ブルームバロウで追加されたカードの中から、ブロールで注目のカードピックアップや
影響を受けるポイントなどをまとめた考察記事です。
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▼ブルームバロウ追加後の環境はどうなりそう?
▼ブルームバロウ追加後の環境はどうなりそう?
まずはブルームバロウの環境入りに伴い、スタンダードのローテーションが発生します。
「イニストラード:真夜中の狩り」「イニストラード:真紅の契り」「神河:輝ける世界」「ニューカペナの街角」の
4エキスパンションがスタンダードブロールで使用不可となります(ヒストリックブロールでは使用可能)
ブルームバロウはハツカネズミやカワウソなど特定部族を強化するシナジー要素と
部族要素を気にせず採用できる単体で優秀な呪文の両方が収録されており、
既存のデッキ強化も新規デッキ作成もやりやすいエキスパンションになっています。
今回は26体の伝説のクリーチャー(うちPWが1体)が新たに登場します。
数は控えめなものの統率者としての役割がはっきりしているものが多く、ブロール初心者でも
統率者に合わせたカードを集めてデッキを組みやすいと思います。
新規メカニズムとして「雄姿」「贈呈」「新生」「給餌(する)」が登場します。
「イニストラード:真夜中の狩り」「イニストラード:真紅の契り」「神河:輝ける世界」「ニューカペナの街角」の
4エキスパンションがスタンダードブロールで使用不可となります(ヒストリックブロールでは使用可能)
ブルームバロウはハツカネズミやカワウソなど特定部族を強化するシナジー要素と
部族要素を気にせず採用できる単体で優秀な呪文の両方が収録されており、
既存のデッキ強化も新規デッキ作成もやりやすいエキスパンションになっています。
今回は26体の伝説のクリーチャー(うちPWが1体)が新たに登場します。
数は控えめなものの統率者としての役割がはっきりしているものが多く、ブロール初心者でも
統率者に合わせたカードを集めてデッキを組みやすいと思います。
新規メカニズムとして「雄姿」「贈呈」「新生」「給餌(する)」が登場します。
デッキにカードは1枚しか入らない関係上、1枚で2体分の効果を生み出せる新生と
相手に大きなメリットを与えず効果を増やせる贈呈はデッキパワーを確実に底上げしてくれます。
相手に大きなメリットを与えず効果を増やせる贈呈はデッキパワーを確実に底上げしてくれます。
復刻メカニズムとして「クラス」「スレッショルド」が登場しています。
スレッショルドがスタンダード環境のカードとして帰ってくるのはかなり久々なので
スレッショルド持ちが出たら墓地のカード枚数はこまめに確認するのが良いでしょう。
これらを踏まえて、環境当初の予想としては部族でまとめた単色~2色のアグロデッキや
優秀なカードを多く取ったグッドスタッフの3色デッキが目立つと思われます。
環境の速度自体は大きく変わらないと思われますが、カード1枚の役割は一段階高くなりそうです。
この他にも、新カードで強化されたことで予想外の統率者が台頭してくる可能性もあります。
今までの戦略を大きく変えるカードの組み合わせを探すのも面白いでしょう。
▼注目カード 白
贈呈なしで強化ブリンク、贈呈ありで追放除去になる軽量除去【お別れの突風】、
最大で宝物生成、4点ゲイン、1/1を2体生成、1ドローのおまけを狙える【跳ねる春、ベーザ】、
かつての修復の天使と同様のブリンク能力持ち飛行アタッカー【救済の白鳥】など
テンポアドバンテージを維持できる上におまけが付いてくる呪文が多く追加されます。
【落星の祈祷】は直近のスタンダードで活躍している太陽降下とは違った強みを持つ全体除去です。
自分の統率者を含めて盤面をリセットしつつ、贈呈することで統率者だけを場に戻すことができる上に
場に出たときに効果を発揮する統率者の能力を再誘発させることで大きなアドバンテージを取れます。
▼注目カード 青
贈呈することでパーマネント全域を対象に取れる1マナバウンス【洪水の大口へ】、
こちらも贈呈することで対抗呪文相当の打ち消しになる【長川の引き込み】、
全バウンス+2ドローの組み合わせをベースに調整ができるモード呪文【機織りの季節】など、
軽量から重量まで状況に合わせた強い効果を期待できる呪文が追加されます。
【陰気な港魔道士】はブリンク系デッキに向いた優秀なドローエンジンです。
ブリンクデッキはアドバンテージを得るブリンク対象自体に除去が向きやすいのが弱点ですが
これ自身はブリンクを必要としないため、デコイとしても働きを期待できるのが強みです。
▼注目カード 黒
食物を生み出してライフレースを維持しつつリアニメイトも狙える【清掃人の才能】、
ソーサリーだが全くペナルティなしでクリーチャーを除去できる優秀な2マナ除去【討伐】、
