ゆうえんち バキ外伝

漫画版バキ外伝ゆうえんち「第4話 もう1人の天才少年!!」感想


2022年6月23日(30号)
第4話「もう1人の天才少年!!」

 作中時間で10年前の事だった。
 ただ、『ゆうえんち』は『グラップラー刃牙』開始よりも数年前の話なので、現在からすると15年ぐらい前になる。
 愚地独歩はミズノ大サーカスでのショーを見に行き、一人の天才少年を見た。
 5歳にして空中ブランコをこなし、5歳の象と綱引きをして、猛るライオンを静める。
 まさに心技体すべてにおいて天才だ。

 これはグラップラー刃牙で描かれたエピソードですね。
 だが、『ゆうえんち』では、このエピソードに壮絶な裏事情があったと判明する。
 今回はまだ出てきません。
 後半の、忘れたころに出てくるんだよな。

 公演終了後に独歩はサーカス団長の水野に会いに行く。
 独歩は天才少年・克巳の素晴らしさを絶賛した。
 今から鍛えれば誰よりも強い武術家になるだろう、と。
 なんでも戦闘能力で考えちゃうのが空手バカ一代の愚地独歩なのであった。

 そんな独歩にミズノさんは克巳を養子にしないかと持ち掛ける。
 克巳には実母がいるのに、なんで養子に出されたのか?
 これは刃牙シリーズの謎なんですが、その謎の答えが明らかになる。
 サーカス団のメンバーは、克巳たちの才能を世界に出してやりたいと思っていたのだ。

 団員全員の総意らしい。
 克巳はみんなに愛されていたようだ。
 目指すは世界ですか。
 でも、サーカスにいても天才少年として世界に名前を轟かせる存在になったと思うけど。
 たぶん、ミズノ大サーカスには、なにか問題があるんだろうな。

 初登場のころの愚地克巳は、世界大会の切り札として温存されていた。
 だが、独歩が範馬勇次郎に敗北したことで地下闘技場に出場することになったのだ。
 範馬刃牙が飛び入り参加した空手大会に克巳が参加していなかったのも世界大会を見据えて調整していたからだろう。
 そう考えると、最初から克巳は世界一を目指していた事になる。
 それがサーカス団の仲間たちの願いだったのだ。

 いっぽうで独歩はミズノさんがなにか隠している事に気がつく。
 この辺はさすが独歩ちゃんだ。
 相手の異変や動揺に敏感である。
 瓶切りしちゃうのも容赦ない恐ろしさだ。
 服がびしょびしょになっちまう。

 で、脅された訳じゃ無いんだろうけど、ミズノさんは隠していた事を話す。
 独歩に会わせたかった天才少年とは、克巳じゃあなく、その兄の無門だったのだ。
 だが無門は2日前に失踪してしまい、現在行方不明なのだった。
 誘拐、などでは無い。

「あの子は克巳ちゃん以上の大天才だ」
「そんじょそこらの大人に連れ去られる子じゃない」

 天才っぷりを見せつけた5歳の克巳よりも、さらに上の大天才だ!
 事故や事件の可能性が無いのなら、自発的な家出と言うことになる。
 なにか帰ることのできない事情があるのだろう。
 ならば無門を探し出して、家に帰すのは難しい。
 無門を探すことに専念したいから克巳を養子に出すという意味もあったのかも。

 独歩は克巳も無門も、任せろと言う。
 神心会100万人の監視体制なら子供一人見つけ出すぐらい簡単だ!
 実際、簡単に見つけ出しそうなところが怖い神心会なのであった。
 そうですよね、ドリアンさん。

 話題となっている、もう一人の天才少年・葛城無門は中華料理屋で食い逃げをしていた。
 食い逃げしにくそうな店を狙ったな。
 わざとか?
 無駄にチャレンジャーな少年だ。
 それとも危険に身を晒すことが快感となっている困った性癖なんだろうか。

 この中華料理屋って独歩が加藤と行っていた所に少し似ている。
 入口に狛犬みたいに獅子が二匹でおもてなししているのが同じだ。
 ただ、店名が『珍漫樓』と『桜…(不明)』で違っている。
 店が同じという偶然ではなかったようだ。

 家なき子・葛城無門はアクロバティックに逃げる。
 帰る家もないまま雨に降られ、ふと目にしたのは光り輝く東京ドームだった。
 その東京ドームの地下ではルールの無い格闘試合が行われる地下闘技場がある。
 無門は、まだその事を知らないし、将来知ることになるのかも分からない。
 15年後ぐらいに、弟の克巳が地下闘技場で闘うことになるのだが、それはまた別の話だ。

 この時、地下闘技場で勝利した筋肉もりもりの男がいた。
 髭をはやしたダンディーな男だ。
 葛城無門と、その男の奇縁が始まるまで、もう少しの時間が必要であった。
 この筋肉男にも複雑な物語があって、それはバキ本編にも関わっているんだろうけど、謎のままだ。

 天才・愚地克巳の兄は大天才・葛城無門だ。
 この葛城無門が、なぜ『ゆうえんち』を探しているのか、そこで何をするのかという物語になる。
 無門の出自をばらすのが原作小説よりずっと早いのは、焦らしプレイがつらいからだろうな。
 親切設計の漫画版は、次回7/21に掲載予定だ。


週刊少年チャンピオン2022年30号
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漫画版バキ外伝ゆうえんち「第3話 天才」感想


2022年5月9日(26号)
第3話「天才」

 プロレスラーに制裁を加える闇の仕事を置けおった久我重明の前に現れたのは、美麗の少年・葛城無門であった。
 無門は久我重明に恩を売るためプロレスラー町田隼人を倒すと言う。
 そんな無門たちをはるか遠くから監視カメラで見ている者がいた。
 超豪邸に住む謎の少年である。

