患っている。
 中学二年男子にありがちなグロ嗜好な状態だ。
 で、クラスメイトの山田杏奈を殺したいと暗い衝動を抱えている。
 だがッ! 山田は想像を絶するポンコツ美少女だったのだッ!

 山田を観察すればするほど、食いしん坊だったりドジだったりするところが目について「はじめてのお使い」を見守るお母さんみたいな心境になってしまう。
 それでまあ、純粋に好きになっちゃうのは時間の問題だった。

 僕の心に巣くうヤバイやつは、中二病から恋心に変わってしまう。
 そうなると、最初の前提であるスクールカースト最底辺の陰キャラの京太郎と、頂点にいる陽キャラの山田は、立場が違いすぎると言う問題が浮上する。

 実は山田のほうは、そのへんを気にしていないっぽい。
 最初は良く知らないクラスメイトとして目が合っても冷たく見返して、視線を外していた。(1話)
 でも、仲良くなってくると自分を見ている京太郎に気が付いて、視線を合わせてくる。(14話)


1話 この頃はクールビューティーでした


14話 この直後にボールがぶつかってしまうので、この後どんなアクション(笑いかけるとか)を取ったのかワカらなくなってしまった。

 山田のほうは京太郎を嫌っていないので、最低でも友達になれると思う。
 だが、京太郎は自己評価が低すぎて、なかなか山田に近づけない。

 いっぽうの山田も身体は成長しているが、精神は小学五年生ぐらいで止まっている。
 いや、四年生かな。所により三年生かもしれない。
 というワケで、京太郎だけでなく、山田のほうにも問題があるので、二人の距離が縮まるのが難しい。

 それと、山田は女友達から過剰に守られているという謎がある。
 山田が気が付いていないだけで、過去に何かあったのかもしれない。
 この山田護衛団の存在も今後の不安要素だ。
 ただ、京太郎が微妙に山田をフォローしていることは認識しているようで、比較的良好な関係になっているかもしれない。



 そんな感じで、陰キャラ京太郎と 陽キャラ山田が仲良くなるのは、時間がかかりそうだ。
 京太郎の中二病は弱まっているだけで、消えていないのも問題かもしれないし。

 なお、連載前に掲載された対談によると1話の時点でネームが22本ぐらいあったらしい。
 マンガクロスでの最新話が19話なので、もうそろそろネームの無い未知の領域に行きそうだ。
 この二人は、それぞれに幸せになることができるのだろうか?
 そこは生暖かく見守るしかあるまい。


週刊少年チャンピオン2018年13号での対談


僕の心のヤバイやつ1巻
僕の心のヤバイやつ 1巻


『僕の心のヤバイやつ』はマンガクロスにて連載中だ!


『風都探偵』と『クジラの子らは砂上に歌う』

 ビックコミックスピリッツで連載している『風都探偵』でついに左翔太郎とフィリップが変身した!
 いや、正確には変身したのは先週なんですけどね。
 ちゃんとカラーページで変身してくれて、仮面ライダーWファンは感涙まちがいなしだ!

 と言うワケで、仮面ライダーWの続編『風都探偵』が連載されている。
 今週は仮面ライダー特集で、オマケも充実だ。
 仮面ライダーW最終回後の風都ですが、まだメモリーによる怪事件が起きているし、探偵のお仕事も無くならない。

 写実系の絵柄のおかげで、情報屋や刑事さんたちも元の顔が思い浮かぶリアリティーですよ。
 翔太郎は相変わらずハードボイルドになりきれていないし、フィリップも相変わらずだ。
 だが、二人がいる限り風都の平和は守られる。

 月曜日に発売の雑誌だと感想を書くタイミングがつかめなくて、なかなか感想書けませんでした。
 だが、ヒーロータイムの感想は来週から月曜日に書く予定なので、ついでに感想を書いていくかもしれません。


