May 02, 2016

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サンジェルマン大通りのシンボル的な、サンジェルマン・デ・プレを眺めつつ歩く。
途中、車両の入れないビュシ通りをまわった。
大勢の人が行き交っていて、カフェもたくさんあって、距離は短いけれど歩いていて楽しい通りだった。



サン・ミッシェル橋の南側のところに、川の縁に降りる階段があったのだけれど、そこの付近に異常な量の鳥が飛んでいた。
動画も撮りたかったけれど、あまりにも至近距離までくるので怖すぎて焦って数枚撮っただけ。ヒッチコックか!というくらいに鳥に襲われている感満載でした。。。





ようやくサント・シャペルに到着。わりと混んでいる。ミュージアム・パスは使えるけれど、防犯上プライオリティの入場は不可と説明が書いてあった。

私の前に大学の卒業旅行風の日本人男子4人グループが並んでいた。彼らはたぶんエッフェル塔の上でも会ったグループ。
耳に入ってくる彼らの会話を聞いていた。

「お前昨日見たバッグどーするの?」
「ヴィトンなー。アレよかったわー。欲しいけど親のカードだから一応ことわらないとマズイんだよな。でも言うとダメって言われそうだし」
「そんなの買ってから帰国してから謝ればいいじゃん。買っちゃえよ」
「そうだな〜。欲しいな〜」

友達無責任発言連発で面白い。みんな他人事すぎ。

その後、入場を待つ列の少し前にいるカップルの話題になる。このカップル、ほぼずっとキスをしている。
このカップルに限らず、パリで何かを待つ列に並んでいるカップルは、本当によくキスをする。それは私も思っていた。

ふいに一人の男の子が
「なんだよー。ベタベタしやがってー。こういうの取り締まった方がいいよなー。」
と言った。
他の男子も
「そーだよー、昼間からチューばっかりしてさー。見せられるこっちの身にもなれよな」
「人前でするなよなぁ」
などと、日本語だから伝わらないのをいいことにねたみまくる。
しばらくそんなことを言っていたあとに一人がボソッと

「いいな。。。うらやましいわ。」

と言うと、他の子も続いて
「ほんとだよ。俺もしたい。」
「いつからしてないかわかんない。うらやましい」

と言い出して、思わず吹き出しそうになった。
そこからは男子の下ネタトークに展開して、元カノとの過去の話やらなんやらになった。

Sainte chapelle(サント・シャペル)

ようやく順番が来て建物の中に入った。入ったところは1階。
あれ?思っていたよりも地味だなあと中をひとまわり。







すると上に上がる細い螺旋階段があった。ああ、ここを上るのね。
1階から2階といっても高さがずいぶんあるので、ぐるぐると階段を上る。
ようやく上の階に着いたところで、2階のフロアに出たとたん、目に飛び込んだ鮮やかなブルーに思わず
「わぁ〜」と感嘆の声をあげた。感動すると自然に声がでるもんです。



3方を囲む壁面がすべて細かいステンドグラスでできている。外の自然光が透けているのだけれど、本当に美しい光景で、しばらく周囲の壁を見上げたまま立ち尽くしてしまった。
瞬間的に気に入ってしまった場所。本当に訪れてよかった。





ひとつひとつすべて違う絵柄のステンドグラスで、それぞれがキリスト教徒に関するストーリーになっている。
他のお客さんがA3くらいある大きなクリアケースを手にしていたので、なんだろうと周囲を見回すと、内部の解説だった。フランス語、英語、日本語以外にもたぶん8か国語くらいは種類があったと思う。
日本語版を手にとってみた。

壁のステンドグラスと対比するように番号がつけられていて、それぞれのステンドグラスがどんなストーリーなのかという解説がついていた。

またたくさんのステンドグラスの中でも、特に重要なエピソードのステンドグラスがどこにあるのかや、ステンドグラスの作り方についても書かれていて、それを手にしながらゆっくりと見てまわったらとても楽しめた。

でも実際には、ステンドグラスはかなり高いところにあるので、絵柄の詳細を見分けるのは難しく、スマホのズームで何枚か撮影したけれど、それでもよくわからないものが多かった。











