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カルロフ邸殺人事件で追加されたカードの中から、ブロールで注目のカードピックアップや
影響を受けるポイントなどをまとめた考察記事です。
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▼カルロフ邸殺人事件追加後の環境はどうなりそう?
これまでのラヴニカといえば、2~3エキスパンションにかけて各ギルドのカードが大量に追加される
超多色環境になるのが常でしたが、今回は1エキスパンションでコンパクトにまとまっているため
歴代よりも多色呪文が比較的少なめになっており、今までと違う第一印象を受ける人も多いでしょう。

とはいえ、収録されている多色呪文は強力なものが多いので環境にはしっかり影響がありそうです。
全体的に速めのカードが多いので、序盤のアグレッシブな展開を補強しやすそうです。
新規統率者数は29体、うち単色の統率者は4体となっています。

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新規メカニズムとして「変装(偽装)」「証拠収集」「容疑をかける」が登場します。
変装(偽装)はかつての変異メカニズムの亜種で、ヒストリックブロール環境では普通の変異と混在して
やや管理が煩雑になりがちなので、しっかり見分けが付くようにしておくのが良いでしょう。

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再録メカニズムに「調査」が登場、合わせてエンチャントタイプに「事件」が新登場しています。
事件は場に出たときに一番上の段の能力が発動、解明条件を満たすことで下の段の能力が解放されるという
クセがあるものの使いこなせば様々な効果を得られるようになるエンチャントです。

これらを踏まえて、環境当初の予想としてはラヴニカでフィーチャーされた2色呪文を活用した
2色~3色のグッドスタッフやジャンク系デッキが目立つと思われます。
速すぎず遅すぎず、中速のミッドレンジ系のデッキで対応力を高めたデッキが多く出てきそうです。

この他にも、新カードで強化されたことで予想外の統率者が台頭してくる可能性もあります。
今までの戦略を大きく変えるカードの組み合わせを探すのも面白いでしょう。

▼注目カード 白
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表向きになったときに土地以外のパーマネントをブリンクか2/2生物に変えてしまう【不撓の門番】
表向きのコストによって墓地から生物を回収できる飛行アタッカー【オレリアの立証者】
証拠収集によって自軍全体に破壊不能を与えるフィニッシャーにレベルアップする【第10管区の英雄】など
マナや墓地を活用して攻めつつアドバンテージを稼ぎ出す優秀なクリーチャーが多く追加されます。

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【ヴォジェクの調査員】は1vs1より多人数戦で輝く優秀なクリーチャーです。
色マナ拘束も軽い2/4飛行警戒というスタッツに加えて場に立っているだけで手掛かりトークンで
大量のドローを期待できるようになるため、白単など息切れしやすい統率者で採用を検討できます。

▼注目カード 青
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ライブラリートップを偽装してアンブロッカブル生物に仕立ててしまう【謎めいた外套】
アーティファクト呪文に反応して手掛かりトークンを生成しつつ起動コストも下げる【鑑識の利器師】
通常ドロー以外のドロー分だけ+1/+1カウンターで自軍を補強できる【プロフトの映像記憶】など、
様々な方法で盤面のアドバンテージを稼ぎ出してテンポを取る軽量呪文が追加されます。

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【犯行現場の再現】は使い所がかなり難しいものの、見た目以上に狙えるカードが多い1枚です。
重量級のインスタント・ソーサリー呪文や章を終えて墓地に落ちた英雄譚、
全除去で死亡したクリーチャーカードなども対象に取れるため一発逆転を狙うことができます。

▼注目カード 黒
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5マナ全除去に加えて相手の墓地から邪魔なカードを指定追放できる【死人に口無し】
場にいるクリーチャーの死亡と入れ替わりで墓地からクリーチャーが戻ってくる【無法の仮面舞踏会】
クリーチャーに萎縮を与え、タフネス0で死亡させるとドローを得る【名うての殺人鬼、虐殺少女】など
クセはあるものの黒絡みの中速デッキにとって搦め手になる優秀な呪文が追加されます。

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【説き伏せる尋問者】は手掛かりと絡めて毒殺戦略を取れる一風変わったクリーチャーです。
手掛かりを5つ生け贄にすることで毒殺できるため、大量に手掛かりを生成する呪文や
アーティファクトを生け贄にする呪文と組み合わせたコンボが今後見つかるかもしれません。

