2006年04月26日

破滅のシナリオ、続行

 今日付けの中国新聞、朝刊を手にしたりネットで見た方は、もううんざりだろう。

何も変わらない。何も変えようとしない。新球場問題はもはや広島のお荷物になろうとしている。

「広島新球場、広島市、竹中案採用せず、カープなど抵抗強く」

これが中国新聞、一面見出しである。

それでは、なぜ新球場事業コンペで、竹中工務店案(大阪市)が最優秀案になったのか。それを何度も長時間かけて審査した選考委員会自体を選んだのは広島市と秋葉市長ではないか。市民や関係者が選考委員会のメンバーに地元の人間やカープ、選手関係者などを入れるべきだと強く主張したのに「みなさんの意向は十分、聞いて選考委員会に伝えますから」と言い切ったのは広島市の担当職員のみなさんだった。

それならなぜ、カープの松田オーナーが竹中案では「営業面で大きな打撃」とお手上げ状態のスタンド形式を平気でデザインしてくるのか。そんな話はもう1年も前に解散した新球場建設促進会議の中で何度も確認してきた事項で、その場には市の担当者も大勢いたではないか。

秋葉市長自身が今回指摘した「竹中側が責任を持って資金調達するとした具体的企業名が明らかになっていない」という理由もおかしい。公開コンペの席上、竹中担当者は「資金援助の企業は確保した」と言い切っていた。市長が明らかになっていない、というのはしっかり担当者にそのことを問いただしてのものとは思えない。市長は「球団が興行していく自信が持てないとしている」とも言ったが、今さらそれを言うなよ、ときっとこの記事を読んだ市民全員が思っているはずだ。もうすべてが矛盾だらけ。どこにも真実が見当たらない。

去年も開幕戦始球式のあとさっさと球場をあとにした秋葉市長。今年の開幕戦ではネット裏席が用意されていたにもかかわらず姿を見せなかったという。

広島市はすでに多くの市民らを裏切ってきた。現在地建て替え案を強引にヤード跡地建設へと持っていこうとした時、公式の話し合いの場で大反対に合いさらには公開質問状まで受け取りながら、ついには無回答のままヤード跡地への建設を発表した。「必ず返答します」と約束しておきながら、だ。

時をほぼ同じくしてヤード跡地での新築に関わる巨費の投入の必要性(現在地建て替えより安くつく、という市側の主張の矛盾)やヤード跡地に関わるヒ素汚染問題と騒音、照明問題を強く危惧する声があちこちから上がっていた。そして今回の再コンペ発表である。

決めたことをいくらでも変えていく手法だから、もう何でもあり、だ。続々と私の下に届くメールには「それじゃあ現在地に戻しましょう」という声が多数含まれる。市は五月中に新たな選考委員会を組織するらしいが、今度は誰がどういう見地から誰を選ぼうというのか。それに設計と施工者をセットにしてコンペしてきたのに今度は設計だけ。もう、こんなやり方は止めた方がいい。

一度、市民もファンも地元関係者者もカープ関係者ももちろん秋葉市長も3万人規模で広島市民球場に終結し、納得のいくまで何日でも「世界に誇れる」新球場のグランドデザインを話し合った方がいい。

  

2006年04月25日

広島市の姿勢

 広島はゴールデンウィークのフラワーフェスティバルに向け快走中だ。平和大通りでは期間中、国内有数の人手で賑わうステージの設置準備が始まった。

この季節、街の緑がまぶしさを増し、広島が一番、広島らしい時間を迎える。

原爆ドームのある元安川そばで14階建てマンションの建設が進む。そばを車で通るたび不安になっていた。つい先日、やはりこのマンションのことが大きな問題になった。

原爆ドームは世界遺産だ。その周辺に緩衝地帯を指定している。市民球場もその中にある。

そんなエリアにドームより遥かに高層のマンションが建てられる。当然、反対の声が上がる。建築許可を出した広島市に疑問の声が届けられる。そこで市担当者は「マンション建設を止めさせます」とか「ドームより低く抑えます」とは決して言わない。でも「この件は関知しません」とも言わない。あいまいなまま、事を済ませようとする。ところがネット社会の現在では、そんな手法はもう通用しない。いい加減なことを続けていればネットでボロクソ?にやられ、遠回りをしながらも結局、対処する努力を迫られたりする。

マンションとドームの問題では今後、様々な組織や団体が広島市に改善の方策を迫るだろう。平和行政に熱心な秋葉市長の声がこんな時に限って聞こえてこない。日ごろの言動からすれば市長が真っ先に調整役を買って出るはずなのだが…。

  

2006年01月19日

ライブドアショックに学べ

みんなが買うから買う。みんなが売るから売る。バブル崩壊で砕け散った土地神話と同じ事の繰り返し。日本人は10年前のこともすぐ忘れてしまうようだ。阪神大震災とヒューザーたちも同じ構図である。

「だからその逆を行こう」がホリエモンの発想の根底にある。「ライブドアショック」だからホリエモンらに総攻撃が加えられる。だが、違った方向から見つめる声もある。

17日付の紙面上にあったやくみつるさんのコメントはシニカルだったが的を得ていた。ライブドア堀江社長は、これまでの慣習から一歩、踏み込み違法直前のぎりぎりのことをする。今回も違法かもしれないと思いつつ、立ち往生するよる突き進む判断があったともいえる。彼にとっては捜査も想定内かもしれない。一方で、足元をすくわれることを軽々しくやるとも思えない。判断を仰ぐブレーンの存在と堀江社長の犯意の範疇を知りたい、とある。「慣習から一歩踏み込む」スピリット。今の日本の大人たちに一番、欠如している部分である。子供は大人の背中を見て育つ。

 

漫画家(もっといい言い方はないのか?)の洞察力は通常人の何十倍、何百倍だ。大手家電メーカーを辞め、島耕作など多くの「期待される人間像」を生み出した弘兼憲史氏の描く日本の将来像の方が、国や大企業の示す指針より遥かに現実味があったりする。(実際、描かれたことが4、5年後の日本で現実になる。メディアの方が遅れている訳だ)

やく氏の見解こそ、ことの真相を表している気がする。あのホリエモンが捜査の手が狭まっていることに気づかず吉川ひなのと遊び呆けている?だろうか。お縄になるのを覚悟で最後の…、みたいな発想はありえない。メールでそのずべてを進める社の方針からしても、法を犯す集団の特性(機密性)とは趣きが違う。

誰も手を上げなかった新球団設立に果敢に挑戦したライブドア。人の逆を行く方針にブレはない。「ひなのショック」でさらにバッシングの勢いが強まっても、

「僕は死なない」…。

「カープ2005−2006永久保存版」ぜひ買うてください。

郵便局備え付けの郵便振替用紙に郵便番号と住所、氏名、電話番号をはっきり書いて、通信欄に「一球の本」と記入し1410円(本代プラス送料210円)を下記口座に振り込んで下さい。

口座番号 01300−1−41638

口座名称 スポーツコミュニケーションズ・ウエスト

問い合わせ電話番号、082−223−2704

メール sports.c.w@hi.enjoy.ne.jp

 

 

  

2006年01月18日

ヒルズ延焼

「ホリエモン正体暴露…」

ここぞとばかりに一斉砲火である。浮沈空母でもなければ、もう轟沈間近…。捜査官の横で小さくなる「美人秘書」の肩のラインが寂しい。紙媒体と電波媒体のスクラムを組んでの波状攻撃。NHKの勇み足も、もう何でもありの様相だ。

