アダルトチルドレンな日々

私は母親から愛されない娘でした。 私は父親から愛されない娘でした。 親から受けた心の傷を整理してみたいと思います。 記事は時系列を意識していません。 カテゴリ別にお読み頂けるとわかりやすいかも、です。 まずはカテゴリ一番上の「各カテゴリについての説明」からどうぞ。

2013年01月

離婚できないなら愚痴を言うな

ある時期まで、私は母親

(ここでこの母親という呼称について一言。。。最近「父と母はいても本当の意味で父親と母親はいない」という記事を読んだ。要は生物学上の父と母には誰でもなれるが親になるのは難しいという意味の内容。まさにそうなのだが、私の感覚は真逆。あの女のことを、「母」と呼ぶよりもまだ「母親」とした方がましなのだ。「母」とすると、いかにも親子の情愛に満ちた感じがして私にはそぐわない。何だかゾワゾワする。「母・親」と、親をくっつけた方が、あれは一応生物学の親だよ、という一歩引いた感じがして収まりがいい。もちろん「父・親」の方も同じ)

が、父親と離婚して、母と私、弟の三人で暮らせればいいと願っていた。

まず父親のことは大嫌いでずっと口も聞いていなかったし、そんな状態だから同じ家に暮らすのがとても気まずかった。
母親は、星の数ほど「離婚」を口にしていたし、
そんなに嫌なら離婚してほしい、お願いだから離婚して、と口にもしていた。

しかし結局あの女は離婚しなかった。
お決まりの「子どものため」と言って。

離婚したらいい、という私に
「そんなこと言ったってあんた。簡単に離婚なんかできないのっ!」
(だったら自分が離婚離婚言うな!!)

「あんたたちが結婚する時だって父親がいなかったら・・・ど-たらこ-たら」
(今更そんなの関係ない。口も聞かない父親なんかいたって害にしかならない)

「あんたたちがいなかったら、とっくに別れてるから!」
(子供のせいにするな。こっちが別れないでと頼んでいるならわかるが、別れてよと言ってるんだから
望み通りじゃないのか??)

違う。
あの男と別れなかったのは、私ら子供のせいじゃない。
世間体だか身体の問題だか知らないが、あの女が単に離婚に踏み切れなかっただけの話。
私相手に愚痴をこぼして気を紛らわしていただけのこと。

離婚できないなら、子供に夫の愚痴を聞かせるな。離婚したいしたいと言うな。
子供は本気にするんだよ。

子供に夫の愚痴を垂れ流して、子供を夫婦関係に巻き込むなら、
実際に離婚しろ。
どちらかにしろ。
子供の心をどれだけかき回したのか、あの女がいつか自覚する日はくるのだろうか

女の性器は汚い

母親は、嫁として父親の両親を看取った。
そのことだけを取れば、立派なのだろう。
しかしそのことについても、私には愚痴を垂れ流した。

年寄り二人の下の世話について。
「おじいちゃんは男だから楽だった。
それに比べておばあちゃんは大変。
男はおちんちんを持ってササッと拭くだけでいいけど、
女は、べっちょ(汚い言葉ですね。本当に下品です。あの女はよくこの言葉を使っていた)
の奥まで入り込むからね。
女のあそこは臭いもすごいし。
女のは大変」

このような意味のことを何度聞かされたことだろうか。

不思議なのは、あの女も当然ながら、その下の世話が大変な方の「女」であるわけで。
その性器をもっているわけで。
女の性器は汚い。
女の性器は臭いもひどく、下の世話が大変。
このようなことを子供だった娘の私に刷り込んで(大人になってからならまだしも)
何を私にわかってほしかったのか。
何がしたかったのか。
理解できない。

あの女の頭には、これっぽっちも「自分もいつか介護される立場になる」という
考えはなかったのだろうか。
想像力の欠如した、ただのバカとしか言いようがない。

それともあの女は、私のことは何を言っても適当に取捨選択して聞いてくれる、
ものわかりのいい人間だとでも思っていたのか。

私は「女の性器は臭いがひどいし、奥まで汚物が入り込んで汚いもの」という
イメ−ジが頭に刷り込まれている。
そんな娘がどうして、女である母親の介護、下の世話ができようか。

別に、娘に下の世話をしてもらうことを期待するような親がいいというわけではないが、
普通はね、
将来、その可能性もあるかもしれない、と思えば、こんなマイナスイメ−ジを与えることを
わざわざ子供に言わないのではないだろうか。
そういうことに思いをめぐらす配慮もなく、
今、この時だけの感情のみで生きている。

頭が悪すぎる。低能過ぎる。
私は女の下の世話は絶対にできない。
livedoor プロフィール

青葉 緑(あおば∴みどり)

親との関係は、私にとって最大の課題となっています。この課題を自分の中で整理するために、作ったブログです。「いい年して、いつまでも親の悪口いうなんてみっともない」「育ててくれたことに変わりはないのに、被害妄想だ」「大したことないじゃない。私のほうがもっとひどい目にあった」……などと思われた方、どうぞご容赦下さいませ。

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