イベント情報
2012年10月30日
少し冷えてきました。みなさま、お変わりありませんか?
さて、佐野いこいの森に近い『佐野地域学習センター』にて、チョウ型飛行機を作る教室を開きます。足立区民の方は、是非ご参加下さい。講師は、私が務めます。詳細は、以下の通りです。
● さの科学たんけんクラブ~第2弾~チョウ型飛行機を作って遊んで学ぼう
【日 時】2012年11月24日(土) 13時〜15時
【内 容】
ふわふわと飛ぶチョウは、どんなふうに飛んでいるのでしょうか。
模型を作ってどんな形がよく飛ぶか、みんなで実験してみよう。
チョウだけでなくその他の昆虫について、飛び方や羽のしくみについてお話しします。
お友達を誘って、ぜひご参加ください。
【費 用】100円
【対象者】小学生以上の方
【定 員】25人
【申込方法】受付窓口または電話にてお申し込みください。
【申込期間】お申込受付中
【問い合せ先】佐野地域学習センター 03‐3628‐3273
(いとう)
さて、佐野いこいの森に近い『佐野地域学習センター』にて、チョウ型飛行機を作る教室を開きます。足立区民の方は、是非ご参加下さい。講師は、私が務めます。詳細は、以下の通りです。
● さの科学たんけんクラブ~第2弾~チョウ型飛行機を作って遊んで学ぼう
【日 時】2012年11月24日(土) 13時〜15時
【内 容】
ふわふわと飛ぶチョウは、どんなふうに飛んでいるのでしょうか。
模型を作ってどんな形がよく飛ぶか、みんなで実験してみよう。
チョウだけでなくその他の昆虫について、飛び方や羽のしくみについてお話しします。
お友達を誘って、ぜひご参加ください。
【費 用】100円
【対象者】小学生以上の方
【定 員】25人
【申込方法】受付窓口または電話にてお申し込みください。
【申込期間】お申込受付中
【問い合せ先】佐野地域学習センター 03‐3628‐3273
(いとう)
2012年07月30日
みなさま、お久しぶりです。
さて、佐野いこいの森に近い『佐野地域学習センター』にて、セミの羽化の観察会があります。足立区民の方は、是非ご参加下さい。講師は、私が務めます。詳細は、以下の通りです。
● さの科学たんけんクラブ~絆を深めよう~セミの羽化の観察会
【日 時】8月4日 土曜日 午後6時~8時
【内 容】
さの科学たんけんクラブ第1弾。今回は、センターの近所にある佐野公園へ、セミの羽化を観察しにいきます。夏休みの宿題にもってこいの講座です。自然や昆虫の不思議に触れることで、新たな発見をする喜びや命の大切さを学んでいきます。お友達を誘って、ぜひご参加ください。
※夜間の開催となりますので、小学生以下のお子さまの参加は保護者の同伴、もしくは送り迎えが必要です。
【費 用】100円+10円(保険料)
【対象者】小学生以上の方
※小学生以下の方は保護者同伴、もしくは送り迎えが必要です。
【定 員】25人
【申込方法】受付窓口または電話にてお申し込みください。
【申込期間】お申込受付中(2012年08月04日まで)
【問い合せ先】佐野地域学習センター 03-3628-3273
(いとう)
さて、佐野いこいの森に近い『佐野地域学習センター』にて、セミの羽化の観察会があります。足立区民の方は、是非ご参加下さい。講師は、私が務めます。詳細は、以下の通りです。
● さの科学たんけんクラブ~絆を深めよう~セミの羽化の観察会
【日 時】8月4日 土曜日 午後6時~8時
【内 容】
さの科学たんけんクラブ第1弾。今回は、センターの近所にある佐野公園へ、セミの羽化を観察しにいきます。夏休みの宿題にもってこいの講座です。自然や昆虫の不思議に触れることで、新たな発見をする喜びや命の大切さを学んでいきます。お友達を誘って、ぜひご参加ください。
※夜間の開催となりますので、小学生以下のお子さまの参加は保護者の同伴、もしくは送り迎えが必要です。
【費 用】100円+10円(保険料)
【対象者】小学生以上の方
※小学生以下の方は保護者同伴、もしくは送り迎えが必要です。
【定 員】25人
【申込方法】受付窓口または電話にてお申し込みください。
【申込期間】お申込受付中(2012年08月04日まで)
【問い合せ先】佐野地域学習センター 03-3628-3273
(いとう)
2011年12月25日
▼西門入口にあるスイセンが、もう咲いていました。これからもっと寒くなるはずですが、ここは陽当たりが良く暖かいので、早々と開いてしまったようです。

