武術・格闘技

「いま忍者 初見良昭八十四歳」感想

板垣恵介の激闘達人烈伝』にも出ている忍術の初見先生TVに出ていた
 本当に弟子が外人ばっかりだ!
 警官や軍人が多いという話どおり、みなさん体格が良いな。
 で、その屈強な外人もちゃんと技をマスターして、力を使わない技を使っているのが凄い。
 奇跡とか神秘じゃなくて、理論だった術になっているって事ですね。

 達人烈伝で紹介されていた昇段試験も、本当にやっていた。
 目を閉じ正座をした状態で、背後から打ちこまれる竹刀を察知してよける!
 初見先生の修行時代は真剣をよけていたらしいが。
 すこし胡散くさいと感じていた試験だが、スゴい集中をすれば、衣擦れの音や周囲の人間の呼吸などで、打つタイミングを読めそうな気もする。

 背後の気配がわかるなら、目前の相手が打つ気配もわかるだろう。
 初見先生は、相手が打つ本の少し前に動いてよけているように見えた。
 これは打つ気配を察して先手をうっているのだろう。
 五輪書に言う「枕をおさえる」だ。(枕は枕詞の枕で、動作の前に生じる予備動作の意)

 平直行さんのディフェンスに通じるものがある。(「平直行の格闘技のおもちゃ箱感想
「パンチを見るのではない。パンチを見ていたら、見えた瞬間にパンチはもう自分に当たっている。
 でも、パンチが出るホンの少し前にそれがわかったら、パンチが狙ってくる場所から顔を少しずらす。そうすれば相手のパンチは当たらない。」
 つまり、相手の動きを察知することができれば、防御できるし、反撃もできる。
 パワーとスピードを鍛えるだけでなく、洞察力も鍛えることが重要なようだ。
 刃牙世界の0.5秒先の行動を読めるってのは、やっぱり強力だよな。

 古流武術は、忍術もふくめて全ておさめている本部が戦いそうなタイミングで忍者の話題がでた。
 つまり、ガイアが本部にもっと輝けと言っているのか?
 あ、このガイアは本部の弟子のガイアでなく、大地とか地球とかのガイアね。

UFC Japan 2015感想

 板垣先生と対談した堀口選手が参加した『UFC Japan 2015』の感想です。
 全部ではなく、要所のみで簡単に。

○中村K太郎 VS ×リー・ジンリャン
 今回イチバン面白かった試合だ。
 中村選手は打撃で押されて、けっこうフラフラだったが、一瞬のスキをついて絞め落とす!
 この逆転劇は実力だけじゃ測れないスター性なのかも。

△石原夜叉坊 VS △廣田瑞人
 チャンピオンの巻末インタビューを受けていた二人だ。
 感想書くとき触れるのを忘れたんですが、けっこう面白いインタビューだった。
 ストイックな正統派の廣田選手と、やんちゃな野性児石原選手という対照的な二人が戦う。
 試合の流れは地力のある廣田選手が掴むのだが、たまに石原選手の変な打撃が入って逆転される。
 こういう打撃ができるのは、当てカンが良いってヤツだろうか。
 二人ともUFC登録が認められたそうなので、今後も活躍が期待できるぞ。

○堀口恭司 VS ×チコ・ケイミュス
 伝統派空手をベースに戦う堀口選手の登場だ!
 相手が崩れた瞬間を狙って蹴るとの話で、じっくり見ていたのだが、さっぱりワカらん。
 もっとも、シロウトにワカるぐらいなら、苦労しないんだろうけど。

 というか、そもそも前蹴りをあまり蹴らなかった。
 逆に、デメトリアス・ジョンソンとの試合ではほとんど使わなかった、飛び膝蹴りやタックルを使っている。
 これが堀口選手の新しいスタイルなのか?

 他の試合と見比べてワカたのだが、堀口選手の間合いが広い。
 これは伝統派空手の間合いだ。
 もっともケイミュス選手が間合いを詰めてきているので、堀口選手の間合いで闘えていないそうだ。
 それでも、他の選手よりも遠い間合いで闘えることが伝統派の強みなのかも。

○ジョシュ・バーネット VS ×ロイ・ネルソン
 板垣先生と対談をしたこともあるジョシュ・バーネットは、まだまだ現役だ!
 ちょっとドタドタした感じの試合だったけど、重量級の迫力はスゴいな。
 バーネット選手がまだ『北斗の拳』を好きでいつづけてくれているのが、なんか嬉しい。
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