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ワンダーランド

久しぶりに本をつくっております。
2006年6月の個展のとき以来ですので実に3年振り。
1998年より制作、その他もろもろにおいて大変お世話になっていた
ART BY XEROX、という組織の活動終結にあたり
井村のコピー本制作はコレが最終となるかと思われます。

XEROXのDocucentre500cpという機械で作っています。
コレの制作で初めて出会い、コレらも、コレもコレも、この機械で作ったものです。
肌のトップノート（っていうのかなぁ、一番明るい部分）がとばず、
割合、マット目でやわらかい印象になります。
印刷では出ない風合いです。
コピー時の音も感慨深く切なく聞こえるものです。

ピンスクラッチのオリジナルプリント（新作。ちっちゃいやつです。）入り、
限定88部、価格未定です。
どこぞでお目にかかれましたら光栄です。
勿論、井村只今現在最高傑作です。







このロゴも今では無味なデザインに変わってしまいましたね。

あ、本のタイトルはwonderlandといいます。
このブログやこのあたりの写真と、ピンスクラッチとが、
制作は平行しつつも、各々別々に在り、その説明が付かずにおりました。
この二者を結びつけたのがこのワンダーランドという語句でした。
ここでやっと一緒に出すことができそうになっています。

  

複線

  

黄緑

  

飛行

  

涙雨

  

俯瞰

  

紅

  

目

 

 

 

左目が激痛で開かなくなっておりました。
角膜に傷があるのらしいです。
点眼とお薬を続けて約24時間ぶりに
両目を開いております。
両目でものが見られるって奇跡。
世界が立体的に見えます。

  

明るい