このバラ窓と呼ばれる、円形のステンドグラスもとても素敵だった。トランプのモチーフみたい。







もう一度来ることができるなら、快晴の日で、太陽が高い位置にある時間帯に訪れたい。
きっともっとステンドグラスがキラキラと輝くと思う。

内側から見るとあんなに素敵なステンドグラスも、外から見るとこんなに地味な壁面。








行ってよかったです。とても素敵な建築物でした。感動。

(17:24)

April 26, 2016

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下水道博物館を出て、また「改訂版 ガイドブックにないパリ案内 (FIGARO BOOKS)」で紹介されていたところを巡ります。

建築についてまったく詳しくないのだけれど、この本にはけっこう有名な建築家の建物の所在が紹介されています。
本の受け売りですが、その中のひとつ、ジュール・ラヴィロットの設計の建物。窓周りや柱などの装飾タイルは、この建物の所有者であった陶芸家ビゴの作品だそう。
この扉、女性器を表しているとも言われているのだとか。




そして同じくこの本に紹介されている袋小路の路地へ。
左側はジュール・ラヴィロットの設計の建物。


振り返るとエッフェル塔。


この近くだと紹介されていたビストロとレストランに行ってみたのだけれど、どちらも営業していなかった。

この後はサント・シャペルとノートルダム寺院に行く予定だったので、そちら方面に向かいながら歩いて散策することにした。

少し歩くと、人だかりで混雑していたお店があった。横からショーウィンドウをのぞいてみると、パンとケーキ類のお店だった。混雑していたけれど、少し待てば買えそうだったので、立ち寄ってみることにした。

大半の人は、円盤のような形のパンを買っていた。
でもそれはとても大きいので、やめておいて、丸いなぞのお菓子を買った。
でもこの時、とてもお腹が空いていたから、今思えばパンも買えばよかったなと思う。

Aux Merveilleux de Fred(オウ・メルヴェイユ・ドゥ・フレッド)



このケーキのようなのも、丸いお菓子の大きいバージョンらしい。


丸いお菓子は、大きいサイズと小さいサイズがあった。味は6種類。
しかし、何なのかよくわからないので、とりあえず小さいもののコーヒー味を1つ買ってみた。そのままでいいかと聞かれたので、すぐ食べるからそのままでOKと答えた。


食べてみると、中はサックサクのメレンゲでそこにコーヒーのクリームがのせてあるお菓子だった。
軽くて口に入れるとすっと溶けてなくなってしまう。甘さもきつくなくて、とても美味しいお菓子だった。


1.8ユーロ


私が店を出ると、さっきまでの混雑がウソのように人がひいていた。もう一つ食べたいと思ったけれど飲み物がないのは辛いのでやめておいた。でも、なんなら全種類食べてみたかったお菓子。おススメ。



このあたりに何かほかにお店はないかなと「テーマで選べる かんたん1日パリめぐり」をぱらぱらと見る。
するとすぐ近くにカヌレ屋さんがあったので立ち寄ってみることにした。

●LEMOINE (ルモワーヌ)

このお店はカヌレが有名らしいのだけれど、店内のメインはチョコレートでショコラトリーだった。こじんまりとしたお店。
カヌレは3種類ほどサイズがあり、1個売りから、12個セットまでいろいろあった。
日本人観光客が多いらしく、カヌレの12個セットには日本語で説明が書いてあり、賞味期限なども日本語で書かれていた。
私はひととおり店内を見て回ったのだけれど、あまりピンとこなかったので、せっかく来たし、カヌレを1つ買った。




店名不明。途中で通りかかったお店のショーウィンドウ。
パリで定番のお菓子パリブレストにサントノレ、モンブランなど。




そして次は、パティスリー。本で見たらとてもおいしそうだったので絶対寄ろうと決めていた。
Gateaux Thoumieux (ガトー・トゥーミュー)
このお店は、レストラン、ホテルも経営していてついにパティスリーもオープンしたという。
店内は白とパステルカラーのかわいらしい色合い。
ショーウィンドーにおいしそうなケーキが並んでいてかなり迷ったのだけれど、ちょっと珍しい味のパッションフルーツとマンゴーのエクレアにした。





店員さんの背後の棚にクッキーがみえたので、それらも購入。
クッキー2種類とエクレア1つで23.6ユーロ。



ここからしばらく歩く、歩く。特別変わったものもなく、疲れたしお腹も空いたけれど、ノートルダムの閉館時間を考えると休憩もとりづらい。
とにかく歩く。







ちょっと誘拐犯っぽい。






Chocolat Chapon(ショコラトリー・シャポン)



