週刊少年ジャンプ「BLEACH」第653回です。
神剣・八鏡剣を手にリジェの前に現れた七緒。
その剣に何かを感じたリジェだったが、油断していたもののとっさに危機を察して腕一本で防いでしまう。
かつて配属された八番隊で京楽に出会い、彼こそ母から大切な何かを預かった人物であると理解した七緒。
そんな七緒のために彼女が剣を持つ掌に自分の掌を重ねる京楽だったのだが…!?
かつて簪を京楽の兄である夫からプレゼントされた七緒の母。
2本用意していた京楽の兄だったが、1本だけでいいのだという。
「…もう一本は貴男が持っていて下さい」
虚討伐で傍にいない時も同じ物を持っていることが自分の励みになると言う七緒の母。
そんな愛情溢れる様子にからかう様な顔を見せた京楽ですけど、それを見ていたから簪がとても大切なものであると感じていたのか…?
自分の態度にあまり怒らない兄が丸くなったと感じた京楽。
そんな意見を否定する兄だが、妻の優しさがそう見せてくれているのだという。
簪を分け合う2人の姿に確かな何かを感じていた当時の京楽。
その簪が2本とも京楽に託されたのは何とも悲しいですね。
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