 まあ、原作を読んでいる人なら知っている人物ですけど。
 原作より前倒しで、思わせぶりに登場しましたね。
 『漫画版 ゆうえんち』は美少年攻勢で行くつもりだろうか。
 と、言っても美少年はこれで打ち止めなんですが。

 話を戻すと、監視カメラで見ている少年は久我重明だけでなく葛城無門にも興味をもったようだ。
 久我重明の動きは洗練されている。
 最小の動きで最大の威力を出している。
 テレビ映えという点では無門のほうが派手で見ごたえがあるのだろう。

 その無門はプロレスラー町田隼人にジャーマンスープレックスを喰らわせた。
 掟破りの逆プロレスだ!
 だが、町田はタフなプロレスラーである。
 この程度では沈まなかった。
 たぶん首を鍛えまくっているので、脳が揺れにくいのだろう。
 打撃への耐性も相当高いはずだ。

 今度はこちらの番だと町田が車のドアを両手に持つ。
 プロレスやるなら、動くな!
 危険な凶器攻撃だ!
 だが、無門はこの凶器を左手一本で、まふ…っと受け止めた。
 まるで真綿に打ち込んだかのような感触だ。

 無門は最初に触れた中指から始まり、指、手首、肘、肩と次々に関節をクッションにして衝撃を吸収したという。
 打撃に使用する8関節を同時に加速させるマッハ突きを逆転させたかのような発想だ!
 小説『餓狼伝』の磯村露風のヤマト流に似ている体術である。
 いわば多関節の同時減速だ。

 町田の追撃をよけて、無門は飛び膝蹴りを町田の顔面に叩きこむ。
 よけてからの素早い動きがただ者じゃあない。
 だが、タフな町田は簡単に倒れない。
 無門の膝蹴りを喰らうが、そのまま足を抱え込む。
 そして、足を掴んで地面に投げつける!

 だが、フワッ!
 無門は両腕の関節をクッションにして衝撃を吸収した。
 なんという受け身の天才だ!
 久我重明も思わず感心する天才っぷりである。

 バキ世界では防御の天才があまり居ない。
 みんな攻撃的で、防御よりも攻撃しがちだからだろう。
 無門はレアキャラな防御タイプなのかも。
 美形なので二重にレアだ。

 受け身の天才ではあるが、打撃や関節技への対応はどうなのだろう。
 打撃なら吸収してしまいそうだ。
 あとは関節技だな。
 町田が関節技では無く、投げ技を選んだのは運が良かったのかも。

 無門はプロレスには飽きたと言って打撃を撃ちこむ。
 左右の拳を連打で打ちこみ、最後は右の横蹴りだ。
 すべて顔面に命中させた。
 見事なコンビネーションだ!

 受け身だけでなく、打撃もイケるぜ!
 連打で町田をダウンさせる。

 ただ、全部顔面なのが単調かも。
 なにか狙いがあるのか?
 立ち上がった町田に対して、今度は上下に散らした連打を叩きこむ。
 顔面だけで倒せないからボディーか!?

 だが、町田は止まらない。
 殴られながらも、無門にタックルを決めてマウントポジションをとった。
 この状態で無門の首を絞める!
 原始的な攻撃方法は、まさにプロレスや試合じゃあない。
 殺し合いだ!

 絶体絶命のピンチだが、無門は相手の股間を掴んでいた。
 向こうが命(タマ)をとる気なら、こっちも玉ァとったる!
 殺人の快楽に狂おうとしていた町田が一瞬で覚醒するほどの激痛だ。

 今度は無門が反撃に出る。
 両手で町田の頭を挟みこむ。
 無門のパワーに町田が動けない。
 パワーモードに入った無門はけっこうマッチョだぞ。
 そして、無門が町田に衝撃を与えた!

 寸勁!?
 相手の頭を掴んでいるというゼロ距離での攻撃なのにタフな町田が気絶して沈む。
 須久根流の無寸雷神だ。
 久我重明が技名を黒い言葉でしゃべった。
 あの久我重明が表情を変えるほどの必殺技だ!

 無門は久我重明に恩を売り、『ゆうえんち』に案内してもらおうと考えている。
 モニター越しに見ている少年も、『ゆうえんち』がもうすぐ開園されるとつぶやく。
 謎の少年は無門を待ち構えるかのように岩を指で削る。
 中国武術の鍛錬法・打岩だ!

 岩の模様が独特なので、ちょっと変わった岩を削っているようだ。
 少年は岩を削り、無門の形に変えていく。
 恐るべき削岩力と芸術センスだ!
 前衛芸術ができそうな技術ですね。
 葛城無門と謎の少年。
 二人の美少年が出会うのは、もうすぐなのか?


週刊少年チャンピオン2022年26号
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漫画版バキ外伝ゆうえんち「第2話 美麗の少年 葛城無門」感想


2022年4月9日(16号)
第2話「美麗の少年 葛城無門」

 プロレスラー3人を次々と破壊していく闇の武術家・久我重明の前に一人の少年があらわれた。
 葛城無門と名乗ったのは、まだ10代の少年である。
 いや、この年齢だと、もう青年か?
 女と見間違えるほどの美少年である。

美麗の少年 葛城無門

 まさに、美麗の少年 葛城無門だ!
 夢枕獏作品には欠かせない美少年である。
 ちなみに餓狼伝の久保涼二も設定上は美少年です。

 葛城無門の色気はバキ本編では出せない要素だ。
 男の色気じゃあなく、美少年の色気ですな。
 無門が久我重明の攻撃をよけた時にだした「っぶねぇ」って声がお茶目な感じで、今思えば弟に似ている。
 連載して1年ぐらいすれば、無門の弟も登場するだろう。

 まだ残っていたプロレスラー町田隼人と無門が闘い始める。
 町田の闘いかたはシンプルだ。
 打撃はあえて喰らって、相手を掴んで潰す。
 空手家など打撃屋にとって嫌なタイプの戦法だ。
 何度か打たれただけでは倒れないという耐久力への自信と、掴んだら話さないという筋力への自信に満ちている。

 一見、すらっとした体形の無門は打撃系の戦士に見える。
 組み技と言うのは、相手の肉体を動かす必要があるので自然と筋肉がついてマッチョになる(『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか感想)。
 町田は、組んだら絶対に勝てると思っていただろう。

 勝負は組み合いで始まる。
 筋力でははるかに上だと思っていた町田だが、無門の肉体に異変が起きた。
 無門の筋肉がヘビのように隆起して盛りあがっていく!
 細身に見えた無門だが、隠れた筋肉が凄いぞ!