こちらもガイドブックに載っていたので立ち寄ってみた。
ボンボンショコラ以外にも、ジャムや他にかわいいラッピングのお菓子が並んでいて、とても楽しい。
友達のお土産によさそうだなあと思い眺めていた。
私のほかにお客さんがいて、そのお客さんがショコラを買ってお店を出ると、男性の少し年配の店員さんに話しかけられた。
「日本の方ですか?」と日本語で聞かれて驚く。
店員さんも日本人だったのだけれど、全然そう思っていなかったのでびっくりしたのだ。

店内の商品を丁寧に説明してくれた。
そういえば結局ボンボンショコラを全く買っていないなと思い、このお店で買ってみることにした。
「バラで1個からでも買えますよ」と言ってくれたので、お店の人におすすめを聞いたり、こちらの好みをきかれたりして、8種類買った。

このお店のキャラクターの男の子がとてもかわいかったので、他に個別包装されたチョコレートを友達のお土産に買った。
デザインも価格も、友達へのお土産にちょうどよさそうなものがいろいろとありました。

入り口にジェラードみたいなものがあって、お店に入るときには後で聞こうと思っていたのに、ショコラを買ったらすっかり忘れてしまってお店を出てしまった。
帰国してからホームページを見たらチョコレートムースバーだった。
これを食べなかったことは、かなり後悔している。。。

(14:45)

April 22, 2016

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今日はミュージアムパスを使うことに決めたので、パスで入場できるところを回ります。

地下鉄で一気に移動。


じつに地下鉄駅らしい地下鉄駅。


友人が興味がありそうな看板を見つけたので撮影。私自身はそんなによく知らないのですが。


朝走ったところの近くまできました。これ、なんだろうと思っていたのだけれど、「自由の炎」というオブジェだそうです。ダイアナ妃はこの下のトンネルで事故死したのだそう。


Pont de l'Alma(アルマ橋)からのエッフェル塔。たしか過去の記事で書いた「改訂版 ガイドブックにないパリ案内 (FIGARO BOOKS)」の本の中で、エッフェル塔が一番きれいに見える橋と紹介されていたと思う。


●Musee des Egouts de Paris(下水道博物館)
ここも上記で紹介した本に載っていた場所です。個人的にとても興味が沸いたのと、ミュージアムパスが使えるということで選びました。

入り口がよくわからず、Googlemapsを片手にうろうろしていてようやく発見。目立たない(笑)


窓口でおじさんにチケットを見せると地下に続く階段を指さされた。ああ、ここが入り口ね。


地下に降りると、突然"博物館スタート"という感じです。


もともとパリの下水道整備はとても遅れていて、一昔前までは排水が酷いことになっていたらしい。
近年ようやく下水道設備が整い、それにともなってその工事の様子などをまとめたのがこの博物館。本物の下水道の一部を美術館として整備して公開しているそうで、普通に下水道の匂いがします。天井からは水滴が落ちてきたり、ごうごうと水の流れる音がしたり。
日本人だとこういう風には作らないだろうなと思える、いい意味で斬新な博物館でした。
とてもおもしろい。
地下下水道の石積みの雰囲気や、太いパイプ類がむき出しだったりというのも、まるで映画みたいでワクワクしました。
華やかなパリの一角にひっそりと存在する、美しい部類とはかけはなれた博物館だけれど、好きな人はそうとう好きなんじゃないかと思います。
ただ、たくさんの観光地がある中で、時間を割いてここにくるかどうかは、よく吟味した方がよいと思います。
簡単に言ってしまうと、地下下水道の通路をひたすらウロウロする、という状態です。解説もフランス語だしね。

私はものすごく楽しんで、ここに来てよかったと思いました。
たくさん写真を撮ったので、それらを紹介。





基本的な上下水道の循環図も。




こうしたマネキンのディスプレイもぽつぽつあります。


クオリティの低い、水辺の生き物たち。












左側の細いところを通り抜けます。


こんなに腐食していて、いいの?