 ヒーロータイムの感想をなぜ月曜日に書くことにするかと言うと梅田阿比の『クジラの子らは砂上に歌う』が次の日曜深夜からアニメ放送開始なんですよ。
 梅田先生は、チャンピオンで短期集中連載『人形師いろは』でその実力を見せ、『フルセット!』『幻仔譚じゃのめ』と連載していた人です。
 『クジラの子らは砂上に歌う』は不勉強で読んでなかったんですが、これを機に読んでいる。
 なので、来週から日曜日は『クジラの子らは砂上に歌う』感想です。


・クジラの子らは砂上に歌う【期間限定 無料お試し版】Kindle版
クジラの子らは砂上に歌う 1【期間限定 無料お試し版】 (ボニータ・コミックス) クジラの子らは砂上に歌う 2【期間限定 無料お試し版】 (ボニータ・コミックス) 未読の方は、こちらでお試しを

・コミックスは10巻まで
クジラの子らは砂上に歌う 1 (ボニータ・コミックス) クジラの子らは砂上に歌う 2 (ボニータ・コミックス) クジラの子らは砂上に歌う 3 (ボニータ・コミックス) クジラの子らは砂上に歌う 4 (ボニータ・コミックス) クジラの子らは砂上に歌う 5 (ボニータ・コミックス) クジラの子らは砂上に歌う 6 (ボニータ・コミックス) クジラの子らは砂上に歌う 7 (ボニータ・コミックス) クジラの子らは砂上に歌う 8 (ボニータ・コミックス) クジラの子らは砂上に歌う 9 (ボニータ・コミックス) クジラの子らは砂上に歌う 10 (ボニータ・コミックス)

・クジラの子らは砂上に歌う 公式ファンブック
クジラの子らは砂上に歌う 公式ファンブック (ボニータ・コミックス)

木と紙と三国志

 今週の『とめはねっ!』で、木簡と紙に文字を書くときの差や、紙の歴史が語られていた。
 いつものように先生の話は途中で終了させられてしまうのだが。
 つづきが気になるだろ。

 今回は運よくつづきを知っている。
 タラス河畔の戦いで、捕虜になった中国人のなかに紙職人がいたため紙の製法が中央アジアそしてヨーロッパへと伝わったのだ。
 ひとりの名も無き人間の存在が歴史をかえるなんてドラマチックな展開である。
 もっとも紙の製法はいつかどこかで伝わっただろう。
 タラス河畔の戦いで紙職人が捕虜になったのは偶然だが、紙の製法が伝わったのは必然なのだ。

 パピルスの製法ははじめて知ったので、なかなか興味深かった。
 悠久のエジプト展的なところでパピルスを見たことがあるんだけど、アレは確かに紙というより植物っぽかった。
 なにしろ繊維の筋がしっかり浮きでている。
 繊維をほぐして織った布じゃないかと思ったほどだ。

 ちなみに中国では紙が誕生するまえは、薄絹に書く場合もある。
 紙よりもさらに高く貴重な素材なので、あまり薄絹は使いませんけど。

 さて、パピルスや木簡と紙の違いは繊維だ。
 木簡の場合だと木目と言ったほうがいいかもしれない。
 紙にくらべると書き心地がずいぶんちがう。
 書きかたや、筆の持ちかたもちがったので、書体が異なるのは当然なのだ。

 紙は作るのに手間がかかる。つまり値段が高い。
 虫食いなど保存も難しいし、濡れたら弱くなるし簡単にやぶれる。
 墨で書いたら文字を消せない。

 木簡に文字を書く場合、間違ったら削って消せるから便利というのはちょっと忘れていた視点だ。
 三国志の人物に張既という人がいる。
 蒼天航路だと、ちょっと活躍している人だ。

 『張既の家は代々名家ではなかった』『つねに上等な刀(誤りを削去する小刀)と筆と書板を用意しておき、上級の官吏たちで持っていない者がいるのをねらってそのつど与えた。そのおかげで認められるようになった。』(正史三国志3 張既伝 注の『魏略』)
 こまかい気配りをみせて名門じゃないけど認められたワケだ。

 さて、蔡倫が紙を発明(改良)したのは三国志より100年ぐらい前の時代だ。
 張既が小刀を常備していたことから、100年たってもまだ紙が普及していなかったことがわかる。
 やっぱり紙は、まだまだ高くて貴重なのだ。

 それでも、紙を求める人は多く、生産量も増える。
 不便で高いのに、なぜか?


