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110 名無しさん@おーぷん sage 2015/10/31(土)04:16:52 ID:R8A
広告代理店の営業をしているのだけれど、
とても優しいクライアントさん(アラフォーの女性)がいる。

未経験だったわたしに代理店としての仕事のやり方を教えてくれ、
ミスしても優しく、私の上司が来た時はびっくりするぐらい私を褒めちぎる。
何より、クライアントさんにやりたいことが出来たら、
ペーペーの私に相談してくれる。

「どうしてそんなに優しいのですか?」

と聞いたら、そのわけが素敵だった。

クライアントさんはむかし今とは違う会社にいて、その時自分を
担当をしていた、広告代理店の営業マンの事が好きだった。
営業マンが自分の事を好きなのも薄々感じていた。

ただ、その人は一生懸命ではあったのものの、
仕事はイマイチだったから(予算の都合ももちろんあったのだけれど)、
色んな仕事を適材適所回し、効率よく仕事をして、、
恋愛と仕事は別と、その人の上司に駄目だしをする事もあった。

2年ぐらいたって、営業マンが異動で自分の担当から外れる事になって、
クライアントさんは告白した。

でも、営業マンから返って来た言葉はNO。

「僕も、貴方のことが好きです。
 でも、貴方が色んな所に仕事を振るので、
 僕は会社から評価されませんでした。
 だから、お付き合いすることは無理です」

クライアントさんは、その時初めて自分の仕事が何であったかに気付いた。
それは、ただ効率よく回すことじゃなくて、
『営業マンを使って、効率よく回すこと』だった。

クライアントさんはその会社を辞めた。

「○○ちゃん(私)が私のために精一杯やってくれるから、
 私は、○○ちゃんを出世させないといけないのよ。
 だから、良さそうなのがあったらどんどん提案してね。
 がんばって決済をとるから。あ、でも時々予算で無理いうかも♪」

私も、クライアントさんの思いを形にして、
クライアントさんを出世させなければと思いました。


111 名無しさん@おーぷん sage 2015/10/31(土)04:17:19 ID:R8A
ちなみにクライアントさんは、転職し今の会社に入り、
営業マンをコンペに参加させ、ゴミみたいな提案を一からやり直させ、
年間の施策を勝ち取らせた。

そのあと、営業マンはちゃんとクライアントさんに告白して、
(嬉しくて涙が止まらなかったらしい)2人は結婚した。

「営業はクライアントを好きでいればいい」

という上司は、昔そんな経緯があったんだなーと、なんだか感慨深い。


【 A D 】


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