汚水暗渠ですね。


足元に排水。


その網の上に宙づりで展示物。展示をみつつ、下からはごうごうと水流の音が聞こえます。足元を見るとちょっとぞわっとします。




掘削機の模型もいろいろと。


照明器具かな。


ここだけなぜか壁面にイラスト。怖い。




巨大な玉。ボーリング作業のやつかなぁ。




最後に小さな売店があります。
ねずみのぬいぐるみがシュールすぎました。可愛くないし巨大。




私の前にいたお客さんは、ポスターを購入していました。アンティークなデザインで、たしかに素敵なポスターでした。

外に出ました。空気が新鮮で生き返ります(笑)


(15:30)

April 21, 2016

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美術館を堪能したあとは、行きたかったショコラトリーを目指します。ここは、こちらの記事で紹介した本「パティシエと、お菓子好きのための パリ・パティスリー・ガイド」で見て、ぜひ行きたいと思ったお店。チョコレート屋さんなのだけれど、店内にカフェがあり、そちらでは日替わりのパティスリーが食べられる。それで、紹介されていたミルフィーユが目当て。
美術館からテクテクと15分程度歩いたところにお店がある。マレ地区のはずれにあり、立地としてはアクセスのよくない場所だとは思う。

Jacques Genin fondeur en chocolat(ジャック・ジュナン)
外観はシンプルで、宝石店のよう。二股にわかれた道路の間にある三角の土地に立っているのでわかったけれど、一瞬気づかずに通り過ぎてしまうような、すっきりとシンプルな外観のお店。


店内はゆったりと空間がとってあり、チョコレート、キャラメルのそれぞれの売り場と、イートインのカフェの大きく3つのゾーンにわけられている。なんとなく遠慮して店内の写真は撮らなかった。

カフェには2組ほどいたが、全体的に広く席もまだたくさん空いていた。店員さんに声をかえたら、好きな席を選ばせてくれた。席ごとにソファやテーブルの組み合わせが違うので、選ぶのは楽しかった。
紙のメニューはなくて、口頭で今日のパティスリーを説明してくれた。一応日替わり。英語で一気に説明されたので、全部正確に聞き取れたわけではないけれど、この日は、ミルフィーユと、パリブレストとピスタチオのタルトとレモンタルトだったと思う。。。
実は、レモンタルトと迷ったのだけれど、やはりオーダーの都度組み立てられるというミルフィーユが気になったのでそれにした。
飲み物は、コーヒーをオーダーしたらアメリカン?と聞かれてそれにしたと思ったけど、写真を見るとダブルエスブレッソだったかも。




コーヒーには、ショコラとキャラメルがついてきました。
ミルフィーユは絶品。食べづらいのが難点だけど、サクサクのパイ生地とクリームの甘さが絶妙でした。
キャラメルは変わったフレーバーだったんだよなぁ。たしかジンジャーだった気がしたけどなー。

私が食べている途中に隣の席に2人連れの女性客(母と娘?)がやってきた。店員さんが来たら日本語でやりとりしていた。あ、お客さんも店員さんも日本人か。なんだ、日本人スタッフもいたのね。
といってもすぐ横だし、あまりそちらを見るのもなと思い、あえて視線を送らないように過ごした。

お会計をしようとショコラ売り場の店員さんに英語で声をかけたら「日本の方ですよね」、と日本語でかえされた。さっきの店員さんはこの女性か。
フランスは、移民も多いし人種のるつぼで、正直日本人から見ても相手が日本人かどうか判断に迷うことが多い。この方もアジア人なのはわかるけれど、日本人かどうかは見た目では難しい。

お会計をすませた時に、どやどやとお客さんが入ってきた。日本人の若い男の子5人グループ。さっそく先ほどの日本人の店員さんが彼らの接客を始めた。

その後、私も少しチョコレートを見ていたら、またさらに2組お客さんがそれぞれ数名の団体で入店してきたのだけれど、それがどちらも日本人。もう店内日本人客ばっかり。

「なんだこれ、このお店、こんなに日本で人気なのかー」と私も日本人なのにこの状況に驚いてしまったのだが、帰国後に知ったのだけど、ちょうど1ヶ月たたないくらいの間に日本のバラエティ番組でここのチョコレートが紹介されたタイミングだった。

なんかうっとうしくなってきたので、とりあえずすぐ目の前にあった個別ラッピングされたチョコレート菓子を適当に10個ほど買って店を出た。
これ、自分用にも買って食べたけど、美味しいけどかなり甘いチョコレートでした。でも日本人が好きな味。