 ここで、ちょっと理由を考えてみてください。


 答えは、木簡などより軽くて場所をとらないから!
 つまり情報密度が高いのだ。
 木簡だと引越しする時に牛車いっぱいに積んで運ばないといけない。
 だが、紙だとずっと少なくてすむ。

 歴史はくりかえす。
 最近、本は紙から脱却し電子書籍になろうとしている。
 読みやすさや複製など問題はイロイロあるが、電子書籍はいずれ普及していくだろう。
 なにしろ紙にくらべて場所をとらないから。

 毎週ふえるマンガ週刊誌と、毎月ふえるコミックス。
 引越しのたびに、本をつめたダンボールが重いし多い。
 こんな経験をしていると、やっぱり電子書籍に魅力を感じる。
 昔の人も、紙の本を見たときに同じ思いを抱いたのかもしれない。

アニメの宇宙兄弟はじまった

 アニメ版の宇宙兄弟も始まりましたね。
 ムッタの声が平田広明で、なんという鏑木・T・虎徹臭だよ。
 お茶目なおっさん専属声優になってしまいそうな勢いだな。
 いや、ムッタはそんなに おっさんってほどじゃないけど。

 で、母が田中真弓のルフィー声で、父がチョーのブルック声で、すごい海賊一家だよ。
 日々人の声が中井和哉だったら完璧だったのに。

 序盤は普通の展開なので、二話以降が本番ですね。
 面白いのがわかっているので、安心して見てられる。

 レビューサイト系の人と漫画の話をしているとき、宇宙兄弟は破綻の少ない優等生みたいな作品だから今更話すこと無いよなーなどと言う話の流れになった。
 でも、あのエピソード良かったよね話をしていると、みんなどんどんヒートアップして最後には怒鳴るように燃えどころを語りだす。
 みんな一押しのエピソードがけっこうバラバラなのが面白い。
 宇宙兄弟はそんな作品だ。
 見ると、きっと好きになる部分が出てくるはず。

週刊少年チャンピオン11年32号感想

● 週刊少年チャンピオン11年32号感想
・ バチバチ

 油断してやられちゃったんじゃ面白くない。というわけで緊迫感のある展開になってきた。
 モンゴル蒼希狼は前場所の鯉太郎をまったく見ていないようだ。
 自分のことで手一杯なのが弱点なのかも。
 まあ、鯉太郎も蒼希狼とドングリ渡部の優勝決定戦を見ていなかったし、同じか。

 鯉太郎の連続ブチカマシは田上戦で見せていた。
 ワンパターンかもしれないけど、強力だからOKなんだろうな。
 だが、ストリートファイトで鍛えた蒼希狼は打撃にも強そうだ。
 まだ倒せたとは思えない。

 今週は人気投票の発表だ。
 なんやかんやで、やっぱり主人公の鯉太郎は強いな!
 で、天雷が4位か。ルックスもイケメンになったのも大きかったようだ。
 そして、ドングリ渡部が田上に負けてる!
 唯一、鯉太郎に土をつけたキャラなのにッッ!

・ 弱虫ペダル
 広島呉南は、わかりやすい悪ぶりだなー。
 しかし、総北のカワイイ子という台詞で、小野田くんの事?と思ってしまった私は、朝からどうかしていた。
 マネージャーの存在はガンバらないと思い出せないらしい。
 待宮が直前に小野田くんを悪く言っていたからセリフに矛盾が生じて気がついた。
 アレがなかったら待宮は小野田くん狙いと誤解していたなー

・ クローバー
 バイトの竹下先輩は口うるさいけど筋の通った人だな。
 こういう弱い人がふりしぼる勇気は尊いもだ。
 それにしても、この町はヤンキーばっかりですね。
 タイミングよくハヤトが外に出てくれれば良いのだが。

・ シュガーレス
 殴られて白目むいて気絶することになれている岳だから、回復するのにもなれている!
 そしてシャケも参戦だ! 超豪華バトルロイヤルになってきたぞ。

