前回の記事のコメント)

22. ななしー 2019年04月22日 22:33
最近ファミ通調べで平成ナンバーワンゲームが発表されましたが、
平成が終わる前にエロゲナンバーワンタイトルを教えて下さい

え、何ですかこのコメントは。
エロゲって、あの18禁美少女アダルトゲームですよね?
人としての尊厳を捨てたような人間しかやらないゲームのことを、この僕に聞いているんですよね?

全く語りたくないし、語れる内容も無いですが、コメントで要望されては仕方がない。
僕はブログに書かれたコメントだけを心の支えとして生きているので、
浅学寡聞の身ではありますが、可能な限りお伝えしていこうと思います。

0000087295





【エロゲーとは何か】

僕は、エロゲーをやったことのない人間を軽蔑する。
人として最低限度の教育も受けられていない、人生破綻者であると言い切ろう。

まともな人間とは、エロゲーで情緒を育み、論理的思考を養い、そしてエロゲーで恋を知る。
人としての尊厳は、エロゲーによってのみ培われるのだ。

しかし、性欲処理だけを目的として、所謂「抜きゲー」のみをやる人間はそれよりも遥かに劣る。
エロゲーの持つ魅力の切れ端にしか執着しない異常者だ。ちんぽに思考を乗っ取られている。

エロゲーは人類の生み出した最高の発明であり、芸術と呼ぶに相応しいものだ。


僕は、エロゲーが最も優れた作品媒体であると信じている。

例えば、小説と比べてみよう。
小説は文字だけであるが、エロゲーには文字と絵もある。
情景をイメージをするのに、どちらが優れた媒体かは言うまでもないでしょう。

ならば、漫画と比べてみよう。
漫画は文字と絵だけであるが、エロゲーには文字と絵と音楽もある。
作品に没頭するのに、どちらが優れた媒体かは論ずるに値しないでしょう。

さすれば、アニメと比べてみてはどうか。
アニメは文字と絵と音楽と声があるが、エロゲーにはそれらに加えて進行を自在に操れる。
アニメのちんたらした展開が許せない時があるやろ?逆にもっとじっくり味わいたい時があるやろ?
それらを全て自分のクリックで調整することが出来るのだ。
どちらが優れた媒体かは、もはや語るまでもないでしょう。

最後に、ギャルゲーと比べてみてはどうだろう。
ギャルゲーもエロゲーも、主たるジャンルは等しくビジュアルノベルという様式。
ならばギャルゲーも、最も優れた作品媒体と言えるか?答えは否である。

エロゲーには、エロがある。
まあ僕はエロゲーにエロを求めない、エロシーンに入ったらctrlキー(たいていのエロゲーのスキップショートカットキー)を長押しするマンですが、それでもエロは必要。
いや、エロが必要と言うよりも、エロもグロをも受け入れる表現の幅の広がりが必要なのだ。

コンピュータソフトウェア倫理機構(通称:ソフ倫)の審査以外、表現を妨げるものはない。
表現の自由が確保された商業媒体であると言えましょう。


そんなエロゲーを通じて、僕は青春を味わった。
ドブ川もかくやという穢れに塗れた僕の人生は、エロゲーによって清涼たる輝きを取り戻した。

誇張などではない。
僕が今のうのうと生きていられるのも、エロゲーによる青春が胸に秘められているからである。
仮にエロゲーに出会っていなければ、世のリア充と呼ばれる存在と自らを比較し、
劣等感に苛まされ続け、とうに自死を選択していただろう。

僕の生きる支えとなり、糧となり、人生の大切な思い出となった。
標題の答えは、皆さんもうお分かりでしょう。

エロゲーとは何か。

エロゲーとは、青春である。



【童貞が選ぶ、後世に伝えるべきエロゲー】

コメントでは「ナンバーワンエロゲーを教えて欲しい」とのことでしたが、
当然ながら一つに絞ることなど出来るはずがありません。

ナンバーワンと選ぶということは、それ以外のエロゲーを全て切り捨てる行為である。
これまでプレイした作品の一つ一つが、今の僕を作り上げているのだ。
名作も駄作も、全てが僕の血となり肉となっているのだ。

出来ることならばその全てを紹介したいが、そうするととても平成中に終わる気がしない。
よってここは涙を飲んで、自信を持って僕の青春であると言えるゲームの紹介に留めることにします。


・つよきす(きゃんでぃそふと)

digib_0034pl
よって初手つよきす。
パロディばかりが語られてしまうこの作品ですが、正直それ以外の部分も傑作だと思います。

ストーリーは王道を行く、オーソドックスな学園物。
しかし、笑える展開は死ぬほど笑える。熱い展開はしっかりと熱い。
この基本を、ここまで忠実に描いた作品があっただろうか。

キャラも「強気っ娘」がメインテーマとなっていますが、
誰もが異なるニュアンスでのキャラ立ちが素晴らしい。
ドタバタ学園劇の金字塔ここにあり。

ちなみに、タイトルを逆から読むと「好きよっ」になるぞ!!(十数年前に聞き飽きたトリビア)



・スマガ(Nitroplus)

hobc_0508pl
お次はセカイ系の金字塔こと、スマガをば。
セカイ系はエロゲーのジャンルとして、一時期雨後の筍が如く湧いていた気がしますが、
その到達点がこの作品であることは疑いようのない事実。

主人公が死に続けては、より良い未来を目指し続ける展開。
先が読めずにドキドキしながらプレイし続け、広げられ続けた風呂敷が丁寧に畳まれて、
セカイの真実である結末に辿り着いた時の達成感は、感無量と言うほかない。

