今まで私は、女友達とのランチをすることが趣味と言っていいほど好きだった
お金がなくても疲れていても、ランチに誘われれば必ず行った。
店に入って何時間もおしゃべりする時間が大好きで、それがストレス解消になっていたからだ
自分の人生には「女友達とのおしゃべりの時間が欠かせない」と心から思っていた
・・・はずだった。しかし!

ここ最近、微妙にその気持ちが変わってきていた
あんなに楽しかったはずの女友達とのランチが、どうも楽しくない
おかしいなあ、と思いながらも、まあ一時的なものだろうと考えていたが、どうやら違うようだ。
正直言って今はそのランチが苦痛になっている。

理由その一【お店選び】
店を決める作業が心から面倒くさい

基本相手任せの人・・・「どこに行く?」「どこでもいいよ」「私もどこでもいいよ」「どうする?」永遠このループ。
私自身、若い頃みたいに「今度はこの店に行きたい!」とか「新しい店を開拓したい!」とかのワクワク感がもう一切なくなっているので、本当に言葉通り「どこでもいい」のであるし、
いつもいつもこっちが頭をフル回転させて「じゃあ、あそこにしようか?」などとお伺いをたてながら店を決めなくちゃ物事が先に進まないのは非常に疲れる。
たまにはあんたが決めてよ、ほんとにどこでもいいんだからさ、と言いたくなる。

自分では積極的に店を決めないくせに、こっちが提案するとグズグズ言う人・・・私は女友達とのランチでは「美味しいものを食べる」ことにさほどこだわりをもっていない。
要はサイゼリアでも大戸屋でもなんでもよく、何か適当に食べたり飲んだりしながらゆっくりできて、楽しくおしゃべりができればいい、と思うクチである
私の場合、ランチの最大の目的が「食べること」ではなく、「おしゃべりしながら楽しい時間を共有する」ということなのだ。
でも中には、私とは真逆で「美味しいものを食べる」ということを最重視するタイプの人がいる。
別にそれはそれでいい。
そんなに味にこだわりがあるのだったら、自分で店を決めてほしいのに、この人はなぜだかそうしない。
こっちの提案には「そこって、おいしいの・・・?」と不満げな顔で言ってくる。
そしてグズグズグズグズ。良いのか悪いのかはっきりしない。
あー面倒くさい。
(だったら自分で決めろや!)
ある時私は「今日は何があっても絶対に自分からは店を決めないぞ!」と固く決心して、その通りに実行したことがある。
相手のいつもの「どうする?」攻撃には、「どうする?」と質問で返し、絶対に「あそこは?」などと提案しない。
「じゃあとりあえず歩いてみる?」
と言って相手が歩き出すのに合わせ、私もひたすら歩き続けたことがある
途中、面倒でよほど「もうここにしよう」と言いそうになったが、意地でもそうしなかった
一時間近くもウロウロして、結局駅から遠く離れたところにある大戸屋に入ったんだっけな(笑)
この時のメンバーは、この人と私ともう一人(←コイツは基本相手任せタイプ)の三人。
いい年したババア三人が店一つ決めるのに(決められず)、暑い中何十分もただ歩き続けて、全くばかみたいだった。
まあ自分でも意地が悪いと思うけど、もうこの人らに対しては、店の良し悪しの責任を自分一人が負うのはまっぴらだ、という気持ちだったのだ

「ここに行きたい」といつも決めてくれる人・・・彼女が明確な意思の上でテキパキ店を決めるので、私は彼女が行きたいなら・・・と、彼女を立てるつもりでいつも従っていた。
しかしある時、「たまにはそっちが決めなさいよ、何で私ばっかり!」みたいな感じのことを言われて、(ああそうか)と思い、意識的に私の方から「ここにしよう」と言うようになった
でも私としては「ここに行きたい」という彼女の希望に合わせていたつもりで、負担をかけていたという気持ちは一切なかったので、女同士は本当に難しいなあ、と思った。
相手がどうしようと迷っているのに、こっちも一緒になってグズグズ決めないでいるわけではなくて、いつもテキパキと店を決めてくるので、むしろ自分を抑えて相手に譲っていたつもりだったのに
そう考えたら、上に書いた「基本相手任せの人」も、もしかしたらこの時の私と同じように、自分を引いて相手の好みに合わせようとしているつもりなのかもしれない・・・
ああ。どちらにしても面倒くさい!!!


それに、物理的な問題として、良いお店があまりないのだ
スペースが狭くて隣の席が近すぎるのは嫌だし、
(話が丸聞こえだし、お互いに話し声がうるさくて苦痛)
座りづらいカウンター席しかなかったり、
昭和時代にあった、ゆったりしたソファ席の喫茶店なんて最近は、とんと見ない
また店内の音楽がうるさいのも嫌だ
店員さんが皆若くて、俺&私ってカッコイイでしょ的な感じの人ばかりの店も疲れる
店の方針なのか、やたら「いらっしゃいませ」「お帰りです」の声が大きくてうるさいのも嫌
後は椅子を引く時のギーギー音が耳についたり、
これは私だけだろうか。年と共に、周囲の雑音がものすごく気になるようになった。
回りの話し声や、アナウンスの声などがうるさいと、気になって気になって会話に集中できなくなってしまい、ストレスを感じるのだ。
どうしてなのかな。昔はきっとそんなことはなかったのだろう・・・・

また最近は2時頃に一旦クローズするお店が多い
昔はいちいち閉めないで、アイドルタイムをやってたのに
一日通しでやっているお店自体がなかなかなくて、仕事の日は店の選択が難しい


(ランチ卒業の話題は次回に続く)