2012年03月21日

▼いつもはヒーヨッヒーヨッとうるさいぐらいにヒヨドリたちの声で満ちあふれているいこいの森。今朝はそんなヒヨドリの声がほとんど聞こえません。それはこの「ヒヨドリ食害から菜の花守るネット」(そのまんま)のせいでしょう。先週までは、半分までしか覆われていなかったネット。残った半分は無残もヒヨドリたちの餌食になっていましたが、とうとう全面を覆うことができました。ときどき残念そうに?ヒヨドリたちが畑の上をうろうろ飛んでいます。今年はヒヨドリたちが多かったのか、それともエサが少なかったのでしょうか。そう思うとちょっと可哀想です。
畑ネット
さらに補強して鉄壁?の守り。

▼それでも、ようやっと菜の花が花を咲かすことができました。いつもより低い気温とヒヨドリ食害のせいで、だいぶ遅くなりました。今日来演された方も、「菜の花を見ると、春が来るなぁと感じるね」とおっしゃっていました。本当にその通り。ネットが邪魔だけど、畑を見ているとほんとうにきれいだなぁと思い明日。まだまだこれからが本番です。週末には是非、菜の花を見に来てくださいね。

▼春を感じさせるのは、菜の花だけではありません。畑では雑草扱いになってしまう、ハコベやナズナ、タネツケバナガ花を咲かせています。去年はたくさん咲いていたホトケノザはかなり少ないようです。他にも外来種ですが、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリもきれいに咲いて、茶系統だった畑に彩りを持たせています。それにしても、そうした野草も数の上では圧倒的に外来種が多いなぁと残念に思います。きれいなんですけどね。

20120321himeodoriko
ヨーロッパ原産のヒメオドリコソウ
ホトケノザとよく間違われます

(はやし)


佐野いこいの森ikoinomori at 23:50│コメント(0)トラックバック(0)開園日記 | 生きもの歳時記

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