・ てんむす
 この展開なら羞恥プレイで見られることが快感に変わるように間違った特訓をすべきだと思うのだが。
 パフェ大食いだけに甘い友情の特訓だ。
 見られる(心拍上昇)・甘味(快感)・友情(幸福)の3連コンボで、吊り橋効果以上の成果がえられそう。

・ ケルベロス
 陸劫対策は純白の魂をとりこみだ。これって善人になって悪いコトをすると心が痛むようになったりするんだろうか?
 金屋は九力たちを「君」づけで呼んでるし、同情がわく可能性がありそう。

・ 囚人リク
 さらし戦法! 柴千春と同じか!?(違いました
 ギリギリのところで助けに入るリクは良いのだが、松尾のいう通りリクじゃ勝てそうに無いんだよな。
 この辺でノギの援護が欲しい。

・ ナンバ
 ダークサイド一直線の剛だけに、誰かが止めないとヤバいんだけど……
 剛の暴走を止めるのは、兄の猛しかいない! なのか?

・ 星矢LC 外伝
 技術や意志を弟子につたえるってことは、自分の生きた証を残すようなも。
 まさに血の絆だ。
 でも、今ここでペフコに教わっているんだからアルバフィカもまだ発展途上ですね。まだ成長の余地あり!

・ ハンザスカイ
 地面が消えたように感じるほどの高速足払いなんだろうか。
 蹴られた感触がないからソフトタッチの攻撃かも。
 いや、ボディーコントロールかな?
 とにかく謎だ。

● ヤンジャン
・タフ

 イタチの人は体重を自在に変えられるというのが売りだった。
 軽業の次は重い攻撃を出すのだろうか?
 攻撃の瞬間だけ重くなれば、軽量級の動きと重量級の攻撃ができそうだ。
 こんな話をしているが、格闘技の話なんだよな。

・ キングダム
 なんだか難しい話になっているなー。
 土地をえるだけじゃダメ。じゃあ、何を得ればいいのか?
 普通の答えなら、労働力=人間ってことになる。あと、人材ね。
 結局、人って答えでどうだろう。
 それはそうと李牧って強いのか?

● モーニング
・宇宙兄弟

 宇宙飛行士への訓練で、裏の意味があるのはいつものパターンですね。
 しかし、今回のはキツイな。最大の友ケンジが最大のライバルか。
 六太がもっとも宇宙飛行士にふさわしいと認めた男が立ちはだかる!

・ GIANT KILLING
 今回は作戦を隠し持っている感じがしない。守りに注目させといて、攻撃のほうに秘策があるとか?
 出てくる話題が守りの話ばかりだもんな。
 村越がスタメンから外された理由はまだまだお預けですかね。

・ 僕はビートルズ
 ゴルフクラブは、インパクトの瞬間ヘッドが回転するから玄人好みの扱いにくい武器だけど威力は金属バットより高いらしい。
 一撃で腕を粉砕だよ!

 ちなみに、『御先祖様万々歳!』を知らないとゴルフクラブの恐ろしさはワカりません。



「店の親父は私にこう言ったよ、その破壊力においてメタルフェイスのドライバーは金属バットに勝ると。それはまさに悪魔の囁きだった。だが、私はドライバーで武装したことに今、一抹の不安を感じている。なぜだかわかるか、犬丸?」
「インパクトの瞬間、ヘッドが回転する!」

週刊少年チャンピオン11年28号感想

● 週刊少年チャンピオン11年28号感想
・ バチバチ

 白水、さっそくのゴリラ張り手だ!
 やっぱり「ゴリラ」って言わないとダメなのか。
 阿形に聞かれたら、またお仕置きされそうだけど。

 白水はフトコロが深い!
 身長が高いと有利なところもあるワケだ。
 相撲はマワシがイチバン相手をつかめる部分だから、マワシを取れるか否かが重要なのか。
 それにしても、オチがムゴい……
 禿は男子にとって最大級の悩みですよ。

