アマゾン河巡回診療船実習


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 世界最大の流域面積を誇るアマゾン河。その流域には多くの無医村が存在しています。
 それら無医村に住む人々のため、ブラジル政府は「巡回診療船」を運営しています。
 
 今回私達は、4泊5日でその巡回診療船に同乗させて頂きました。

 

一緒に乗船したのは医師、歯科医師、看護師、薬剤師、社会福祉士、調理師の計25名。

 

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 部屋はミルトン先生と私達
3人を合わせた4人部屋。身体のでかい4人が入るとなか

なか窮屈ですが、寝るには十分です。

 




CIMG0951 トイレ・シャワーはアマゾン河の水がそのまま出てきます。
 もちろんお湯は出ません。
 初めこそ勇気が要りましたが、ジャングルの灼熱の太陽が照らしたアマゾン河の水は、ほのかにぬくもりを感じさせてくれました。

 コップに集めて見てみると、若干茶色なのがわかります。 

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船の出港予定時刻は夜9時。でも出発したのは夜10時過ぎ。なんと最後に来たのは船長でした。これぞ南米時間。
 まだ時差ボケの若干残る私達は、船が出航するとそのまま眠りに入ってしまいました。


 
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 次の朝、目覚めるとともに甲板に出ると、そこには見たことの無いような景色が広がっていました。
 
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度の大パノラマ。アマゾン河は河と呼べるような物ではなく、湖、嫌もはや海と見間違える程の雄大な力強さを持っていました。
 こんな景色、図鑑でも見たことありません。
 空と河の無限の青の中に映える奥深い緑。自然の力強さを感じずにはいられません。

 

  巡回診療船は午前午後一つずつ村をめぐります。私達が村に着くと、診察を待ちわびた人々が集まっていました。

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近くの村落からボートで集まってくる人々もいます。

 




 
 さて、この
45日、私達の仕事はアマゾン河流域に住む人々の「白内障」を中心とした眼疾患の調査。これは藤田の現地研究テーマです。
 眼科医でいらっしゃるミルトン先生の協力の下、問診を取り、視力検査を行い、スリットランプと眼底鏡を用いて確定診断します。

 

行う場所は村の公民館のような場所か船内の診療室。

 ポルトガル語による問診と視力検査は平田と前田の仕事。

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 慣れない言語な上に、視力検査などやったことの無い人々が大半で、始めのうちは検査の説明をするのにも四苦八苦でした。

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 問診では名前の書き取りが特に難しく、視力検査では「ななめ」の概念が無い現地の
方々が多いのが印象的でした。


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 藤田はミルトン先生とともに白内障や翼状片などの眼科疾患の有無を診断しました。

 





 朝から夕方まで休むことなく眼疾患の調査を行った我々は、慣れない環境ということもあり、お腹はペコペコ、体はクタクタ。船内の食事にかぶりつき、食べ終わると石のように毎晩眠りにつきました。

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