自分を苦しめる親とは離れなさい、と言う。自分の心を守るために距離を置きなさい、と。
私もそうした
でもその代わりにあの女のそばには弟とその家族がべったりいる
この現状が、私の心の中に澱みとなってたまっている。
この気持ちはどうしてなのか

あの女が、私が寄り付かなくても何一つ困らずに、一人ぼっちになることもなく、息子家族に囲まれて
暮らしていることが許せない
あんなにひどい親だったのだから、報いを受けて老後は一人ぼっちで寂しく暮らすことになればいいのに
そうではない
たぶんそこが憎たらしいのだろう
心の奥にあるこのような猛毒は、誰にも言えない。
私の心の中だけの話だ。

私に寂しさだけを与えた親だったのだから、同じ目にあわせてやりたい
結局距離を置いたところで、相手には何もダメ−ジを与えられないことが悔しい
後から生まれた弟は私にとってはいつだって邪魔な存在で
でも親から見れば邪魔なのはこの私の方で

何て心が汚い人間なんだと自分でも思うが
だから私は弟夫婦が親の世話をしていたとしても、感謝とかそういう気持ちにはならないのだ
あの人らがいるせいで、私の気持ちが完結しないのだから
親と離れたことの目的が半分果たせないのだから
一人ぼっちの寂しさをあの親に経験させられないのだから

もし弟たちがいずに私だけならば、私はあの人を施設に入れる手続き含め、何もかもを自分の裁量でやりたい
弟夫婦に押し付けているような形は、本意ではないのだ。
ただ実際にあの人らが実家にいるのだから、そこに私が入り込んで何をするわけにもいかない。
自立して出て行けばいいのに
すべては私が悪者になるようにできている。
復讐が果たせないこの現状