・ 弱虫ペダル
 増やせばいいってワケでもないと思うのだが。集団行動は効率が落ちるんだし。これは自転車パーマン理論か!?
 弱い人もムリヤリ引っ張っているから、負担もあるだろうし。
 15分おくれってことは、高速ステージを時速60kmで走っているとしたら15kmの差になる。これを追いつくのは大変だろうな。
 と、言いつつ集団走行はプロでも使用している有利な戦法らしい。

・ てんむす
 部長、容赦無し。タエちゃん、自覚無し。天子、訓練無し。
 生まれもった才能で、努力や戦術をなぎ倒す。少年誌の主人公らしい活躍だよなぁ。
 パン食は口の中の水分がなくなるから、少量ずつ食べて水を取りすぎないのがセオリーだった。
 天子は唾液量が常人よりずっと多いとかあるんだろうか?

・ シュガーレス
 いつのまにか負けたら全裸が前提のバトルになっている!? エクストリーム喧嘩なのか?
 神楽の連中はけっこう おかしいと思っていたのね。
 やっぱり兼光はすべてワカった上でやっているのだろうか。

・ 囚人リク
 すごい大バトルになっちゃった。
 でも、16組が勝ってもレノマが復活したら、リベンジされそうだけど。
 敗者を支配する方法があるんだろうか?

・ ナンバデッドエンド
 剛が動いた!
 こっからがカタルシスな展開だと期待大です。
 なお、私は藤田さんの魅力が理解できないので、二人が別れてもちっとも悲しくなかった。

・ クローバー
 些細なことでも すまなく思っている真木は義理堅いなー
 と、思ったけど、そもそも真木が六鬼會に入った経緯も義理堅かったからか。
 つまり、この喧嘩が終了したら、釣り場を荒らしたことを済まなく思ってハヤトに頭上がんなくなる。

・ 星矢LC外伝
 ヤバい、アルバフィカ様が手籠めにされる!
 いや、毒抜きが終わるまでは大丈夫か……
 もはや、釣られたフグ状態だ。大ピンチ。

● ヤングジャンプ
・ キングダム

 ついに出てきた車軸並みの男・嫪アイ(史記にも書いてあるらしいぞ)!
 まがまがしい字だしキングダムのことだから、怪物みたいに強いやつになるかと思っていたけど、わりと普通だ。いや、あんま普通じゃないか。
 そして、すごく久しぶりに成蟜が登場する。この人に、まだ頼るべき力って残っているのか?

・ タフ
 上の世代は、長男から末弟まで まるで言うこと聞かない。
 当主キー坊の威厳ってまるで無しなんだな。
 まあ、武術家がなめられたまま終わったらイカンってのはワカりますが。

● モーニング
・ GIANT KILLING

 感動的な終わりかただった。佐倉の敗因の一つは、達海が佐倉を思ったより高評価していたところかも。油断の反対語みたいな感じだしね。
 最後に活躍を見せた夏木は、次から王子にパスをもらえるとイイね!

「てんむす」のアンケートが微妙だった件。週刊少年チャンピオン11年27号感想

● 週刊少年チャンピオン11年27号感想
・ バチバチ

 白水vs田上ッ! これは色物……じゃなくて、異色の対決だ! 変な髪形対決だよ!
 「土俵の上に笑いを持ちこむなんて」(←今週の名台詞)
 予想しにくい面白い対決になりそう。

 巨漢に囲まれているから気がつかなかったけど、白水って190cmもあったのか。
 力士でも大きいほうだよね。たしかに体格の才能には恵まれている。
 そして阿形さんのおかげで新必殺技も身につけた。
 唸れゴリラ張り手! いや、ゴリラ殺し張り手か。いやいや、ゴリラ殺しをしたかったけど返り討ちにあった張り手だな。

・ てんむす
 タエちゃん、噛ませ犬的ポジションとはいえ、ここまで哀れだとギャグを通りこして可哀想に思えてきた。
 それにしても、バカすぎる。
 仲間が序盤飛ばしてすぐに失速して負けたから、自分はもっと序盤に飛ばす!って。
 桜学院喰い道部はやたらとタダ飯を強調しているけど、公式戦に出場するからには協会加盟費みたいなものがいるだろうし、部費も払っているだろう。タダじゃないよね?
 やっぱり、バカだから……