 さっき見たばかりの久我重明の技をコピーする器用さに加えて、肉体そのものも強い!
 投・打・極の全てがハイレベルで、しかも美少年だ!
 トータルで見れば範馬刃牙にも負けないぞ!


週刊少年チャンピオン2022年20号
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オーガとの死闘もクライマックスだ!
さらに烈海王の異世界バトルは続くぞ!
2巻は25話から32話まで!

バキ道12巻 バキ道12巻が発売される!
野見宿禰は範馬勇次郎と立ち会う。
そして、復活の戦士が参戦表明するのであった。
本当に強くなっているのか!?

12巻は101話から109話までッ!

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漫画版バキ外伝ゆうえんち「第1話 ヤツの名は…」感想


2022年4月9日(16号)
第1話「ヤツの名は…」

 本格格闘小説の父・夢枕獏による小説『バキ外伝ゆうえんち』がコミカライズだ!
 圧倒的な筆力と熱量により描かれた、もう一つのバキ世界が漫画化する!
 というか、『ゆうえんち』の続きは、どうなっているんですか!?(号泣)

 漫画版はいきなりアレンジだ。
 序章に出てきた花山薫のエピソードや外伝主人公の幼年編が削られて、いきなり本編と本題に突入する。
 暗器の久我重明がプロレスラー3人と戦う!
 容赦なく暗器を使うぞ!
 まあ、使わなくても充分に強いのが久我重明なんですが。

 3対1の戦いだが、久我重明は一歩も退かずに圧倒する。
 これが本気の久我重明だ。
 漫画版『餓狼伝』に客演した時は鞍馬彦一を鍛えるという名目だったので、本気で壊しに来ていなかったと思う。
 それに対して、今夜の久我重明は本気だ。
 なにしろ、レスラー3人を壊すことが依頼なんだし。

 でも、必要以上に追い打ちをかけたりしない所に久我重明の礼節と美学を感じる。
 暴力は強さの発露と証明であって、暴力の喜びが目的じゃあ無い。
 まさに言葉までもが黒い久我重明であった。
 台詞が黒くて完全再現だ!

 そして、この場にまだ10代の少年が乱入してくる。
 美しき少年戦士・葛城無門だ!
 本編バキシリーズにはあまり居ないタイプの戦士である。

 本伝では実現不可能な美男・美女を出すのは外伝の醍醐味ですね。
 『バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ』とかも女性キャラで本気出して良いと思うんだけど。
 カイジの外伝とかでもな。
 あいにく『ゆうえんち』でも女性はほとんど出てきませんけど。

 まあ、とにかく葛城無門だ。
 初見の人には、名前を聞いても何者か分からない。
 だが彼の出自と、半生にはバキの登場人物が多くかかわっている。
 まさに本編の隙間を埋める外伝だ!
 月一連載だけど、今後の楽しみが増えるぞ!


週刊少年チャンピオン2022年16号
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ゆうえんち「168 この地球、この世界こそが、巨大な"ゆうえんち"なのだ」感想


2021年10月30日(48号)
第168回 転章「この地球、この世界こそが、巨大な"ゆうえんち"なのだ」

 葛城無門と会った直後の愚地独歩にタケミカヅチ一党の1人が襲いかかる。
 そして、独歩が襲撃されていたころ、花田純一もまた襲われていた!
 自転車で疾走していたところを不意討ちされる。
 まるで、花田がマウント斗羽に制裁を受けた時の再現だ。

 花田は相手が何者か知らなかったが、強敵の出現に闘志を燃やすのだった。
 猪狩完至は花田にタケミカヅチたちの事を話していないようだ。
 ちゃんと連絡してあげて!
 フランスに行く前に電話かメールぐらいできたでしょ。

 しかし、なんで猪狩は花田をメンバーに入れちゃったんだろう。
 いや、花田が元プロレスラーでけっこう強いってのは分かる。
 本部流の天才児として地下闘技場では有名だし。
 だが、他に候補はいなかったのか?
 神奈村狂太について語ってくれた縁で、入れてしまったんだろうか。 (ゆうえんち4巻 103回)

 久我重明も襲撃を受けていた。
 花田と違って、久我さんなら敵を撃退してくれるという安心感があるな。
 というか、久我重明も猪狩とも知り合いだったのか。
 久我重明はゴブリン春日への制裁を引き受けていたし、プロレス界ともつながりがあるのだろう。(ゆうえんち1巻 6回)

「今、ここで、やろう」

 相手は、いきなり左足で金的を狙ってきた。
 久我重明は軽く退がって避けたつもりだが、攻撃が当たりそうになる。
 蹴りを拳で迎撃して防いだ!
 当たらないはずが当たるという意識の切り替えと、反射神経、とっさの動きという三点がそろった動きだ!
 さすが暗器の重明である。
 やっぱり、久我さんには花田10人分ぐらいの安心感があるぞ。

 無門と別れた後の独歩が襲撃を受けていた。
 同じく無門も襲撃を受ける。
 なんで、無門まで!?
 これもゴブリン春日と絡んだ縁か!?