ラッピングがシックで素敵なので、ショコラの詰め合わせをお土産にしたらいいだろうなと後で思った。

とりあえず自分がカフェにいる最中に、この状態にならなかったのはよかった。
私が言うことじゃないけど、日本人の団体のお客さんって、店内でしゃべりすぎて、やっぱりうるさい。。。


さてどこに行こうか。たしかこの地区にマルシェがあった気がしたので、Google mapsを確認。やはり☆をつけてある。もう昼過ぎなので終わりかけだろうけれど、立ち寄ってみることにした。

空は少し明るくなってきた。細い道を抜けていく。
車は小型のタイプが多かった。




●Marche couvert des Enfants Rouges(レ・ゾンフォン・ルージュ屋内市場)
マルシェの外の通りにもいろいろと出店があった。古書やスカーフやバッグのたぐいや民芸品のようなものなど。あんまり魅力的なものはなかったな。

マルシェの入り口。


たしか最古のマルシェだったかな?!とても小さな路地で、あっという間に一周できる。割合としては飲食店が多く、ちょうどランチの時間帯で、どの飲食店も満席だった。日本食店もあった。安く簡単にランチをすませるにはよさそう。



パン屋さん、とてもおいしそうで買いたかったけれど、まだ半日観光で歩き回るので断念。
大きなパンは、お客さんの好きなサイズにカットして販売していたみたい。


チーズもほんと魅力的。もっと長い滞在なら絶対買ったのにな。




アーティチョークというと、村上春樹の小説を思い出す。時々小説内に登場する食べ物だけれど、私は実際に食べたことがない。


マルシェ自体は、ほんとあっさり一周してしまった。何かを買うというよりは、散歩する感じで立ち寄って、ちょっと軽食をつまむくらいの目的でくるとよさそう。


マルシェを出たところに本屋さん。残念ながら定休日。


途中にあったブラッスリー。店内は地元のお客さんっぽい人でかなり混んでいた。ショーウィンドウから見たこのパウンドケーキとマカロンもおいしそうで、たしかに心惹かれた。




パリの街を歩いていて、建物の壁面に何度か目にしたこれ。謎だけど、気になったので、いくつか写真を撮ったので、今後もたまに登場します。


ふらふらと15分ほど歩く。




Le Bataclan(バタクラン)
ライブハウスに到着。フランスといえば、かつてPhishがヨーロッパツアーで回った場所なので、どの会場で演奏したのか調べてみたら、1つはパリ市内にあるここだった。
1997/2/18にここで演奏していた。
そして、日本のポップアイドルPerfumeのヨーロッパツアーもあったので、その会場も調べたらここだった。2013/7/7の公演。
というわけで、聖地巡礼。

ただ、残念なことに2015/11/13に、ここでテロが起こってしまった。
私が訪れた時には、会場は鉄柵で封鎖されて、花が手向けられ、訪れた人々が手を合わせて祈りをささげていた。

私は、感慨もありつつ、テロの犠牲になった方に祈りをささげてその場を後にした。テロ現場になってしまったことは本当に残念だけれど、個人的には好きな2つのアーティストが演奏した聖地を訪れることができたのは単純に嬉しかった。


(16:16)

April 20, 2016

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休館日の関係と、この日が日曜日ということもあり、念のため事前に日本からネットで日時指定でチケット購入をしておいた。

予定よりジョギングに時間をとりすぎたのと、携帯をフル充電させるために、ちょっと遅くなってしまった。
でも、ホテルからそんなに遠い距離ではないし、歩くのが一番近いので、歩いて向かう。

ホテルを出たすぐそこにあったサン・ニコラ・デ・シャン教会(Eglise Saint-Nicolas des Champs)。中には入らなかったけれど、毎日見るので個人的に愛着が沸いた建物。


昨夜、走って駆け抜けた道を歩く。夜とはまた違った景色。まだ時間が早いこともあるけれど、パリでは物販系のお店はほとんど日曜日が定休日なので、街は静かだった。


マレ地区は細い路地が多い。どこもほとんど片側が駐車スペースになっているんだけど、どうやって停めているんだろうと思うくらい細い通りも多かった。


ピカソ美術館の背面。ドッグランがある。


犬たちと人たち。


美術館入り口側。




9:50頃に入館。9:30に開館したばかりだからか、受付は全く人が並んでいなくて空いていた。予約したのに拍子抜けしてしまったけれど、曜日や季節によっては、ここで相当に待つようなので、待つ時間を減らすなら予約するといいと思う。