 チャンピオンのアンケートに載っている「てんむす」今後の展開に期待するのは何かというのが乗っている。
(1)食い道部の面々の日常生活 (2)食い道部の面々の恋愛話 (3)全国行脚しての、ご当地グルメ対決 (4)新技が飛びかう大食いバトル (5)新入部員の加入など新キャラの登場 (6)食い道部員の過去回想 (7)その他
 なんか、どれも地雷っぽいよな。せっかく大会が始まったというのに違うことをやるんだろうか。
 私は現状で十分面白いと思うのだが、作り手から見ると不足なのかもしれない。
 しかし、大食いで必殺技って。…丹田式呼吸のことか?

・ 弱虫ペダル
 なんか今までを振り返ると序盤で大事故が発生するんじゃないかと身構えてしまう。
 そして、総北・ハコガクの8人プレイがッ!
 はやくも真波くんが埋没しちゃったよ!

・ 星矢LC外伝
 過度の奇跡はトリックじゃないかと疑ってしまうの法則。短時間で治りすぎだよ。絶対怪しい。
 アルバフィカさんは解毒されるとかえってダメージを受けそう。
 昔チャンピオンで連載していた『魔界都市ハンター』では、毒使いが解毒で倒されていたぞ。美人と髑髏がキスで息を送りあって戦う、エログロほとばしる屈指の名シーンでした。

・ シュガーレス
 やっぱり与崇がボコられてしもうた。
 岳みたいに一度やられて白目がデフォなヤツを見慣れているので、殴り倒しても口封じに見えないの罠だけど。
 そして、キリオが単身突入だ。ソーヤングだね。
 自分のニセモノがいなかったコトにこだわっているのも、ソーヤングだ。

・ 囚人リク
 アゴ治ってる!? お前ら、バキ世界の住人より頑丈だな。
 そして、松尾が単身突入で敗北した。シュガーレスのキリオに先駆ける感じだね。
 相手がみんな長髪なのは、格好を統一することで一体感を出しているのだろうか。

● ヤンジャン
・ キングダム

 おいおい、コイツ宝具もってるらしいぞ、宝具!(違ッ)
 『Fate/stay night』アーチャーが使用していたことで有名な干将・莫耶の宝剣、その一振りをもっているらしい。
 ちなみに、項翼は莫耶刀と言いFateでも形状が刀(片刃で斬るのに適した武器)だけど、実際は剣(両刃で突くのに適した武器)みたいだ。
 栃木県/歴史と著名人に、干将・莫耶と同時代の人物である越王・勾践の剣がのっています。あいにく、この剣は青銅製ですが。
 呉・越・楚と言った南方でも優れた技術があったことがわかる。

 項翼の実力は信とほぼ互角みたいですね。
 やっぱり良きライバルになりそう。ルックスも 本宮ひろ志『赤龍王』の項羽に似てイケメンだ!
 莫耶刀を装備したら信よりも上かもしれない。そろそろ王騎から譲りうけた長刀を使うときか?

 楚の面積が広いのは確かだ。しかし、三国志の魏・呉・蜀の面積が同じだけど国力は6・3・1ぐらいと言われているように、面積=国力ではない。
 耕地可能面積、統治人口、資源、技術などイロイロな要素がある。
 楚は三国志だと劉表のおさめた荊州のあたりだ。なので軟弱なイメージがあるかもしれないが、蛮族王を自任していたりと、強兵で有名だったりする。
 なんか性格的に激情型の人が多いとか。

・ タフ
 アレで終わってしまったら話的に困ってしまうわけで。と、言うわけで逆襲編の開始なのか?
 イロイロと因縁があるから闘うしかないんだろうな。

● モーニング
・ GIANT KILLING

 おおっ、こういう展開になるのか!? コレは予想外だ。
 やっぱり夏木は不安定なところがあるよな。
 でも、夏木はいい仕事したぞ。王子にカッコよさとかイロイロな部分で負けた気もするけど。
 それにしてもメンデスはスゴイな。あの状態から、もう夏木に追いついているんだし。
 やっぱり、安易にパスをしなかったガブの選択は正しかった。