 猪狩とは直接の面識が無いのに、なんてこったい。
 いや、猪狩はこれを切っ掛けに無門をプロレスに引き入れるつもりかも。
 超美形で 軽業が得意で めちゃくちゃ強い葛城無門は、ぜひプロレスに欲しい逸材だ。
 最初はマスクマンとして出して、マスクを取ったら超美形と言うサプライズ演出もできるかも。

 無門の前にあらわれた男は身長2m、体重153kgの巨漢だった。
 男は野見宿禰と闘った当麻蹴速の言葉を唄いながら近づいてくる。

『生死(しにいくこと)を期(い)わずして頓(ひたぶる)に争力(ちからくらべ)せむ
 <死ぬ、生きるということを考えず、ただひたすら闘おうではないか>』


 漢はタケミカヅチと名のった。
 ボスじゃねェか!?
 よりにもよってラスボスが攻めてきた!

 当麻蹴速の言葉を使っているのは、子孫だからだろうか?
 それとも、単に心情をあらわしているだけか?
 どちらにしても、タケミカヅチという自称と合わせて考えると、日本神話に縁が深い一族なのだろう。

 タケミカヅチが打って来いと言うので、無門は開発中の二拍子無寸雷神を放つが効かない。
 なんという肉だ!
 やっぱりタケミカヅチの名は伊達じゃなかった。
 無門は相手のことを知らない。
 だが強い相手と闘えるのは無上の喜びだ。

『おもしろい。
 とてつもなくおもしろい。
 わくわくしている。
 この地球、この世界こそが、巨大な"ゆうえんち"なのだ。』


この地球、この世界こそが、巨大な

 無門は喜びとともに闘争を開始する。
 『ゆうえんち -バキ外伝-』、ここに完結だ!
 って、こんな所で終わるの!?
 ものすごい投げっぱなしなんだけど!

『おい、この続きはどうなってるんだ、この続きをよませてくれえ!! と、読者が泣き叫ぶようなラストにいたしましたぜ。(夢枕)』

 そして作者コメントがこれだ。
 こりゃあ、なんらかの思想的確信を感じる。
 これがッ、お前の見せたかった地獄かッッ!?
 そうさ、俺は泣き叫んでいるんだよッッッ!
 やっぱ、こりゃ"新ゆうえんち"とか書いてもらわないと、収まりがつかないぞ。

 だが、とりあえず『ゆうえんち』の漫画化は順調にスタートしているらしい。
 告知には漫画のカットが入っているので、すでに作画作業が始まっているようだ。
 まずは、コミカライズ漫画、そしてできれば続編に期待する!


週刊少年チャンピオン2021年48号
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小説 ゆうえんち -バキ外伝-5 小説 ゆうえんち -バキ外伝-5巻が発売される!
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クライマックスはもちろん、葛城無門vs柳龍光だ!
だが、それだけでは終わらない。
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オーガとの死闘もクライマックスだ!
さらに烈海王の異世界バトルは続くぞ!
2巻は25話から32話まで!

バキ道12巻 バキ道12巻が発売される!
野見宿禰は範馬勇次郎と立ち会う。
そして、復活の戦士が参戦表明するのであった。
本当に強くなっているのか!?

12巻は101話から109話までッ!

小説 ゆうえんち -バキ外伝-4 小説 ゆうえんち -バキ外伝-4巻が発売される!
今宵の"ゆうえんち"には超級の怪物・変態が大量にいるぞ!
そして無門は予想していなかった因縁の相手と再会するのであった。
収録は、巻の九103回から

バキ道10巻 バキ道10巻が発売される!
範馬刃牙vs炎という小兵対決が始まる!
刃牙が珍しくスピードで後れをとるのか!?
そして、範馬勇次郎は米国に居た。
10巻は83話から91話までッ!

バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 3巻 バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 3巻が発売だ!
ついに本格的な異世界バトルが開始される。
さらに現実世界を思い出させる強敵も出現だ!
2巻は17話から24話まで!

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新・餓狼伝2感想新・餓狼伝3感想新・餓狼伝4感想新・餓狼伝5感想
獅子の門 雲竜編 感想獅子の門 人狼編 感想

ゆうえんち「167 色々、おもしろい技は身につけました」感想


2021年10月23日(47号)
第166回 転章「色々、おもしろい技は身につけました」

 龍金剛に敗北し重傷を負った力剛山は死ぬ直前、弟子の猪狩と斗羽に相撲界の秘事を伝える。
 日本の格闘技団体に復讐しようとしているタケミカヅチ軍団の話だ。
 実力のある若手の猪狩と斗羽にタケミカヅチ軍団との因縁は託された。
 そして、タケミカヅチの尖兵である龍金剛には実力を測るため、久隅公平を育ててぶつけてみろと助言されるのだった。

 グラップラー刃牙3巻での勝負って、ずいぶん前からの約束だったんだな!
 というか、久隅公平が育つまで けっこう時間がかかった。
 力剛山が死んでから龍金剛vs久隅公平まで30年ぐらいたっているよね。
 猪狩はかなり慎重だったということか?
 どちらかと言うと、猪狩と斗羽が決裂して団体が分裂した(たぶん分裂している)影響で遅れたのかも。

 そして、現代になり猪狩はタケミカヅチ軍団からの挑戦を受けることとなった。
 膝が完治した斗羽も加わり、迎撃態勢もバッチリだ!
 オマケに二人とも新技まで考えているらしい。
 新技もだけど、残り11人のメンバーが気になる。
 久隅公平とかが、うっかり入っていたりして。

 葛城無門は愚地独歩に会いたいと言われて神心会館本部道場に来ていた。
 無門の連絡先を独歩は把握しているのか!
 さすが父親代わりだ。
 でも、あまり会っていないらしい。
 ベタベタとはしていない関係なのだろう。
 無門の実弟である愚地克巳とは会っているのだろうか?

