記事元:今までにあった修羅場を語れ【その25】
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380 名無しさん@おーぷん sage 2018/04/15(日)11:18:38 ID:rBx
もう時効と思えるくらい昔の話。

上司が仕事中に帽子をかぶるようになった。
結構テッペン来てたんでハゲ隠しかな~とか思ってた。

スーツに帽子でデスクワークしてんのはちょっと変だったが
デリケートな問題ゆえ誰も口出しできんかった。
帽子が何回か変わり、すっぽりかぶるニット帽みたいなやつになった。
耳まで隠れるやつ。

上司は机の周りにサプリメントの瓶を沢山置くようになった。

私物持ち込みに寛容な会社だったし、健康に気をつかってんだなとしか
思わんかった。

その頃、上司が離婚するとかいう噂が聞こえて来た。

社内不倫してる?という噂も流れ出した。

「女ができたからハゲを気にするようになり、健康を気遣うようになったのか?」

と思った。

ある日、その上司が業務中に立ち上がって、新卒で入ったばかりのA子に
つかつか歩み寄りA子を突然突き飛ばした。

A子は椅子から落ち、課内全員が唖然とした。

上司はA子を靴の爪先でツンツンしながら

「ナントカ線(忘れた)が繋がっているのに
 これじゃキミと結婚できないじゃないか~ん~?」

え?不倫相手はA子?と思ったが、上司は次に中堅のB子を振り返って

「キミがいるからA子とのナントカ線の受信感度がどうのこうの」

怒鳴り出した。

あっこれマズいやつや、と気づき、数人の社員で上司を止め、
まあまあとなだめながら廊下に連れだした。

もうおわかりと思うが、上司は統失だった。

帽子はナントカ線を妨害する電波を遮断する装置らしい。
サプリメントの瓶はATフィールドみたいなバリアを作っていた。

上司とA子はナントカ線で繋がっていてテレパシーで会話できて
愛し合っているという妄想だった。

B子は上司を愛していて、A子との仲を裂こうとしている設定もあった。

なんやかんやあって上司は休職し辞めたが、A子とB子が怖がって
上司が休職中に退職してしまい、一気に三人を失った課内は繁忙期より忙しくなり
そっちはそっちで修羅場だった。



電波女と青春男 第1章 「宇宙人の都会」

電波妻

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