ただし昨夜のニュース報道ではホリエモン、ヒューザー、宮崎勤被告の死刑確定のニュース出しの順番が違っていた。TBS、テレ朝はヒューザーから、フジはもちろん?ホリエモンスタートである。

日刊ゲンダイは、時に鋭い切り口で問題の核心に迫る。18日付の一面は「ホリエモン逮捕あるか」である。

裏面は「インチキライブドア家宅捜索でプロ野球界にこれだけの重大影響」。すぐにこの切り口でいくところはさすがである。

記事内容は多岐に渡るがカープに関することもあった。内容を要約すれば

広島6区からの出馬とカープ買収はバーター。武部幹事長の息のかかった市議会議員がカープ球団の株を持つ松田オーナーに、堀江社長に株を売れ、と働きかけた「そうです」(地元関係者)とある。

ヒルズ族では、楽天三木谷オーナーと阪神電鉄株を買い進める村上ファンドの動きも注視しながら、事の顛末を見届けなければならない。

「諸行無常」。その存在はすべて、変化するものであり、一瞬たりとも同一性を保持することはできない。株の分割に始まる錬金術、プロ野球再編へ投じた一石、メディア再編への布石、広島6区からのチャレンジ…。その先に待つのは迷走する平成日本のあだ花か、それとも原点回帰の「オン・ザ・エッヂ」の精神力か。

 

  

2006年01月17日

ヒルズ38階炎上

唐突に、ライブドアに家宅捜索が入った。

昨日午後7時から夜を徹して、ホリエ城から段ボールが運び出された。

今日午後から、ヒューザー小嶋進社長の証人喚問があった。両者が重なれば、メディアの注目は分散される。誰が、そんな意図でこのシナリオを用意したかは知る由もない。

はっきり言えることは、ホリエモンの言動をよし、としない勢力が躍起になっていたことだろう。宝島社の「実録!平成日本タブー大全」の180ページから、ホリエモンを取り巻く構図が実によく書かれている。

このブログの大きなテーマであるメディアの行方とその利用者の利害について、ホリエモンは「虎の尾を踏んだ」のである。NHK問題も含めた放送局と政治の「寄生」の構図と利用者にメリットの少ない地上波デジタルの国家主導の推進体制に異を唱えるホリエモンの口封じ。そこには「総額212兆円とも言われる巨額利権が存在する」(同誌)

今回の「子会社、株不正」の疑いより、ホリエモンに関わる国家的問題?としては「平成日本、メディアのタブー」の方がよほど大きな意味を持っている。

広島では昨日、都市圏ケーブルテレビの2社が、合併後の新会社名を「ひろしまケーブルテレビとする」と発表された。広島にケーブルテレビが6社も誕生したこと自体、無理があった。案の定、合併が続きついに3社になった。

ケーブルテレビの肥大化は地元放送局の脅威である。マンションにケーブルを引いて多チャンネルを楽しむ家庭は多い。そこには放送局の主業務である「電波」は存在しない。従来のローカル局の放送設備の大半が不要な時代が来ようとしている。それなのに広島地区でもこの秋から地デジを始めようというのだからホリエモンでなくてもその矛盾を指摘したくなるというものだ。

ライブドア家宅捜査について聞かれた資本、業務提携先のフジテレビ関係者の口元が心なしか緩んでいるように見えたが気のせいだろうか?

このブログ自体が「破滅のシナリオ」に終わることのないよう、祈りつつ…。

(お知らせ)

一球責任編集「カープ2005−2006永久保存版」(定価1200円、税込み)、もうご覧になりましたか。

広島に生まれ、タイトルを掴むまでのキング新井の物語は、金本や他のナインが絡む人間模様で綴られ、阪神ファンのブログでも高い評価?を受けています。

野村謙二郎氏の広島の街とカープに対する思い、剛腕黒田のファンとともに頂点を目指すその意気込み、さらには緒方、前田、栗原、大竹らの特集や山本カープ5年間の功罪など、その内容は盛りだくさんです。

また、遅々として進まぬ新球場問題についても、多角的に「本音」で語る内容は概ね好評で、広島地区の書店での売れ行きは大変好調です。

都内では山下書店東京ドーム店と新宿の広島ゆめてらすで販売しています。関西地区、九州、四国地区では一部書店のみの販売となっています。

メール便での受け取りをご希望の方は以下の要領でお申し込み下さい。

郵便局備え付けの郵便振替用紙に郵便番号と住所、氏名、電話番号をはっきり書いて、通信欄に「一球の本」と記入し1410円(本代プラス送料210円)を下記口座に振り込んで下さい。

口座番号 01300−1−41638

口座名称 スポーツコミュニケーションズ・ウエスト

問い合わせ電話番号、082−223−2704

メール sports.c.w@hi.enjoy.ne.jp

 

 

 

 

 

  

2005年11月27日

東京カープ会で会いましょう

 また、こんなことを言うと波風が立つだろうが、このブログの連載3回目(2月22日分)で指摘させて頂いた通り、このままでは「新球場はできない」。

広島では毎年、地元経済誌が「100人のリレー対談」を企画し、年明けにその内容を掲載している。政財界の有名どころのみなさんがホテルの一室に三々五々と集まって、広島の現状や未来を語り、その流れをひとつにまとめて紹介する。

その席上「球場はできない」という内容の話をされた方がいた、という情報が届いた。その人物は広島では大きな影響力を持つ人だが、名前は教えてもらえなかった。カットされなければ経済誌で確認できるはずだ。

「球場はできない」と訴える人は、実は多い。その通り。今のやり方では無理である。だが、メディア(特に中国新聞)に触れる市民、県民やファンは、そうは受け取っていだろう。そこには、それぞれの事情がある。

そのへんの話も出るだろう。今年も年末恒例の「東京カープ会」が開催される。企画、運営は二宮清純氏の「スポーツコミュニケーションズ」だ。

昨年の第一回大会に続いて、今回も参加させて頂くことになった。

以下、そのPRを。すでに参加申し込みが始まっているため、参加希望の方はお早めに。

12月16日(金)午後8時開演。場所はJR総武線東中野駅東口から徒歩1分のWest53 rd(中野区東中野5の2、電話03-3367-2222)コメンテーターは二宮清純、川口和久の各氏ほか。会費3500円。申し込み方法は、氏名、年齢、住所、職業、連絡先(電話番号)を明記の上、次のアドレスまで。問い合わせも同様です。

art1524 @ninomiyasports.com

さらにPR

この冬、こたつの上にぜひ1冊。何度でもカープの熱い思いに触れることができる「カープ2005−2006永久保存版」(定価1200円)好評発売中。広島県内以外の方はメール便で。

郵便局に備え付けの郵便振替用紙に、

住所、氏名をはっきりと!ご記入頂き、

通信欄に「カープ20052006」とご記入の上、

定価1200円分と郵送料210円分の

合計140円を下記口座にお振込み下さい。

2冊までは送料20円据え置きとさせて頂きます。

口座番号は

01300141638

口座名称(加入者名)は、

スポーツコミュニケーションズ・ウエスト

です。

 

読んだ方の感想

 

一球さん、『空に向かって打て』一気に読みました!!言葉では言い表せないくらい読みごたえがあり、なんだか興奮しました☆★新井選手の野球の原点が分かった気がします!!今からまた読み返します。何回も読んでいく度に新たな発見がありそうです。新井選手のファンになって4年が過ぎましたがもっともっと新井選手の事を知りたいです!!強くて逞しい新井選手を!!
9ページの新井選手、とても素敵です(*>ω<*)

 

 

 

  

