
バキは―― 「休載」である
・「バキ 大擂台賽編 Blu-rayBOX」感想 (20/11/5)
愚地克巳の復帰戦が いきなり大ピンチで気になるところですが、バキ道は休載です。
なので、『バキ 大擂台賽編 Blu-rayBOX』の感想です。
感想と言っても、このBOXは特典映像が少ない。
ほとんどゼロだ。
ノンクレジット オープニング・エンディング、PV・CM集は特典として弱すぎる。
せめてコメンタリーをつけて欲しかった。
そのかわり、スペシャルブックレット(32P)は板垣先生、平野監督、主演の島﨑信長さんのインタビューがのっていて面白い。
板垣先生はアニメはキャラクターデザインのチェックだけやっていたそうだ。
キャラクターごとに筋肉の付き方が違うというこだわりがある。
たしかに刃牙キャラは、筋肉の付き方が違う。
刃牙と勇次郎は最強を体現するかのように、美しさが基調にある。
烈海王は、範馬よりも少しマッチョだと思う。
サムワン海王はスピーディーな細身だ。
寂海王は、ちょっと脂肪がのっている。
キャラクターにこだわるというのが、板垣先生らしい。
板垣先生のベトスバウトは範馬勇次郎vs郭海皇だ。
あのオチは高校時代のY先輩がモデルだったらしい。
たしかに意外性のあるオチだったけど、反則なオチだったよな。
平野監督は、すでに『範馬刃牙』の制作中なので忙しそうだ。
アニメを見ているとワカるんですが、本当に原作を大事にしたアニメ作りを心掛けている。
話数の切れ目とか、画面の構図とか、本当に原作準拠だった。
なんならグラップラー刃牙最大トーナメント編をリメイクして欲しいぐらいだ。
ネトフリ版、テレビ版、Blu-ray版と全部映像が違うけど、Blu-ray版が完全版らしい。
どう完全版なのかは、ヒマを見つけてちびちびと見ていこうと思います。
島﨑信長さんは豪華キャストのアフレコ現場がすごかったと言っている。
次回作『範馬刃牙』でも、さらなる豪華キャストが出てきそうだ。
範馬勇次郎とアライ父は、キャスト間の関係が感じられたとか、現場の情報だな。
次回作でも刃牙を熱演する気合を感じた。
そんな感じで見返すと面白そうなBlu-ray版バキだ。
とりあえず楊海王が潰されるところが見どころらしいので、そこのチェック、だろうか。
来週は『バキ道』再開なので、通常感想にもどります。
克巳が潰されないことを祈っておこう。
バキ 大擂台賽編 Blu-rayBOX
週刊少年チャンピオン2020年49号