▼注目カード 赤
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死亡時に証拠収集で即座に復活できる飛行アタッカー【ランプ光のフェニックス】
序盤は速攻果敢、終盤は手札を3枚にして入れ替えられる【逃走する暗号破り】
6/6飛行トランプルの重量ボディに加えて証拠収集でスイープも行える【罪人の焼却者】など
中盤以降に確実なアドバンテージをもたらしてくれる優秀なクリーチャーが追加されます。

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【早められた相談】はクリーチャーに与えられたダメージ分の衝動ドローを行うエンチャントですが
相手のクリーチャーに高打点の火力を当てることでライブラリーアウトも狙えるのが面白い1枚です。
火力による全体除去と組み合わせて、盤面有利を取りつつ別筋の勝ち筋にするのもありです。

▼注目カード 緑
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置物破壊に加えて飛行クリーチャーもたった1マナで処理できるモード呪文【毒を選べ】
自分より大きい生物が出ると進化する効果に加えて調査もしてくれる【目ざとい新人】
トークンの種類分だけドローするトークンデッキ向けドロー呪文【トロスターニへの御目通り】など、
中盤以降に引いても腐りにくい優秀な軽量呪文が追加されます。

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【人道に対する膿は緑には珍しい複数枚投入可能カードです。
ウーズは同族で増殖したり強化を分け合ったりするものも多いため、ヒストリックブロール環境で
ウーズデッキが新たに誕生する可能性が出てきました。

▼注目カード 多色
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クリーチャーを処理しつつマナ加速も行える土地エンチャント【庭園への埋設】
土地を大量複製してもよし、フィニッシャーを大量複製してもよしの大型呪文【ドッペルギャング】
相手の統率者を奪い取りつつほぼ確実に1対2交換を迫れる【殺害の強要】など、
多色次元・ラヴニカならではの強力な2色呪文が追加されます。

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【暗殺者の戦利品】は前回のラヴニカから再録の万能除去で、やはり今回も多く使われそうです。
【ギルドパクトの力線】は5色デッキでないと採用できませんが、初手にあれば踏み倒せるうえに
色マナ事故を防いだり版図効果を最大値で使用できたりとデッキの動きが大きく安定するため
5色統率者を使う場合はぜひとも刺しておきたい1枚です。

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【法の行使者、トミク】【再鍛された研究者、メーレク】【議事会の顎、ヴォジャ】の3枚は
テーブルトップではプレリリースキットからの排出のみになる特殊なカードです。
欲しい場合はプレリリースキットから引くか、専門店でのシングル購入を検討しましょう。

▼注目カード 無色・アーティファクト
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証拠収集が必要なもののマナ加速と3ドローを期待できる【クリプテックス】
墓地に落ちてしまった装備品を拾ってきてくれる【磁力の鼻鳴らし】
5色パーマネントがあれば強力な回避能力付与を解禁できる【パクト破りの事件】など、
どのデッキにも入るわけではないが噛み合うと強力な恩恵を得られる呪文が追加されます。

▼注目カード 土地
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歴代のラヴニカ次元伝統のショックランドではなく、諜報ランドが新たに登場しました。
基本地形タイプを持ち、タップインで、出たときに諜報1を行う2色土地で
「◯◯の神殿」と名付けられた占術ランドの実質的な上位互換になる土地サイクルです。

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強制タップインなのでテンポロスは否めないものの、諜報で墓地を肥やせる点や
基本土地タイプを持っているためフェッチランドから持ってこれるサーチ範囲の広さから
ヒストリックブロール環境の多色デッキでは今後の定番になりそうな土地です。
スタンダードブロールでも色事故と無駄引きを減らしてくれる優秀な多色地形として
様々な統率者で需要があるので、各1枚ずつはしっかり揃えておきたいところです。

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その他には、進化する未開地にアンブロッカブルモードの付いた【脱出トンネル】が登場しました。
効果範囲は狭めですが、土地で回避能力を与えられる効果は強力なので
プレイヤーに攻撃を通すことで能力を誘発する統率者では十分採用の余地があるでしょう。

▼総評
各色に優秀なカードが多く追加されましたが、やはり2色マナ基盤の補強が大きく
多色デッキがこれまでより圧倒的に組みやすく強化されています。
ニューカペナの街角でフィーチャーされた友好3色の呪文も環境に残っているため
環境初期は高いカードパワーの呪文をがっつり使えるジャンク系デッキが多くなりそうです。

▼カルロフ邸殺人事件追加分の統率者のデッキは?
2/9(金)から随時公開していく予定です。お楽しみに!
(※ブロール系イベントが割り込んできた場合、タイミングが変更になる場合があります)

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