 山形戦は苦しい戦いだったけど、収穫もあった。
 堀田の実力を再確認させられたし、殿山・ガブの新戦力も機能したし。
 そして不在により椿の重要性がより浮き上がったのかも。

週刊少年チャンピオン11年25号感想

● チャンピオン11年26号感想
・ バチバチ

 熱い戦いだ! 村神は前髪下げたほうが強いんだろうか。マゲ結うようになったら苦労するぞ。
 うちの大関に比べりゃ……ってのが重要だ。
 やっぱり鯉太郎たちはまだ駆け出しなんだよな。
 いずれ関取以上とも闘うんだろうけど、どんなバケモノなんだろう。

 村神はパワーだけでなく駆け引きと技も覚えたみたいだ。
 こりゃ、鯉太郎が勝つ姿が思い浮かばないな。
 まあ、前回も勝つ姿が思い浮かばなかったんだけど、勝ってましたが。

・ 星矢LC外伝
 魚座の人はツンデレならぬドクデレですね。
 べ、別にあんたのこと心配しているわけじゃないんだけど、触らないでよね!
 見えない角度(?)でニコッと笑うのがサービスポイントか。

・ 弱虫ペダル
 御堂筋、復ッ活ッ! × 3
 髪より、歯だよ、歯! ヒビが無くなっているよね? どんな奇跡が起きたんだ!?
 そして、ついに真波くんが本気を出すのか?
 このまま見せ場ないまま インターハイが終わったら伝説になれたかも。
 今年は最後に1年生が決める大会になるのか!?

・ シュガーレス
 あいかわらず食事を邪魔するのは万死に値する感じのマリモだな。実は喧嘩をうるのがイチバン簡単だ。
 そして、拳でわかりあえたので、与崇は確認にもどるらしい。
 これは正門たちに囲まれてボコられそうな予感がする。

・ てんむす
 喰より食のほうが礼儀正しい。つまり、勇次郎が「喰う」を使うのは正しいってことですね。
 こういう いかにもな噛ませ犬はサクっと負けたほうがテンポ良くて好きだ。

・ イカ娘
 むきエビまくらって実在するんだろうか?
 いや、カラついているほうが不気味で安眠妨害なんだろうけど。

・ 行徳魚屋
 新番組22本中2位なら勝ちという、アニメもシビアな世界だろうけど、掲載漫画24本中?位ならという漫画の世界もシビアなんじゃなかろうか。
 それにしてもチャンピオン作家はイケメンばかりなのか?

・ 囚人リク
 アゴが外れる打撃を見ると範馬勇次郎の道場破りを思いだす。
 ありゃ、しばらく鼻から流動食生活だよな。
 監獄作品では恒例の懲罰房なんですけど、これは普通に溺死するぞ。
 リクが入っていたら身長の問題でアウトだったかもしれない。

● ヤンジャン
・ キングダム

 龐煖の武器ってこんなにデカかったのか。
 予想通り、安定の一撃必殺でした。
 そして、ついに楚を代々支えてきた部門の家・項一族が出てきた!
 項翼ってのはオリジナル武将なんだろうか。一族で一番有名な項羽(羽は字だけど)からイメージしているのかも。
 コイツは信のよきライバルとなりそうだ。

・ タフ
 人間ができていると、問題が起きる前に処理されて、ちょっとガッカリな感じだ。
 なに、もう死天王は終了なの?

・ 華と修羅
 やはり女中を制するものが華族を制す!
 ほっこり兄さんとは女中こましテクが段違いだぜ。

● モーニング
・ ジャイキリ

 熱い展開だ! 内容も濃いし。
 そんな中で気になったのが、トニーさん。激しい当りをくらっても動じていない。けっこう当たりに強そうだ。地味だけどスゴい選手だな。

 先週のコメントで、ガブがパスを出さなかったのはメンデスがいたからじゃないかという指摘を受けましたが、その通りでしたね。
 メンデスが動かないうちは単独で突破してチャンスを作ろうとし、メンデスが動けばパスをだす。
 さすが実は腹黒男ガブだ。