2005年11月26日

空に向って打て!ホームランキング編

  気がつくと、もう一ヵ月以上、ブログを休んでいた。「一球さん、体調が悪いのでは?」というようなメールまで頂いた。体は丈夫で、もう20年以上、会社を休んだことも、仕事を休んだこともない。ちなみに広島アスリートの携帯サイト「カープ赤の魂」は5年以上、一日も欠かさず続けている。衣笠さんや金本ほどではないにせよ、コラムの鉄人?を目指す。

ブログが止まった理由はふたつ。一つ目はライブドアの動きがこの「破滅のシナリオ」のストーリーを追い越してしまったことだ。広島6区に足を踏み入れてからホリエモンの動きは加速した。このブログの本来の目的は「球界再編問題」にかかわる出来事を記すことだから、時間をみては過去に遡り、書き加えておくつもりだ。

もうひとつの理由は、新たなスポーツ取材・出版組織を立ち上げ、本を一冊書いていたため、単に忙しかったのだ。

二宮清純氏と業務提携した「スポーツコミュニケーションズ・ウエスト」は広島に本拠地を置き、東京と連絡を取り合いながら「地域スポーツ」や「少年スポーツ」はもとよりスポーツ一般の発展に寄与することを目的とする。

その第一弾としてカープ本を発行した。大きな夢を描いて未来に進む小、中、高校生にも読める内容だ。(拙著「赤ゴジラの逆襲」を熱心に読んだ女子小学生もいた)

「カープ2005−2006永久保存版」は定価1200円(税込み)。本日あたりから広島県内書店で発売開始となっているはずだ。

この一冊は、プファンならぜひコタツの上に備えておいてもらいたい。そうすれば何度でも熱い思いに浸れる。来季を見据えたマーテー改革にも触れることができる。黒田や緒方、前田、栗原、大竹らも登場するし、新球場問題も多角的に取り上げている。野村謙二郎氏と広島テレビ人気女子アナ、田坂るりさんの対談「広島とカープを愛する人たちへ」(ロングバージョン)も必見だ。

そして何より、キング新井の全てが分かる。「空に向って打て!ホームランキング編」は「赤ゴジラの逆襲」に続くカープナインの足跡を記した第二弾だ。自分で読み返してもなかなか面白かった。新井さんのセミヌードも拝めるかも。

都内や関西、福岡地区などでの書店販売は少し先になる。

それでは申込方法を。

メール便(宅配ではないので通常のポストがあるご自宅の方)でお分けすることになります。

郵便局に備え付けの「郵便振替払込請求書」に住所、氏名、電話番号もしくはE-mailをはっきりと書いていただき、通信欄に「一球の本」とご記入の上、

1410円(本代と送料210円)を、

口座記号「01300-1-41638」

口座名称(加入者名)「スポーツコミュニケーションズ・ウエスト」まで振り込んで下さい。数日で本をお送りします。

問い合わせは電話082-223-2704まで。

 

 

  

2005年10月20日

ITリーグの現実味

  阪神と村上ファンド、TBSと楽天、横浜ベイスターズとUSEN、そして噂の域を出ないにしても一度、表に出たカープとライブドア。ここまで揃うと、さすがに誰でも気付くのではないか?

  関東と関西以西で起こっている一連の騒動は、IT軍団と旧(とあえて表現させてもらう)メディアの覇権争いにほかならない。

  タイガースの上場問題ばかりがクローズアップされている村上ファンドは18日、阪神電鉄側に業務提携先の候補企業30社を提示した。その中には、しっかりIT関連企業も含まれている。

 「首都圏でパ・リーグ優勝決定戦が見られないじゃないか」と抗議の声が上がった裏では、ソフトバンクがインターネット中継を行い、プロ野球との新しい接し方を着々と市場に浸透させている。

  巨人の渡辺恒雄球団会長は「プロ野球は社会的な国民の公共財産。ハゲタカが乗っ取って売買する、そういう対象になるのは第三条違反」と、早くからこうした動きを牽制してきた。

 ナベツネさんが長らく君臨する新聞業界はブロードバンド化されたネット社会の前に、じりじりと販売部数を減らし続ける。広告料金設定の拠り所となる実売部数さえ「押し紙(売るつもりのない新聞を相当部数、販売店に押し付ける)問題もあり、実際は相当、少ないはず」と、冬の時代はもう目の前だ。

  ただ、既得権を必死で守ろうとするナベツネ発言にも「今回は、いいことを言うじゃないか」と後押しする声も少なくない。ところがIT軍団の数が増えて、話はややこしくなってきた。

 「ぼくらは単なる虫けらみたいなもんでポーンと踏みつけられる感じ」と撤退を匂わせるホリエモンを「牽制死」させたまでは良かったが、TBSと楽天に絡むベイスターズ売却問題では「三木谷氏、砂原会長の両者から相談があった。両方とも親しいから正直、弱っている」と本音をポロリと漏らす状況だ。

  ちなみにベイスターズは12球団最低の観客動員に沈み2千数百人という日もあったと記憶する。今季の赤字はおよそ15億円。昨年も赤字で局内には「球団保有を疑問視」する声がくすぶっている。いや、そればかりじゃない。球団売却を検討していた向きもあるやに聞いている。それなのに「あらゆることで順番が違っている」と声を荒げ?、三木谷氏の「横浜の売却先が見つかった」発言をここぞとばかりに”口撃”するのもどうだろうか。

  本心は「そのつもり」なのだから落とし所さえ決まれば横浜はYUSENが引き受けることになる。

  北から楽天、横浜、阪神、ソフトバンクがIT化される可能性がある。西武とオリックスからもそんな匂いがしてくるから、テレビ放映の問題で長年、辛酸をなめてきたパ・リーグの試合への接し方が大きく変わるかもしれない。

  一方のセは中日、巨人と旧メディア勢が目を光らせる。放送局も巻き込んでの局地戦。仮に一度は収拾がついたとしても、将来、全面戦争に拡大しない保障はない。


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2005年10月14日

赤坂も炎上?

 NIKKEICNBCで村上世彰氏がよどみない口調を披露していた。どうしてもこの人の目を見てしまう。目を見ながら少し関西なまりのトークを聞いていると、実に説明していることが分かり易い。コメンテーターの意地悪?な質問に端的に答える。一度もその口調がよどむことはなかった。

  阪神電鉄が村上氏から提案のあった、タイガース上場の是非を問うネット投票を検討している頃、赤坂でも火の手が上がった。村上氏も株を所有するTBSがついに楽天の攻撃を受ける事態に陥った。

  つい先日、テレビ東京の方と食事をする機会があった。「赤坂の現場は、分社化の問題ほか、会社の方針が定まらないため、相当混乱しています。ベイスターズのことも苦しい」という私の話にテレ東のお二人は「そうですか?あそこはいい人たちが本当に多いのですよ。いろいろお世話になっていますから」と答えた。

 これまでもTBSを含めた放送局の話を何度か綴ってきたが、それはマスメディアと日本球界の利害関係が複雑に絡み合っているからだ。

  プロ野球シーズンの終わりと足並みを合わせ、続々と押し寄せる「外界」からの来訪者。ライブドアとフジの時とは比べものにならない規模で波状攻撃を受ければ、メディアの融合と球界再編が同時進行する恐れさえある。

  