相手クリーチャーの耐久を極端に引き下げるフィニッシャー【羽の夜のマーハ】など
中長期戦でほぼ腐らずに活躍できる優秀な呪文が追加されます。
新生クリーチャーの【暗黒星の占い師】【玉虫色の蔦打ち】が優秀なので見かける機会が多そうです。
暗黒星の占い師は闇の腹心よろしくのライフと引き換えにドローを補強してくれるアタッカー、
玉虫色の蔦打ちはロングゲームになった際に上陸による飛び道具でライフを攻められます。
▼注目カード 赤
呪文を撃つたびに倍々で本体のコピーが増殖していく【嵐を断つ者】、
最大5マナ分のマナ加速モードを中心に様々なモードで小回りの利く【勇者の季節】、
墓地の呪文にフラッシュバックに近い再利用能力を与える【熾火祭】など
呪文ベースで戦うデッキをサポートする強力な呪文が追加されます。
【開花破】はバーン系デッキで見かけることが増えそうな火力呪文です。
クリーチャーに2点、贈呈することで本体に3点が追加で飛ぶようになるので
盤面と相手のライフを両方見ながら攻められる、地味な見た目ながら優秀な1枚です。
▼注目カード 緑
3マナ4/4到達の強力なスタッツに贈呈で置物割りまでこなせる【屑鉄撃ち】、
墓地対策しつつ追放されているカード種類によって急激にサイズアップする【鋭い目の管理者】、
新生で2体分のマナクリーチャーになりつつ長期戦でパンプアップできる【耕作する高原導き】など、
これまでにいた類似能力持ちクリーチャーの上位版に近い優秀なクリーチャーが追加されます。
【亭主の才能】は+1/+1カウンターフリークには待望のエンチャントです。
毎ターンコストなしでサイズアップできるだけでなく、クラス2で護法能力、
クラス3で+1/+1カウンターの数を倍にできるという実用性とロマンを兼ね備えた1枚です。
▼注目カード 多色
場に出たときと死亡時で6点分のライフを提供しながら戦える【蔦刈りの導師】、
後続のスペルを軽くしつつ速攻果敢でライフレースに貢献してくれる【嵐捕りの導師】、
攻撃するたびに墓地から軽量パーマネントを釣り上げる【星界を呼ぶ者、ゾラリーネ】など
これまでなら+1~2マナ重かったであろう性能を持つ優秀な軽量クリーチャー呪文が追加されます。
▼注目カード 無色・アーティファクト
部族を強化しつつマナファクトとしても使える【縫い合わせの旗】、
疑似召集のような形で起動コストを落としてドローできる【伝来の叙事詩】、
無色デッキでライフゲインとパーマネント破壊を両立できる【バンブルフラワー婦人の大鍋】など、
これまでありそうで実はなかった使い勝手の良いアーティファクト呪文が追加されます。
▼注目カード 土地
クリーチャー呪文を唱えるときのみ有色マナを生み出せる単色部族ランドが新たに登場します。
色によって恩恵を受けるクリーチャータイプが異なるため使い勝手がやや難しいですが
アンタップインで出せてマナフラッドを受けられる土地として活躍の可能性を秘めています。
その他、トークンと絡んでドローやマナ加速など様々なシナジーを生み出す【噴水港】、
特定のクリーチャータイプ分のマナを大量に生み出し部族デッキを超加速させる【三本木市】、
中盤以降はデメリットなしで基本土地を持ってこれる再録フェッチランド【寓話の小道】など、
新しいタイプの能力持ちや小回りの利く再録などバリエーション豊富な土地も追加されます。
▼総評
どの色も満遍なく強化されていますが、重量系呪文は全体的に少なめなので
ランプ系は得るものが少なくやや不遇気味、代わりにアグロ・錯乱系アグロが強化傾向にあります。
多色土地がないエキスパンション+ローテーションで多色化のマナベースが厳しい環境なので
シナジーや強いカードをそつなく取り込んだ単色速攻デッキが多くなりそうです。
▼ブルームバロウの無法者追加分の統率者のデッキは?
8/2(金)から随時公開していく予定です。お楽しみに!
(※ブロール系イベントが割り込んできた場合、タイミングが変更になる場合があります)
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どの色も満遍なく強化されていますが、重量系呪文は全体的に少なめなので
ランプ系は得るものが少なくやや不遇気味、代わりにアグロ・錯乱系アグロが強化傾向にあります。
多色土地がないエキスパンション+ローテーションで多色化のマナベースが厳しい環境なので
シナジーや強いカードをそつなく取り込んだ単色速攻デッキが多くなりそうです。
▼ブルームバロウの無法者追加分の統率者のデッキは?
8/2(金)から随時公開していく予定です。お楽しみに!
(※ブロール系イベントが割り込んできた場合、タイミングが変更になる場合があります)
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