 あとは夏木のシュートなんだけど。
 簡単なシュートを外すことに定評のある夏木だけに先が読めない。
 でも、夏木は決めるときは決める男だから期待しているんだよね。
 同人誌のカップリングだとまるで人気ないらしいですが。

週刊少年チャンピオン11年25号感想

 ちょっとサボってしまったので、チャンピオンRED系の感想は後日書きます。
 月刊誌はすこし遅れても、とりもどせるハズ。

● チャンピオン11年25号感想
・ バチバチ

 勝っておごらず。鯉太郎は求道者タイプですね。
 ドングリ渡部も敗因をキッチリ分析しているから、次回さらに厄介な相手になりそうだ。
 30秒しかもたないと言っているけど、相撲は短時間で決着つくことが多いから30秒で倒せる戦いかたをしたほうがイイような気もする。

 でもって、注目の一番・天雷vs石川だ!
 張り手を両手にすることで相撲パワー二倍ッ!
 って、ウォーズマン理論!? (違う
 両手にして、いつもより二倍速く踏みこんで、三倍の回転をすれば体重1200kg相当の威力になるかも。

・ 星矢LC外伝
 外伝だけどじっくりやりそうな感じですね。魚座のアルバフィカは最初に戦死した黄金聖闘士だけど印象深い人だよな。
 毒体質ゆえに触れることがゆるされないのは切ない体質だ。
 本家星矢でダメージをうけた魚座の人にとって星矢LCは救いの物語ですね。あと、蟹座。
 しかし、昔からハーデス軍って活動していたのか。

・ 弱虫ペダル
 待宮は御堂筋にちょっかい出せなかったのが敗因になったりして。
 あと、総北でホシをもっとるのは金城部長ではなく小野田クンだ。
 小野田クンに触れることができなかったのも敗因になりそう。

・ シュガーレス
 やっぱ、拳でワカりあうモノがあったのか。
 兼光もワカっているのだろう。
 と、なると今回の揉め事は内部浄化に利用するつもりなのか?
 九島は、みんなでそろって出撃だ、みたいな雰囲気だったのに、やっぱり個人行動なのね。

・ 侵略! イカ娘
 早苗はなんのプロだよ。誇りをもったストーカーなのか?

・ てんむす
 わかりやすい噛ませ・むかつきキャラたちだ。
 こういうヤツらの無根拠な自信ってどこから湧いてくるんだろう。
 ちょっと羨ましくすらある。

● ヤンジャン
・ タフ

 こっちもある意味、親子喧嘩ですね。
 って、親子関係がわかるのかよ!? 親子確定かよ!?
 真の父親ネタはもうちょっと引っ張るかと思っていた。

・ キングダム
 楽毅は諸葛亮も尊敬していた伝説の名将ですね。
 その楽毅に学んだという劇辛はけっこう知略があるぞ。
 でも、細かい策を一撃で無効にしちゃうのが龐煖なんだよな。
 劇辛さん、今回で死ぬと思っていたので、けっこう頑張ったとほめてあげたい。

・ 華と修羅
 ほっこり兄さん、覚醒しちゃった!! いや、ほかにもツッコミどころばかりなんだけど、なんじゃこりゃ!?
 あと、『華と修羅』は「女中を制するものが華族を制す」世界だと改めて思い知った。

● モーニング
・ GIANT KILLING

 堀田の頑張りはムダじゃなかった!
 なるほど、こういう意味合いもあったのか。
 しかし、ガブはもうちょっとパス出してもイイんじゃね?
 南米人のワガママはゴールへの執着心につながるんだろうけど、もうちょっと確実性も考えてほしいと思う日本人読者であった。
最新コメント
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ
和書
コミック

 チャンピオン 
ジャンプ
マガジン
サンデー
RED
 板垣恵介 
夢枕獏
山口貴由

DVD
アニメ
CD
 ゲーム 
DS
PSP
Wii
PS3
360
PS2
PCゲーム
 PCギャルゲー 
フィギュア
パソコン
テレビ
メディア
家電
サプリメント
板垣恵介の激闘達人烈伝 板垣恵介の格闘士烈伝
駿河城御前試合 獅子の門 雲竜編 (カッパ・ノベルス)