▼佐野センター広報誌『REST』にも紹介しておりました『ミニ門松づくり』は、イベント前から問い合わせが多く、関心の高さが窺えたのですが、予想を越えて60名以上の幅広い年齢層からご参加をいただきました。
作業は、まずいこいの森の南西側にある竹林から、適当な大きさの竹を解説ボランティアの指導のもと、切り出してきます。これを、30~50cm程度の大きさに切ります。上の切り口は斜めに切り揃えるために作った台にあてがい、切り口が綺麗になるように向きを気を付けて節で切ります。しっかり抑えてまっすぐ切ります。

斜めに切るのは難しい
3本を好みの形に揃えて、下をガムテープで固定し、上からシュロ縄や荒縄で巻き上げます。
その後、松や南天(難転)の赤い実を飾り付けます。

縄を巻いて飾り付けます
▼人によって、色々な飾り付けの門松が出来ました。


出来た門松
また、来年もよろしくお願いします。
皆様、良い年をお迎え下さい。
(いとう)

▼佐野センター広報誌『REST』にも紹介しておりました『ミニ門松づくり』は、イベント前から問い合わせが多く、関心の高さが窺えたのですが、予想を越えて60名以上の幅広い年齢層からご参加をいただきました。
作業は、まずいこいの森の南西側にある竹林から、適当な大きさの竹を解説ボランティアの指導のもと、切り出してきます。これを、30~50cm程度の大きさに切ります。上の切り口は斜めに切り揃えるために作った台にあてがい、切り口が綺麗になるように向きを気を付けて節で切ります。しっかり抑えてまっすぐ切ります。

斜めに切るのは難しい
3本を好みの形に揃えて、下をガムテープで固定し、上からシュロ縄や荒縄で巻き上げます。
その後、松や南天(難転)の赤い実を飾り付けます。

縄を巻いて飾り付けます
▼人によって、色々な飾り付けの門松が出来ました。


出来た門松
また、来年もよろしくお願いします。
皆様、良い年をお迎え下さい。
(いとう)
2011年12月14日
2011年11月20日
▼昨日は大雨で、少し前まで雨かも…という予報でしたが、晴れました。午後からは、焼き芋なので本当に良かったです。
▼西門前にあったアパートは、区画整理で無くなっていました。そこから見ると西門の様子がよく見渡せ、だいぶん木々が黄葉しているのが判ります。

西門側の森の様子

門の側にツワブキの花が咲いています
▼東側フェンスに絡むヤマノイモには、沢山のむかごが付いています。最近の子供達はむかごを知らないようで、食べられることを伝えるとびっくりします。地上に出来る芋のような栄養繁殖器官がむかごです。ここの生け垣になっているハマヒサカキが、今秋も咲いていて黒い実もつけています。花は下を向いたウメを想わせるような花ですが、ヒサカキ同様のちょっと臭い香りが漂います。林内にはヤツデも咲き始めました。

ヤマノイモのむかご

ハマヒサカキの花と実

ヤツデの花の蜜をなめるハエ
▼さぁ、いよいよ13時からは駐輪場でさつまいもクラブの最終回、焼きイモです。計17名が参加していただきました。解説ボランティアの方の指導のもと、火を付けるところから始めます。

解説ボランティアの指導でお母さんと点火!!