2005年10月13日

05空に向かって打て、惜別弾編

 
 抜けるような青空が広がっていた。スーツ姿の山本監督が広島市民球場に到着
した。オーナー報告のため、球場入り口の階段を上がっていった。
 40分後、報道陣の前に現れた山本監督に、いつもと同じ囲み取材が始まった。
次期監督のブラウン氏について「一緒にやったこともあるし、熱血漢という感じ
だね。外国人だけに白紙の状態で入ってこれるというのが期待できるところじゃ
ないか」と話した。

 一通り取材が終わると「お前はまだやったかな」と言いながら担当記者に握手
を求めた。私も手を差し出した。とても温かい大きな感触だった。

 もう山本監督、と呼ぶことも、記事にすることもない。「昨日はめいっぱい
やった感じがある」もう明日からは指揮を執ることもないだろうに、最後の取材
でもミスターカープは戦う姿勢を崩さぬまま去っていった。

 でも、昨夜の試合は何度、思い起こしても鳥肌が立つような風景の連続だっ
た。昨日のコラムではとても書ききれなかったが、グラウンドの外でも印象深い
シーンに次々、出会った。

 新井は試合前のフリー打撃ですさまじい飛距離を見せていた。いつもはミート
中心でオーバーフェンスはせいぜい、2、3本。それがセンター中段へ運んだか
と思うと、レフトのコムスンの看板にワンバウンドでぶち当て、さらに左翼ポー
ル左の修道大学の看板にはダイレクトで当ててみせた。続いて左中間最深部の
「みんさいケーブルテレビ」の看板にも。あれほどの飛距離はカープ担当記者に
なって20年間で見たことがなかった。その後ではいつも通り、内田コーチが嶋と
二人を見守っていた。新井の気持ちはよく伝わってきた。

 ついに全試合出場を成し遂げた前田は、多彩なティー打撃で最終戦に向け調整
していた。内容は割愛するがティーひとつであれだけのことを試す選手はこれま
た見たことがない。積み重ねたモノの違いを見せ付けられたようだった。

 練習が終わると、選手の家族や関係者が次々に球場を訪れていた。引退試合と
なる沢崎は子供を抱いて、話し込んでいた。ユニホーム姿なのにパパの表情に
なっていた。寂しさや辛さを乗り越えて小林幹英とともに球団を別の角度から支
える決心はついていた。

 地元生え抜きの松本奉は試合前のベンチで緒方や新井と2ショットを撮りま
くっていた。ただしカメラは「写ルンです」だった。その隣りですがすがしい表
情を見せていた嶋が印象的だった。
 
 その頃には、もうライトはもちろんレフトスタンドもぎっしり詰まっていた。
でも試合が始まるともっと驚くことが起こった。次から次へとサラリーマンや女
性グループがチケット売り場に列を作り始めた。最後まで残っていた内野二階席
もすべて売り切れ、球場全体が赤く染まる、鳥肌の立つような空間が現実のもの
となった。

 試合では明らかにカープの方に硬さが見えた。そんな中で追撃ソロを放った緒
方には改めて存在感を感じたし、一度は同点となるソロを運んだ倉のカクテル光
線に浮かぶ姿は大きく見えるようになった。

 六回、野村のジャストミートした打球が左中間を抜けた時、涙ぐむファンの姿
にも心を揺さぶられた。黒田と三浦。防御率1位と2位の投げ合いだったからこ
そ、という点を差し引いても、昨夜のスタンドはそこにいること自体が、ただそ
れだけで心地よく、誇らしくさえ思える広島市民の球場だった。

広島アスリート携帯サイト「赤の魂」より

  

2005年10月12日

かけがえのない風景に寄せて

  時に、その存在を疑いもした。でも、本当だった。赤の魂は確かにこの街に
宿っていた。感じることのなかった空気と、見事に埋め尽くされたスタンドと、
赤く滲んだ風景に包まれて、二人の男が強く抱き合ったまま、いた。

 10秒もなかったろうが、30秒以上だったようにも感じられた。背番号7と背番
号8。17年+18年+5年+5年。長い年月に渡って広島らしく、カープらしく全力で
駆け抜けてきた。コージコールを一身に受け、大きく左足を開いて豪快な一発を広島の空へ打ち上げたあの時代も。野村や佐々岡を従えて、見事にV6を成し遂げた瞬間、ベンチから両手を挙げて飛び出した指揮官の笑顔にも。そして感動2,000回。ファンと共に戦い、豪快なヘッドスライディングを決め、時にはヘルメットをグラウンドに叩きつけ、ある時はナインを叱咤激励してきたチームリーダーのその姿も。
 
 「カープは新しい第一歩を踏み出したような気がします。今日集まってくれた
子供たちぃー。野球はいいぞー。野球は楽しいぞー」
 
 別れの瞬間を見せつけられた気でいたが、野村の力強い叫びがすぐにスタンド
にこだました。涙の止まらぬ二人の景色を、見つめるナインも見守るファンも静
かに、深く焼き付けた。ベンチに戻る野村は、立ち止まって二度、深く頭を下げ
た。その先には最前列の両親の姿もあった。

 「最高の引退試合をしてもらって幸せです」

 試合後のインタビューで野村はこう言った。

 単独最多勝利を逃した黒田は野村から「ナイスピッチング」と言われました、
と話した。昨年、思うような成績が残せず「今年ダメなら信頼されなくなるよう
な恐怖感」さえ感じながらキャンプからこの日までを突っ走ってきた。選手会長
としての重責も感じながら。だから「残っている体力もほとんどないくらい」長
いシーズンを投げきった。そして黒田はこの言葉で締めた。

 「今日は野村さんの力だと思いますが満員の中でゲームすることの幸せをすご
く感じました。阪神ファンに負けないカープファンだ、と改めて思いました」

 43発でキングの座を確定的にしたまま05年の戦いを終えた新井も「6回に何と
かランナーを返したかった」と悔いた。いろいろな思いが凝縮された夜だけに
「何とかしたかったんですけどね。まだまだやらなきゃいけないことがいっぱい
ありますね。技術的にも、精神的にも」そう話す表情には充実感も漂っていた。

 セレモニーの熱気が薄らいでも、まだライトスタンドには人影が残っていた。
私服に着替えた山本監督が少しの間、照明の消えたグラウンドを見つめていた。

 「一緒に入って一緒に辞める形になった。何とも言えないねえ。7番に対して
の思い入れは人一倍ある。サードへのスライディングも全盛期を思い出す思い
切ったプレーだった」

 「今季は本当によく頑張った。レギュラーを勝ち取って下地ができたシーズン
だった」

 「カープを愛してくれる人がこんなにいる。それが再確認できて…」

 試合前、嶋、福井ら次世代を担うメンバーに声をかけては握手して回った山本
監督は、黒田と新井と、長らく声援し続けてくれたファンにこう残して、静か
に、もう試合後に踏むことのない土のグラウンドを歩き出した。

広島アスリート携帯サイト「赤の魂」より

  
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2005年10月06日

阪神地区炎上?村上ファンドの次はドーム撃沈…

 広島出身・大阪市民さんからメールを頂いた。3日前のことだった。

「大阪市は市の歪んだ行政が表に吹きだし、市民は怒ってます。僕は球場問題の報道から、広島市、および現市長にも失望しました。大阪ドームと周辺商業施設は人をひきつける魅力がなく、近鉄も消滅しました。(交通の便は良くコンサート会場としては活用されますが、野球観戦には快適とはいえません)今のままで、広島に理想的な新球場ができるのか。非常に不安を覚えています。カープが近鉄バファローズの二の舞になりませんように!」

