2010年01月18日

レビュー:COURRiER Japon 2010年2月号

Twitterでいろいろとつぶやいていたら、@reviewplusさんよりお声を掛けていただいたので、レビューコンテストなるものに参加させていただくことにしました。


レビューの対象は、以前もちょっと書きましたけれど、COURRiER Japon 2010年2月号です。
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 02月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 02月号 [雑誌]
販売元:講談社
発売日:2010-01-09
おすすめ度:5.0
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この号では「ツイッター、iPhone、キンドル、そして・・・次の、ITライフ。」という特集が組まれています。この特集を読んで思ったことをつらつらと書いてみようかなと思います。

この特集の中では、最近話題のAR(拡張現実)からTV、音楽、ゲーム、電子書籍なんかのテーマについて、今ITを使って行われている面白いチャレンジが紹介されていて、それぞれ将来のイメージやあり方がどういうものになるか、というようなことが考察されています。こちらに、ITを使って好みに合った音楽を見つけ出す仕組みを作ろうとしている「パンドラ」のチャレンジについて書いてあるので、興味のある方はお読みいただければと思います。


どんなテクノロジーも、ある特定の人にしかできなかったことを、より多くの人ができるように敷居を下げていくという側面がありますが、ITも例外ではありませんね。この特集を読んでまず思ったことは、より多くの人が文化的なモノやコトにアクセスしていくための敷居が、ITによってこれからどんどん低くなっていくんだなー、ということです。

たとえばP34電子書籍に関する記事によると、Amazonの電子書籍端末「Kindle」を買った人は、以前に比べて買う本の数が3.1倍にまで伸びたんだそうです。理由はいろいろとあるでしょうけれど、本というのはやっぱり物理的にかさばるという問題がつきもので、そこを解決できているところが大きいんでしょうね。

音楽にしてもそう。自分が大好きかもしれないのに、これまでの仕組みでは存在を知ることができなかったようなアーティストと出会うための仕組みが、かなり現実的な形で実現されようとしているわけです。


この流れが続いていけば文化的な活性化というのは大いに期待できそうです。ただ、本当に文化の活性化をより大きな動きにしていくためには、もう1ステップ必要なのかなという気もします。この記事では

「コンテンツを欲しがっている人が容易にコンテンツにアクセスできる仕組み」

についていろいろな角度から述べられていますが、個人的にこういう未来が来て欲しいなあ、と思っているのは、

「個人が持っているすごいコンテンツを、容易に世界に発信していく仕組み」

がもっと整備されていく、ってなことです。


で、それを実現するために「自分を表現するための敷居をさげる」というアプローチではかなりいろいろなサービスが用意されてますよね。例えばブログとかYoutubeとか。ハード的な部分で言えばデジカメがすごく普及して、みんなキレイな写真が撮れるようになってきていて、それをブログなんかで発信できたりする。あとは最近私もTwitterを始めましたけれど、これは情報発信のツールとしてはかなり画期的だよなあというのを、私も使いながら感じています。情報発信のためのインフラは、今時点でも相当進んだ段階にあるような気がします。

だから、今後はいかに「表現の行動を促す」というアプローチでものを考えられるか、ここが重要になるのかなあという気がします。


その意味で最近すごく感心したのは、ユニクロがキャンペーンでやってた「オンラインくじ」です。ブログパーツをポチッとクリックすると、ブログの記事で使用されている画像がくじに変わって、その画像をまたクリックしてやるとプレゼントが当たるかもしれない、みたいな企画だったと思いますけれど、当然ながらブログの記事に画像を載せないとくじにならない。だから私もせっせと自分で撮った写真をブログに載せたりしましたけれど、ここに表現を促す仕組みがあります。これはやられたな、と思いました。まあ、テクノロジーと言うよりはアイディア勝負みたいなところもありますけれどね。

今後そういった、ITをベースとしたすばらしいアイディアが出てくることで、文化はもっと活性化して面白いものになるんじゃないかなー、なんて思ったわけです。


今の時代、情報のインプットはものすごく充実しつつありますから、音楽にしろモノカキにしろ、プロやアマチュアを問わず、すごいものをアウトプットできる人もたくさん出てきてますよね。その流れが加速した先の未来というのを、私は見てみたいなーなんて思っています。

追記:
タグをはっておきます。レビューされる方、コチラからどうぞ。
レビュープラス

ikethestz at 22:54コメント(0)トラックバック(0)レビュー | 雑誌 

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