薪から勢い良く炎が上がりました
炭を入れて燠火(おきび)という炎が少ない状態にしていきます。その間に、入れるイモの下準備をします。濡れた新聞紙を巻いて(新聞紙を巻いて濡らしてもよい)、アルミホイルで隙間なくしっかり包みます。置き火が出来たところで、イモを入れていきます。

濡れた新聞紙を巻いてアルミホイルで包む

さぁ、ちょっと火が恐いけどイモを投入!!
ここからは、炭やイモの状態を見ながら火加減を調整します。火が弱い時は竹筒で作った火吹き竹で息を吹き込んだり、うちわであおぎます。

火吹き竹で吹いたりうちわであおぐ
1時間もしないうちに、焼き上がりました。アルミホイルはそのままですが、中の新聞紙はちょっと焦げています。湿らせた水分で、程よく蒸されてうまく焼けているようです。中を割ると、黄色くて色の良いほくほくの焼き芋が出来上がっていました。

取り出したイモ

出来上がった焼きいも

子供達も夢中で食べていました
後始末もしました。まだ熱い炭は、次回に使えるように水を入れたバケツに入れて、消し炭にします。“ジュっ”という音と共に上がる湯気。子供達は嬉しがってぐるぐると周りながら、儀式のように次々に投入していました。

消し炭にするため焼けた炭を水の中へ…ジュっ♪
最後のスタンプをもらった子には、佐野いこいの森特製のポストカード2種類をプレゼントしました。また、来年もやろうね…。
(いとう)
▼西門前にあったアパートは、区画整理で無くなっていました。そこから見ると西門の様子がよく見渡せ、だいぶん木々が黄葉しているのが判ります。

西門側の森の様子

門の側にツワブキの花が咲いています
▼東側フェンスに絡むヤマノイモには、沢山のむかごが付いています。最近の子供達はむかごを知らないようで、食べられることを伝えるとびっくりします。地上に出来る芋のような栄養繁殖器官がむかごです。ここの生け垣になっているハマヒサカキが、今秋も咲いていて黒い実もつけています。花は下を向いたウメを想わせるような花ですが、ヒサカキ同様のちょっと臭い香りが漂います。林内にはヤツデも咲き始めました。

ヤマノイモのむかご

ハマヒサカキの花と実

ヤツデの花の蜜をなめるハエ
▼さぁ、いよいよ13時からは駐輪場でさつまいもクラブの最終回、焼きイモです。計17名が参加していただきました。解説ボランティアの方の指導のもと、火を付けるところから始めます。

解説ボランティアの指導でお母さんと点火!!

薪から勢い良く炎が上がりました
炭を入れて燠火(おきび)という炎が少ない状態にしていきます。その間に、入れるイモの下準備をします。濡れた新聞紙を巻いて(新聞紙を巻いて濡らしてもよい)、アルミホイルで隙間なくしっかり包みます。置き火が出来たところで、イモを入れていきます。

濡れた新聞紙を巻いてアルミホイルで包む

さぁ、ちょっと火が恐いけどイモを投入!!
ここからは、炭やイモの状態を見ながら火加減を調整します。火が弱い時は竹筒で作った火吹き竹で息を吹き込んだり、うちわであおぎます。

火吹き竹で吹いたりうちわであおぐ
1時間もしないうちに、焼き上がりました。アルミホイルはそのままですが、中の新聞紙はちょっと焦げています。湿らせた水分で、程よく蒸されてうまく焼けているようです。中を割ると、黄色くて色の良いほくほくの焼き芋が出来上がっていました。

取り出したイモ

出来上がった焼きいも

子供達も夢中で食べていました
後始末もしました。まだ熱い炭は、次回に使えるように水を入れたバケツに入れて、消し炭にします。“ジュっ”という音と共に上がる湯気。子供達は嬉しがってぐるぐると周りながら、儀式のように次々に投入していました。

