2006年03月

2006年03月31日

デキる脳は発達

【ワシントン29日共同】知能指数(IQ)が非常に高い子供は、高度な精神活動をつかさどる大脳前部など特定の皮質の発達パターンに独特の特徴があると、米国立衛生研究所などのチームが30日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 7歳ごろには平均より薄い皮質が急激に厚くなって11-12歳でピークを迎え、その後急激に薄くなる。チームは「賢さには皮質の厚さ自体より、成長期の変化の仕方の方が重要らしい」と分析している。

 5歳以上の青少年307人について、磁気共鳴画像装置(MRI)による脳の撮影を、最長19歳まで行った。知能テストを基に(1)IQが特に高い(121-149)(2)高い(109-120)(3)普通(83-108)の3群に分け、年齢に伴う大脳皮質の変化を分析した。

 「特に高い」子供では皮質が年齢とともに薄い、厚い、薄いとダイナミックに変化したのに対し、「普通」「高い」の子供は8-9歳が厚さのピークでその後徐々に薄くなるパターンだった。

 「特に高い」子は、高度な思考回路の発達に時間をかけ、その後は使わない回路を迅速に整理していると推定されるという。

(共同通信社)

皮質の厚さが変化するんですね。
興味深い研究だと思いました。



ikiikihumannet at 03:27|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2006年03月29日

「魚の脂肪」持つ豚

【ワシントン27日共同】血液をさらさらにする効果があるという魚の脂肪成分を多く含む豚を、遺伝子組み換えとクローン技術で誕生させたと、米ミズーリ大などのチームが26日付の米科学誌ネイチャーバイオテクノロジーに発表した。

 チームは「よりヘルシーな豚肉への一歩」としている。しかし、ここまで人為的に操作した食品が消費者に受け入れられるかどうかは未知数だ。

 この成分はエイコサペンタエン酸(EPA)など、血管を詰まらせにくくするとされる「オメガ3脂肪酸」。魚に多いが、豚肉には「オメガ6」という別の成分が多い。

 チームは豚の胎児から採取した体細胞に、オメガ6をオメガ3に変える「fat1」という遺伝子を組み込んだ後、この細胞を基にクローン技術で子豚を誕生させた。

 成功率は低く、受精卵に似たクローン胚(はい)計1633個を豚の子宮に入れたが誕生したのは10匹で、fat1遺伝子を持っていたのはうち6匹。尾の組織の成分を普通の豚と比べるとオメガ3は約4倍多く、オメガ6は約2割少なかった。

 オメガ3の心臓病予防効果については、明確な根拠がないとする研究結果もある。

(共同通信社)

興味深い研究ですね。
ここまでしていいのかな〜と言った、漠然とした不安は感じますが…

ikiikihumannet at 08:28|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)

2006年03月28日

月経血から「心筋のもと」 慶応大チームが分離成功

【ワシントン26日共同】女性の月経血の中から、心筋の特徴を示す細胞に40%以上という高い確率で成長できる特殊な細胞を分離することに、三好俊一郎(みよし・しゅんいちろう)・慶応大助手らのチームが成功し、26日までに米心臓病学会で発表した。

 チームによると、心筋らしい細胞が、大人の別の細胞からこれほど高率に採取できたのは初めて。集めるのが容易なのが最大の特徴で、心筋としての機能と安全性が動物実験で確認されれば、将来は再生医療への応用も期待されるとしている。

 チームは、6人の女性から提供された月経血から、未分化な性質を保ったまま増える細胞を100個余り取り出して特殊な条件で培養した。すると5日後に40-50%の細胞が、拍動して心筋特有の活動電位を示し、心臓から出るホルモンなども分泌する細胞に変わった。

 月経血には、はがれ落ちた子宮内膜と血液が含まれるが、三好助手は「これまでの実験結果から、今回の特殊な細胞は子宮内膜からできたようだ」と話している。

(共同通信社)

凄いですね。
女性は生命の源ですね。
心筋梗塞で壊死(死んだ)した細胞が再生できれば心筋梗塞も怖くないですね。
でも、閉経前の女性は自分の細胞なので、拒絶反応も無く一番容易なのでしょうか?
ikiikihumannet at 08:16|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2006年03月23日

ヒトと同じ免疫のマウス 九州大グループが開発

ヒトとほぼ同じ免疫系を持つマウスをつくることに、九州大医学部の原田実根(はらだ・みね)教授らのグループが20日までに成功した。人体に近い環境での実験が可能な「生きた試験管」(同教授)といえ、研究が進めば、病気の仕組み解明や治療法開発に役立つ。

 グループは、拒絶反応を起こさない免疫不全マウスを遺伝子組み換え技術でつくり、さまざまな血液細胞のもとになるヒトの造血幹細胞を、生まれて48時間以内に静脈から移植した。造血幹細胞は骨髄に定着し、B細胞やナチュラルキラー細胞など、主な免疫細胞は、ほぼヒトの細胞だけになったという。