 "ゆうえんち"の激闘から数年がたっている。
 独歩は範馬勇次郎に目をえぐられ隻眼になっていた。
 無門は独歩が勇次郎と闘い負傷した事を初めて知る。
 だが、独歩が別の話をするので範馬勇次郎について聞けなかった。

 独歩はなぜ勇次郎の話をしないのだろうか?
 あまり情報を与えると、無門が勇次郎を探してしまうと警戒しているのかも。
 何かを探るという事は、探られる側にも伝わるのだ。

 なにしろ勇次郎には米軍のキャプテン・ストライダムがついている。
 米軍の情報網がサポートしていると考えれば、範馬勇次郎の防諜体制は万全だろう。
 ストライダムの支援なのが、逆にちょっと不安かもしれないが。

「どうだね。一拍子で打つ無寸雷神は完成したかね」

「まだですが、色々、おもしろい技は身につけました」

「餓哭安(がこくあん)、仰月落(ぎょうげつおとし)、虚無双(こむそう)、天刻(てんこく)……


 どれも恐ろしげな技名だ!
 仰月落としは竹宮流の仰月をアレンジした技だろうな。
 次回が最終回なので、もちろんその全貌は明らかにならないんだろうけど。
 虎王は技名が出てから、実際に使われるまで何年かかったんだっけ?

 新技の話を聞いといて、独歩はまた話題を変えた。
 つかみどころのない点が達人の駆け引きなのか?
 独歩は無門に防弾ガラスを叩かせ、無門は見事に割る。
 だが、独歩はそれ以上の防弾ガラス破壊を見せつけた。
 防弾ガラスを破壊できるってことは、大統領とかでも素手で暗殺できる!

 どんだけ破壊力が高くても当たらないと意味が無いので、打撃力が高くても単純に強いとは言えない。
 だが、やっぱり独歩は凄い。
 こうやって、さりげなくマウントを取って独歩凄ェを刷りこむ効果も狙っていそうだ。
 長期的な戦略を考えている独歩の凄さである。
 独歩は自分の凄さを見せつけて無門を帰すのであった。

 えっ、無門を帰すの!?
 克巳に会わせてあげて!
 無門は二十歳をすぎて飲酒できる年齢になっている。
 克巳も二十歳をすぎているし、独歩も入れて三人で飲んでみたら良いのに。
 というか、克巳もこの場に呼んできて!

 結局、独歩は自分の実力を見せつけて無門を帰した。
 用事はこれだったのか?
 なんで、克巳に会わせないんだろう。
 今回の話は、克巳がピクルと闘って片腕を失った直後あたりなのか?

 あと、無門の近況も知りたかった。
 闘争の道に入った無門は、なにをやっているのだろう。
 表舞台には出ていないようだから、裏で闘っているのか?
 久我重明に闘いの場を斡旋してもらっていたりして。
 あとは、"ゆうえんち"に参加して闘争本能を満たしつつ、お金も得ているのかも。

 無門が帰った後、独歩は「準備はできたかい……」とタケミカヅチ軍団からの挑戦を受ける
 数年後の龍金剛がリベンジに来たのか?
 それとも新手のタケミカヅチ軍団なのか?
 次回が最終回なのにさらに風呂敷を広げるのかよ!
 このまま、放置されるの!? 続きは!?
 衝撃の最終回へとつづく。


週刊少年チャンピオン2021年47号
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そして無門は予想していなかった因縁の相手と再会するのであった。
収録は、巻の九103回から

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刃牙が珍しくスピードで後れをとるのか!?
そして、範馬勇次郎は米国に居た。
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ゆうえんち「166 十二神将を引きつれて、必ず日本へゆく」感想


2021年10月16日(46号)
第166回 転章「十二神将を引きつれて、必ず日本へゆく」

 自分の死を偽装してプロレスを引退したマウント斗羽はフランスで画家生活をしていた。
 そこに猪狩完至が訪ねてくる。
 絵に向きあって無心の状態でいるであろう斗羽だったが、背後からの声に反応して即反撃の体勢をとる。
 まるで体が鈍っていない!
 巨大犬チベタン・マスティフの攻撃をかわしたジャック・ハンマーに負けていないぞ!

 即座に反応しているので、精神も鈍っていないようだ。
 2mを超える巨体での軽やかなジャンプだった。
 もう身体を鍛える必要は無いはずだが、習慣で鍛えているのだろうか?
 斗羽は、どうしようもなくプロレスが好きだから、ついつい鍛えてしまうのかも。
 むしろ派手なパフォーマンスを試合で見せる必要が無くなったので膝の状態が良くなっていたりして。

 そして、目立ちすぎる巨体での隠遁生活だ。
 周囲の目を警戒しているうちに精神も研ぎ澄まされてしまったのかもしれない。
 もっと心安らかな引退生活をおくって欲しいのもんだ。
 本編では出てくる気配のないキャラクターにも出番があるのが外伝作品の良いところですね。

 猪狩はシコルスキーに顔面を切り裂かれてから初めて斗羽に会いにきた。
 シコルスキーにやられたのは土下座作戦の失敗であって敗北ではない!
 さすがしたたかな猪狩だ。

 実際に、その後でジャックとガイアを借り出してシコルスキーの心をゴリゴリに削ってへし折った。
 これで実質的に勝ったようなもんだ。
 そう言えばジャックとガイアは、どういう縁でスカウトしたんだろう。
 二人とも後ろ暗い経歴がありそうだし、その辺で共通の知人がいたのか?