消し炭にするため焼けた炭を水の中へ…ジュっ♪
最後のスタンプをもらった子には、佐野いこいの森特製のポストカード2種類をプレゼントしました。また、来年もやろうね…。
(いとう)
2011年10月30日
▼待ちに待った収穫の日です。今日は曇りでしたが、作業にはちょうど良い気温でした。参加は6家族15名でした。解説ボランティアやみどりの協力員の方もお手伝い・ご指導頂きました。
先ずは、残しておいた蔓を刈り取って運んでもらいました。予定していたより早いペースで、みんなどんどん運び出しました。蔓は長い長い。まとめて運んでも、ずるずる後ろに蔓が伸びていて、後からついて来た人が蹴躓きそうになっていました。

蔓の刈り取り
▼いよいよ、芋掘りです。みんな、スコップと芋を入れる篭を持って、各畝に陣取り掘り始めました。蔓が出ていた株の根元の周りに、スコップを差し込んで掘り返しました。中には殆ど付いていない株もありましたが、概ねどれにも芋が付いているようでした。やはり陽射しの強く当っていた北東側の成績が良く、陽当たりの悪い南西の畑はあまり芳しく無かった様子でした。


ほら、こんなに掘れたよ!!

折らない様に…
▼掘り出した芋は、早速泥を洗い落としました。洗うと綺麗な赤紫の肌が現れました。計測してみると、最大で770gの物もありました。上位は、700g台3本、600g台4本、500g台3本でした。総量は23.5kgでした。

何だか水遊びになってしまう

収穫した芋
(いとう)
先ずは、残しておいた蔓を刈り取って運んでもらいました。予定していたより早いペースで、みんなどんどん運び出しました。蔓は長い長い。まとめて運んでも、ずるずる後ろに蔓が伸びていて、後からついて来た人が蹴躓きそうになっていました。

蔓の刈り取り
▼いよいよ、芋掘りです。みんな、スコップと芋を入れる篭を持って、各畝に陣取り掘り始めました。蔓が出ていた株の根元の周りに、スコップを差し込んで掘り返しました。中には殆ど付いていない株もありましたが、概ねどれにも芋が付いているようでした。やはり陽射しの強く当っていた北東側の成績が良く、陽当たりの悪い南西の畑はあまり芳しく無かった様子でした。


ほら、こんなに掘れたよ!!

折らない様に…
▼掘り出した芋は、早速泥を洗い落としました。洗うと綺麗な赤紫の肌が現れました。計測してみると、最大で770gの物もありました。上位は、700g台3本、600g台4本、500g台3本でした。総量は23.5kgでした。

何だか水遊びになってしまう

収穫した芋
(いとう)
2011年10月16日
▼お知らせしていた通り、『構え掘ミニ水族館』を始めました。午前中は水槽の準備や魚の運び入れなどで忙しくしていました。正午を過ぎた頃、ようやく展示が完成しました。今回は、クサガメ、ギンブナ、キンギョ、カダヤシ、アメリカザリガニを展示しています。次回19日(水)もやっていますので、来られなかった方は是非見にいらして下さい。

並んだ水槽

脱走を試みるクサガメのメス
▼実りの秋。よく見ると、咲いていた花が実をつけ、それが熟してきたものを見かけるようになりました。例えば、カナムグラ。林縁などに繁茂して葉や茎にある細かい刺がちくちく痛い草ですが、雄花が咲いた後、雌花がビールに入っているホップに似た様な実を付けています。
また、先日紹介したヤブマメも花の時季を終え、小さな豆の莢を沢山ぶら下げています。
林内にあるアケビは、少し前まで緑の実が膨らんできたと思っていたら、今日見るとどれもがま口を開いたように割れて、甘いゼリーに包まれた種が見えていました。高い所なので、鳥やハクビシンの餌にでもなるのでしょうか。

カナムグラの種

ヤブマメの莢

割れて種が見えるアケビの実
▼スダジイとタブノキの苗圃を見ていると、クスノキ科であるタブノキの若芽に小さな虫が付いていました。アオスジアゲハの幼虫です。まだ目玉模様ははっきりしませんが、胸部が太く尻すぼみの体形は、頭でっかちな感じでキュートです。冬が来る前に蛹になれるといいですね。タブノキには、もうオオカマキリの卵嚢が産みつけてありました。