  その大阪ドームは、大阪市がバブル期以降、暴走を続けてきた第3セクターの各種事業の一角を成す。(このあたりの話も過去ログで述べた)04年度決算で約250億円の赤字を抱える「大阪シティドーム社」は昨年11月に特定調停を申し立てていた。特定調停は裁判所で調停委員が債権者と話をして事を丸く収めようというものだが、そんな生半可なものでは大阪ドームの借金は返せないことが判明し、会社更生法を申請することが今日、決まった。要するに法のご厄介になりながら、借金を勘弁してもらいつつ再建の道を探るのだ。

  あの、日建設計の肝いりで97年に開業して、わずか7年。借り入れた金は514億円にも達している。

  この大阪ドーム(言い換えれば大阪市)と近鉄との球場使用に関する取り決めが近鉄バファローズの消滅に直結したことはすでにご承知の通り。地元自治体と球団の関係の失敗例を如実に物語っている。簡潔に言えば自治体が借金で器を造ってもプロ野球はペイしない、ということだ。

  翻って広島市とカープ。両者が新球場建設に向けて膝をつき合わせて話込んだ話は聞いていない。広島市議会本会議はいよいよ明日が最終日。その前にhttp://www7.ocn.ne.jp/~hirano30/index.htm

広島市議会議員、平野博昭氏のHP「新球場建設の基本方針について」に目を通しておかねばならない。

  ヤード跡地に建設するつもりの新球場は市の起債事業であること以外、誰がいくら出してくれるのか、何も決まってはいない。

  

2005年10月04日

質疑応答の本質

  広島市議会の中で昨日、広島市は新球場建設の事業者を決定する選考委員を学識経験者ら7人程度にする考えを明らかにした。事業費が同規模の他都市で7〜9人の選考委員会を設けたのを参考にした。市では11月ごろ公募を始め選考委員会で協議を重ね、本年度中に新球場建設の事業者を決定する。それを受けて来年度に設計に入る、という流れだ。

  市はそのための補正予算案を現在、開会中の定例会に提案している。もちろん設計及び実際の建設にかかる費用の要求は今回分には含まれていない。

  新球場をヤード跡地に新設するなら上記の事案が第一歩となる。

  ところが今日の市議会では、まだこんなやりとりが続いている。以下、主旨を変えず要約したものを残しておく。

  中森辰一議員 県や地元経済界が建設費を負担してくれる保証はあるのか?

  南部盛一広島市都心活性化担当局長 促進会議のとりまとめで県や経済界も建設費を負担してくれることになっている。広島市がこれまで言ってきたように仮に2分の1を負担するなら32億円になる。実際の建設費は事業コンペで事業者が決まってからでないと分からないので本年度末をめどに県、経済界と協議したい。

  中)促進会議のとりまとめに負担割合など書いてない。どこにその話の根拠があるのか。3者による協定書が必要だ。市はどこまで負担する覚悟なのか。

  南)とりまとめの中で市が中心的役割を果たし、県、経済界が協力することが記してある。よって市が2分の1というのもひとつの考え方かなと県、経済界に示している訳です。(中略、よく聞こえなかった)…実現可能なように最大限の努力をしていきたいと思います。(新球場建設が実現可能なように、の意味、最大限の努力は、やる気のない時のお役所の決まり文句ではあるが…)

  このやりとりの中で財政局長が広島市の緊縮財源の中から新球場のような投資的経費に回せる額は16億円であることを説明していた。それもよく聞いていると4年分らしいので年4億。しかし新球場以外に、市の養護施設の新築などにもそこから振り分ける、というのだから厳しい。新球場建設費用を借金で賄い、その返済にこの金を宛てる作戦だが「世界に誇る新球場」(秋葉市長)を創出するにしてはあまりに自己資金が少なくないか。

  その点については続いて質疑を行った竹田康律議員が鋭く指摘した。

竹)世界に誇る、とは具体的にはどういうことか。(8月18日分過去ログ参照)

南)促進会議のとりまとめにうたってある。

竹)一応、野球場を造るんでしょう。何と何が世界に誇れるのか。

南)今後、コンペを経て考える。また今回の新球場建設の取り組みが全市民的で世界に誇れる。

竹)デザインとかのことを言うのならやればやるほど高くつく。

南)コンペでは募集にあたり要綱を作る。促進会議で決まった事業費90億円の中で工夫してやる。

竹)誰が「世界に誇る」と言ったのか。

南)市長だ。我々、担当者もその気構えだ。

竹)具体的なものがないなら、ないとはっきり言ったらどうか。

南)今後、コンペを経てやっていく。我々としてはそれを目指していくという決意を(世界に誇るの意味で)言っている。

竹)促進会議、促進会議と言うが促進会議が「世界に誇る球場をヤード跡地に造れ」と言ったのか。

南)促進会議のとりまとめが大前提。

 

 

 

  

2005年10月03日

「市民による」の意味について

 先月27日から始まった広島市議会は今日で3日目を迎えた。一般質疑の内容は当然のごとく多岐に渡る。しかし、台風14号の被害に関する問題には新球場問題以上に多くの時間が費やされている。発言する議員さん方が、市の姿勢を厳しく正す場面が相次いでいるのだ。

  先月7日に中国地方に豪雨をもたらし、日本海に抜けた台風14号の被害は甚大だった。岩国市内の山陽自動車道が崩落し、死者が出た。広島市北部では、広島のデルタを長い年月をかけて形成した太田川があふれ、住宅地を襲った。この問題では上流域のダムの放流についてミスが重なったとの見方があり、広島市の責任が問われているのだ。

  ある議員さんは、被害に合った「今井田地区」の場所さえ知らない市の担当者がまず地図で探さなくてはならなかった、という内容の発言をしていた。

  広島市民なら今井田くらい知っている。春のサイクリングや秋のツーリングなどで再三、太田川流域を訪れる人は多い。広島の母なる太田川のその自然の素晴らしさを満喫できる素晴らしい場所だ。

  さらに別の議員さんの発言の中に「それだけの被害が出ながら助役も市長も遠くに行っておられた」というのがあった。調べてみると山田助役は9月10日から6日間、スイスのジュネーブなどに出張に行っていた。秋葉市長についてはすでにこのブログでも紹介したが17日から26日までのロングツーリング、イタリアやフランスを巡っていた。当然、スケジュールは決まっているし、世界にヒロシマの声を届けて回ることは大切なことだ。あとは、限られた時間をどう振り分けるか、ということだろう。

  話は飛躍するが私が市長なら海外出張はキャンセルだ。広島の大切な場所に住む人々がたいへんな被害に遭遇している。地形的に見て、また同じ被害に遭わぬとも限らない。現場の状況が変らぬうちに即刻、現地に入り生の声に耳を傾けなければ…。

  「市がやらないから議員らで消防署にかけあい給水を行ったのにいかにも自分たちでやりました、という風な態度はいかがなものか」とまで言われては、広島市も黙ってばかりではいけないのではないか。いろいろ言い分もあろうし、一方的なパフォーマンスで終わらせてはケーブルテレビで視聴している市民にもよく分からない。

  この街で起こる全ての出来事について、人から言われたからとか、塩漬け土地の借金がかさむから、とかそういう理由ではなくて「ひろしまをもっと良くしよう、住む人にも訪れる人にも満足してもらえる時間と場所を創出しよう」という発想で全市民的に対処していくことを広島市の「新都心ビジョン」も謳っている。

  

2005年09月27日

虎をひと飲み、村上ファンド

  村上世彰氏率いる村上ファンドが阪神電鉄株の26パーセント以上を取得して筆頭株主になったことが分かった。さらに阪神百貨店株も取得して、セ・リーグ優勝を目前のタイガースファンや関係者を驚かせた。

