記事元:チラシの裏@おーぷん 【2枚目】
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326 名無しさん@おーぷん 2016/01/17(日)12:44:02 ID:RhA
遠方に住む叔母が急逝しました。

突然のことで、残された叔父、いとこ2人(高校生と中学生)は呆然とする
ばかりで、叔母の姉である母が飛んで行って、色々手配することになりました。

葬儀社では、故人の生前の社会的地位や立場で弔問客の人数を
見積もってお葬式の規模を決めてくれるそうで、40代で、出身地から遠く離れた
場所に住む専業主婦ならこのくらい、ということでお葬式を出しました。

ところが、弔問客が葬儀社の見積もりよりずいぶん多いのです。

主な弔問客は、親戚、叔母の友人、叔父の仕事関係、いとこの学校関係なのですが、
どれにも当てはまらない子供や若い人たちが何人も来ている。
しかもその人たちは全員、立っているのもやっとなほど号泣している。

叔母と叔父は、養育里親というのをやっていたそうです。
家庭に恵まれない子供たちを、数日から数カ月、あるいは数年、預かるものです。
号泣していたのは、そうやって叔母叔父に育てられた人たちでした。

いとこに聞いてみると、自分たちが幼い頃からいつも誰か、そういう子供たちがいたそうです。
それが普通と思っていたので、特にいさかいもなく、きょうだいのように育ったと。
しかし人に言いふらすものではないと言い聞かされていて、叔母の姉である母も知らなかったのです。
子供たちは、もう大人になった人もいましたが、みな叔母を慕って連絡を取り合っていて、
ずっと大切に思っていてくれたそうです。

叔父は普通の会社員で、叔母も普通の主婦で、特にお金持ちでも
広い家に住んでいたわけでもありません。叔母は優しくてちょっと少女趣味で、
バラの花を育てるのが上手で、庭は丹精込めたバラが咲いていました。
天使は実在するけれど、人間界には長くいられないのだな、と思いました。

叔父もいとこ2人も優しい人です。みんな幸せになってほしい。
叔母がどれほど無念だったかは考えたくない。


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