F1ストラテジー・グループおよびF1コミッションの会合において合意された最終戦ダブルポイントに関して、バーニー・エクレストンは終盤3戦にわたってダブルポイントにするか、完全にこの規則を廃止するか、どちらかにすべきであると主張しているという。この最終戦ダブルポイントについては関係者に非常に不評で、ベッテルはこの規則は「ばかげている」と激しく批判している。
フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロもこの規則は「あまりにも人為的」と発言、1年で撤廃されるのではないかと示唆しているとか。
「私個人としては、最後の3戦にポイントを2倍与える方がいいと思っている」とエクレストン。
「だが1月に開催される次回の（ストラテジーグループ）会合でこの規則が廃止される可能性がある。私は、（ポイントを2倍にするのは）終盤3戦か全くしないか、どちらかにすべきだと考える。終盤3戦がダブルポイントになれば、タイトル争いが最後まで面白くなる。ファン、メディア、テレビといったすべての人々が最後の最後まで関心を保てる」
最後の3戦に2倍のポイントを与えるという案もストラテジーグループにおいて検討されたが同意が集まらず、最終戦のみダブルポイントにするという案が全会一致で可決されたものと考えられている。
最終戦だけだろうが終盤3戦だろうが、あまりいい案ではないですね。ポイントの比重を上げるならそれ相当の何かがなければ。走行距離が通常より長いとか。まあその場合は給油の必要が出てしまいますが。
※写真はAUTOSPORT WEBから