  「投資」か「支配」か。それはやがてはっきりする。そんなタイミングを読みきって、私の元に一通のメールが届いた。発信者はずっとカープと新球場問題について東京から声を上げ続けている下前雄氏。ご本人の承諾を得て原文をそのまま紹介する。

 

「カープ球団の真実とファンの覚悟」

 

故郷広島を離れて約20年になります。しかし、生まれ育った広島は、私にとっていつも気になる存在です。特にカープを通じて毎日意識しています。しかし、残念なことに広島は経済的、文化的に地盤沈下が著しいです。「広島PASSING」と言う言葉さえあります。私はデベロッパーでサラリーマンの経験があります。デベロッパーは街の力を冷酷に評価し、私が在籍していた90年代前半に地方都市を会社としてどのように位置付けるのかという議論がありました。残念ながら広島は、重要都市から外れました。

 

「西日本は大阪、福岡を重要視すればよい。広島は外しだ」

 

その後、広島の街から多くの企業が去っていきました。さらに、先日広島市内からダイエー2店舗が撤退することが発表されました。

 

さて、現在新球場問題が議論されていますが、絶対に必要な前提条件が忘れられています。新球場問題とカープ球団経営改革はセットで考えるべきです。新球場は公設民営で議論が進んでいますが、建設後民間企業が運営するにしても新球場の最大のコンテンツであるカープ球団のあり方で、運営は大きく変わってきます。例えば運営会社が、新球場のネームライツ(命名権)を販売しようとしてもカープ球団の現在の惨憺たる成績では、買い手がつかない可能性も十分にあります。逆に強く逞しく魅力のある球団なら、年間10億円でも可能でしょう。端的に言うと、「新球場の経済的な価値を決めるのはカープ球団」です。

 

カープ球団は8年連続Bクラス確定、最下位を独走しています。12球団最弱と言えるでしょう。負のスパイラルに陥っているのです。

「エンターテインメントとして魅力がない→観客動員数の低迷→資金難→有力選手の獲得困難、有力選手の流出→チーム成績の不振→エンターテインメントとして魅力がない」

このような低迷が続き、将来に向けての明確なビジョンを球団はファンに対して提示していません。つまり、監督、コーチ、スカウトがどうのこうのと言う以前の、カープ球団の経営の根幹が間違っているのです。公共財としての球団経営には、二つの重要な点があります。

 

内の改革(自らの改革、財務面、ペナントレースでの戦い)

外の改革(日本プロ野球界全体に対する働きかけ。FA、ドラフト問題など)

 

カープ球団は両方とも怠っています。「市民球団」という美しい言葉を隠れ蓑にしています。カープ球団は「市民球団」と言われていますが、実態は松田家の家業です。もっとわかりやすい言葉で言うと、松田家ワンマンの中小企業です。松田オーナーは、「市民球団」と「家業(株式非公開企業)」を自分の都合で使い分けています。「市民球団」を標榜するのなら球団の財務諸表の詳細を一般に公開すべきです。親会社が無く資金的に苦しいのなら、新しい発想の経営手法、金融手法を使うなどの手立てを考えるべきです。しかし、現在のカープ球団にはそのような動きはまったくありません。また、昭和40年代前半に経営が一時混乱したため、当時の東洋工業社長の松田恒次氏に株を集約しました。これは一時的なものであって、未来永劫「市民球団」(カープ球団)の経営を松田家に預託したわけではありません。

 

私は球団に対して無理なことを要求しているのではありません。6年に1度の優勝、2年に1度の優勝争いという、ファンとしてささやかなものです。これを達成できず、さらに将来に対する明確なビジョンをファンに対して提示できないのなら、松田オーナーは即刻カープ球団の経営から手を引くべきです。経営は結果責任なのです。

 

新球場問題に対してもカープ球団は他人事のようです。新球場が完成して最も恩恵を受けるのはカープ球団です。しかし、松田オーナーからは積極的な発言はありません。また、金額は少なくとも新球場建設にカープ球団は費用負担すべきです。広島の地元マスコミが中心となって樽募金を行っていますが、盛り上がりは感じられません。理由は簡単です。カープ球団が積極的な関与していないからです。私がオーナーの立場なら、自らの財布(財務諸表)をファンに提示して、樽の横で選手とともに頭を下げます。

「どうか皆さん新球場建設にご協力ください。野村、前田、緒方たちが現役のうちに新しい球場の土を踏ませてやりたいのです。」

全国樽のあるところで有力選手を伴い、頭を下げます。このような活動をすれば、樽募金活動は社会現象になり大いに盛り上がることでしょう。

 

とにかく今のカープ球団に最も必要なのは優秀な経営者です。広島経済が地盤沈下して広島だけでプロ球団を支えることが出来ないのなら、瀬戸内各地に呼びかけて瀬戸内エリアをフランチャイズにして「瀬戸内カープ」とします。また、球団運営費に事欠くのなら、「新カープ球団」を設立してファンから資金を募ればよいのです。カープファンには樽募金のDNAがあるのです。明確なビジョン、過去にとらわれない新しい経営手法、強力なリーダーシップが必要なのです。

 

最近ライブドアの堀江氏とカープ球団との関係が色々と取りざたされています。私は、ライブドアのカープ球団買収に賛成です。現在のカープ球団は、どうしようもないくらい弱体化し、将来ビジョンもありません。これ以上弱くなりようがありません。今のカープ球団には「変化」が必要です。「変化」を起こすきっかけがライブドアであれば、それはそれで良いことです。但し、広島市から本拠地を移さないことが絶対的な条件です。この条件は何があっても外せません。また、経営者は「良い人」である必要はありません。公共財としてのカープ球団をしっかりと経営してくれるのなら「悪い人(イメージの悪い人)」でも構いません。無能な良い人よりも、有能な悪い人(イメージの悪い人)の方がずっとましです。また、サムソン、現代(ヒュンダイ)等の勢いのある韓国財閥に売却するということも考えられます。この場合は、プロ野球協約の外資規制を撤廃する必要がありますが。

とにかく、カープ球団に「変化」をもたらすためには思い切った手立てが必要です。

 

最後に、衰退する広島経済を活性化するためにも、新球場建設と球団経営改革は絶対に必要です。その二つはパッケージで考えなければなりません。この二つを達成するためには数々の難問があります。しかし、従来からの「しがらみ」に囚われて小手先だけの対応で終わるのなら広島の将来は暗いです。「しがらみ」をぶち壊す過程では、過去の遺物からすざましい抵抗があるはずです。経済界、政界、官界あらゆる分野からです。しかし、ファンは「しがらみ」がありません。だからこそ、ファンはおかしなことにはっきりと「NO」と言えるのです。「無観客試合」、「結果を出せない経営者を満員の球場でのつるし上げ」などの実力行使が必要なときがきました。数年後にカープ球団が消滅することが決まったあとに、消滅反対の署名活動をしても遅いのです。昨年のバッファローズファンの二の舞はごめんです。ファンもクールな頭と、ホットなハートで戦う時がきたのです。

 

  

2005年09月26日

三村ヘッドにオリックス監督要請?