アオスジアゲハの幼虫

オオカマキリの卵嚢
苗圃には、クビキリギスも見られました。顔を見ると口元がオレンジ色をしているため、血吸いバッタとも称され、掴むと噛み付くこともありちょっと恐いのですが、草を食べる草食性です。このバッタは、このまま成虫で冬を越して、一番に“ジーッ♪”と鳴き始めます。


口元がオレンジ色のクビキリギス
このところ、キイロスズメバチやクロスズメバチがこの苗圃の草上を低く飛ぶのがよく見られます。中でもクロスズメバチは頻繁に見るのですが、これは餌を探しているところです。とても小さいので、知らない方はスズメバチだと思わないかも知れません。追跡してみると、さっと草の裏側を見たり、地表を見たり、草の茎を見たりと止まることなく探し続けます。そしてようやく何か小さな虫を見つけた様子で、それを持って枝の上で噛み砕き、肉団子にして持ち去りました。

餌を探すクロスズメバチ

餌を捕まえ肉団子にするクロスズメバチ
▼草地には、前回紹介したハナタデの他に、ウシハコベが目立ちます。春から夏頃見かけるのはハコベが多いと感じていましたが、秋はハコベが咲かないのでハコベ類の花はウシハコベばかりになります。小さすぎて気にも止めないかも知れませんが、拡大して見るとナデシコ科らしい花なのが判ります。雌しべの先にある白い糸状の花柱がハコベで3つ、ウシハコベで5つです。

ハナタデ

ウシハコベ
▼林縁などにあり、白い花を付けていたヤブミョウガは、青黒い実をいくつも付けていて艶やかに光っています。でももうぽろぽろ落ち始めていました。木の陰や薮の中にあるので目立ちませんが、ご覧になりたい方は声をお掛け下さい。蚊が多い場所なので、虫除けを忘れずに。

ヤブミョウガの実
(いとう)

並んだ水槽

脱走を試みるクサガメのメス
▼実りの秋。よく見ると、咲いていた花が実をつけ、それが熟してきたものを見かけるようになりました。例えば、カナムグラ。林縁などに繁茂して葉や茎にある細かい刺がちくちく痛い草ですが、雄花が咲いた後、雌花がビールに入っているホップに似た様な実を付けています。
また、先日紹介したヤブマメも花の時季を終え、小さな豆の莢を沢山ぶら下げています。
林内にあるアケビは、少し前まで緑の実が膨らんできたと思っていたら、今日見るとどれもがま口を開いたように割れて、甘いゼリーに包まれた種が見えていました。高い所なので、鳥やハクビシンの餌にでもなるのでしょうか。

カナムグラの種

ヤブマメの莢

割れて種が見えるアケビの実
▼スダジイとタブノキの苗圃を見ていると、クスノキ科であるタブノキの若芽に小さな虫が付いていました。アオスジアゲハの幼虫です。まだ目玉模様ははっきりしませんが、胸部が太く尻すぼみの体形は、頭でっかちな感じでキュートです。冬が来る前に蛹になれるといいですね。タブノキには、もうオオカマキリの卵嚢が産みつけてありました。


アオスジアゲハの幼虫

オオカマキリの卵嚢
苗圃には、クビキリギスも見られました。顔を見ると口元がオレンジ色をしているため、血吸いバッタとも称され、掴むと噛み付くこともありちょっと恐いのですが、草を食べる草食性です。このバッタは、このまま成虫で冬を越して、一番に“ジーッ♪”と鳴き始めます。


口元がオレンジ色のクビキリギス
このところ、キイロスズメバチやクロスズメバチがこの苗圃の草上を低く飛ぶのがよく見られます。中でもクロスズメバチは頻繁に見るのですが、これは餌を探しているところです。とても小さいので、知らない方はスズメバチだと思わないかも知れません。追跡してみると、さっと草の裏側を見たり、地表を見たり、草の茎を見たりと止まることなく探し続けます。そしてようやく何か小さな虫を見つけた様子で、それを持って枝の上で噛み砕き、肉団子にして持ち去りました。