 グループはこのヒト免疫化マウスを使い、ヒトの白血病を発症させることにも成功。今後、病気の経過解明や、それぞれの患者の病気をマウスで再現し、どの抗がん剤が効くのかといった治療法の検証に役立てていくという。

 原田教授は「今のところ70-80%がヒト化しているが、さらにヒトに近づけたい。病気になるのに時間がかかるがんの研究にも使えるよう、マウスが長期間生存する工夫もしたい」と話している。

(共同通信社)

これは凄いですね。
より正確な実験が出来そうですね。
それにしても人間は多くの生物のお陰で良い生活が出来ているんですね。

ikiikihumannet at 12:04|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2006年03月17日

血管収縮酵素の働き解明 高血圧治療薬開発に弾み

血管を収縮させる特定の酵素の構造や働く仕組みを解明したという研究結果を箱嶋敏雄(はこしま・としお)奈良先端科学技術大学院大教授(情報生命科学)らと名古屋大のチームがまとめ、米科学誌ストラクチャー(電子版)に15日発表した。

 この酵素の働きを抑えると血圧が下がり、高血圧や心筋梗塞(こうそく)、脳卒中の治療につながるため、箱嶋教授は「病気に応じた治療薬開発に弾みがつくだろう」と話している。

 箱嶋教授らは、血管の収縮を調節するRhoキナーゼという酵素の結晶構造をエックス線で解析、2つの分子が相互作用し酵素として活性化することを突き止めた。

 この酵素を働かなくする阻害剤を使うと、この2分子部分で局所的な構造変化が起きることを確かめた。

 この酵素は神経細胞を退縮させるため、働きを阻害すると神経が再生、脊髄(せきずい)損傷、アルツハイマー病などの治療につながる可能性があるという。

(共同通信社)

色々な可能性を秘めた発見ですね。
確かにまだまだ寿命は延ばせそうですね。

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2006年03月11日

がん薬物療法専門医を認定 質の高い治療を提供

日本臨床腫瘍(しゅよう)学会は9日までに、抗がん剤などを用いて質の高い治療を行う初の「がん薬物療法専門医」47人を認定し、学会ホームページで公開を始めた。4月1日に認定証を交付し、全国各地でリーダー的な役割を担ってもらう。

 国内には薬物療法を専門に行う医師が少なく、患者が最先端の医療を受けられなかったり、医師が薬の使い方を誤り患者が副作用に苦しんだりするケースが問題になっている。

 がん薬物療法専門医は、5年以上の臨床研修経験と幅広い知識を有することなどが条件。昨年11月に行った認定試験には52人が参加し、内科医を中心に47人が合格した。同学会の福岡正博(ふくおか・まさひろ)専門医制度委員長(近畿大教授)は「年1回試験を行い、最終的には4000-4500人の認定を目指す」としている。

 がん薬物療法をめぐっては、日本癌(がん)治療学会も同様な専門医制度を検討していたが、共通の「認定医」制度を創設した上で各分野の専門医を認定する2階建て方式とすることで昨年合意していた。

(共同通信社)

以前テレビで見たのですが、薬を上手に使うと患者さんの吐き気等の患者さんの苦しみ無く抗がん剤の投与が出来ると言っていました。
抗がん剤イコール吐き気等の苦しみと思っていたのでびっくりしました。

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2006年03月10日

先進国の寿命100歳へ 30年までに、米学者が予測

【ロサンゼルス7日共同】がん治療などの医療や老化防止研究が現在のペースで進み普及すれば、人間の平均寿命が2030年までに100歳前後になる可能性が高いとの予測を米スタンフォード大のシュリパド・トゥルジャパーカー教授(生物学)がまとめた。ただし、恩恵は高価な先端医療を受けられる先進国に限られ、"命の南北格差"は拡大する見通しだ。

 同大広報部が明らかにした教授の研究によると、世界各地の人口増加率や経済レベルのデータに、医療や老化防止の進歩と普及の予測を当てはめると、現在80歳前後の先進国の寿命は10年から30年にかけて飛躍的に延び、100歳前後に達すると推測できるという。

 しかし、進歩がめざましいがん治療や老化防止研究による医療を受けられるのは今後も豊かな国々の人に限られる見通し。トゥルジャパーカー教授は、アフリカでエイズ問題が深刻化しながら高価な治療薬は先進国に偏在する現実を指摘し「こうした現状を変えなければ貧しい国は(貧困の)悪循環に陥る」としている。

 米医学会には、同教授のように医療技術の進歩を重視し、寿命が延びるとする予想がある一方、米国を代表とする先進各国では肥満問題が深刻化し、糖尿病罹患(りかん)率の増加で今後、平均寿命は短くなっていくとの見方もある。

(共同通信社)

寿命が延びるのは嬉しいですね。
でも地球全体で延びてくれると良いのですが難しいのでしょうか?