「完ちゃん、お客のいないところで、そいつと闘っちゃたんだろう」

 もう一つの敗因が、これか!
 プロレスラーは観客がいないと気持ちが乗らない!
 猪狩がシコルスキーを地下闘技場で公開処刑みたいな目にあわせたのも、プロレス的なのかも。

 猪狩は、例の"準備ができたか軍団"と遭遇した話を斗羽にする。
 三日前、エラクのリングでエラクレスリングのチャンピオンであるオクラム・ペールワンと闘った時に例の言葉を言われたのだ。
 エラクでググるとフン族の王エラクぐらいしか出てこなかった。
 名前の似ているイラクの近くの国だろうか?
 ペールワンパキスタンだろう。
 大雑把に言って中東のあたりですね。

おれたちは、いつでも準備はできてるぜ」

 猪狩はそう返答してオクラム・ペールワンを倒す。
 この猪狩の言葉はレフリーのヨゼフ・トルコも聞いていて、確認をしてきた。
 "準備ができたか軍団"は中東にもいたのだ!
 そりゃあ、日本から始まって欧州もしくはアフリカまで勢力があるのだから、途中の中東にもいて当然だな。

 猪狩はうっかり返事をしてしまった。
 そして、相手も準備が整ったと認識する。
 これは、勝負でしょう。

「近いうちに、タケミカヅチが、十二神将を引きつれて、必ず日本へゆくからな。で、相手をするのは誰なのだ?」

 猪狩はみんな準備OKと言って、タケミカヅチとの全面戦争に突入させてしまった。
 しかも、日本側メンバーまで独断で選んじゃったらしい。
 ものすごく大事なことを簡単に決めちゃったな。
 でも、猪狩は昔からずっとメンバーを考えていたのでちゃんと申告できたのかも。
 なにしろ、この闘いは師匠・力剛山の代からつづく因縁なのだから。

 相手はタケミカヅチ率いる十二神将だ!
 タケミカヅチに加えて12人もいるのか!
 十二神将って仏教系だけど、日本の神様がインド系を部下にしているのか?
 宗教が混ざってる。
 やっぱ外国の人だから、少しずれているのだろう。

「いいかい。この日本の格闘技界というか、相撲の世界にゃ、昔から伝えられている古い古い秘事があるんだよ」

 猪狩と斗羽は力剛山からタケミカヅチたちの話を聞いていた。
 力剛山が龍金剛に敗北した後でヤクザに刺されて、死にかけていた時のことだ。
 猪狩と斗羽はまだ若手だったが、ずば抜けて強く、将来性があったのだろう。
 しかも、お互いがライバルなので磨き合って、さらに強くなる。
 全盛期の猪狩と斗羽は、どこまで強かったのだろう。

 タケミカヅチは千年~二千年前から、日本に復讐を誓う組織らしい。
 日本を出て中国からモンゴル、欧州へと世界中に広がっていったようだ。
 終了間近なのに、こんなに風呂敷広げちゃうの?

 タケミカヅチと十二神将に対抗する猪狩が選んだ13人の戦士が出てくる!
 刃牙と葛城無門は入っているんだろうな。
 そして、残り2話だ!
 こんなデカくて魅力的な風呂敷だけ置いて行かれるのキツいんですけど。
 やっぱり、こりゃ続編が必要だ!


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ゆうえんち「165 タケミカヅチ」感想


2021年10月9日(45号)
第165回 転章「タケミカヅチ」

 仕度は整ったのか?
 西暦600年ごろ、日本ではある約定をしたらしい。
 その準備が整わないまま1300年がたち、明治41年(1908年)になってしまった。
 最強力士である雷電が敗北した江戸時代から、時が飛んで今度は明治だ!

 前田光世はロンドンにいた。
 -明治格闘純史- 真・餓狼伝』(AA)の少し後の時代だ。
 格闘技界のスーパースターが登場してきたぞ!
 当時の前田光世は講道館柔道の普及のため世界を回っていた。
 ここロンドンで、世界最強の一人と言われていたレスリングのジョージ・ハッケンシュミットと戦うことになる。

 ハッケンシュミットが柔道は子供の遊びだと言ったので、前田が勝負を挑みに行ったのだ。
 営業トークを真に受けて挑戦してきた困った人である。
 と、簡単には言えない事情がありそうだ。

 前田は柔道を広めるために世界を回っている。
 なので、評判を下げるようなコメントには反論しなきゃいけない立場なのだろう。
 日本人のいない孤独な異国で喧嘩を売りまくる。
 よほど胆力が無いとできない仕事だ。

「おれはプロだからね。金にならない試合はやらない」

「それは、おれと出会う前までのあんたのことだろう。今、あんたは、おれと出会ってしまった。おれとやりたいはずだ」


 これが有名な前田光世方式での勝負提案である。
 なにしろ『刃牙道』にも この逸話が出てくるほどだ。刃牙道11巻 92話
 だが、ここからのやり取りは記録に残らなかったものらしい。

 ハッケンシュミットは、前田光世という強者と出会ってしまった。
 金にならないし、怪我をするかもしれない。
 でも、やりたい!
 ハッケンシュミットも戦士なのだ。
 お前と俺、どっちが強い? このシンプルな問いかけに魅入られてしまう。

 結局、ハッケンシュミットは前田光世の待つセント・ジェームス・パークに行ってしまう。
 そして、勝負だ!
 送り襟絞め前田が勝利した。
 屋外での勝負なので、両者ともに服を着ている。
 着衣だったので前田が有利に闘えたのだ。
 試合ではなく、喧嘩などの経験の差が前田有利に働いたのだろうか。

 二人が闘ったのかどうかは後の世に伝わっていない。
 でも実は歴史の裏側で闘っていました。
 見返すと『真・餓狼伝1話』で、前田光世はハッケン・シュミットに勝ったと言っている。
 夢枕史観だと、この勝負はあったという事で確定しているようだ。

 この勝負は前田にとっても、あまり意味が無い。
 公式に闘って、世間に柔道の強さを知らしめるのが本来の目的だ。
 人知れず闘って勝っても宣伝にならない。
 でも闘っちゃったのは、前田も闘争が好きな人間だからなのだろう。
 前田光世も獅子の門をくぐった人間なのだ。

 その帰り道で、前田は自分をつけてくる気配に気がついた。
 背後に巨大な蜘蛛のように蹲っている影がある。
 声をかけると立ちあがり人になった。

 雷電の時も黒い影だったようだ。
 彼らは蹲ったまま移動する技術を持っているのかも。
 四足歩行か、匍匐前進か?
 日本人なら忍者という可能性もあるんだけど、海外の勢力だよな。

