快楽追求

2018年01月12日

極私的〜762

 2017年の年末ギリギリに、
やっと村上春樹の「騎士団長殺し」、
ボリュームがある2冊を読み終わりました。
ほとんどを仕事の休憩中である車内で読みました。
 どんな本の場合もそうなんですが、
読み終わった後に「ロスト感」を感じやすいです。
特にボリュームがあり時間を費やした場合は、
ロスト感がしばらく継続します。
 その物語の中に入り込み、
読んでいる間は、しばらく共に過ごした、
まるで「人肌の意識」のようなものが、
五感すべてに影響します。
ゆっくり半年間以上かけて読んだから、
なおさら時空間に落ち着いている感じもあります。
 持ちつ持たれつの「人肌の意識」のようなものは、
五感すべてに影響し、
毎日の生活カテゴリーを演出します。
「何かを感じながら雑事をこなす」のが人間の日常です。
「情報は元々あった」というキーワードも、
大いに絡んでくるテーマになります。
快楽追求と苦痛回避の2大カテゴリーも内包します。
テーマとしては大き過ぎますので、 緩慢に行きましょう。


ikseitai at 20:16|PermalinkComments(0)