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2006年03月08日

骨粗しょう症阻止に効果 細菌が作る物質に

放線菌という細菌が作る化合物に、骨がもろくなって骨折しやすくなる骨粗しょう症を食い止める効果があることを理化学研究所(埼玉県)や中部大学(愛知県)など日米の研究チームが7日までに突き止めた。

 副作用の心配もある現在の治療法に代わる新たな治療薬の開発につながる可能性があるという。

 骨粗しょう症は、新陳代謝にかかわる骨を吸収する破骨細胞と、骨を形成する骨芽細胞の働きのバランスが崩れ、破骨細胞の活性が上回った場合に起こる。患者数は国内で1000万人を超えるとされる。

 同チームは、群馬県内の土の中から採取した放線菌が作り、がん細胞抑制に効果があるとされる「リベロマイシンA」という物質に、破骨細胞抑制効果があることを発見。リベロマイシンAが破骨細胞の内部に入り込みやすい形に変化し、細胞死(アポトーシス)を導いて、骨の吸収を阻害することを突き止めた。

 実験的に骨粗しょう症にしたマウスにリベロマイシンAを投与すると、投与しないマウスに比べ、骨の破壊が60%抑えられた。

 同チームの理研中央研究所の川谷誠(かわたに・まこと)・基礎科学特別研究員は「低濃度で効果があり、これまでのところ副作用は見つかっていない」と話している。研究成果は近く、米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

(共同通信社)

この記事は、中日新聞の1面にも出ていました。
抗がん剤の開発で見たかった「リベロマイシンA」が、
破骨細胞抑制効果があることが分かったそうです。
実用化され老人の転倒による骨折が減ると良いと思います。

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2006年03月03日

特定タンパク質で心臓治療 マウスで血管、心筋修復

受精卵が胎児になっていく発生初期に神経や毛根の形成に関係する特定のタンパク質が成体の心臓に存在、血管を作り心筋を修復するとのマウスでの研究結果を草野研吾(くさの・けんご)岡山大助教授(循環器内科)と米タフツ大のグループが28日までにまとめた。

 心筋梗塞(こうそく)や狭心症のモデル動物で治療に使い、効果があったとしており、ヒトの遺伝子治療につなげたいという。

 草野助教授らは「ソニック・ヘッジホッグ」というこのタンパク質が体の修復に関係するとみて調べ、マウスの心臓にあるのを確認。心筋梗塞のマウスとラットにこのタンパク質の遺伝子を入れると、血が通わなくなった虚血部分が1カ月で約4割減り、重度の狭心症のブタでは約7割減った。太い血管が新たにでき、心筋が修復されていた。

 このタンパク質を増やすと、心筋の細胞死を防いだり血管を作る骨髄幹細胞を病気の部分に集めるなどの機能がある別の3種類のタンパク質が増えており、組織の修復が進むらしい。

 草野助教授は「複数のタンパク質を増やすので、それぞれを単独で投与するより効果が期待できる。ヒトの臨床試験に取り組みたい」と話している。

 研究結果は、米医学誌ネイチャー・メディシンに発表した。

(共同通信社)

凄いですね。
心筋梗塞も治療可能になりそうですね。
人の寿命はどこまで延ばせるか楽しみですね。

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酒量多いと自殺リスク倍増 厚労省研究班が調査

週1回以上飲酒し1日当たりの飲酒量が日本酒3合以上に相当する男性は、時々(月に1-3回)飲酒する程度という男性に比べ自殺の危険性が2.3倍とした大規模疫学調査の結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎(つがね・しょういちろう)国立がんセンター予防研究部長)が1日、英医学誌に発表した。

 日本酒3合はアルコールに換算すると59グラムで、ビールなら大瓶3本、ウイスキーならダブル3杯に相当。自殺リスクは飲酒量が多いほど高まる傾向がある一方、「全く飲まない」男性のリスクも2.3倍だった。

 研究班は「飲まない人で高い理由は不明だが、酒量を適度に減らすことが自殺防止に役立つということは言えそうだ」としている。

 研究班は岩手県や長野県など全国9地域で、40-69歳の男性約4万3000人を、1990年から最大10年間にわたり追跡調査した。

 期間中に自殺した168人で飲酒習慣との関係を調べたところ、1日の飲酒量が日本酒3合相当以上の人は、時々飲む人に比べ自殺リスクは2.3倍。1合未満では1.2倍、1合以上2合未満で1.4倍、2合以上3合未満では1.3倍だった。「時々」の人の飲酒量は調べていない。

 また「以前は飲んでいたがやめた」という人は6.7倍と高かったが、研究班は「心理的な要因に加え、病気など特別の事情があるのかもしれない」と推測している。

(共同通信社)

お酒をよく飲む人の自殺が多く、
また、飲まない人も多い、
興味深い結果ですね。

日本は、自殺大国のようです。
物質的には豊かな国なのに自殺が多い、
やっぱり、心豊かになる生き方が大切なようです。

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