これ以上は何を話してもネタバレになる気しかしないため、ここまでにしておきます。
こういうネタバレを秘めて紹介する悦び。堪らないっすよね。



・夏空カナタ(ゆずソフト)

russ_0132pl
せっかくなので、セカイ系からもう一つだけ紹介させて頂きたい。
ゆずソフトの個人的傑作、夏空カナタです。

通年真夏の不思議な島で起こる、三日しか記憶が持たない少女(真ん中)との出会い。

正直この作品は、これまでの作品と違って万人受けはしていない。
シナリオの荒削り感は否めないと言うか、特にキャラ個別シナリオに致命的な欠陥がある。
(右の茶髪の幼馴染ルート。何故か突然カードバトルが始まってしまう。)

それでも、それでもなお!僕はこの作品を褒めたい!!
時には荒削りだからこその良さもあるのだ。駆け抜けるような伏線貼りと回収に酔いしれろ。



・そして明日の世界よりー(etude)

qual_0014pl
もう一つ、もう一つだけセカイ系に近い作品を紹介させて欲しい!!
一時期はプレミア付いてたっぽいけども、DMMでも配信されたためか今や値段も落ち着いてますね。

ストーリーは、数日後に隕石が落ちて地球が崩壊してしまう世界。
当然主人公は世界を救う力など持っているはずもないので、田舎の島でひっそりと終わりを待つ。
壮大な世界観にそぐわぬちっぽけな主人公の願い。人の営み。
終末を題材にして編み出された綺麗な物語。(なんか批評空間のレビューっぽくなってしまった)



・こなたよりかなたまで(F&C)

fanc_0018head
生死を題材にした作品の流れで、こちらも紹介してしまおう。

ここから見える明日を追いかけていたい
平凡だって、汚れてたって、他にはない(OP:「Imaginary Affair」より)

主人公は、余命幾ばくもない末期ガン患者。
幼馴染(真ん中の茶髪)にも病状を隠しながら、どこか達観して来る日を待ち続ける中、
現れたのは永遠の命を持つ吸血鬼(右の金髪)。

生とは何か。死とは何か。
当たり前の日常を美しさを思い返す、君の人生の一助となるだろう。



・車輪の国、向日葵の少女(あかべぇそふとつぅ)

akbs_0004pl
ここらで厨二病成分も補給しておこうではないか。
不朽の名作とはこの作品のためにある。あんたもそう思うだろ?

罪を犯した者は、「恋愛出来ない義務」「大人になれない義務」などの義務を強いられる世界。
主人公はそれらを管理する「特別高等人」を目指す。
このワードだけでも厨二心がビンビンにくすぐられてしまう。堪らねえぜ。
何より、ヒロインよりも魅力的なのが主人公の上司である「とっつあん」。

「言われたことしかできない人間を三流。」
「言われたことを上手にできる人間で、ようやく二流。」
「森田はいつになったら一流になるんだ?」

法月将臣の名言集が発刊されれば、たちまちベストセラーになることでしょう。



・To Heart2(Leaf)

aquap_0012pl
不朽の名作と言えば、やはりこちらも外せはしないでしょう。

君は東鳩2で誰が好きだ?
妹のような可愛さのこのみか?おっぱいの大きいたま姉か?それとも不思議系少女のるーこか?

僕はいいんちょです!!!!!いいんちょが大好きです!!!!!
女性が苦手な主人公と男性が苦手ないいんちょが、互いに特訓する内に距離が縮まっていく感覚。
胸が苦しなるわ。キュンキュンするわ。こんなのはもうセックスだ。(セックスもします)

もはや全人類の教科書。義務教育。
人に恋愛体験を語る時には、まずToHeart2の話から始めろ。



・水夏+(CIRCLE)

hobe_0153pl
エロゲとは青春であり、青春とは夏である。
よってエロゲ界隈では夏を舞台としたゲーム(通称夏ゲー)が数多くありますが、
その中でも敢えて選ぶとすれば、僕は悩みに悩んだ後にこれを提示しよう。

どんな季節にやろうが、世界観とBGMで完全に夏の世界にどっぷり浸れる。
夏らしい明るさだけではなく、不可思議なホラー要素も多々にある。
この独特な雰囲気が夏である。日本のド田舎の夏が、このゲームに凝縮されている。

そして最後に、ゲームの佳境に流れるノスタルジックで物悲しいBGM「夏の終わりに」。
この曲が流れると、もう夏が終わると思うのです。(冬にやっても)
夏ゲーを夏を感じさせる作品という定義付けをするのなら、僕はこれに比類するものを知らない。



・ゆのはな(PULLTOP)

will_0156pl
夏ゲーを紹介したらば、当然次は冬ゲーを紹介しなければならない。
よって最後にお示しするは、世界に誇る神ゲー「ゆのはな」です。

バイクで旅する主人公が事故で社(やしろ)を壊し、少女の姿をした神様から再建を命じられる。
再建費用をひたすらバイトで貯める、主人公のひたむきな姿と町の住人とのふれあい。

雪原を照らす日だまりのような、暖かく穏やかなストーリー。
こんなにも素敵なお話を、「エロゲ」というジャンルだけで一括りにされるべきではない。
もっと高尚な何かだ。人生の指針だ。優しさの具現化だ。


PULLTOP信者の僕は、本来ならこのメーカーだけであと3作は紹介したかったけれど、
せっかく他の作品もメーカー毎に1作品だけでとどめたので、今回はここまでにしようと思います。

それでは皆様、良き人生(エロゲライフ)を。

~ 完 ~



<バナー>

バナー1
冷静に考えて、「平成が終わるからエロゲー紹介します」とか日本国への冒涜では?