 三村ヘッドにオリックスから監督要請…の記事が出た。山本監督の辞任と元カープのマーティ・ブラウン氏の新監督報道を抜いた報知新聞の「第2弾」だ。(双方の記事とも、その真偽のほどは未確認だ。少なくとも三村ヘッドのもとにオリックス球団からオファーが来ていないことは事実である)

  ただ「オリックスとカープ合併の下準備ではないか?」など早速、私のところには様々なメールが届き始めた。  

 一方、ネット上では「ライブドアカープ」支持の声が多数派を占めつつある。新監督問題も含め、カープ球団を取り巻く状況を、県内外のファンは息を殺して見守っている。

  広島アスリート携帯サイトではこうしたカープ球団の未来について、みなさんの意見を募集し始めた。  前回、全国から募集した山本監督辞任問題とチーム作りに関する「声」に関しては今月25日発売の月刊広島アスリートにほんの一部ではあるが掲載させて頂いた。この月刊誌には松田元オーナーも目を通している。  カープ球団は今後、どうあるべきなのか?様々な立場の方からの幅広い「声」を集めて、  

セーブマイカープ に繋げたいと考えている。  

2005年09月23日

05空に向って打て、最終章へ

  明日、発売の月刊誌「広島アスリート」はお勧めだ。何が、かというと僕が自信を持って?お届けするインタビューがたくさん掲載されている。

 新井貴浩には「初タイトルへの挑戦」について聞いた。センターもしくは右方向への打球が目立つ今シーズンの新井だが、その多くは内角寄りの球を見事にさばいている。内角攻めにフォームを乱され、外角のくそボールに手を出してバットがくるくる回っていた昨年までとは違う。ホームランにかける思いも聞いた。

  新井に関しては「空に向って打て!」というコラムをもう5年も連載している。興味がある方は広島アスリート携帯サイトを覗いて頂きたい。新井のエピソードが満載されている。

  大竹の永遠のライバルを宣言した大島にも話を聞いた。もし街でお互い彼女を連れていてばったり出会った時、パートナーの美しさで負けるようなことがあれば耐え難い屈辱?なのだそうだ。

 広島にふたつの銅メダルをもたらした中国電力の尾方剛選手へのインタビューは巻頭を飾っている。もうひとり、為末大選手のエピソードも巻末に添えておいた。

  そして、もうひとかた。広島本通商店街振興組合の望月利昭理事長のインタビューもなるべく詳細に掲載した。

  新球場問題を追跡取材しようと広島駅周辺の関係者に電話取材を申し込んだが「この界隈の関係者は10月7日(広島市議会本会議最終日)までコメントは控えさせて頂きます」とやんわり断られた。ヤード派と現在地派の代表者の「今の声」を併記するつもりだったが、企画倒れになった。

  すでに「現在地に150万人以上の集客」可能な新施設を建設するという秋葉発言を担保に「ヤード跡地に新球場」を地元財界も県も容認してはいる。とはいえ、来週27日から始まる広島市議会本会議には事実上の最後の難関が控えている。

  これ以上、駅前再開発に待ったをかける訳にはいかない、という点では市議会議員のみなさんの問題意識は一致している。だが、一部には税金を使うのだから市民がもっと利用できるようにドーム球場を考えるべきだ、とか、集客力アップにはオープン球場だけでは物足りない、など様々な意見がある。

  市議会都市活性化対策特別委員会の動きについては8月8、9、18日の過去ログで紹介した。

  以前、委員長の月村さんと少し時間をかけて話をする機会にも恵まれた。市議会側の考えはだいたい把握しているつもりだが、昨日のヤード跡地視察には同行できなかった。

  「制約のある現在地より、ヤード跡地で」の共通認識を持つ市議会議員の皆さんの目にヤード跡地はどう映っているのか。前出の望月理事長は「ヤード跡地は州都広島を実現する時の大切な業務用地」と言い切っている。

  もともとヤード跡地ではビジネスセンターを構築するプランが最初に持ち上がった。地元財界の考えだった。

  それ以降、様々なプランが生まれては消えていった。その間、ヤード跡地周辺整備はまったく手つかずの状態で今に至っている。

  新球場問題は恐らく、ヤード周辺の交通、騒音問題に焦点が絞られ、資金問題と合わせて行く先々で話し合いが紛糾することになる。

  

 

  

2005年09月22日

福岡の底力

  福岡市の山崎広太郎市長が「福岡・九州オリンピックという考え方」で2016年か2020年の五輪招致への立候補を正式に表明した。すでに東京都が同じく立候補を表明しており「五輪の肥大化には首都クラスの規模でないと無理」の声もある。しかしIOCでは逆に肥大化に歯止めをかけるため「150万人規模の都市で開催できるオリンピックを模索中」とも聞く。

  熊本も鹿児島もそれぞれプライドが高く、福岡の一人勝ちを容認しない。九州は決して一枚岩ではないが、人も物も情報も福岡市に集中しつつある現状では「福岡と九州」という言い回しが万能薬の意味を成す。実際、ホークスはその戦略で成功を収めた。

  そんな福岡の力量についてはもう再三、触れてきたが何とも羨ましい話だ。立候補する、という気構えだけでも素晴らしい。1994年の広島アジア大会開催直後にはこの街でも「次はオリンピックだ」の威勢のいい声が聞かれた。だが、バブル崩壊の痛手をモロに受け、アジア大会に合わせて造った箱物の借金と大会疲れの後遺症にことのほか悩まされ、そんなことはすぐに誰も口にしなくなった。それどころか屋根かけを自ら放棄して2002年の日韓共済W杯会場から外され、しかも新球場やサッカー場ひとつ満足にできない、とういうのが広島の現状だ。

  そして肝心の秋葉市長はまたもや海外出張中である。原爆展を開催中のパリを訪れ、得意の語学を生かして直接、ヒロシマの惨状を現地で訴えている様子をニュースで紹介していた。

  ここに2002年10月23日の僕が携帯サイトに残しているコラムを紹介しておく。

 「オープン型新球場を広島市に提案中の企業グループ・エンティアムが広島市内でマスコミ関係者を集め、勉強会を開いた。会の狙いは広島市の煮えきらぬ姿勢にプレッシャーを与えることにあったようだ。アメリカ大手ディベロッパーのサイモンやカープ球団などで組織されるエンティアム側は市が年内に方向性を示さぬ限り民間として判断を下さなければいけなくなる、と撤退の可能性を示唆した。ところが肝心の秋葉市長はグラウンドゼロを訪問するなどのため渡米。ホワイトハウスで要人に会う約束をキャンセルされるなど情けない限り…」

  同じことの繰り返し。僕にはそう思えてならない。中国新聞で散在的に報道される新球場情報は表面上は間違いではない。だが、その底流にある肝心の問題については一切、触れていない。

 今、肝心カナメの話題は、ヤード跡地の問題を進めるにあたり避けて通ることのできなくなった現在地跡地利用の諸策に関する情報だ。しかし、こちらの方はまったく話が見えてこない。

 そのほかにも、例えば誰もが疑問に感じているたる募金の問題はどうなっているのだろう。言いだしっぺはまず、その扱いについて触れなければいけないはずだが、そんな話はそっちのけで「募金がいくら集まった」とか「企業からいくら届いた」とか、さらには自社の収入に直結する「新球場タイアップ企画広告」を引き続き紙面展開しているのが現状だ。

  

 

  

2005年09月17日

カープ球団の未来

  試合後、スーツ姿に着替えた山本監督がオーナー室に消えた。午後5時33分のことだった。再び山本監督が居並ぶ報道陣の前に姿を見せたのは6時19分。予想以上のロング会談だった。

  話し合いは山本監督が直接、辞任を申し出て了承されたあと、次期監督の人選やチーム作りについて話し合われた。この件について、携帯サイトに届いたファンの声をほんの一部だけ紹介しておく。

 

 