事前予約はオフィシャルホームページのBOOKINGSから行なう。ホームページの言語は英語に選択できる。
個人を選び、オーディオガイドをつけるかどうかを選択し、カレンダーを見て希望の時間を選択。精算はクレジットカード。

ちなみに窓口だとチケット代は11ユーロだけれど、インターネット予約だと予約手数料が1ユーロかかるので、12.50ユーロかかる。

受付でチケット発券をしたスマホ画面を見せる。
で、ここで、ダメもとで交渉。
「ネットから予約してカードで支払い済なのだけれど、ミュージアムパスを買ってしまったので、もしできるならミュージアムパスで入って、予約分をキャンセルしたい」と伝えた。

ミュージアムパスでも、優先入館できるのかどうかはわからない。

受付のお姉さんはすぐに理解してくれて、笑顔でそれで大丈夫だと対応してくれた。
で、キャンセルのチケットと、今日入場するためのバーコードを発券。
私が自分で何か手続きをする必要があるか聞きたかったのだけれど、そこのやりとりがうまく通じない。
お姉さんは私が理解する限り、カードで払い戻してくれると言っているみたいだったので、それでよしとした。
(その後払い戻された気配はないけれど、もともと私の都合で無理をいったので、まあいい)

地下にクロークがあったのでコートとストールを預けた。コインロッカーではなく、人が対応してくれるクローク。
上着を預けると一気に身軽になる。建物の中は快適な空調がきいていて、コートを脱いでいる状態で、寒すぎず暑すぎずちょうど良い温度になっていた。


ひとつひとつの作品の感想を言ってもしょうがないけれど、もともとピカソは好きで、日本でもピカソ展があればよく足を運んでいた。
でも日本で見ると、どうしてもテーマ別に、たとえば女性がテーマとか、青の時代だけとか、後期だけとか、そういう展示になりがちなので、こうしてただひたすらにピカソの生涯の作品がたくさんまとまって鑑賞できるというのは、実際に目にしてみて、とても素晴らしいことだなと思った。


同じデッサンから作成した数枚の作品の展示が面白い。
また、個人的にピカソがよく書いていた雄牛をモチーフにした作品に興味があったのだけれど、それもまた、複数の作品がまとめられていて、いろんなパターンの作品を鑑賞することができた。

建物のこじんまりとした感じや、展示室があまり大きくない部屋に少しずつ区切られているのもあって見やすかった。
人も少なくて空いていたのもよかった。
建物の周り順がいまいちよくわからなかったのだけれど、歩いているうちにだんだんと建物の構造がつかめてきて、気に入った展示に戻ったりしながら、時間をかけてゆっくりと鑑賞した。


もちろん写真撮影もOKなので、気に入った作品はよくばってたくさん撮ってきた。

この針金の人もピカソ作だって。












階段のあるところの天井


最上階から見下ろすと、カフェスペースのようなものが見えたけれど、そこには出られないようだった。常に解放している場所ではないらしい。中庭のように見えるところが美術館の入り口。










これは多色刷りの版画。作品として好みなわけではないけれど、色使いがすごくてじっくり見た。
消しゴムはんこで多色刷りを試しているので、かなり興味があります。


じっくり見ても、見れば見るほど、どの色がどういう版を使って重ねているのか、わけがわからなくなってくる(笑)


これも版画の版板。


これ好き。これを見て、ああそうだ、ピカソといえば鳩のシリーズも素敵なんだよなと思いだした。


そのあとにこの写真。良い写真。


絵画以外にも、メモや手紙やこまごまとした小さな書類もアクリル板に挟んで展示してあって面白かった。
動画と音声を使ったモニターも何か所かあったのだけれど、日本語解説がないのでわからなかった。

回り終わる頃には、全体的に鑑賞するお客さんが増えてきたように感じた。

全館をまわって出口のところが、ちょうど受付カウンターの前に戻ってくるのだけれど、昼時になったこの時間はすでに50人ほど受付の列に並んでいた。

帰りに売店をのぞいてみたのだけれど、大量にピカソ関連のアイテムがあるのに、これが欲しい!というものに出会えず何も買わなかった。
それにしても、美術館は本当に素晴らしくて、時間を気にすることなくゆっくり鑑賞して午前中まるまるここで過ごした。
もしもまたパリを訪れることができたら、ピカソ美術館はまた絶対に行く。

(11:14)