餌を探すクロスズメバチ

餌を捕まえ肉団子にするクロスズメバチ
▼草地には、前回紹介したハナタデの他に、ウシハコベが目立ちます。春から夏頃見かけるのはハコベが多いと感じていましたが、秋はハコベが咲かないのでハコベ類の花はウシハコベばかりになります。小さすぎて気にも止めないかも知れませんが、拡大して見るとナデシコ科らしい花なのが判ります。雌しべの先にある白い糸状の花柱がハコベで3つ、ウシハコベで5つです。

ハナタデ

ウシハコベ
▼林縁などにあり、白い花を付けていたヤブミョウガは、青黒い実をいくつも付けていて艶やかに光っています。でももうぽろぽろ落ち始めていました。木の陰や薮の中にあるので目立ちませんが、ご覧になりたい方は声をお掛け下さい。蚊が多い場所なので、虫除けを忘れずに。

ヤブミョウガの実
(いとう)
2011年10月10日
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第4回 | 10月30日 (日) | 13:00~15:00 | いも掘り | |
第5回 | 11月20日 (日) | 13:00~15:00 | 焼きいも |

『佐野いこいの森』の畑でさつまいもを育てて、美味しい焼き芋を食べましょう!!
★足立区民の方はどなたでもご参加いただけます★
《お申し込み》
第4回目から初参加を希望される場合、参加者全員の氏名・ふりがな・住所・電話・年齢を書き、
eメール、ファクス、往復ハガキのいずれかでお申し込みください。
開園中には、その場で受け付けます。
申込多数の場合は抽選とします。
《主 催》
足立区みどり推進課 緑化推進係
〒120-8510 足立区中央本町一丁目17番1号
《申し込み受付》
特定非営利活動法人生態工房 おいも係
eメール:info@eco-works.gr.jp
電話・ファクス 03-3331-5004
2011年09月18日
▼日中は気温33℃まで上がる残暑の一日でした。湿度は低めでも、やはり動かなくても汗が吹出して来ます。
3年前くらいに植え付けていたヒガンバナが開花していました。赤ではなくクリーム色ですが、これはこれで美しく、木漏れ日が花に当ると輝いて見えます。7本の花茎があるようで、またこれから花が増えそうです。昨年植え付けたものは、どうもうまく育っていないようで、ちょっと残念です。


咲き出した白い花のヒガンバナ
クサギの花も殆ど終わり、少しずつ鮮やかな赤い苞を開き中のコバルトかトルコ石のような色の実を覘かせています。私は、これが完全に開く頃、秋になるような気がします。

クサギの実
▼13~15時に、『巣箱の中の観察会』を行いました。親子連れなど合わせて13名の方が参加していただきました。11個森にかけてある巣箱のうち、6つを外して中を観察しました。残念ながら、鳥が営巣していたのはそのうち1つだけでした。中を見ると、なんと卵が6つほど入っていて割れていました。途中で放棄したとみられるシジュウカラの営巣跡です。卵を産むところまでいってたようで、とても残念です。よく見ると、巣材は水苔のようで、恐らく林内や樹上の日陰で湿った所に生えているものを採って来たのでしょう。卵の載っている部分は椀状でイヌの毛のようなもので柔らかく作られていました。ただ、その下はアリの巣と化していて、這い上がってきたアリが服の中に入ってチクチク刺されてしまいました。

シジュウカラの巣材

壊れた卵
他の箱には、ヤモリが入っているものが多く、体色は周囲に合わせて濃さを変えられるので、黒っぽいものから白っぽいものまで様々でした。そのうち2つの箱には、それぞれ2つの卵が産みつけられていて、1つは孵っていたようでした。ヤモリは、粘着力の強い分泌物で、壁に貼付けるようにして通常2つづつ卵を産むそうです。

