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自転車ツーリングにフロントバッグって便利なのかどうか、北海道一周ツーリングで使ってみた感想を含めて書いています。

正直フロントバッグって最初は見た目がカッコ悪くなるので微妙かなーなんて思ってました。
とは言いつつも私の場合一眼レフのカメラが収納できるというのは便利そう、という理由で購入してみました。

で、約50日間の北海道ツーリングで早速使ってみたんですが、いやはやこれがめちゃくちゃ便利です。
ハッキリ言って一度使ってしまったら、もうフロントバッグ無しで長期の自転車ツーリングに行くのは考えられない!と言うのはちょっと言い過ぎかもしれませんが、いやしかし本当にそれくらい便利です。

まず私が今回北海道で使用したフロントバッグはTOPEAKのツアーガイドハンドルバーバッグDXという自転車用フロントバッグです。
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このバッグを選んだ理由は自転車用フロントバッグの中では最大級のサイズを誇るバッグだったからです。
と言うのも私の持っている一眼レフカメラ(PENTAX K-5Ⅱs+DA★16-50AW)はレンズのせいでかなり大きいんですね。
このカメラが入らないとフロントバッグを買う意味が無いと言う事でこのバッグを選びました。
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北海道一周自転車ツーリング持ち物まとめ自転車ツーリング用バッグについてという記事の中でも書いていますが一眼レフカメラが余裕で入ります。
さらにバッグの中は厚手のクッション生地で覆われていますのでカメラをそのまま収納しても問題ないです。
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標準で付属しているマップケースの中にはツーリング中に買ったステッカーやフェリーの乗船券等のちょっとした思い出の品々を入れておく場所として便利でした。
さらにバッグの前部分に付いているポケット(TOPEAKのロゴが付いている部分)もそこそこ収納量があるので、ちょっとした小物を入れておけます。
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なにより便利だったのがちょっと自転車から離れる時に上の画像のようフロントバッグだけを取り外して気軽に持ち運べるという点です。
ですので財布や携帯電話やカメラ等の貴重品をこのバッグにまとめておけば貴重品は一緒に持ち運べるので安心です。

そして以前の記事でも書いていた「カメラを持って自転車ツーリングに行ったは良いけど、カメラを取り出すのが面倒くさいから結局スマホでパシャパシャ」という事が本当に無くなりました。
「あっ良い景色だ」と思ったら自転車に跨ったまま素早くカメラを取り出せますので撮影枚数は嫌でも増えます。 
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またドロップハンドル装着車の場合、フロントバッグ購入時に気になる点としてはバッグとハンドルとのクリアランスです。
上の画像のハンドルは420mm幅という事でかなり余裕があります。
恐らくではありますがこのフロントバッグは一般的な400mm幅のドロップハンドルでも特に問題無く使用できる横幅かと思います。

という事で良い事尽くしなこのバッグですが弱点もあります。
それは防水ではないという事です。
標準でレインカバーが付属しているのですが、そのレインカバーの防水性もそこまで信用出来ないんですね。
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上の画像にある黄色いカバーが標準付属のレインカバー。

長時間雨の中を走っているとレインカバーの中にまで水が少しづつ滲んでしまってマップケースに挟んでいたマップルやスマホが少し湿ったりしていました。
またレインカバーといえども当然バッグの全てを覆う訳ではないので、そうしたレインカバーがカバーできていない隙間から雨水がバッグの内部に直接侵入する事もありました。 

バッグに入れているカメラはレンズも含めて防水なので最悪水が入ってこようが大丈夫ですが、バッグ内のモバイルバッテリーが少し濡れていたのは少し焦りました。
しかしその日はそこそこ雨が強く降っている日でしたので、完全防水でないこのバッグの性質上仕方ないかと思います。

そんな感じで弱点もありますがこのフロントバッグは便利じゃー!と思っていたのですが、残念な事に今回この記事で私が紹介しているツアーガイドハンドルバーバッグDXは北海道ツーリング中にちょっと壊れてしまってたんですね。

ハンドル部分とバッグを繋ぐアタッチメントがあり、バッグ側のアタッチメントはバッグの背中部分に入っている樹脂プレートにボルトで固定されています。
そのプレートが一部割れてしまっており、そのせいでバッグが少し下方に垂れるような感じになってしまったのです。

ツーリング途中からなんとなくバッグが下がっているような気がして何度かハンドル側のアタッチメントを上向きに調整したりしていたんですが、何度やっても治らなかったのはこのせいだったのですね。
ただこの製品の名誉の為にも書かせてもらいますが、このプレート割れに関しては品質的な問題ではなく私が完全に耐荷重をオーバーして使用していたのが原因です。

私が北海道ツーリング中にこのバッグに入れていたのは…

・一眼レフカメラ
・モバイルバッテリー3個
・Gopro用バッテリー4個
・Goproバッテリー充電器
・スマホ
・財布
・ツーリングマップル
・その他小物多数

はい、全ての重量を計った訳ではありませんが確実に5kg以上あります。
このバッグの耐荷重はメーカーHPでは3.5kgで商品付属のタグには5kgとなっている謎仕様ですが、どちらにせよ完全にオーバーしている状態で使用しておりました。
ですので普通に耐荷重を守って使用する分には問題無いと思います。

ちなみに割れてしまった樹脂プレートを厚めのアルミ板か何かで代用すればまた問題無く使用できるようになると思います。 

じゃあ修理して次回のツーリングにも使用するかなーとも思ったんですが、けっこう悩んでいます。
いやどちらにせよこのバッグは修理して使えるようにはするんですが、どうせなら他のフロントバッグも使ってみたいなーとも思うんですよね。