山本監督だけの辞任で終わらせては来期も、そしてこれからもカープの暗黒時代は続くでしょうカープが弱くなったのはFAが原因だと見る向きもありますが、一番の要員はドラフトの失敗ではないでしょうか?ここ最近ドラフト上位で入団して戦力になっている選手は大竹だけ。こういった責任の所在は?打つだけで走れない、守れない選手ばかりになったのは誰の責任?沢崎、小林幹、横山などが潰れたのは誰の?河内が育たないのはこういった責任の所在を明確にし対処しないと今後も誰を4番に据えようが、エースを誰にしようが未来は無いと思います。いくら赤ヘル再生と叫んだところでスカウト、フロントに選手を発掘する目がなく、コーチが育てられないのではどうにもなりませんね。

 とうとう山本監督の辞任が決定的になりましたね。確かにチーム低迷の全責任を監督が負わされるのはわかりますが、果たして山本監督と三村ヘッドだけがユニフォームを脱ぐだけでいいんでしょうか?敢えて言わせてもらいますが、他のコーチも責任を取って辞めるべきです。特にここ数年改善の兆しすらない投手、守備走塁を担当する安仁屋、川端、山崎の各コーチも潔く辞めるべきです。更にまだあります。ここ数年の低迷は現場もさるコトながら戦力補強を怠ったフロントにも責任があります。この際、監督、コーチだけでなくフロントの幹部も辞めるべきです。そして、現場、フロント共外部からの新しい血を入れないといけません。とにかく、現場とフロントが一枚岩にならない限り、強いカープの復活はないと思います。最後に一球さんにお願いです。先週末からこのサイトに集まったファンの声を松田オーナーに見せてやってください!今一番、オーナーが危機感を感じていないようにどうしても思えてならないのです。    (赤い守護神)

 

山本監督辞任。我がカープも改革の時。風通しの悪い環境、現場の声を無視した編成部。凝り固まった固定概念がチームカラーではだめだ。地域密着を謳うならまず地元出身選手獲得ではないか。他球団で活躍する地元出身選手を見るたびに寂しい思いがする。更に痛切に感じるのは『美しい野球』をしすぎることだ。厳しい内角攻めはなく、きれいなヒットにこだわり、ひとつの塁、ひとつのアウトへの執着に欠けていることだ。軍隊調練習の弊害。状況想定練習の欠落。根本から発想転換が今こそ必要。カープ愛すればこその提言! 西条町の銀  広一

 

神戸在住の秋山と申します。コーチも含めフロントも総入れ替えする必要があると思います。監督の選出は他チームOBも視野に入れ広く検討する必要有り。

メンタル面の強化(負け癖をなくしハングリー精神を植え付ける)

春季キャンプの見直し(合理的かつ怪我のしにくい体力と実践的なものを主体)

各ポジションの固定

実績主義から実力主義(今年の野村と栗原の起用方)へ。

監督は選手の失敗を責めない。次の塁を狙うなどの積極性のある失敗については咎めない。言い方は悪いが今までを反面教師として同じ過ちを繰り返さないことです。

 

山本監督辞意表明ですかここ数年の成績からして当然のことだと思います。広島が生んだスーパースター、ミスター赤ヘル。監督になってからの苦労は相当なものだったと思います。チームの成績が悪ければ、現場のトップが批判を浴びる。これは当然のことなんですが、フロントも責任を感じなければいけません。他のチームと違い、資金に限りがあるため充分な補強をせず、FAによる選手の流出を防げなかったフロントの戦略も問題だと思います。戦力の整わない中でペナントレースを戦う苦労は相当なものだったと思います。「しんどかった」ともらした山本監督。これは山本監督の本音が出たと思います。山本監督、お疲れ様でした。次期監督は闘志を全面に出す熱い人がいいですね。フロントをも動かす熱い人が  またはしっかりとした野球哲学は持った人。早く生まれ変わった強いカープを見たいです。

 

一球さん、おはようございます。ようやく監督辞任ですか。遅すぎですね。ミスターの名が色褪せるほど。さて、新プラン。今のカープに必要なのは、大野、川口、高橋慶彦。私が好きだからだけではありませんよ?(笑)彼らは努力の人。携帯サイトのコラムは全部読んでます。彼らの野球人生での知恵と工夫を、ふがいない選手たちに伝授してほしい。カープの黄金期を知る人たちでもあるわけですから、何がチームに足りないか、何が必要か、決定的な違いは何か、わかるんじゃないでしょうか?フロントが彼らを入団させるわけがないと知っています。しかし危機感がなさすぎるフロントこそ責任があるとも思いますが。ホリエモンならどうするかな?黄金時代のOBたち(コージさんは除く)を首脳陣に迎え、当時のファンも押し寄せる球場に沸くスタンド、それに発奮し、泥だらけで走る選手。見たいですね、そういうの。ファンの目に映らない一所懸命さが一番必要なんですよね、結局。(広島市kao

 

昭和49年秋ルーツ監督就任。彼は大胆な意識改革を行った。志し半ばで辞任したが、それを受け継いだ古葉監督の下、初のリーグ優勝を成し遂げた。今は平成のルーツになるべき人材がいいのではないか。選手の意識改革とメンタル強化が重要だと思う。選手個々の能力は他球団の選手とひけはとらない。メンタル面の弱さが無駄なフォアボールやエラー、チャンスに打てない事に繋がっていると思う。ソフトバンクだって王監督が来て日本一になるまで数年を費やした。0からの再出発をして3〜5年後に日本一になれるチームを作って頂きたい。そうすればカープファンはカープを見放す事はない。ヤフードームのように毎日満員のスタンドでプレイする選手の姿を見る事が出来る日を期待したい。

 

 

  
Posted by ikkyuuikkyuu at 23:44Comments(3)TrackBack(0)カープナイン赤の魂

2005年09月15日

ヤード跡建設へ初予算

  広島市はヤード跡地に新設する新球場について27日の市議会定例会に提案する補正予算を計上することを明らかにした。

 事業コンペの条件設定はこれまで促進会議で話し合われた内容やファンからの要望も踏まえて市が考えるのだそうだ。そこには市民やファンの真の「声」がきちんと届くのだろうか。

  全体的な予算は約1500万円。そのうち400万円は現在地の跡地利用の検討費用に宛てる。400万円で何ができるのかは置いておき、心配なことを聞いたので残しておく。

  先月23日、広島市では現在地の跡地利用に専門で当たるスタッフを3人置いたことを発表した。そのうち一人は東京から戻ってきた人間で、一人は建築専門の女性である。それぞれの力量は知る由もないが、専任職員のみなさんはまず市民球場を訪ね、周辺を歩くことから始めたのだそうだ。

  どうしてこうなるのか疑問は大きくなるばかりだ。跡地利用方法の決定はヤード跡地への球場新設を大きく左右する。もっと広島の街作りに長けた、広島のプロフェッショナルをここぞいう場面に投入できないものか。「跡利用を考えるのに設計の知識があるなしはさほど関係ない」と冷ややかに言い切る市民球場周辺の関係者もいる。

  藤田知事らが何度もしつこく市に確認していたのは「市がプランを募集する」というスタンスではない。それでは何も決まらないことを見越した上で「市自らが150万人以上を集めることのできる施設を考えよ、だって自分たちが言い出しっぺでしょ」と念を押してきたのだ。

  もっとも「なぜ秋葉市長は150万人以上、と以上を加えたのだろうか。とても実現するようには思えない数字だが…」と首を傾げる関係者は多数いるが…。

  
Posted by ikkyuuikkyuu at 21:27Comments(0)TrackBack(0)カープナイン赤の魂