「準備はできたかい」

「二千年近く前の約定だ」
「なんのことだ」
「おまえ……。知らんのか?」
「知らん」
「ジュードーの連中は、知らんのか……」


 ロンドンにも例の団体が居たッ!
 日本に行かず、ロンドンで待ちかまえていたのか?
 前田もけっこう有名人だから後をつけていたのかもしれない。

 そして、約定がさらに昔になってしまった。
 2000年近くと言うからには、四捨五入して1500年以上前だろう。
 1000年+3/4と考えれば、1750年ぐらい欲しい。
 そうなると、卑弥呼や、倭の奴国に金印を授けた光武帝の時代になってしまう。
 謎がさらに深まった。

 講道館では例の約定について伝わっていないようだ。
 明治になって武士階級が凋落したので、約定を伝える余裕が無くなったのかも。
 なんにしても、今回も約定は果たされなかった。

「おまえ、誰だ?」
「タケミカヅチ」


 名乗って、その人は消えた。
 タケミカヅチって、日本の神様じゃないか!
 神話における相撲の祖と言われている。
 約定をした相手は海外勢だと考えていたが、ちょっと違うのだろうか?
 海外に出て行った元日本人が、残った日本人を試すという約定かも。

 次に準備ができたかと問われるのは力剛山であり、その次が猪狩完至だったらしい。
 力剛山は元力士だ。猪狩は力剛山の弟子である。
 相撲の系譜には約定を守る機能が残っていたようだ。
 雷電の敗北と言う事件が、相撲界に復讐の誓いをさせたのかも。

 ここに来て、猪狩の名前が出てきた。
 再び時間が現代に戻りそうだ。
 ここから葛城無門にどう話が流れていくのか?
 そして、タケミカヅチの正体と目的は?
 ……本当に話の落ちがつくのか!?


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ゆうえんち「164 その仕度、整うておりましょうや」感想


2021年10月2日(44号)
第164回 転章「その仕度、整うておりましょうや」

 ゆうえんちがコミカライズ決定だッッッ!
 漫画はそのまま、藤田勇利亜が担当するぞ!
 今まで緻密で意欲的な挿絵を描いてきただけに、漫画版でも期待できそうだ。

 コミカライズをするので、やっぱり小説は終了するのだろう。
 しかし、小説の終了後すぐにコミカライズを連載するってのも妙な企画ですね。
 最近オチを知ったばかりになるのが、ちょっと残念かも。

 話を戻して、弘安の役に出現した謎の蒙古兵の話だ。
 日本兵の工藤三郎、坂田時宗、池端一之進たちは巨漢の蒙古兵に襲い掛かるが撃退される。
 そして、蒙古兵は重ねて問うのであった。

「仕度は整うたるかっ!?」

 その言葉を聞いて工藤三郎は都へ問い合わせの早馬を出す。
 そして、15日後に仕度が整っていないという返答が届く。
 巨漢の蒙古兵は落涙し、鎧を脱ぎ捨て海を泳いで去っていった。

 この謎の問答は九州の侍にまで浸透しているんですね。
 侍にとって重要で、みんな知っているべき情報ってことだ。
 戦闘方法、挨拶、服の着こなしなどと同じように、親から子へ教え合って伝わっているのだろう。
 都に問い合わせるという行為で合意が取れる程度に、皆に浸透している情報のようだ。

 そして舞台は変わって、戦国武将の織田信長の話だ!
 いきなり時代が飛んだな!
 300年ぐらい飛んだぞ!

 織田信長は相撲好きな人物だった。
 天正9年(1581年)、信長主宰の相撲会(すまいのえ)で、20人抜きを達成した猛者がいた。
 黒人のヤスケである。
 前(ゆうえんち1巻 3回感想)にも書いたが、このヤスケの孫が『大帝の剣』(AA)の主人公・万源九郎ですね。
 松本太山の大胸筋は万源九郎と似ているので子孫の可能性を感じている。

「千年前の約定、はたしにまいりました。その仕度、整うておりましょうや」

 相撲会で活躍し、褒美を取らせると言われたヤスケはそう言った。
 ヤスケも支度が整ったのかと尋ねる人だった! ヤスケもかよ!
 ワールドワイドだな!
 つまり、モンゴルだけでなく、キリスト教圏もしくはアフリカにも「支度が整ったか?」事件の因縁があるようだ。

 1000年の因縁とは大きく、いや長く風呂敷を広げたな!
 本当に1000年だと西暦600年以前になってしまう。
 聖徳太子が活躍したころの遣隋使(600年~618年)あたりだ

 隋は短期で滅んでしまうが、その後の唐とも日本は交流がある。
 当時の唐は国際色豊かな他民族国家で世界とも繋がっていた。
 このあたりで、世界のどこかと何かの約定をかわし「いつか仕度を整える」と約束したのだろうか?
 西暦800年ごろには空海が中国へ渡り国際的な知識を得るんだけど、関係あるかな?
 1000年前と大きく出たから、誤差も大きいかもしれない。

 ヤスケの時も仕度は整っていなかった。
 またもや泣く。
 そして、時代は飛んで文化7年(1810年)秋の雷電爲右エ門43歳だ!
 大相撲史上最強と言われる力士である。
 その雷電に声をかける者がいた。

「どうだ、仕度はできたか……」

「それは、我らのことか、それともおれのことか――」
「いずれでもよい」
「おれならば、仕度はいつでもできている」
「では、やろう」


 相手はどうやら黒人、もしくは肌が黒い人間のようだ。
 とにかく男は雷電に組みつき、さば折りで雷電の背骨と腰骨をへし折る。
 最強力士である雷電を破壊した!
 まあ、この時代は40歳で初老だし、雷電も衰えていたのだろう。