欲しいなと考えているのは…
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キングオブツーリングバッグメーカーORTLIEBのフロントバッグアルティメイト6です。
パニアバッグ同様フロントバッグとしても定番中の定番でしょう。

この商品はツアーガイドハンドルバーバッグDXとは違い完全防水です。
北海道ツーリングで初めてORTLIEBのバックローラーを使用して、やはり防水バッグは良いなと再認識したのもこの商品を購入しようか悩んでいる理由です。

このバッグはLとMの2サイズ用意されていて私はどうせならLサイズを欲しいなーと思っています。
ちなみにLとMで寸法の違いは奥行きのみで横幅と高さはLもMも同じというのはさすがORTLIEB!と思いました。

横幅が変わるとドロップハンドルの場合干渉する可能性が出てきますし、高さが変わるとライトの取り付け位置に影響します。
ですので一番邪魔にならない奥行きのみでサイズを変化させるというのはフロントバッグ購入を悩む人間からすると頭良いねと思います。

さらにこのバッグの開閉は防水チャック等ではなくマグネットが付いただけの蓋をパカパカと開け閉めするだけのシンプル設計です。
長期のツーリングを想定するとこのシステムはシンプルではありますが理想的だなと思います。
例えばチャックって普通に使ってる分には便利というか普通に問題ないんですが壊れる時は簡単に壊れます。

普通のチャックでも壊れる可能性は少なからずあるんですが、特に防水チャックなんてすぐに噛み込んでしまったりしてイライラする事が多いですからね…
フロントバッグのチャックが壊れてしまうととても不便になるのは明らかです。
長期のツーリング中はそうした些細なリスクでも少しでも減らす事が理想だと私は考えておりますので、このシンプル設計には惹かれます。

このフロントバッグのネックとしては価格が高い!と言う事です。
Mサイズでも単純にツアーガイドハンドルバーバッグDXの倍近くの値段がします。
さらにこのアルティメイト6はツアーガイドハンドルバーバッグDXと違って中が厚手の生地になっていないので、そのまま剥き出しでカメラを放り込むのはどうなのかなーと思います。 

別途ORTLIEB純正のカメラインサート(バッグの中に入れる中敷きみたいなの)も用意されていたりするんですが、当然そいつも良い値段します。
マップケースも別売りになっていて、フロントバッグ・カメラインサート・マップケースを現時点での定価で揃えると2万円近くになります。

まあ私の場合マップケースはあれば便利ですが別途購入してまでは特に必要ありませんし、カメラインサートもORTLIEB純正ではなくともカメラの小物パーツ等を販売しているハクバ製の汎用インサートでも買えばいくらか節約できるだろうと考えています。 

ちなみに防水仕様のフロントバッグは他メーカーからも販売されています。
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例えばTOPEAKのHandleBar Dry Bagです。
これは完全防水バッグですが価格は現状8,000円程度でORTLIEBのアルティメイト6と比べると非常に安く魅力的です。
容量も7.5リッターですのでツアーガイドハンドルバーバッグDXの7.7リッターと比べても遜色ありません。
画像にあるようにマップケースも標準で付属しております。

ただ私がネックかなーと感じるのはこのバッグは上の画像を見ていただければ分かるかもしれませんが、ロールクロージャーシステムが採用されている点です。 
ロールクロージャーシステムというのは防水バッグに多く採用されているバッグの開口部をクルクルと巻いて閉めるシステムで、私が使っているORTLIEBのパニアバッグもこのシステムが採用されています。

フロントバッグはパニアバッグと違って開け閉めする頻度が多くなりがちです。
ロールクロージャーだと面倒くさいんじゃない?と思ってしまうんですね。
カメラや財布を取り出す度にクルクルするのはチャックタイプや、ORTLIEBのマグネットタイプに比べるとどうしても不便だと思います。

モンベルが販売している防水フロントバッグもこのロールクロージャーシステムが採用されているので、同じ理由で微妙だなあと考えます。

他にもあまり聞いた事の無いメーカーからも防水フロントバッグはけっこう出ているんですが、フロントバッグにおいて重要な点は、バッグ本体は当然ですが、ハンドルとバッグを繋ぐアタッチメント(マウント部分)もとても重要です。 
この部分が弱いと最悪ツーリング中にポロリと折れてしまう可能性もある訳です。 

フロントバッグは基本的に財布や携帯電話等の貴重品や高価な物を預けるバッグになりますので、価格も大事ではありますがやはり品質・信頼性も重視したい所です。
私のように一眼レフカメラのような重量がある物を入れるともなればバッグ自体だけでなくアタッチメントの耐久性もしっかりしている物を選びたいです。

まあそんな感じで考えていくと私個人的にはやはり信頼できるORTLIEBのアルティメイト6のLサイズが良いかなーと考えます。
ただ防水性にそこまで拘らない、もしくは天気の良い日にカメラを持ってツーリング行きたい!と考える方でしたら私が北海道で使用したTOPEAKのツアーガイドハンドルバーバッグDXを断然オススメします!
価格もそこまで高くなく、容量も大きく、突然の雨にもレインカバーでとりあえず対応できます。

という感じで自転車用フロントバッグ購入を悩んでいる人の参考になればと思い、振り返りも含めて書かせてもらいました。
それでは皆さんが良いフロントバッグに出会えますように。