ニホンヤモリと2つの卵
このあと、ヤモリのいない箱2つをブラシで払い、熱湯消毒したあと、解説ボランティアの方に手伝って頂きながら、子供にも取り付けてもらいました。来年の初夏に、また巣作りしてくれることを期待しましょう。

巣箱の取付け
▼今を盛りに鳴いているツクツクボウシ。出始めは樹の高い所にしか居ませんでしたが、今日は低い所にもいて、写真が撮れました。

ツクツクボウシのメス
いつも来て頂いている親子が、四阿で寛いでいると、足下に緑色の葉っぱのような虫を発見。サトクダマキモドキでした。かなり弱っているようで、殆ど飛び跳ねることもなく、念入りに各脚先を舐めて掃除をしていました。

サトクダマキモドキのメス
▼帰りがけ、タケノホソクロバがいるのに気付きました。あの毛虫ではなく成虫です。真っ黒のようですが、マダラガ特有の青光りする毛で覆われていいます。とても小さな黒い蛾なので、あまり気付かれず、蛾であることも判らないかも知れません。

タケノホソクロバのオス
(いとう)
3年前くらいに植え付けていたヒガンバナが開花していました。赤ではなくクリーム色ですが、これはこれで美しく、木漏れ日が花に当ると輝いて見えます。7本の花茎があるようで、またこれから花が増えそうです。昨年植え付けたものは、どうもうまく育っていないようで、ちょっと残念です。


咲き出した白い花のヒガンバナ
クサギの花も殆ど終わり、少しずつ鮮やかな赤い苞を開き中のコバルトかトルコ石のような色の実を覘かせています。私は、これが完全に開く頃、秋になるような気がします。

クサギの実
▼13~15時に、『巣箱の中の観察会』を行いました。親子連れなど合わせて13名の方が参加していただきました。11個森にかけてある巣箱のうち、6つを外して中を観察しました。残念ながら、鳥が営巣していたのはそのうち1つだけでした。中を見ると、なんと卵が6つほど入っていて割れていました。途中で放棄したとみられるシジュウカラの営巣跡です。卵を産むところまでいってたようで、とても残念です。よく見ると、巣材は水苔のようで、恐らく林内や樹上の日陰で湿った所に生えているものを採って来たのでしょう。卵の載っている部分は椀状でイヌの毛のようなもので柔らかく作られていました。ただ、その下はアリの巣と化していて、這い上がってきたアリが服の中に入ってチクチク刺されてしまいました。

シジュウカラの巣材

壊れた卵
他の箱には、ヤモリが入っているものが多く、体色は周囲に合わせて濃さを変えられるので、黒っぽいものから白っぽいものまで様々でした。そのうち2つの箱には、それぞれ2つの卵が産みつけられていて、1つは孵っていたようでした。ヤモリは、粘着力の強い分泌物で、壁に貼付けるようにして通常2つづつ卵を産むそうです。

ニホンヤモリと2つの卵
このあと、ヤモリのいない箱2つをブラシで払い、熱湯消毒したあと、解説ボランティアの方に手伝って頂きながら、子供にも取り付けてもらいました。来年の初夏に、また巣作りしてくれることを期待しましょう。

巣箱の取付け
▼今を盛りに鳴いているツクツクボウシ。出始めは樹の高い所にしか居ませんでしたが、今日は低い所にもいて、写真が撮れました。

ツクツクボウシのメス
いつも来て頂いている親子が、四阿で寛いでいると、足下に緑色の葉っぱのような虫を発見。サトクダマキモドキでした。かなり弱っているようで、殆ど飛び跳ねることもなく、念入りに各脚先を舐めて掃除をしていました。

サトクダマキモドキのメス
▼帰りがけ、タケノホソクロバがいるのに気付きました。あの毛虫ではなく成虫です。真っ黒のようですが、マダラガ特有の青光りする毛で覆われていいます。とても小さな黒い蛾なので、あまり気付かれず、蛾であることも判らないかも知れません。

タケノホソクロバのオス
(いとう)