「嘘をついたな……」

 そういって男は去っていった。
 この相手も外国からの刺客なのだろうか?
 どうも勝てば良い訳でも無いようだ。
 納得のいく勝負ができるかどうかが大事なのか?
 つまり約定は、まだ果たせていない。

 準備ができていると言って勝負した力剛山も龍金剛に負けた。
 雷電と同じく支度が整っていなかった案件になりそうだ。
 独歩は龍金剛に勝ったけど、支度が整った宣言を聞いていないので無効だろうか?
 この約定は、まだ続いていそうだ。

 そして、気になるのがウロボロスの紋を持つ蛟黄金丸だ。
 彼らのルーツは日本以外にあるようだ。
 もしかすると、彼らも支度が整ったことを確認する一族かもしれない。

 蘭陵王を受け継いだ黄金丸は無門と勝負の約束をした。
 その時が来たら、こう問いかけるかもしれない。
「無門くん、支度は整っているかい?」

 この『ゆうえんち』は、もうすぐ終わるはずなのだが、まるで終わる気がしないぞ。


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ゆうえんち「163 きみが、どれだけいやでもね」感想


2021年9月23日(43号)
第163回 終の巻「きみが、どれだけいやでもね」

 葛城無門は、蛟黄金丸が蘭陵王(らんりょうおう)を襲名するところを目撃したッ!
 蛟黄金丸は自分の父である蘭陵王を倒し、その地位と仮面を受けついだようだ。
 でも、無門はいまいち状況をつかめていない。
 さっきまで闘っていたから、あまり脳が働いていないのだろう。

『それは、つまり、今のふたりの闘いが、蘭陵王を受け継ぐ儀式であったということか。』

 父親に闘いを挑んで勝つことが蘭陵王継承の儀式らしい。
 儀式と言うには、あまり厳粛じゃないし凄惨だ。
 でも、今回は一流の立会人がいたので権威づけには良かった。
 先代の継承式はどうだったんだろう。

「今日でなくていいよ。でも、これで、ぼくはきみと闘(や)らなければならなくなった。きみが、どれだけいやでもね」

 黄金丸 ――新しい蘭陵王が声をかけてきた。
 無門は先代の蘭陵王に勝っている。
 その屈辱を拭わねばならない。
 なのか?

 蘭陵王の強さを示すために、無門を倒さねばならない。
 いや、勝つとは言っていないな。
 とりあえず闘うけど、勝ち負けにこだわっていないのか?
 恨みや、優劣を争うのではなく、けじめとして闘うのかも。

 黄金丸は、いつか父親と闘う気であった。
 無門のおかげでタイミングが早まったと礼を言う。
 黄金丸は蘭陵王の継承を急いでいたのか?
 父親の病気がけっこう悪かったのかもしれない。
 早く引退して欲しいと思っていたのだろう。

「楽しみにしているよ、その時をね」

 無門も闘争の世界へと続く"獅子の門"をくぐったのだ。
 二人の美少年が勝負の約束をした。
 新たな闘争と、いつかまた"ゆうえんち"参加が運命づけられたな。
 いや、えっ、もうすぐ最終回なんじゃ……

 ここで"ゆうえんち"閉園をつげるサイレンが鳴り響く。
 無門は空に松本太山の姿を見るのだった。
 柳龍光は倒したよ。
 きっと、内心でそう報告しているだろう。

 無門は一つの呪縛を消し、新・蘭陵王と新しい因縁を作った。
 これから無門はどのように生きていくのだろう。
 とりあえず大金はゲットしたので、そこは本当に良かった。


『転章 世界格闘大戦 鹿久間源(かくま げん)は語る』

 また、鹿久間源が出てきた! (前回はゆうえんち2巻 40回)
 相変わらず久我重明の悪口を話している!
 勝手に久我重明の話をしているってことは、本当は好きなんじゃね?

 でも、話題は久我重明の事じゃない。
 龍金剛と力剛山の喧嘩の話だ。 (ゆうえんち2巻 65回)
 あの現場に鹿久間源もいたらしい。
 なに、その偶然ッ!?

「準備はできてるかい」

「できてるさ」


 そうして、二人の闘いが始まった。
 とにかく、鹿久間の見たところ龍金剛と力剛山の間には、なにか因縁があったようだ。
 まあ、因縁があるから死闘をしたんだし、それは分かっていたよ。
 その因縁を教えて欲しかった。

 と言うか、『転章』だよ!
 さっきまで『終の巻』だったのに、新展開だ。
 なんか『世界格闘大戦』とか言っていやがるぞ。
 いや、えっ、もうすぐ最終回なんじゃ…… (2回目)

『弘安の役――
 俗にいう二度目の蒙古襲来は、弘安四年(一二八一年)のことであった。』


 そして、話は飛ぶ。
 いやいやいや、飛びすぎだ!
 なんで弘安の役なんだよ。
 700年以上前だぞ!

 話の流れからすると、これが龍金剛と力剛山の因縁だよな。
 龍金剛はモンゴル出身だからモンゴル軍と関係があるのだろう。
 でも、700年前だと子孫なんてどうとでもなりそうだけど。

 もう一方の力剛山は朝鮮半島の出身だろうな。
 日本へ攻めてきたモンゴル軍には朝鮮兵も参加していた。
 そういう因縁か?
 いや、分からん。

『七月三十一日――』

 台風が去り、蒙古軍は壊滅したらしい。
 日本兵は生きのこった巨漢の蒙古兵を発見した。
 蒙古兵は日本兵の刀を素手で叩き折る。
 「仕度は整うたか?」というセリフも、体格も似ているし、龍金剛の先祖か?
 そして、なぜか日本語ができるらしい。

 なんか、また話が長くなりそうだ。
 そして、このエピソードが"ゆうえんち"にどう関わるんだろう。
 無門と新・蘭陵王の約束もできた。
 こりゃ、『ゆうえんち2』が必要だな。


○現在、掲示板の調子が良くありません。
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